私たちはクレーマーじゃない

今回は私たちが南海辰村建設にクレーマー呼ばわりされていることについて、お話しようと思います。

平成2111月、大津京ステーションプレイスの建物全箇所の施主検査を終えた時、私たちは、指摘した不具合を南海辰村建設がすべて手直しさえしてくれれば、残りの鍵を受け取り、工事代金を支払う用意がありました。

残っている手直しは、約1350箇所。

これは、全108戸の専有部と共用部を合わせた総数ですから、一戸当たりにして約1213箇所となり、内容もクロスのめくれ、傷、汚れ、建具の調整などのごくごく一般的な軽微なものがほとんどです。マイホームの新築や新規分譲マンションを購入された事がある方であれば、この数字・内容が通常範囲内であることがご理解いただけると思います。 

にもかかわらず、南海辰村建設は手直し工事を全く行いませんでした。それどころか平成22年12月に、南海辰村建設は私たち大覚をクレーマーに仕立て上げるような内容の文書を大津京ステーションプレイスの居住者全戸に配布しました。

更に自社ホームページのIR情報に「大覚が主張する手直し工事は過剰な要求である」と発表してきました。

この公表以降、大覚に対する風評被害がネット上で急速に増大し、弊社は信用を失墜することになりました。特に、「マンション口コミ掲示板」というサイトでは、この事件の内容だけではなくマンション管理事業会社や、社員に対してまで良くない噂が広まりました。

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この風評被害が原因でマンション管理事業会社が大きな被害を受けました。今まで管理していた複数のマンションから、管理委託契約が解除されるような事まで起こったのです。

なぜ南海辰村建設は、私たちをクレーマー呼ばわりする必要があったのでしょうか。

南海辰村建設が「大覚が主張する手直し工事は過剰な要求である」、「手直しは完了している」と言っている主張は事実ではないからです。

つまり、私たちをクレーマー呼ばわりすることで、自分たちの虚偽を正当化しようとしているのです。

冒頭でも言いましたが、私たちは、指摘した不具合を南海辰村建設がすべて手直しさえしてくれれば、残りの鍵を受け取り、工事代金を支払う用意がありました。

結果的にはその後、重大な瑕疵が次々と見つかるので、支払わなくて正解だったのかも知れません。 

大事なことなので、繰り返し言います。

私たちはクレーマーではありません。

(社員S)
 


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