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大津京ステーションプレイス驚愕の写真集・Vol.6
(連載第32回)
目 次
大津京ステーションプレイス驚愕の写真集・Vol.6
監理会社と結託した南辰は、施主を騙して3億円ものスペックダウン(品質落とし)をしました。黒幕さん、そのお金をどのように使ったのですか? 下請けさんと山分けしたのですか? 北海電鉄の会長さん、南辰の社長さんは知っているのですか? 泥棒と同じですよ。悪いことをして稼いだお金を元手にして、また悪いことをするのですか?
(覚くんの想い)
■構造に関わる品質落とし■
●杭の支持層未到達
平成二十七年、横浜で発覚した傾きマンションのニュースは日本中に激震を走らせた。傾きの原因は杭が支持層に到達していなかったためだ。この問題を契機に、大津京ステーションプレイスでも杭の調査を行った。
調査した六本の杭のすべてに問題があった。ニ本は支持層に全く届いておらず、四本は支持層への根入れ不足(杭が支持層に中途半端に刺さっている状態)であったことが判明した。
●杭(くい)工事の不正と品質落とし
施主に無断で大幅な減額工事が行われていた。工事の変更について、大覚は南辰から一切報告を受けておらず、南辰の独断で行われていた。杭(くい)工事の減額分は合計で1500万円にものぼるが、このような契約図と異なる工事は他にも多数存在している。
<アンカー筋の本数が減らされていた>(52本→43本)
杭のアンカー筋は、建物の基礎梁と杭をつなぐ重要な鉄筋である。その本数が52本 → 43本に無断で減らされていた。
<杭の鋼管厚みが薄くされていた>(16mm →14mm)
<杭の直径が細くされていた>(2m→1.8m)
大覚が要求していた杭(くい)工事の仕様内容は、直径2m、杭頭部のリブ付鋼管の厚みが16mmの杭(くい)を22本 使用することであったが、実際に使用されたものは:
●直径2m、杭(くい)頭部のリブ付鋼管の厚みが14mmの杭が4本、
●直径1.9m、杭(くい)頭部のリブ付鋼管の厚みが14mmの杭(くい)が12本
●直径1.8m、杭(くい)頭部のリブ付鋼管の厚みが14mmの杭(くい)が6本
<主筋の径が細くされていた>(鉄筋径32mm → 25mm)
主筋は、D32(鉄筋経32mm) → D25(鉄筋経25mm) と、無断で細いものに変更されていた。
●鉄筋工事の不正
南辰は多くの箇所で鉄筋工事の不正をしていた。これらの不正によって南辰が不当に得た金額は1500万円以上に上る。
<基礎梁スターラップ(あばら筋)の施工不備>
平成27年9月15日に実施された現地見分の前日、打ち継ぎ部のコア抜き箇所を決定するために南辰自らが基礎梁の鉄筋探査を行い、配筋の間隔を測定した。この測定により、基礎梁コンクリート内のあばら筋の間隔が、本来あるべき間隔よりも10センチ以上広い箇所が多数あることが露呈した。鉄筋工事における南辰の手抜きを自ら証明してしまったのだ。
基礎梁の配筋間隔を鉄筋探査機で調査すると、配筋間隔が設計より広くなっている箇所が何十カ所も発見された。上の写真は、140ミリ、150ミリの配筋間隔だが、本来は100ミリ間隔で配筋されなければならなかった。
南辰はせん断補強筋の配筋間隔について、100ミリ間隔で配筋すべきところを意図的に、150ミリで施工していた。この不正をごまかすために南辰は黒板の文字を150から100に書き換えていた。このごまかしも南辰の工事記録写真から発覚した。
南辰の工事記録写真。記録には地下受水槽室の基礎小梁FB5Aのスターラップ(あばら筋)の種類及び間隔は、D13ピッチ100ミリと記載されている。しかし、写真をよく見ると実際には150ミリで施工されておりスターラップが不足していることが分かる。
<基礎梁(きそばり)スターラップ(あばら筋)の重ね継手(かさねつぎて)部の施工不良>
