■連載第33回■ 南辰が企んだ中小企業を倒産に追い込む罠を仕掛けた陰謀・謀略の手口 ~計画的悪の企みの流れ~

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南辰が企んだ中小企業を倒産に追い込む罠を仕掛けた陰謀・謀略の手口
 
~計画的悪の企みの流れ~

(連載第33回)

目 次


南辰が企んだ中小企業を倒産に追い込む罠を仕掛けた陰謀・謀略の手口
~計画的悪の企みの流れ~

(覚くんの回想)

<共同事業からの突然の撤退>

<契約前に仕組まれていた詐欺まがいの工事>

●スペックダウンの一例:<粗悪品に変えられたシステムキッチン、洗面化粧台>

<施主を前にした金谷所長の悪態>

<南辰からの一方的な請求>

 
 
 
南辰が企んだ中小企業を倒産に追い込む罠を仕掛けた陰謀・謀略の手口
 
~計画的悪の企みの流れ~
 
 南辰は、8年過ぎた今でも瑕疵を認めようとはしません。完成・引き渡しもしていないマンションを、あたかも完成したかのように取り繕って、法律を悪用し、裁判を悪用し、弁護士を悪用し、計画的に企み、訴訟に持ち込んだ。ましてや、完成・引き渡しもしていないマンションを、あたかも完成したかのように施主を騙し、突然訴訟を起こしました。その段取りは、まさに裁判を熟知し、法律を熟知し、弁護士を操る南辰でなければできません。法律の裏をかき、ウソで固めた裁判を、計画的に企み、段取りし、相手を最期まで追い込む。ありとあらゆる手口を使って相手の会社を調べ上げ、法律的に裁判所の中で加害者が被害者を装って、段取りをしていくのが南辰の手口です。こんな段取りをされたら、どんな中小企業も持ちません。法律を悪用して、裁判所の中で料理する。そんなヒドイ話はありませんよ。ウソで塗り固めた主張を押し通し、裁判所の中で料理されれば、世間は納得しますわな。それが南辰の手口なのです。
 中小企業の皆さま、次はあなたが狙われるかもしれませんよ。自分の会社は自分で守らなければなりませんよ。他人に頼ったらあきませんよ。中小企業は、問題が起きれば、自分たちが相手と話し合い、納得いくまで相手と話し合って解決するのが一番ですよ。南辰は裁判を熟知しているので、話し合いの場すら持てませんでした。裁判をすれば、よほどの決意と覚悟が無ければ、大きいところには勝てませんよ。建築裁判には莫大な費用がかかりますよ。被害者は自らの責任で瑕疵を立証しなければならないため、建築トラブルに詳しい弁護士を立て、建築専門家・技術者、調査会社を雇い、頻繁に打ち合わせを重ね、裁判所に通わなければなりません。建築裁判は本件のように長期に及ぶことが多く、途方もない出費を覚悟しなければならなくなります。気をつけて頑張ってください。
 

(覚くんの回想)

 この裁判は、大覚の倒産を目論み資産を乗っ取ろうと企んだ南辰が、完成・引き渡しもしていないマンションを利用して訴訟に持ち込んだことに始まります。今から8年前のことです。施主大覚が引き渡しを受けたくても、受け取れないように、工事代金を支払いたくても支払えないように仕向けていたのは南辰です。当初から金額の異なる複数の図面をでっちあげ、スペックダウン(品質落とし)を繰り返して工事費を誤魔化していた南辰は、施主大覚どころか、大津市や確認検査機関までも騙(だま)して許認可を取得していました。ずさんな工事の果てに、最後まで「必ずやります」とウソをつき通し手直し工事に着手せず、工事途中で現場を引き揚げたのもすべて大覚を追い込むための南辰の計画的犯行でした。工事中でも、裁判の中でも平気でウソをつくのが南辰です。裁判慣れした南辰は、多くの建築専門家や学者を動員して、数々のウソをウソで上塗りするような裁判書類を提出しました。
 
 あれだけ多くの瑕疵があるのに、あなたがた南辰はいまだに瑕疵を認めていません。多くの鉄筋を抜き、違法な生コンを使用し、構造体はバラバラです。地下ピットは隙間から侵入した地下水で溢れかえっています。あわや大惨事になるところだった防風スクリーン落下事故も起きました。誰が見ても分かる瑕疵があるのに、瑕疵を認めないあなたがたは、なんでもできると思っているのですか? 役所、検査機関、裁判所、法律、弁護士を手玉に取り、愚弄するのもいいかげんにしてください。世の中を馬鹿にするのもほどほどにしてください。
 
 8年間の裁判で瑕疵についていろいろな事実が明らかになりました。それらの事実は多くの写真とともにブログでお伝えしてきました。控訴審では大阪高等裁判所の裁判官が大津京ステーションプレイスの瑕疵の現場に足を運び、基礎コンクリートのコア抜き調査に立ち会いました。コアがことごとく打ち継ぎ部でまっぷたつに割れ、基礎もバラバラ、各階もバラバラの危険な建物であることが証明されました。その後の証人尋問では南辰側の主張に一貫性がなく、自社に都合のいいその場しのぎの意見書を建築専門家・有名大学名誉教授らに書かせていた事実も浮き彫りになりました。
 
 証人尋問が終わった現在、このマンションが構造的に問題のあることは疑問の余地がありません。裁判所からは和解に向けた話し合いが提案されています。それでも、南辰は頑(かたく)なに瑕疵を認めようとしません。
 
 北海電鉄の会長さん、南辰の社長さん、現実を直視してください。多くの大手ゼネコンに見習い、関西を代表する企業としての社会的責任を果たしてください。問題解決に向けて話し合いをしましょう。
 
 

<共同事業からの突然の撤退>

 そもそも、大津京ステーションプレイスの建設は、大覚と関東の大手デベロッパーである東(ひがし)建物との共同事業としてスタートした。東建物がマンション建設を主導し、地元業者の大覚は販売のみを担当していた。
 
 東建物は大津京ステーションプレイスの建設を大阪に本社を置く施工会社南辰に、工事監理を京都の設計監理会社マサプランニングに委託していた。
 
 ところが事業開始から一年も経ずして、東建物は関西での事業展開を見直し共同事業から撤退すると言い出した。東建物の申し出を受け入れ、大覚も撤退した。その後、東建物から懇願され大覚が買い取った用地の利用について、商業施設を含めいろいろと検討していたところ、南辰役員がマサプランニングの社長を従えて、「いいマンションを建てますから」と弊社に近づいてきた。度重なる申し出を何度も断っていたが、最後には南辰の根気に負けてしまった。それまで弊社は南辰との付き合いはなかったが、北海電鉄という関西を代表する大企業が親会社であることから彼らを信用し、大津京ステーションプレイスの建設工事を発注する契約書にサインしてしまった。この時から、大覚は南辰が企てた陰謀・謀略に満ちた計画的企みの危険な罠に引きずりこまれていった。
 

