仰天!!欠陥写真集 エピソード6

エピソード6( これでも「瑕疵」はないのですか?)

これまでにも再三お伝えしていますように、大津京ステーションプレイスには数多くの瑕疵(欠陥)が存在しています。いわば、瑕疵(欠陥)のデパートと化している状態です。このことも再三お伝えしていますが、このような状況においても南海辰村建設は「本件マンションには瑕疵はない」さらには、「マンション住民には真摯に対応している」と言い続けています。

今回は大津京ステーションプレイスの主だった瑕疵(欠陥)写真を抜粋しましたので、初めて本件欠陥マンションブログをご覧になる方々でもお分りいただけるように、「仰天欠陥写真集」として紹介したいと思います。 
※各写真をクリックすると拡大して表示されます。

1.ウォーターベットと化した屋上防水

○yane01

雨漏りが発生したため、屋上の水張り試験を行い、防水を確認したところ、
防水層の下部に水が入り込んだ。その結果、屋上防水層はぶかぶかの
ウォーターベットとなり、信じられない光景となった。(下.写真も同様)

○yane02

○yane03

ウォーターベットとなった原因は、屋上外周にあるパラペット(立ち上り)
が異常に低いため、屋上外周部の防水仕舞がきちんと施工されていないため。
建築施工の常識を無視した、あり得ない工事。

○yane04

屋上外周部のパラペット(立ち上り)の高さは、わずか4センチ。
人の手も入らないような状態で、どのような防水施工がおこなわれたのか?
大いに疑問が残る。

2.かぶせただけの屋上ベントキャップ

bentcap

平成25年9月16日の台風18号により、防風スクリーンだけでなく、
屋上の通気管の蓋(ベントキャップ)が地上40mの高さから落下した。

○yane05

屋上に設置されている数多くの通気管は蓋(ベントキャップ)がかぶせてある
だけだった。
ベントキャップは簡単に外れ、驚くべきことに、内側の塩ビ管と
外側の鋼管の間のすき間には廃材が埋め込まれていた。(下.写真も同様)

 
○yane06

3.最上階(14階)部屋でおきた滝のような雨漏り

○14heya01

屋上の水張り試験を行ったところ、防水層の下部に入り込んだ水が滝の
ように最上階部屋に降ってきた。まったく、屋上防水が機能していなことを
裏付けている。(下.写真も同様)

○14heya02

4.雨漏りにより、最上階部屋にはカビが発生!!

○kabi0 1

最上階の部屋には雨漏りの湿気によってカビが発生していた。(下.写真も同様)

○kabi02

5.ずさんなコンクリート工事

con01

梁下部のコンクリートが材料分離をおこし、砂状になっている。

con02

コンクリートの打継部から、流れ出したコンクリートがひび割れ状の
亀裂になっている。ずさんなコンクリート工事だったことがよく分かる。

○con03

コンクリートが充填できていない部分(ジャンカ)

○con04

異物が混入している。コンクリート打設前の清掃、点検が出来ていない
ことを裏付けている。(下.写真2枚も同様)

○con05

コンクリートに木が埋まっている。

○con06

コンクリートにプラスチックが埋まっている。

6.危険な電気室 

○denki001

変電設備への立入禁止表示板。保安フェンス内への立入りを禁止している。

○denki002

保安フェンス内に取付られている配水管。
水管より漏水があれば、感電事故につながりかねない。

○denki003

保安フェンス内に取付られている配水管。
水管のメンテナンス等はどのように行うのだろうか?

7.悪臭漂う管理人室のぼっとん便所

管理人室の中になぜか汚水桝が設けられている。

○l02
部屋の中に汚水桝を設けることは、常識ではあり得ないこと。しかも、
汚水桝のフタは防臭仕様になっていなかった。そのため、管理人室
だけでなく、隣接するエントランスホールまで悪臭が漂う事態となった。

8.点検できない雨水貯水槽

○usui01

雨水貯水槽に設置されているポンプ等を点検するためのタラップが途中ま
しか取付けられていないため、仮設用のハシゴを針金でくくり付けている。
南海辰村はこのような状態で建物を引き渡そうとしていた。

○usui02

南海辰村には、建物をきちんと完成させるという概念を持ち合わせていないようだ。

○usui03

雨水貯水槽へ入る点検口。点検口と下へ降りるタラップの位置がずれてい
 のが分かる。一体どのようにして、雨水貯水槽へ入ればいいのだろうか?

9.水没する立体駐車場地下ピット

○chika01

地下水の浸入によって、水没した立体駐車場地下ピット。
立体駐車場のパレットまで水没している。

○chika02

水没した立体駐車場の水深を測ると、80センチになっていた。
立体駐車場地下ピットへの浸入水は定期的にポンプにより排水
しているので、浸入水の累計深さは3メートル近くにおよぶ。

○chika03

立体駐車場地下ピットのコンクリート打継部には、すき間があいている。
コンクリートのすき間からは鉄筋の錆汁を含んだ地下水が浸入し続けている。

○chika04

立体駐車場地下ピットへの浸入水にはコンクリートの成分に鉄筋の錆汁が
混じっている。鉄筋が腐食すれば、構造耐力にも悪影響が及ぶのは明らか。 

(下.写真2枚も同様)

○chika05

○chika06

○chika07

 立体駐車場への浸入水によって、立体駐車場の昇降
チェーンも錆びつき、使用不可能な状態になっている。

○chika08

昇降チェーンの錆がピット上に溜まっている様子。
立体駐車場の昇降チェーンも錆つき使用不可能な状態になっている。

今回、紹介しました瑕疵(欠陥)写真をご覧になられた方々は、これで瑕疵(欠陥)はないと思われますか。
また、南海辰村建設の「マンション住民に対して真摯に対応している」というコメントをどのように受止められますか?
これで「瑕疵(欠陥)がない」というのであれば、南海辰村建設は、これまでにどのような建物を建設し、また今後もどのような建物を建設しようとしているのでしょうか。理解することができません。
 
南海電鉄グループ、南海辰村建設の皆さん、この裁判が始まってからもう6年になろうとしていますが、もうこれ以上うそをつくのはやめてください。力による目に見えない圧力、妨害、ごまかしを繰り返し、弊社を苦しめてきましたが、世間の目を、そして司法を、これ以上、あざむくことはやめてください。世の中には、力に屈せず、正義を求める人間がいることを、また正義を見極めようとする多くの人々がいることを知ってください。
 

大津京ステーションプレイスの瑕疵(欠陥)は、今回紹介した以外にも多く存在しています。本ブログでは仰天欠陥写真集2として、今後も紹介していきたい思っています。

読者の皆さま、次回「エピソード7」を楽しみにお待ちください。

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