南辰の工事記録写真から、基礎梁のスターラップ(あばら筋)が密着していないことが分かった。鉄筋を密着させなければ、せん断補強として有効に作用せず、構造耐力の著しい低下を招く。基礎梁コンクリートの打ち継ぎ部で一体化していないばかりか、コンクリート内部でも鉄筋が一体化していなかった。
平成27年9月15日の現地見分のコア抜き検査前日に南辰は大津京ステーションプレイス基礎梁の鉄筋探査をした。南辰は工事記録写真のみならず、鉄筋探査でも、あばら筋が重ね継手部で密着していないことを自ら証明した。
大覚の調査でも、あばら筋の重ね継手部で鉄筋同士が密着していない箇所が多くの箇所でみつかった。南辰の工事は本当にずさんだ。
<梁貫通孔補強部のせん断補強筋(あばら筋)の不足>
コンクリートに孔(あな)を開ける場合は孔の周辺に鉄筋を確実に設けて補強しなければならないのだが、貫通孔際(かんつうあなぎわ)のせん断補強筋(あばら筋)が不足していた。この写真は南辰が裁判に提出した工事記録写真だが、いかに南辰が手抜き工事をしていたかがよく分かる。南辰は工事の欠陥がばれるのを恐れて工事記録写真を出してこなくなった。
孔際(あなぎわ)せん断補強筋(あばら筋)が不足していた。工事の品質を落とせば、安全性は確保できない。
<基礎梁貫通(きそばりかんつう)補強筋がない>
立体駐車場地下ピットの基礎梁。貫通孔の直径が10センチを超える場合は、貫通孔補強筋を入れなければならないのだが、検査の結果、貫通孔補強筋がないことが判明した。そのため、基礎梁に2ミリ以上の構造クラックが多数発生している。建築常識を無視した、ずさんな工事だ。これでは、安全な建物ができるわけがない。
基礎梁の直径110ミリの貫通孔(かんつうこう)の廻りに貫通補強部材が施工されていなかった。そのため基礎梁に構造クラックが発生している。建物の構造耐力が著しく低下している。
南辰は間違えて孔を開けてしまったため(上の孔)、下にもう一つ孔を開けた。その際に鉄筋まで切断していた。二つの大きな孔の周りには貫通孔補強筋が無かった。建物の構造耐力、耐久性が著しく低下している。
<基礎梁(きそばり)スターラップ(あばら筋)が切断されている>
構造体の鉄筋である「あばら筋」を切断した事により、鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートに貫通クラックが入っている。あまりにもずさんな工事だ。構造耐力をおおきく低下させている。
①排水孔(はいすいこう)を開ける為にコンクリート打設前にスリーブと呼ばれる管(くだ)を設置するのだが、南辰が紙製のスリーブを使ったため、コンクリートの重量に耐えきれず潰れて、コンクリートが埋まってしまった。本来ならばコンクリートの重量に耐えられるように塩ビ製の強度のある管を使う。
②南辰は、潰れた最初の孔(あな)を放置して、鉄筋を切断して排水孔を開け直したが、ずさんな施工のために、排水孔が逆勾配(ぎゃくこうばい)になってしまい、水が排水されることなく溜まり続けている。
<配筋における副帯筋(ふくおびきん)の寸法違い>
柱の配筋において、柱主筋と副フープ(副帯筋)のコーナー部に隙間があいているため、副帯筋が柱のせん断補強筋として有効に作用せず、建物の構造耐力を著しく低下させている。
<柱主筋の本数を大幅に減らしていた>
契約図面と竣工図の柱リストの鉄筋本数を比較してみると
契約図面に24本とある外側の柱主筋が18本に減らされている。また、契約図面では柱中央部に4本の鉄筋があるが、実際の工事を反映した図面(竣工図)では中央部に鉄筋はない。さらにフープ筋も減らされていたことが分かる。柱の強度が大幅に低くなっている。
コンクリート打設工事の様子。この写真に写っている柱部分の主筋(縦の鉄筋)が大幅に減らされていた。南辰の鉄筋工事は多くの箇所で鉄筋の間隔が広い所や狭いところがあり、全くデタラメな配筋だった。