kado07関連マンガ→マンガ版「覚くんの日記」第3話

 
●平成19年4月25日
 東建物と共同事業を締結。
 
●平成19年12月24日
 建物確認申請書を確認検査機関(I-PEC)に提出。
 南辰はこの時点から工事費の異なる図面を使って、大覚から不当な利益を得ようと企んでいた。建築確認申請時点では工事費約17億円の図面で建物を建てる段取りをしていた。その後、大覚との契約時には工事費約18億6千万円の図面(契約図面)で請負契約を締結し、その差額約1億6千万円の不当な利益を得ようと企んでいたのだ。
 

keiyakuzu1bk契約図面と工事請書。工事費約18億6千万円の契約図面で請負契約を締結し、その裏で工事費約17億円の図面で建物を建てていた。大覚を騙して、その差額約1億6千万円を不当に得ようと企んでいた。しかし、南辰はさらに材料、設備品目のスペックダウン(品質落とし)を繰り返し、合計で約3億円もの利益を不当に得ていた。そればかりでなく、お化け屋敷と呼ばれる、日本一悪いマンションを建てたのだ。南辰は、それを大覚に押し付けようとする、とんでもない会社だ。裁判が始まってから8年も経つが、いまだに「建物に瑕疵は無い」などと言っている、訳が分からない会社だ。

 

2zumens図面による工事費比較。確認申請図面と契約図面は同じものでなければならない。南辰とマサプランニングは結託して意図的に工事金額の高い図面を作成し、高い工事金額で大覚に契約させた。詐欺に等しい企みだ。

関連ブログ→<得体の知れない第四の図面>(連載第5回)
関連ブログ→<虚偽に満ちた南辰のIR情報>(連載第9回)

 

kimeiouinnashi南辰は裁判の途中で「最終合意図面」などという得体の知れない第四の図面を持ち出して、「これで合意していた」と主張してきた。契約図面で施工していない事を、自ら認めたのだ。施主大覚に黙って行った3億円にも上るスペックダウン(品質落とし)を正当化しようと企んでいた。「第四の図面」には、施主、施工者、設計監理会社の記名押印はない。

 

4zumenhikaku<考察> 南辰と大覚が契約した図面は、俗にいう契約図であり、お互いに監理者を交えた三者が捺印した正式の図面である。実際に工事施工をするために使用した設計図は、確認申請図であり、意匠図に関しては、工事着工時に勝手にモデルルームにおいていた参考図である。また、参考図を工事中に勝手に変更して、製品仕様を変えて、品質を落とした結果、出来た建物を反映させた図面が、竣工図である。
 よって、契約図と竣工図との相違点をリストアップして、金額査定したところ、約3億円という莫大な金額を計画的に抜いていたのだ。南辰は、詐欺的行為を契約時、工事中を通じて行っていたのである。

 

kura01関連マンガ→「詐欺的行為、契約図面のすり替え」

 
●平成20年1月22日
 建物確認済書(建築確認許可)がおりる。
 建築確認のための「確認申請図面」は契約図面と大きく内容が異なる。「契約図面」から多くのスペックダウン(品質落とし)を行った図面である。

関連ブログ→●スペックダウン:施主に内緒で、勝手に品質を落とし総額2億6千万円を不当に請求(連載第31回)

●平成20年2月上旬
 南辰が工事に着工。
 
●平成20年4月18日
 東建物が突然共同事業からの撤退を申し出る。
 約1ヶ月後に東建物の共同事業撤退を承認し、大覚も共同事業から撤退することを決めた。
 
●平成20年5月8日
 南辰が杭工事着工。大覚はこの工事を知らされていなかった(一審訴訟中に杭施工計画報告書から判明)。この杭工事において多くの不正が行われていた。
 

杭調査<考察> 大津京ステーションプレイスの建物に施工された杭本数は、本体22本、階段室2本の計24本であった。
 当初契約図の構造図で設計された杭の径サイズと杭主筋本数と杭柱上部の鋼管の厚みが、確認申請図の構造図で提出されたそれらと、全てことごとくサイズダウンされており、本数や厚みが勝手に変更されていたのである。また、杭先端部1メートル程度も鉄筋が挿入されていない杭もあることも判明した。これらの変更によって、当初より大幅に杭強度が低下したのは、誰の目にも明らかである。それに加えて、実際の杭施工においても、杭先端部が支持地盤に到達していないことも、われわれの現地での土質ボーリング調査で判明した。
 調査方法は、打設された杭から1メートル程度離れた位置で杭長よりも深くまでボーリング調査を行って、ボーリング穴に超音波探傷可能な検査装置を下ろして、杭の鉄筋配筋状況と杭姿を確認した調査であった。
 この調査の結果、次のような重大な瑕疵が新たに見つかったのである。まず、調査を行った6本のうち2本において、杭先端部が設計で決められた地耐力を持った地盤に未到達であった。他の4本はその地盤に必要な埋め込みが不足していた。
 もし、大地震でも起きれば、この杭の施工瑕疵のせいで、マンションが倒壊することは十分予想が出来る。

関連ブログ→●杭(くい)工事の不正と品質落とし(連載第32回)

 

kura02関連マンガ→「キケン!杭が支持層に到達していない!」

 
●平成20年5月10日
 大覚は共同事業から撤退することを決めた。
 
●平成20年5月中旬
 南辰から当社に再三再四に渡り強い受注要請があった。支払い条件を弊社に合わせると言われ、事業遂行を決めた。すでに杭工事に着手していたことについて南辰から一切説明はなかった。
 
●平成20年6月6日
 東建物と共同事業の合意解除を行い、南辰との工事請負契約を結ぶ。
 後に分かったことだが、本件建物は契約日平成20年6月6日の契約図面ではなく、スペックダウン(品質落とし)された図面で施工されていた。南辰、設計監理会社マサプランニングから契約図面以外に図面があるという話は一切なかった。
 工事請書には契約図面をもとに作成された工事見積書(工事請負代金18億6千万円税別)が添付されている。大覚は着手金1億8千6百万円を南辰に支払う(税抜)。
 

<契約前に仕組まれていた詐欺まがいの工事>

 当時、東建物は一部事業に行き詰まりマンション供給戸数の見直しをしていた。その一環として、土地を大覚に買い取るよう懇願していた。度重なる東建物の申し出に根負けして、大覚が土地を買い取って間もなく、今度は南辰が、東建物の事業を大覚に引き継いで欲しいと懇願してきた。大覚はこの土地でマンション事業をする予定は無いと何度も断っていた。すると、南辰は、「支払いも東建物と同じにします」「駅がすぐそばなので、即日完売します」「どこにも負けない、よいマンションを建てます」「何とか工事をさせてください」「仕事が無いのです」「大津京ステーションプレイスは、すでに当社の売り上げ計画に入っているのです」「お願いします」と頭を下げてきた。
 
 また、「当社は北海電鉄グループの南辰なので、安心してください」と言い、名刺を見れば、“北海電鉄グループの南辰”と記載されていた。それでも何度も断ったが、営業社員が入れ替わり立ち替わり来ていた。南辰役員とマサプランニング社長も一緒に何度も営業に来ていた。「なぜこれだけしつこく営業に来るのか、それもそれほど大型のマンションでもないのに。東建物が撤退したのだから諦めたらよいのに」と思っていたが、南辰がもちかけたいい話の裏には、計画的悪の罠が仕掛けられ、悪の種が潜んでいたのだ。
 
