台風18号被害<防風スクリーンが落下>

先日の台風18号において、またもや大津京ステーションプレイスの欠陥が明るみになりました。最上階(14階)の防風スクリーンガラスが落下したのです。

私はすぐに駆けつけ被害状況を確認しました。1枚は隣接マンションの住人さんの車と受水槽に直撃していました。そのため断水になりご迷惑をおかけしたこと、大変申し訳なく思っております。また、1枚は近隣店舗の建物の壁に直撃し、多大な被害が出てしまいました。ご迷惑をおかけし大変に申し訳ございません。

後の2枚は幸い草むらでしたので被害はありませんでした。しかし、他の防風スクリーンも点検したところ、今にも落下しそうなところが3か所以上もあり、弊社にて応急処置をいたしました。その様子からずさんな取付工事がもたらした結果であることは明らかです。


今回の台風は滋賀・京都においては降水量こそ記録的なものでしたが、風の強さは平均的な台風とあまり変わらないものです。また実際のところ、隣接する他のマンションでは同様の事故は聞いておりません。また起きないのが普通です。 何のための「防風スクリーン」なのでしょう。


ここは駅も隣接しており普段は人通りの多い場所です。もう少し風が強かったら…風向きが違ったら… 人命に関わる事故になった可能性は大いにあります。それを思うと本当にゾッとします。むしろ、今回は人身に関わらずに済んだ事のほうが幸運と言えるのではないでしょうか。

弊社としては第二回の施主検査及び裁判所に防風スクリーンやガラス手摺の工事欠陥があることを伝えてきましたが、南海辰村建設は問題ないと主張していました。にもかかわらず、このような結果に至り非常に残念です。

私はこのような手抜き工事を行った南海辰村建設に強い憤りを感じています。
上場企業の建設会社がこのような危険な建築物を作っていて良いものでしょうか。
この南海辰村建設が施工した他の建築物についても同じような危険性があるのではないかと案じてやみません。

(社員T)

 

typhoon5

近隣マンション住人の自家用車5台が破損

typhoon2 

最上階(地上40M)のこのような高さから落下

typhoon4

このような分厚いガラスの防風スクリーン

typhoon3

場所が悪ければ人命に関わる大惨事だった

typhoon1

ずさんな取り付け工事がこのような結果になった

弊社専用サイトに関連マンガがあります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。