契約図面に32本とある外側の柱主筋が24本に減らされている。さらに、契約図面では柱中央部に8本の鉄筋があるが、実際の工事を反映した図面(竣工図)には柱中央部の鉄筋がなくなっている。また、主筋の太さも細くされていた(D35→D32)。施主に相談もなく、勝手に工事の品質を落としていた。契約違反だ。
南辰は柱主筋の本数を大幅に減らしていた。その他にも、あばら筋の切断、柱配筋副フープ寸法の不正、あばら筋不足、梁主筋あき寸法不足、あばら筋重ね継ぎ手部施工不良、基礎梁貫通補強筋なし、スラブ配筋不正、梁筋不足など鉄筋工事で数多くの瑕疵が見つかっている。
契約図面に32本とある外側の柱主筋が10本も減らされ、22本になっている。また契約図面では柱中央部に8本の鉄筋があるが、実際の工事を反映した図面(竣工図)では中央部の鉄筋がなくなっている。南辰が不正にスペックダウンしたこれらの柱を人間の骨に例えるならば、骨の中がスカスカでもろくなっている骨粗鬆症の状態に等しい。骨粗鬆症になると、骨の強度が低下して、骨折するリスクが高い。大津京ステーションプレイスは大変に危険な状態だ。
■専有部の品質落とし・室内■
●システムキッチンの品質が落とされている
大津京ステーションプレイスのシステムキッチン「クリンレジデンス」の引き出し側面に、『Q-FIT』という刻印が入っていた。
調べてみると「Q-FIT」はマレーシアの金具メーカーだった。つまり、大津京ステーションプレイスに据え付けられているシステムキッチンは東南アジア製の部品を組み合わせた製品であり、見た目にもデザイン的にも統一されていない安価な代物だと言える。
クリナップ販売代理店に問い合わせたが、説明に来てもらえなかった。仕方なく、取引先の伝手(つて)を頼り京都のクリナップ販売会社社員に見に来てもらうと、キッチンを見るなり、その社員は「これはウラボンです。正規品ではありません」と言い切った。持参したカタログを調べてもらうと、「クリンレジデンス」はカタログに載っていなかった。
洗面化粧台(左)は木目が縦方向。システムキッチン(右)は木目が横方向。色目もはっきりと異なっている。同じ会社の同じシリーズの製品とはとても思えない。同じ部屋にこのような色違いのでたらめな製品が設置されているのはおかしい。作りが雑で品質の劣る東南アジア製の製品を使って、デタラメな施工を行った結果、このようなアンバランスな模様となってしまったのだ。ヒドイ話ですね。南辰さん、こんなデタラメなことをしたらだめですよ。
通常、システムキッチンと洗面化粧台は同じメーカーのものが使われ、デザインも統一されている。大津京ステーションプレイスでは、キッチンと洗面台の扉はどちらも木目調だが、キッチンではヨコ方向、洗面化粧台ではタテ方向で、色も異なっている。同じデザインではない。
室内は、システムキッチン、床(フローリング)、収納庫扉の色目や柄目、材質が統一されていない。バラバラだ。通常はデザインや色、材質が統一されているものだ。こんなデタラメな施工はありえない。いかに南辰の施工がデタラメだったかということがこの部屋を見ただけでわかる。
他にも、同様に室内のデザインが統一されていない。システムキッチン、床(フローリング)、収納庫扉の色目や柄目、材質が全く異なりバラバラだ。棚、収納庫、床、システムキッチンのすべてがデタラメの施工だ。南辰さんアパートでもこんな施工はしませんよ。また、レンジフードも東南アジア製で、ひどいスクラップのような製品が使われている。南辰さん、この品物をどこで調達してきたのですか? 日本の製品ではないですね。
システムキッチン、床(フローリング)、キッチン入口枠、カウンター天板の色目や柄目、材質がバラバラで統一感が欠如している。どの部屋もこのようにデタラメで、バラバラな施工だ。すべてアジア製の製品です。どこかの倉庫で余っていた材料を使って作らせた製品と違いますか?