 言葉巧みに大覚を契約に導いていたその裏で、南辰、マサプランニングは東建物と一緒になって杭工事に着手したのかもしれない。南辰は大覚を罠にかけることを企んでいたに違いない。
 
 南辰は、東建物からの発注で杭工事を行っていたのだろうか? その東建物が共同事業から撤退することになると、南辰は大覚が知らないところで、その損害の賠償を求めているような文書を事業関係者に送っていた。その文書には、工事もしていないのに、1億2千万円を超える莫大な金額が記載されていた。南辰と東建物は、どんな計画的企みから杭工事に着手したのか? そして請求をかけていたのだろうか? 分からないことばかりだ。
 
 今思えば、大覚が東建物に懇願されて仕方なく土地を買い取ったとたんに、なぜそのマンション工事の契約を大覚に必要以上に迫り、強引に大覚に事業を引き継がせたかったのだろうか? 東建物ほどの大企業ならばそのくらいの土地を駅前に持っていてもそれほど負担でもないはずだ。まして、今なら値段が上がり、プラスになるはずだ。東建物が大覚に土地を買ってもらったのは、その裏に何かあるのかなぁ・・・? 大覚がこの土地を買い取って間もなく、南辰役員は矢のごとく大覚の目の前に現れた。そして、マサプランニングとともにあらゆる営業戦略を駆使し、手練手管を使ってこの土地でのマンション建設を迫ってきた。その裏には、このような事情があったのだ。やりすぎですよ。やはり、大覚に土地を買わせた裏には何か目的・魂胆があったのだと考えざるを得ない。
 
 南辰と契約する一か月前の平成20年5月8日、問題の杭工事が開始されていた。契約前にもかかわらず、多くの謎と不正を孕(はら)んだ、大覚を陥れようとする詐欺まがいのマンション建設が幕を開けたのだ。その翌月6月6日に大覚は南辰と工事請負契約を結んだ。後の調査で分かったことだが、契約前の5月に行われた杭工事は、契約図面と比較して大幅なスペックダウン(品質落とし)が行われていた。東建物から共同事業撤退の申し出が告げられたのが4月中旬だが、この時に杭工事着手の話は一切出ていなかった。弊社が極秘に入手した4月21日付南辰発信のFAX文書には「杭鋼管材納期2ヶ月の為材料のみ発注済」と記載されていることから、平成20年2月には杭工事材料は発注されていたことがわかる。5月の杭工事着工について大覚は南辰からも東建物からも何も知らされていなかった。東建物の突然の共同事業撤退、南辰からの執拗な受注要請の裏側では大覚を陥れる計画的企みが着々と進行していたのだ。
 
 からくりはこうだ。工事費の異なる2種類の図面があった。南辰は低い値段(品質)の図面で大覚には知らせず工事をスタートしておきながら、意図的に工事費を引き上げた(上乗せした)契約図面で大覚に契約させた。つまり、低品質の工事をして契約図面に基づく高額の請求をしようと企んでいたのだ。杭工事から始まる詐欺まがいの工事によって、南辰が得ようとした不正な利益は約1億6千万円にも上る。
 
 大覚が南辰と契約した杭工事費は約9千150万円と工事請書の明細書に記入されている。しかし、弊社が極秘に入手した南辰発信のFAX文書には「杭工事全額」は5千500万円とある。その差は3千650万円にもなる。南辰は意図的に実際の工事費を水増しして法外な工事金額で大覚に契約させた。すなわち、契約前から詐欺まがいの工事が仕組まれていたのだ。
 
 南辰との契約からすでに10年の歳月が流れようとしている。当時のことを一番よく知っているマサプランニング社長も一審途中でこの世を去った。それをいいことに南辰は裁判で虚偽の主張を繰り返し、死人に口なしとばかり、すべての罪をマサプランニング社長に被せようとしている…。マサプランニング社長は、なぜ亡くなったか分からない。謎の死を遂げていた。
 
 
<南辰の極秘文書>

fax01fax02大覚が後日入手した極秘文書。南辰は、1億2千万円以上もの金額を、東建物と相談していた・・・?? 南辰が、大覚に対する計画的企み・罠を仕掛け、陰謀・謀略を巡らせていた、一つの証拠だ。
南辰と東建物は、どんな相談をしていたのだろう? ここには、金額が1億2千万円となっているが、実際には、もっと大きな獲物を狙っていたに違いない。
さらに、ここには「杭工事全額」として、5千5百万円の記載があるが、大覚との請負契約においては、約9千150万円となっていた。驚くべきことに、大覚との契約では、工事金額が2倍近くにまで水増しされていたのだ。
大覚を計画的に倒産に追い込む段取りを考えていたのではないだろうか。これは一つの餌にすぎない。

 

kuiukesho契約時の工事請書の内訳明細書には、杭工事の費用として約9千150万円が計上されている。ところが、弊社が入手した南辰が送信元の極秘文書には「杭工事全額」として5千500万円と記載されている。意図的に実際の工事費より大幅に高い工事金額で大覚に契約させ、水増しした3千650万円もの金額を大覚からだまし取ろうと初めから計画していたのだ。これを詐欺と呼ばずして、いったいなんと呼んだらいいのだろうか?

 

pakushi設計監理会社マサプランニング朴(ぱく)氏立ち会いによる杭工事の写真。不正な杭工事の例を挙げると、杭の直径は契約図面では2メートルなのだが、実際に施工された杭の直径は1.8メートルだった。さらに、鋼管の厚みも、16ミリから14ミリに変更されていた。裏で何種類もの工事費の異なる図面を描いていたのは朴氏だ。杭工事以外でも、南辰と結託し会社ぐるみで多くスペックダウン(品質落とし)に関わり、詐欺まがいの工事で誤魔化した工事代金を関係者と山分けしていたと思われる。大津京ステーションプレイス建設工事で甘い汁を吸っていた一人ではないだろうか…。

関連ブログ→◆覚くんが見抜いた南辰のウソ:<暴かれたウソ①>(連載第7回)
関連ブログ→●杭(くい)工事の不正と品質落とし(連載第32回)

 

kado01関連マンガ→マンガ版「覚くんの日記」第5話

 

kado21関連マンガ→マンガ版「覚くんの日記」第7話

 
 
●スペックダウンの一例:
<粗悪品に変えられたシステムキッチン、洗面化粧台>

downsystemk南辰によるスペックダウン(品質落とし)は枚挙にいとまがない。工事請書に記載されているシステムキッチンと洗面化粧台の見積もり金額の合計は約4千万円。大津京ステーションプレイスの各住戸に設置されたこれらの設備品が正規品であれば、妥当な金額と言えるかもしれない。しかし、大覚が調査をすると、カタログにも載っていない非正規品であることが分かった。アジアのどこかの倉庫で余っていた材料を使って作らせたような粗悪な製品と言っても過言ではない。南辰は設計監理会社と結託してスペックダウンを繰り返し、不当な利益を得ていた。

 

irai見つかった不具合の手直し工事を依頼する文書を南辰に送った。その中でシステムキッチンと洗面化粧台の木目方向が縦と横で異なっていることについて報告を求めた。南辰からは何の返答もなかった。当時、きちんとした検査も終わっておらず、建物の安全性、設備の品質が契約通りのものか施主として確認できる状態ではなかった。システムキッチン、洗面化粧台は契約していた品質から程遠い粗悪品であり、南辰に誠意をもって対応してもらわなければ、事業主として自信を持ってマンションを分譲することは到底できなかった。

関連ブログ→●システムキッチンの品質が落とされている(連載第32回)

 
●平成20年9月25日
 確認検査機関による第1回中間検査実施(基礎配筋)
 
●平成20年9月26日
 基礎躯体コンクリート打設開始
 「呼び強度発注方式」から「水セメント比発注方式」への変更を施主に報告せず勝手に行い、JIS規格外の生コンを使用していた。「水セメント比発注方式」の生コンを使用する場合に必要な国土交通大臣の認定も得ていなかった(建築基準法37条違反)。
 南辰は、基礎梁・柱・各階打ち継ぎ部のコンクリート工事において、レイタンス除去、目荒らしなどの打継ぎ処理を怠っていた。そのため、本件建物は、打ち継ぎ部で一体化しておらずバラバラの状態だ。
 

DSC03241<考察> 設計図では、生コンクリートの品質は、設計基準強度によるものとされていた。通常JASS5において、生コンクリートはJIS規格に則った製品使用が義務づけられている。規格外のコンクリート材料使用の際には、国土交通大臣の個別認定を受けた材料を使用することが義務づけられているのは当然である。
 しかし、南辰は、確認申請図と異なった、水セメント比強度仕様の生コンクリートを使用したのである。
 セメント量が少ないことにより、当然材料費は安価になる。強度も当然低くなる。南辰は公的検査機関、担当官庁、発注者にも無断で、主要材料である生コンクリートの品質規準を勝手に変更してしまって、後でその行為がバレれば、「大津市と確認検査機関に電話によるヒアリングで許可を得た」というような詭弁をろうして煙に巻く始末であった。
 このような、法律違反および契約違反をおかしたことにより、大覚が蒙った被害は誠に甚大と言わざるを得ない。

 

※JASS5は「鉄筋コンクリート」の工事標準仕様書。日本建築学会の建築標準仕様の一つで、建築工事の教科書とも言えるもの。

 

otsu0102南辰が訴訟を提起する約ひと月半前の平成21年11月20日、大覚は南辰に対し、コンクリート工事の様々な不正を問い正す文書を送っていた。コンクリート強度に関する工事、JIS規格外の生コン(水セメント比発注)に変更した経緯、品質確保の為に南辰がどのような検査を行ったのか報告するように求めていた。当時南辰から明確な返答はなかった。金谷現場所長は下請業者からの裏金確保と焼き肉代をせびることに忙しく、建物の品質確保、安全確保などを気に掛けることはなかった。北海電鉄と南辰の品質管理、安全管理はかくもずさんなものなのだ。

関連ブログ→●JIS規格外の違法コンクリートを使用していた(国土交通大臣認定なし)(連載第30回)
関連ブログ→●不当な生コンのスペックダウン(連載第31回)

 

kura03関連マンガ→「違法コンクリート」

 

daikakucore本件のコンクリート工事では材料だけでなく施工にも大きな問題が隠されていた。南辰はJIS規格外の粗悪な生コンを使用していただけでなく、コンクリート打設においてもレイタンス除去、目荒らしなどの打継ぎ処理をやっていなかった。そのため写真のように打ち継ぎ部のコア抜きをすると簡単にコンクリートが分離した。基礎は幾層にも分離し、各階もバラバラの構造体として極めて危険な建物であることが判明している。

関連ブログ→①基礎梁の鉛直打ち継ぎ不良によるコンクリート一体化不成形(連載第19回)
関連ブログ→②基礎梁の水平打ち継ぎ不良によるコンクリート一体化不成形(連載第19回)

 

kura04関連マンガ→「建物がつぶれる…!」

 

kado17関連マンガ→マンガ版「覚くんの日記」第11話

 
●平成20年11月19日
 確認審査機関による第2回中間検査実施(基礎配筋)
 
●平成21年7月7日~9日
 屋根に構造計算に見込んでいない余分なコンクリートが増し打ちされた。施工前に事業主の承認を受けていないだけでなく、確認申請の計画変更も行っていない(建築基準法6条違反)。
 

mashiutisekou南辰が屋上に250トンもの余分なコンクリートを打設したことにより、屋根の形状がパターゴルフ場のように波打っている。確認検査機関、大津市に確認したところ、南辰から確認申請の計画変更が出された事実はなかった。建築会社としての当然の手続きもしない、それが南辰という会社だ!!

 

tachiagari<考察> 屋上パラペットの立ち上がり寸法が、通常25センチ程度必要であるところ、現況は、4センチ程度と極端に低い箇所が見つかった。スラブ厚を確認するために、現地コアをあけて調査したところ、スラブ厚が40センチの箇所が見つかった。つまり、構造スラブ厚20センチのところ、さらに20センチもの余分なコンクリートが打設されていたことが判明した。このような、違法な増し打ちがなぜ行われたのかは、いまだに不明なままだ。この施工も南辰現場監督の施工計画の誤りの成せる所業・・・?
 立ち上がりが低いため、防水層下側に漏水し、14階室内に雨漏りが生じた。結果として、人間が住めない、カビだらけの部屋ができてしまったのである。

 

tatiagari通常なら立ち上がり寸法は二十五センチ以上あるが、このマンションではわずか四センチしかない。 こんなわずかな隙間では防水シートを固定する「押え金物」を、百七十℃もある高温のアスファルトの上に腹ばいになって施工することは不可能だ。この隙間から雨水が防水層の裏に周り込み14階室内に大量の雨漏りをもたらした。

 

amamori瑕疵のオンパレードのマンション14階は大量の雨漏り発生後、カビ、キノコ、コケのパラダイスと化してしまった。もはや人が住める状態ではない。

 

kado18関連マンガ→マンガ版「覚くんの日記」第12話

関連ブログ→③ 二百五十四トンのコンクリート増し打ちによる余分な屋根荷重(連載第19回)

kura05関連マンガ→「凸凹(デコボコ)屋根」

 
●平成21年9月23日
 9月20日に外部足場の解体が完了し建物の外観が現れた。覚くんが現場を見に行くと、エントランスホール天井材の仕上げが、契約と異なる事務所のような岩綿吸音板の貧相な素地仕上げになっていた。
 この他にも、南辰は多くの箇所で勝手に仕様を変更し、材料や設備品目の品質を落としていた。その減額の総額は3億円にも上る。
 

ganmen南辰による唐突な訴訟提起の4か月前、9月23日に現場を見に行くと、エントランスホールの天井が契約と異なる、まるで事務所の天井のような岩綿吸音板の素地仕上げになっていた。黄色枠内写真は大覚が手掛けた別のマンションのエントランスホール天井。