どんな材料を使って作られたのか分からない。検査済証も貼ってあるのに、作りが雑でがたがただ。大覚が分譲した他のマンションでは考えられないことだ。南辰は組織ぐるみで設置品目の品質を落とし、工事費をごまかしていた。
収納棚の扉を閉めても隙間が開いている。特に下の方の隙間が広くなっている。施工が全部デタラメだ。
よく見ると扉が揃っていない。ガタガタだ。材料の品質を落とし、おまけに施工もずさんなのが南辰品質だ。ひどい施工、ひどい製品だ。どこから持ってきたのだろう。こんなバラバラな製品はどこを探してもありませんよ。
●コーキングで誤魔化す洗面化粧台の隙間
洗面化粧台にボールペンが落ちるような隙間がコーキングで埋められていた。通常であれば片側5ミリ程度の隙間である。2センチでは隙間が広すぎる。どの部屋もこのようなひどい施工だ。システムキッチンも洗面化粧台も東南アジア製のものだった。大覚が契約していたのはクリナップ製、もしくはタカラ製の国産品だった。
●室内は品質落としのオンパレード
①キッチン入口が三方枠設置になっていなかった
②室内扉カットガラスを型板ガラスに変更
③木製巾木(はばき)をソフト巾木に変更
④和風琉球タタミを一般タタミに変更
南辰は勝手に設備品目の品質を落とし、でたらめな施工をやり放題していた。スペックダウンで抜いた3億円を、黒幕さん、どのように使ったのですか、あなたが一人占めしたのですか。みんなで分けたのですか。役員にも配ったのですか。そして、あなたが、このような黒いお金を使って、南辰を牛耳っているのですか。
●キッチン入口が三方枠設置になっていなかった
キッチン入口が設計図通りに施工されておらず、三方枠設置になっていなかった。黄色枠内写真はキッチン入口が三方枠になっている例。契約していた施工ができておらず、でたらめな施工だった。
●室内扉カットガラスを標準品に変更
室内扉のガラスは契約図面ではカットガラス仕様になっていたが、南辰は安価な型板ガラス(標準品)に変更していた。黄色枠内写真はカットガラス仕様の扉。全部の部屋ででたらめな施工をし、勝手に設備品目の品質を落としていた。南辰さん、子供でもこんなことをしませんよ。日本中探しても、こんなデタラメな品目変更は行いませんよ。南辰さんだけですよ。こうやって抜いたお金をどうしたのですか? 黒幕さん、3億円ものお金は、さぞ使い勝手が良かったでしょうね。多くの役員にばらまいたのでしょうね。南辰の役員はどのような人なのでしょうね?
●木製巾木(はばき)を塩ビ製ソフト巾木に変更
契約では木製の巾木(はばき)を施工するはずだったが、南辰は勝手に安価な塩化ビニール製ソフト巾木に変更していた。南辰はデタラメな施工をし、好き勝手なことをしていた。品質を落とし、安価な製品に変更していた。
●和風琉球タタミを一般タタミに変更
契約図面では和風琉球タタミを設置することになっていたが、南辰は勝手に安価な標準品に変更していた。黄色枠内写真は和風琉球タタミ設置の例。南辰はヒドイ施工です。
●洋室床フローリングをカーペットに変更
洋室の床はもともとフローリングの契約であったが、南辰は勝手にカーペット敷きに変更していた。材料費を誤魔化すためだ。南辰はお金のためなら何でもする。
●ユニットタイプのクローゼットを在来工法に変更
契約では、ユニットタイプのクローゼットを設置することになっていたが、在来工法で棚と扉を付けただけだった。日曜大工のような安っぽい仕上がりのクローゼットに変更されていた。
この様なクローゼットの造りは、可動式の棚ではないため、多目的用途では使えない(赤枠の写真は可動式の棚)。南辰はできるだけ多くの金を抜くことを企み、勝手にデタラメな施工をしていた。デタラメな工事をして、瑕疵物件を造り、建物の完成・引き渡しは完了したと主張し、全ての責任を施主である大覚に押し付けている。
●止水板が施工されず雨水が室内に侵入
大津京ステーションプレイスでは部屋内の床面がベランダより約1.5センチ低く施工されているため、吹きぶりの雨が室内に浸入してしまう。雨水の浸入を防ぐための止水板がサッシュの下に施工されていなかった。このままでは、部屋中の家具が全部、湿気によってカビが生え、腐ってしまう。
コンクリート床面にモルタルで後施工(あとせこう)した立ち上がりだった(ドライバー位置がコンクリート床面)。そのため、床と縁が切れており、隙間から雨水が浸入してしまう。通常であれば、ここに止水板(金属製の板)を設置し、雨水の浸入を防ぐのだが、止水板は設置されていなかった。これは南辰が計画的企み、罠を仕掛け大覚を陥れるための段取りだった。数年経てば、室内の家具などいろいろなものが使い物にならなくなる。そうすれば必ずお客様が大覚に苦情を言ってくる。これはまさに大覚を陥れるために南辰が蒔いた悪の種、時限爆弾だ。大覚を仕留める段取りをし、倒産に追い込む仕掛けを作っていたのだ。
後施工(あとせこう)で立ち上がりが施工されていた。スラブ(コンクリート床)と一体化していない(縁が切れている)ため、止水の役目を果たしていない。止水板もなかった。これではベランダ側から雨水が室内に侵入してしまう。材料をごまかし、工事もずさん。南辰の施工では、安心して住めるマンションはできるはずがない。まともな建設会社ならこんなデタラメな施工は絶対しません。
●サッシュ遮音性(しゃおんせい)の等級落とし
大津京ステーションプレイスは、駅の近くにあり、電車の通る音を抑えるために、契約では遮音性が高いサッシュを使用することになっていた。ところが、南辰は勝手に遮音性の等級を落とし、安価なサッシュを設置していた。南辰は施主に黙って、サッシュまで取り換え、ひどい施工をしていた。設備の品質を落として、自分勝手な利益追求をしているのが南辰だ。契約違反を承知で、勝手にサッシュの品質を変えていたらどうなると思いますか。元の契約通りのサッシュに戻すには、数千万円もの工事費がかかります。これも南辰さんの、計画的罠ですか?