関連ブログ→③ 二百五十四トンのコンクリート増し打ちによる余分な屋根荷重(連載第19回)

 

kado02関連マンガ→マンガ版「覚くんの日記」証人尋問シリーズ第1話

 

<施主を前にした金谷所長の悪態>

●平成21年10月5日
 契約と異なるエントランスホール天井の仕上げの手直し工事について、金谷所長、設計事務所マサプランニング社長と協議を行った。
 
 この席で、金谷所長はほお杖をつくなど、「何か文句があるのか」と言いたげな横柄な態度を示した。請負会社社員が施主に接する態度とはとても思えないものだった。施主としてその態度を注意した。
 
 当時を振り返ると、南辰が大覚を相手に訴訟を起こす段取りで事を進めるように金谷はすでに指示されていたと思われる。そのため、このような施主を見下した態度に出たのだ。南辰は同様の手口で、多数の施主を訴訟にかけ、その資産を奪っていたと聞く。南辰にとって大覚はかっこうの餌食であったのだ。瑕疵だらけの物件を造って、大覚が請負代金を払いたくても払わせないようにし、訴訟を起こせば、大覚の資産を奪えると思っていたのだ。だからこそ、金谷は黒幕の指示に従い、ずさんな工事を繰り返し、材料費をごまかし、大小様々な設備品目の品質を落とし、手直し工事には一切着手しようとしなかった。挙句の果てに、工事を途中でほったらかし、掃除すらせず現場を引き揚げた。ヒドイ会社だ。こんな会社が本当に上場しているのだ。北海電鉄の会長さん、自分の足元をもう少しよく見たらどうですか。
 

kado06関連マンガ→マンガ版「覚くんの日記」証人尋問シリーズ第1話

 
 南辰は施主大覚に各住戸のまともな検査をさせず、共用部検査は実施すらさせなかった。つまり、大覚に建物の不具合を見せないように、言葉巧みに理由をつけて、訴訟提起までの時間稼ぎをしていたのだ。「必ず手直し工事をします」という南辰の言葉を信じたからこそお客様を予定通り入居させたのに、南辰は最後まで手直し工事に着手しなかった。大覚は、施主の責任として、お客様に契約した住戸を引き渡す前に、手直し工事の施主確認ができないことを苦慮していた。
 

kintanib金谷所長は下請業者と結託して裏金作りに励んでいた。生コン業者に対して架空の請求書を提出させ、三百九十八万円水増しした代金が生コン業者に振り込まれると、そのうちの百九十五万円を金谷個人の口座に振り込ませていた。他の業者とも・・・?

 

関連ブログ→<悪事を極めた南辰>(連載第3回)
関連ブログ→現場所長の裏金問題(連載第30回)

 

kado03関連マンガ→マンガ版「覚くんの日記」第3話

 
●平成21年10月13、14日
  第一回施主検査:当初は108戸全室・共用部を検査する予定だったが、大覚の質問に対して、南辰はなかなか答えようとしなかった。何かと時間をかけていた。時間切れになってしまって、結果として、売却済みの59戸(専有部)のみの検査しかできなかった。検査の結果、59戸より約500箇所の手直し箇所が見つかった。この手直し箇所については、1週間以内に直す約束をした。
 さらに、南辰の意図的な画策により、共用スペース、立体駐車場、電気室など後に重大な瑕疵が発覚する箇所の検査は実施されなかった。大覚は内覧会(10月24、25日)までに手直し確認が全て完了するようにと南辰に指示するが、南辰は意図的に手直し工事に、着手すらしなかった。
 今から思えば、この2日間に売却済みの住戸のみ施主検査させ、その後に内覧会、一部住戸のみの引き渡しをもって、建物が完成した、大覚に引き渡しをしたという体裁を取り繕い、裁判を自社に有利に進め、大覚の資産を乗っ取る段取りだったのだ。

関連ブログ→全百八戸のうち五十九戸のみの施主検査(連載第2回)

kado20関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』証人尋問シリーズ第6話

●平成21年10月21日
南辰より建築工事完了引渡証明書を受け取る。
ローンを組んでマンションを購入するお客様のために、マンションの分譲ルールに従って、大覚は表示登記を行った。表示登記のために必要な「建築完了引渡証明書」の発行を以て、南辰は裁判で、建物の完成・引き渡しが完了したことにすり替えて主張している。
表示登記は、建物を登記簿上で示すものであり、実際の建物の瑕疵の有無、完成状況とは関係ない。このような表示登記をもって、建物が完成した、引き渡しが完了したなどという、南辰の主張は、まさに荒唐無稽だ!!

関連ブログ→同社(大覚)も本物件の表示登記を完了した(連載第9回)

kado04関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』証人尋問シリーズ第6話

kado16関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』第9話

 
●平成21年10月22日
 確認完了検査(I-PEC)
 (翌10月23日に検査済証を受領)
 南辰は、「確認完了検査に合格しているので、建物が完成した。瑕疵は無い」と主張している。しかし、「認定されていないJIS規格外の生コン使用」や「屋上のコンクリート増し打ち」について、建築基準法に違反しているため、南辰は確認申請機関への届け出をせず、確認申請機関を騙して検査済証を取得していた。南辰は建築行政、法律を馬鹿にしている。建築基準法を遵守し、安全な建物を建てるという建設会社として当たり前のことをなおざりにしている。そこで暮らす人々の安全、安心を無視している。大覚にこのような瑕疵を隠して、大津京ステーションプレイスを押し付け、万一地震などの事故が起きた時の責任は、全て、大覚に押し付ける段取りだったのだ。仮に地震が来なくても、約10年後に行われる大規模修繕の際、南辰の手抜き工事が明らかになり、その責任を大覚に被せ、大覚を倒産に追い込む段取りだったのだ。
 南辰の親会社である、北海電鉄は公共性の高い鉄道会社であり、多くの人々の命を預かっている。北海電鉄さん、お宅のレールは大丈夫ですか? 大きな事故が起きてからでは遅いと思いますよ。 お宅の子会社は、日本一悪い、お化け屋敷と呼ばれるマンションを建てたのですよ。そして、いまだに裁判所で、「瑕疵は無い」などと言っています。このような安全管理で、北海電鉄は大丈夫ですか? お客さんの安全を無視していないですよね。

・建築基準法37条違反:JIS規格外の水セメント比発注の生コン使用を秘匿していた。
関連ブログ→<不当な生コンのスペックダウン>(連載第31回)

・建築基準法6条違反:構造計算にない250トンもの余分なコンクリートを屋根に増し打ちした。施工前に事業主の承認を受けていないだけでなく、確認申請の計画変更も行っていない。

関連ブログ→●屋上工事の不備(連載第3回)
関連ブログ→◆南辰が企んだ悪のシナリオ:<南辰のウソ②>(連載第7回)

kado12関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』第7話

 

plate南辰は、ずさんな工事を繰り返し、多くの材料・設備品目の品質を落として、安全性を無視したマンションを建てた。親会社の北海電鉄は公共性の高い鉄道会社だ。多くの人々の命を預かる企業として、子会社を管理・監督する責任が問われている。

 
●平成21年10月24、25日
 内覧会実施(ユーザー検査59戸)。
 入居日が決まっている59戸のお客様のための住戸検査。
 南辰は「あとは私たちに任せてください」と大覚社員を言葉巧みに誘導し、意図的に大覚を外し、南辰のみが立ち会って内覧会を実施した。大覚の営業担当者は受付でお客様に挨拶し、各住戸に案内しただけで、内覧会の現場にお客様とともに立ち会うことはなかった。
 南辰はこの内覧会をもって、共用部を含めたマンション全体の手直し確認が完了したことにすり替えて主張している。しかし、内覧会が実施された時点で第一回施主検査の手直し確認はされていない。またこの時点で残りの49戸(第二回)と共用部の施主検査は実施されていない。この49戸は、南辰の悪の企みの餌食となっていくのだった。新築マンションとしての価値は無くなり・・・? 南辰は、ヒドイ会社ですよ。普通の人が考えられないようなことでも平気でする会社ですよ。

関連ブログ→<南辰がマンション住民に配布した文書>(連載第14回)

kado22関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』証人尋問シリーズ第6話

 
●平成21年10月31日
 10月31日が契約上の引渡日であったので、大覚は、引き渡しについて確認をした。南辰は、「北海電鉄グループを信頼してください。少し遅れていますが、すぐ完成します」といっていた。大覚は、北海電鉄を信頼しており、しばらく待つことにした。しかし、実際は、その期待・信頼は大きく裏切られ、南辰は悪の企みを進行させていたのだった。
 南辰側の都合で施主検査が引き延ばされ、施主大覚は工事完了を確認していない。建物が受け取れる状態ではなかった。通常施主検査は手直し期間を含め、契約工期の一カ月前には受けなければならないものである。ところが、この時点で大覚は入居者が決定していた59戸(専有部)しか見せてもらっていない。
 

ukesho工事請書に記載されている引渡期日は「平成21年10月31日」だが、南辰はこの期日を守らなかった。初めから建物を完成させる気はなく、大覚にその場しのぎの言い訳を繰り返し、訴訟を起こす準備をしていた。

 

kado11関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』第7話

 
 この当時、すでに訴訟ありきで準備を進めていたと思われる南辰は、はじめから工事を完了させる気など毛頭なく、訴訟提起に向けて、時間稼ぎをするためだけに「必ず直します」と金谷所長に手直し工事実施の空約束を言わせていた。「必ず直します。」「1週間以内に直します」と初めから終いまで、金谷所長は、大覚にウソばかりついて、時間稼ぎをしていた。さぞ多くのお金を下請けから貰ったのでしょうね。また、「わしが言ったら、下請けは、ナンボでも金持って来よる」と豪語していましたよ。金谷所長は、週刊フライデーでも取り上げられましたが、このような社員を処分できないなんて、金谷さんは、なにか会社の秘密を握っているのでしょうね。そんな秘密を抱えた南辰は、さぞ居心地の良い会社ですね、黒幕さん。

kado08関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』第5話

 
●平成21年11月13日
 南辰から大覚への鍵引渡し。
 この日、南辰は全108戸の鍵を用意してきた。しかし、大覚は「本日は59戸のみ鍵を受領します。残り49戸、共用部に至っては見せてさえもらっていません。この様な状況では到底全住戸の鍵の引渡しは受けられません」と申し入れをした。大覚の説明に納得して、南辰は鍵受領書を持って帰った。南辰の榎営業課長は、「次は、必ず、1週間以内に共用部と49室の検査ができるように準備します」と言っていたが、大覚の信用はあっさりと裏切られ、第2回の施主検査は、11月26、27日にようやく行われることになるのだった。さらに、共用部については、検査がされないままとなってしまうのだった。
 
 分譲マンションは建物が完成すれば早急にお客様に部屋を引き渡さなければならない。そういった事業主大覚の事情を逆手にとり、南辰は全住戸の鍵を大覚に引渡して、建物の完成・引渡しが完了したことにすり替えたかったのである。しかし、この時点で第一回施主検査で見つかった500カ所の手直し工事は完了しておらず、手直し確認もさせてもらっていない。残り49戸と共用部(立体駐車場、電気室など、後に重大な瑕疵が発覚する箇所)の施主検査も実施されていないことから、全住戸の鍵の受領を断った。むしろ、施主として責任をもって手直し確認をしてからお客様に引き渡したかったので、お客様への住戸(鍵)引渡しを延期すべきかどうか悩んでいた。
 

関連ブログ→◆南辰が企んだ悪のシナリオ:<南辰のウソ④>(連載第7回)

 
●平成21年11月14、15日
 大覚から入居者への鍵の引渡しを実施。16日からお客様の入居が始まる。
 
 南辰は大覚が顧客を入居させたという既成事実を以て、建物の完成・引渡しが完了したことにすり替えたかったのである。金谷所長による「入居させても必ず直します」という言葉を信じ、それぞれのお客様のお仕事やお子様の学校の都合、引越しの予定などを考慮し、やむなくお客様に鍵を引き渡し、お客様の入居が始まった。
 

kado10関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』第7話

 

kado23関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』証人尋問シリーズ第7話

 
●平成21年11月24日
 「ステーションプレイス確認及び手直し依頼書」を南辰の金谷所長、榎課長らに手渡す。榎課長より「回答に一週間ほどいただきたい」と申し入れがあった。
 

otsu01大覚が南辰に手渡した建物の確認と手直しを求める依頼書。南辰の工事には当時から多くの不審な点が見受けられた。それらについて南辰に問いただし、契約通りの建物を引き渡してもらうよう求めることは事業主として当然のことだった。

 
●平成21年11月26日、27日
 第二回施主検査を実施。残り49戸を検査。約850箇所の不具合箇所が発覚し、南辰に手直しを指示した。1戸あたりにすると10箇所程度であり、施工会社にとって十分に対応できる項目数である。
 
 第一回、第二回の施主検査で見つかった合計1350箇所の不具合について金谷所長らは、「間違いなく直します」と繰り返していた。まさか、上場企業の南辰が手直し工事に着手しないなどとは思ってもみなかった。
 

kado09関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』第7話

 
 

<南辰からの一方的な請求>

 12月になると、南辰榎課長が請求書を持ってきた。受け取る段階ではないことを説明すると、榎課長は納得して帰っていった。翌日、同じ榎課長から封書が届いた。榎氏に電話し中身を問うと「請求書」だったので返送した。さらにその二日後には南辰の藤野弁護士から封書が届き、問い合わせると請求書だと聞き、返送した。
 
 終始一貫、早急に手直し工事をするように南辰に依頼していた大覚は、未だ話し合いの段階であり、請求を受ける段階ではなく、弁護士が介入するなどと言うことはとんでもない仕打ちだと考えていた。南辰には、残高証明書まで提示して支払う資金があることを説明し、手直し工事完了を確認し、建物の完成・引き渡しが終われば支払う事は何度も伝えていた。
 