契約図と竣工図を比較すると、契約図ではT-2(30等級)になっていたのだが、南辰は施主大覚に何の相談もせず勝手にT-1(25等級)に遮音性の等級を落としていた。
※等級の数字が大きいほど遮音性が高い。
14階から見下ろしたJR大津京駅ホーム。こんなに駅に近いのだから大津京ステーションプレイスには遮音性の高いサッシュの設置が不可欠だ。
■共用部の品質落とし■
●消防設備(消火栓)の品質落とし、法令違反
平成22年12月6日、3本並んでいる消火栓の下の「連結送水管送水口用弁格納箱」の周りを掘り起し、埋設配管を調査した。
「連結送水管送水口用弁格納箱」の周りの土を掘り起し、埋設配管の状態を調査する大津市中消防署調査員。
竣工から約1年を経て、すでに錆びが発生していた。「連結送水管送水口用弁格納箱」の外側には、埋設してはいけない配管継ぎ手①②が土中で腐食していた。材料も品質を落とし、使ってならない配管を使って施工していた。こんなデタラメな施工は無い。消防署の調査員の方々も驚いていた。これも大覚を倒産に追い込むための罠を仕掛けていたのだろう。1年経って錆び、使い物ならない製品を使って施工をするのは日本中探しても南辰しかありません。
配管継ぎ手①:本来埋設してはいけないはずの配管継ぎ手が土中に埋もれ、腐食がかなり進んでいた。
配管継ぎ手②:土中に埋もれ錆びついていた。ここでも南辰は安全性を度外視した悪質な工事をしていた。こんなヒドイ施工、使ってはならない配管を使った施工は考えられない。
調査後、平成22年12月17日付で「立入検査結果通知書」が大津市中消防署から届いた。法令違反が多数あり、速やかに是正するようにと通知された。また、「連結送水管送水口用弁格納箱付近の埋設配管の防食措置を施すのが望ましい」とある。消火配管は火災発生時に重要な役目を果たす消火設備である為、埋設配管は腐食しにくい材料を使用しなければならない。こんな建物で、万一火事になったら、全焼してしまう!! 何のために消火栓が配置されているのか分からない。南辰はデタラメな施工は、人命すら無視している。その場限りの施工だ。
●ごまかしだらけのエントランスホール!!
エントランスホールの減額工事はごまかしのオンパレードだ! 南辰はこの大津京ステーションプレイスに何を考えてこんなヒドイ施工をするのだろう。製品・設備は全部デタラメ、ウソ、誤魔化しの施工だ。こんなヒドイことがよくできますね。
●高級エッチングガラスを取りやめ、フィルムでごまかす
工事請書ではエッチングガラスを設置することになっていた。こんな子供だましのようなことまでしてお金を抜く南辰さんはどんな人間の集まりなんですか? 北海電鉄の会長さん、こんなひどい話を知らされていますか? 人の命を預かる北海電鉄の車輛や線路の品質は大丈夫なのですか? 黒幕さん、そんな子供みたいなことをして、役員にお金を配らなければならかなったのですか? 3億円ものお金をどのようにして役員に配るのですか。それとも全部自分のポケットに入れたのですか。現場所長の金谷は自分で生コン、材料業者から金を貰っていましたね。黒幕さんと金谷さんは、南辰の黒い金を集める係、役員に黒い金を配る係だったのですか。いいコンビでしたね・・・? 南辰の役員は、そこまでさせたのですね、腐っていますね。
エントランスホール入口自動ドアのガラスは、契約ではエッチングガラス(すりガラス彫刻)の設計だった。エントランスホールのエッチングガラスをウソ、デタラメの工事をして、フィルムでごまかしますか? 建物の顔であるはずのエントランスホールが、南辰の手抜き工事の顔になっていますよ。
南辰は工事費を浮かせるために、エッチングガラスを普通のガラス(フロートガラス)に変更し、エッチング模様に見えるフィルムをガラスに貼りつけて、ごまかしていた。子供だましとはこの事を言うのだろうか。ヒドイ施工ですね。