 しかし、初めから訴訟ありきで動いていた南辰は、「何度も請求したのに、大覚が請負残代金を支払わなかった」という事実を作り上げるため、一週間に3回も請求書を差し出すという異常な行動に出た。これを皮切りに、南辰は追い込みに拍車をかけてきた。会社ぐるみで大覚を倒産に追い込もうと、さらなる陰謀・謀略を進めていった。
 
●平成21年12月4日
 南辰による手直し工事が一向に行われないまま南辰榎課長が残代金の請求書を会社に持ってきた。大覚は、手直し工事未着手では到底建物の引渡しが受けられる状況ではないことを伝え、請求書を持ち帰ってもらう。
 

kado05関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』第8話

●平成21年12月5日
 南辰は請負残代金の請求書を一方的に送ってきた。
 書留郵便だったため中身を榎課長に確認したところ、前日と同じ請求書とのことだったので開封せずに返送した。
 
●平成21年12月7日
 手直し工事未着手では請負残代金の支払いはできない旨の通知書を南辰に送付。同時に第二回施主検査で見つかった不具合の手直し工事を依頼した。
 その後、南辰に対し「手直し工事が完了すれば残代金を直ちに支払う」と再三伝えるが、南辰からは「残代金を先に支払わなければ手直し工事は行わない」と回答される。
 この日、南辰の藤野弁護士から封書が届き、問い合わせると請求書だと聞き開封せずに返送した。藤野弁護士は南辰から聞いている話と違うと言い、確認しますとのことだった。
 

kado13関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』第8話

 

kaji01関連マンガ→「建物の引渡しはいまだに完了していないのに!?」

 

tenaoshiirai202大覚は南辰に第二回施主検査で見つかった不具合の手直し工事を依頼した。すでにお客様が入居しているため、早急に手直しの対応をしてほしかった。南辰は「必ず直します」といい返事だけを金谷所長にさせて、全く対応しようとせず、残代金を払わなければ手直し工事はしないと言い出した。当時大覚が南辰に送った手直し要求事項(写真)の8番目には、数年後に台風の影響で14階共用廊下から落下し、あわや大惨事になるところだった防風スクリーンの脆弱な設置を手直しするように要求している。南辰は大覚からの手直し要求を一顧だにせず、現在に至っている。防風スクリーン落下事故の際に南辰社長は「瑕疵はない。安全性は確保されている」と住民の不安を逆なでする内容の手紙を送ってきた。

 

bofu14階共用廊下から落下した防風スクリーンの残骸(ざんがい)。大覚が南辰に手直し要求を送ったのは平成21年12月、事故が起きたのは平成25年9月のこと。約5年の歳月を経て、南辰の蒔いた悪の種が芽を吹き、恐ろしい形相でマンション住民を襲った。周辺住民までも巻き込み、人々を恐怖のどん底に突き落とした。南辰による唐突な訴訟提起前夜の平成21年12月、マンションは未完成で多くの箇所に不審な工事の痕跡を伺わせていた。そんな状態で大覚は危険なマンションの引き渡しを受けることなど、できるはずがなかった。

 

kado15関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』第8話

 
●平成21年12月10日
 南辰役員2名が来社し、「建物は完成している」と主張し、契約通りの支払いを請求してきた。弊社は「手直し工事が全くされていないので建物は完成していない」、「現段階ではお支払いすることが出来ない」と伝えた。問題解決に向けて再度「手直し工事に関して話合いの場を設けましょう」と呼びかけた。
 
●平成21年12月14日
 手直し工事にまったく着手していないにも関わらず、南辰役員から電話があり、「手直し工事を実施しても、いつ終わるのか不安な状況なので、工事代金の保全という意味で残49戸を買取らせて頂く」と提案される。南辰は七掛けの価格で買取ると言ってきた。大覚の所有権を喪失させ、自社の思い通りに欠陥施工の事実を隠ぺいしようとする意図があった。
 大覚の担当者は「手直し工事が終わっていない未完成の状態であり、到底引渡しが受けられる状況ではありません。話合いの場を設けてもらい、早く手直し工事に着手してください。御社に売却するつもりはありません。手直し工事が終わればすぐに、残代金はお支払いします」と伝えた。合計約1350箇所の不具合は、1戸あたりにすると10箇所程度であり、施工会社にとって十分に対応できる項目数である。にもかかわらず、大覚が過剰な手直し要求をするクレーマーであり、自らを被害者であるかのような言い分であった。
 

関連ブログ→完成もしていないマンションを買い取る?(連載第2回)

 

kado24関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』証人尋問シリーズ第5話

 
●平成21年12月15日
otsu50502 南辰役員に電話し、昨日の電話内容を確認し、「残住戸を買い取るという貴社の提案は論外です。手直し工事を完了していただければ、お支払いするお金の用意は出来ています。早く手直し工事をしてください」、「両社技術者を交えて手直し工事に関すること、工事金額の増減に関すること、支払に関することを話し合いましょう」と伝えた。
 

kado19関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』証人尋問シリーズ第7話

 
●平成21年12月18日
 大覚の話し合いの呼びかけに応えようとしない南辰から通知書が届く。「全戸の引き渡しは完了した。入金後に手直し工事の相談に応じる。建物に瑕疵(かし)はない。工事代金の保全策として残り49戸を南辰が買い取らせてもらう。12月28日までに入金がなければ、裁判を起こす」という一方的な内容であった。
 

otsu0412月中旬に南辰から届いた通知書。南辰はお客様がすでに入居していることを盾にとり、引渡しは完了し、手直し工事も完了していると主張している。支払いに値しない建物を造り、大覚が支払いたくても支払えないようにさせているのは南辰だ。南辰は裁判を起こせば、大覚がすぐに引き下がると思って、一方的で高圧的な通知書を送ってきた。12月17日の時点で、手直し工事は完了どころか着手すらしていない。大津市と確認申請機関を騙して取得した建築確認検査済証を盾に、裁判になれば大覚に勝ち目はないと勝ち誇ったような言い分だ。南辰は自らが描いたシナリオに従い、この通知書送付からわずか数週間後に訴訟を提起してきた。

 
●平成21年12月21日
 南辰より届いた通知書への回答として、南辰社長宛に事態の早期解決をお願いする手紙を送る。
 

otsu0507大覚が南辰社長宛てに送った手紙(南辰「通知書」への返答)。大覚は終始一貫、話し合いによる解決を呼びかけていたが、南辰から誠意ある返答は最後までもらえなかった。南辰は、現場の金谷所長も本社の榎課長らもすでに数か月前から訴訟ありきで画策していたのだ。

 
●平成21年12月23日
 南辰榎課長から再度請求書が届く。手直し工事が行われておらず、建物が完成していないのに、完成引渡し後の翌月分と完成引渡し後の3ヶ月後分と、オプション工事代金を加えた金額の請求書が送られてきた。
 
 当時(平成21年12月)の建物の状況は、手直し工事に着手しないどころの話ではなかった。裁判を起こしてしまえば、南辰の計画通りに事が運び、簡単に大覚の資産を奪えると踏んでいたのだ。建物を完成させることなく工事遂行を放棄して、金谷所長らは現場を引き揚げた。後に残されたのは、多くの未施工箇所、放置された廃材・ゴミの山、瑕疵だらけの危険な建物だった。
 

関連ブログ→◆南辰が企んだ悪のシナリオ:<南辰のウソ⑤>(連載第7回)

 

denkishitsu01南辰は電気室にも悪の種を蒔いた。六千六百ボルトの電流の上に直径二十五センチの水の配管を施工したのだ。さらに危険なことに、金谷所長らはこの電気室内に材料やゴミを置きっぱなしにして、現場から引き揚げた。引火性の薬品類は大覚が別の場所に移動しなければならなかった。金谷らは何を考えて、危険な薬品類を高圧電流の流れる電気室に置き去りにしたのだろうか。
大津市が定める火災予防条例には「変電設備」について「水が浸入し、又は浸透するおそれのない位置に設けること」とある。また「可燃性又は腐食性の蒸気又はガスが発生し、又は滞留するおそれのない位置に設けること」とも明記している。南辰は法律、条令を遵守するという建築会社として当たり前のことをおろそかにして、危険極まりない建物を造り、住民を恐怖に陥れている。住民の安全を考えたら、このような工事はできない。あまりにも悪質だ。
地震が発生し、配管から漏水するようなことが起これば6600ボルトの電流が流れる電気室は大惨事になる。電気室の隣にはキッズルームがある。こどもたちが危険にさらされる。

 

biribiri関連マンガ→「危険な電気室!」

 

●614<考察> 通常、電気室内には水周り給水、排水管の同居は考えられない。関西電力の竣工検査時には指摘されて改善しなければ検査は合格しない。電動モーターによって駆動するエレベーターの昇降路(EVシャフト)内に樋(とい)配管等の水周り配管設置がご法度であるのと全く同様のことである。エレベーターの設備検査時に、もしその様な施工があれば検査は不合格となり、改善をしなければ使用許可が下りないのは自明である。電気室内の排水管設置は関西電力から是正勧告が出された。

 

kado25関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』第6話

 
●平成22年1月7日
 南辰は、大覚からの話し合いによる解決の呼びかけを無視し、唐突に請負代金請求訴訟を提起した(当社に訴状が届いたのは1月11日)。
 

osakakousai南辰が大阪地方裁判所に訴訟を提起してから8年の歳月が経った。多くの事実が明らかになった現在、大阪高等裁判所で控訴審を闘っている。

 

kado14

関連マンガ→マンガ版『覚くんの日記』第8話

 
●平成22年1月8日
 マンション住民から「雨の日の夜になると、騒音がして眠れない」との苦情が大覚に入り、調査を行った結果、雨水貯留槽に様々な問題がみつかる(排水管、タラップ、排水ポンプなど様々な欠陥。工事道具やゴミ・残材の放置)。
 

usuikasetsu金谷所長らは多くの工事を未施工のままほったらかして現場を引き揚げた。雨水貯留槽地下ピットに降りるためのタラップは途中で無くなっており、仮設のはしごが、木を付け足し、針金で括(くく)りつけただけの危険な状態のまま放置されていた。このような状態では危険過ぎてだれもメンテナンスに降りることができない。

 

<考察> 深さ7メートルにもなる雨水貯留槽地下ピットに下りるための昇降路は、設計図では、ステンレスタラップをコンクリート躯体に打ち込んだ上に、墜落防止用の防護設備が施工されるべきであった。しかし、実際は、防護設備が施されてない上に、打ち込みタラップの途中が1メートル以上も抜けている状態であり、それをつなぐ様に、木の切れ端に番線を使用して結束しただけの、非常に危険な状況であった。
 つまり、タラップを打ち込み忘れた上に、新たに設置することもなく、仮設用に梯子を設置しただけの出鱈目な施工を行っていたのである。。
 尚且つ、タラップに近接した雨水パイプに至っては、7メートルの位置からピット底まで伸張されることなく、寸止め状態で放置されていて、雨天時には、大音響の落下水の騒音がマンション上階にも響きわたって、苦情が来た位であった。

 

houki雨水貯留槽の中を調査すると、二つのポンプの間になんと南辰が置きっぱなしにした箒(ほうき)がはさまっていた。周りには廃材やゴミが散乱していた。雨水貯留槽を工事途中でほったらかし、ピット内の清掃すらせず、南辰は現場を引き揚げたのだ。あまりにも施主を馬鹿にしている。建物がこんな状態では引渡しができるわけながない。

 

kura06関連マンガ→「謎の音の正体」

 
●平成22年1月9日
 大覚は訴訟を提起されたことを知らず、手直しの回答を求める書面を南辰に送付。
 

otsu50902大覚は手直し工事が完了すれば、請負残代金を支払うと言っていたのに、南辰は大覚の手直し依頼に全く対応しなかった。大覚は南辰がすでに裁判を起こしたことさえ知らず、手直しの依頼について回答を求める書面を送った。また当時、完成・引き渡しが完了したという主張とは裏腹に、南辰は竣工図を施主大覚に提出しておらず、裁判が始まってから急ごしらえで郵送してきた。

 

otsu5101月15日付で大覚が南辰社長宛てに送った手紙。大津京ステーションプレイスが地域デベロッパーとしてお客様に自信を持って提供できない状態であり、このままでは会社が窮地に追い込まれることを説明し、早期解決に向けて話し合いに応じていただきたいとお願いした。しかし、南辰から返事はなかった。南辰に大覚の切実な訴えが届くことはなかった。最後まで大覚の呼びかけに耳をかたむけることはなかった。

 
 大覚は、これまで多くの資金を使ってきた。土地代金として7億円、売買契約を合意解除して住民に返金した8億5千万円、南辰に支払った前渡金が4億円、弁護士・建築専門家の報酬・調査費の合計が2億円。その他、大津京ステーションプレイスとは関係がないのに競売で取られた不動産が12億円。大覚が負担したお金・資産は、約33億5千万円にも及びます。南辰は、何を考えて、我が社にこれだけ多くの計画的企みを仕掛け、我が社を倒産の寸前まで追い込み、何をしたかったのか、何を企んでいたのか。これだけ悪の計画を企むなんて、南辰さん、ひどすぎますよ。そしていまだに、「瑕疵は無い」と裁判所で言っています。子供でもこんなことは言いませんよ。これだけの瑕疵の写真がでているのに、まだ、裁判で「瑕疵が無い」といっているのですよ。訳が分かりません。
 
 上場企業・南辰が、地方の中小企業・大覚をとことん追い詰め、弱体化させ、トドメを刺す段取り。その実態の詳細を全部、明らかにしていきたいと思います。
 読者の皆さま、中小企業の皆さま、何か問題があれば、自分自身で解決しなければなりませんよ。
 まさに、“事実は小説より奇なり”です。南辰のさらなる陰謀・謀略・計画的企みが次回、明らかになります。
 
 乞うご期待!!
 
 
 
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