フィルムを張り付けた当初はごまかせていたのだろうが、時間の経過とともにフィルムは次々に剥がれてくる。化けの皮が剥がれるとはこの事を言うのだろうか。南辰さん、裁判でも次々に化けの皮がはがれていますね。マンションの入居者に、大覚をイメージダウンさせるために、計画的にこのような施工をしたのですね。
実際のエッチングガラスには磨りガラス特有のザラつきのある手触りがある。フィルムとは全く異なる。
●壁・床の天然御影石をタイルに変更
契約書にはエントランスホール壁は厚み15ミリから25ミリの天然御影石が使われることになっていたが、南辰は安価で割れやすく薄いタイルを貼ってごまかしていた。
見かけだけピカピカのタイルには天然御影石の高級感はない。材料の品質を落とし、ウソとデタラメな施工をし、工事費を誤魔化す。それが上場企業のすることですか? 北海電鉄の会長さん、南辰の社長さん、やりすぎですよ。ひどすぎますよ。
こんなごまかしだらけのエントランスホールを造られて、マンション住人の方々がかわいそうだ。こんなことで騙せると思っていたのですか? ばれないと思っていたのですか? 南辰さん、大津京ステーションプレイス以外のマンションでも同じことをやっているのではないですか? 皆さん、気をつけてくださいね。
エントランスホールは壁も床も契約違反の安価なタイルが使われていた。安価な素材であるが故に時間の経過とともにその正体が露呈する。(赤い点線で囲んだ部分を次の写真で解説)
壁面の割れた箇所を調べると薄いタイルが貼られていた。しかも、一部分にしか接着材が使われていなかった。契約違反をし、安価で脆弱な素材を使っている上に、工事まで手抜きをしていた。南辰の工事はずさんの極みだ。南辰さん、こんなデタラメな工事をしたらだめですよ。上場企業でしょ? 恥ずかしくないのですか?北海電鉄の会長さん、南辰の社長さん、人の命を預かる北海電鉄グループがこんなでたらめな建物、こんな杜撰な建物、誤魔化しだらけの建物を建てて恥ずかしくないですか? いまでも大津京の駅前に建っていますよ。一度実際に見に来たらいかがですか?
このマンションのエントランスホールは壁も床も、天然御影石ではない安価なまがいものの素材(薄いタイル)が貼られている。損傷箇所にはガムテープが貼られている。住人さんが毎日通るエントランスホールが台無しだ。高級感どころの話ではない。
勝手に天然御影石の材料から壊れやすいタイルに変更されていた。契約違反だ。割れた箇所のタイルの裏側を見ると、一部分にしか接着材が付いていなかった。工事も手抜き。ずさんすぎる。南辰は手抜き工事のオンパレードだ。もし上の方のタイルが剥離(はくり)し、落下していたら、人命にかかわる事故につながっていたかもしれない。外壁のタイルもはがれた箇所が多く、そのうちに事故が起こり、人の命まで奪いますよ。南辰さん、本当に上場しているんですか?
●点字誘導鋲をステンレス製からタイルに変更
約十万円ばかりの不正請求を目論んで、南辰は点字誘導鋲をステンレス製から安価な点字誘導タイルに変更した。黄色枠内写真は、ステンレス製点字誘導鋲の例。
目の不自由な方のために点字誘導鋲を設置し、誰もが使いやすい、安心して住めるマンションを提供することが当初からの大覚の願いだった。その願いを踏みにじり、契約していたステンレス製点字誘導鋲を安価な点字誘導タイルに変更するのが南辰のやり方だ。南辰は点字誘導タイルをステンレス製点字誘導鋲の金額で請求している。上場会社として恥ずかしくないのだろうか? 目の不自由な方のために設置するものまで品質落とし・手抜きをするんですか。身体の不自由な方々のために大覚が創意工夫している一方で、南辰はそんなことまでして、ウソ、デタラメな工事をし、お金をごまかすのですか?
コメント
文中に北海電鉄って出てくるのは何故?
南辰の親会社は南海電鉄でしょ?
何か意味あってそういう表記してるんですか?