■連載第20回■ 第十章 南辰の計画的企み、罠を仕掛け仕留める段取りを暴く!!・前編

 

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覚(さとる)くんの日記
~ 二五五五日の闘い ~

(連載第20回)

目 次


第十章 南辰の計画的企み、罠を仕掛け仕留める段取りを暴く!! ・ 前編

(覚くんの回想)

<大覚の控訴を伝える南辰IR情報>

株式会社大覚から同判決を不服として、控訴の提起を受けました。

当社は、大覚より受注した分譲マンション「大津京ステーションプレイス」の請負代金の残代金1,581百万円の支払を求めて、平成22年1月7日付で大阪地方裁判所に請負代金請求訴訟を提起いたしました。

大覚は、本物件には重大な瑕疵が存在するとして、当社に対し総額3,791百万円の損害賠償請求訴訟を提起しておりました。

平成25年2月26日大阪地裁において第一審判決の言い渡しがありました。判決では、当社の大覚に対する請負代金の請求に関して、補修費用約10百万円等を除く大部分が認められた一方、大覚の請求は棄却されました。

当社といたしましては、大覚からの控訴に対して、引き続き第一審が維持されるよう法廷の場で適切に対応していく所存です。

今後開示すべき事項が発生した場合はすみやかにお知らせいたします。

<構造的に問題のある瑕疵> (※前回:第19回からの続き)

⑥ 柱際(はしらぎわ)耐震スリットの施工不備

⑦ 基礎梁(きそばり)スターラップ(あばら筋)の重ね継手(かさねつぎて)部の施工不良

⑧ 基礎梁(きそばり)ターラップ(あばら筋)の施工不備

⑨ 基礎梁(きそばり)スターラップ(あばら筋)が切断されている

⑩ JIS規格外のコンクリートの使用

(覚くんの想い)

 
 
 
 
第十章 南辰の計画的企み、罠を仕掛け仕留める段取りを暴く!!・前編
 
 
~ 金谷所長さん、コンクリートにドライバーが突き刺さることなんて、あり得ないですよね。耐震スリットがズレてハサミが入るなんて、驚きです!! ~
 
 金谷所長に時間稼ぎをさせ、悪の種を蒔かせ、ありとあらゆる悪だくみを考え、また、指示を与えている黒幕さん、やり過ぎですよ。柱のコンクリートに、ドライバーがかんたんに突き刺さるなんてあり得ません。また、耐震スリットがあちこちでズレていたり、全く施工させていない箇所など合わせて七十五箇所以上もあり、デタラメな位置に耐震スリットがあるため、とんでもない箇所にハサミが入るのもおかしいですね。
 金谷所長さん、お小遣い稼ぎがお上手ですね。
 
sl10
大津京ステーションプレイスにおいては、正常な位置に耐震スリットがない。南辰によるずさんな工事により、耐震スリットがあっちに向いたり、こっちに向いたりと歪(ゆが)んだ状態でコンクリート内部に埋まっていることが大覚の調査で分かった。これでは耐震スリットとして機能しないため、大きな地震が発生した場合に非常に危険だ。デタラメな工事だ。
 
 
(覚くんの回想)
 
 南辰さん、黒幕さん、金谷さん、その他の仲間さんは、突然、裁判を仕掛けてきた。相手に分からないように、何も言わずに、裁判を起こして来た。そんなことしたらダメですよ。南辰さんが、加害者でしょ。加害者が被害者のフリをしていたらダメですよ。もう皆さん気付いてきていますよ。「瑕疵を直す、直す」と言って、話し合いも一度もしていないのに、金谷所長はウソとデタラメばかり言っていました。「瑕疵を必ず直します」、「不具合を全て直します」と覚くんにデタラメばかり言っていたが、うわべだけの返事で、一度も直そうとすらしなかった。最近になって、ようやく、金谷所長のやっていた行動の目的が分かって来ました。なぜ金谷所長がウソとデタラメばかり言って、このように時間を稼いでいたのか、わかってきましたよ。
 
 コンクリートの建物にドライバーが突き刺さるなんて、子供でも思いませんわね、南辰さん、コンクリートにドライバーが簡単に突き刺さりますか? 一般の方もびっくりしますよ。南辰さんも建設会社でしょ。弁護士さん、学者さん、これ以上、世の中の人をバカにしていることがありますか。コンクリートにドライバーが突き刺さる、こんな箇所が何箇所もあるのですよ。さらに、耐震スリットが、あっちにこっちにとズレているため、とんでもないところにドライバーが突き刺さるのですよ。耐震スリットの施工が目茶苦茶ですよ。これもみんな、南辰さんが建てた建物で起きているのですよ。これでも「瑕疵がない」といって、世の中をバカにするのもほどほどにしてください。
 
sl11
建物の耐震性能を向上させるための耐震スリットが、南辰のずさんな施工により逆に耐震上、建物に悪影響を与えている。南辰の工事がデタラメなため、安全性に関わる品質管理が一切されていないのがこのマンションの危険な実態だ。デタラメな工事だ。
 
 いまでも、学者さん、弁護士さんたちは、「瑕疵が無い」、「不具合が無い」と言っているのですよ。よく裁判所でこんな事が平気で言えますね。裁判所、裁判官、書記官をバカにしているのですか。子供でもこんな事は言えませんよ。悪乗りし過ぎと違いますか。金谷所長は悪の企みを上から命令されて、ありとあらゆる手を使って時間稼ぎをしていたのですか。また計画的悪だくみをし、覚くんにうわべだけは頭をぺこぺこ下げて、「直します」、「直します」と繰り返していました。でも後ろ向いたら舌を出して笑っていたのでしょうかね。そんな事を知らずに、覚くんは、何度も金谷所長を呼んで、何度も「不具合を直してください」、「瑕疵を直してください」、「千三百五十箇所の不具合を直してください」と頼んでいたのですよ。金谷所長は、「分かりました」。「一週間以内に必ず直します」とその都度、繰り返し良い返事をしていました。金谷所長は、頭を使って、あらゆる悪だくみをし、時間稼ぎをしていましたよね。
 
 ここまで計画するのも大変だったと思います。まぁ、三十回以上は、覚くんに謝っていたと思います。覚くんは、まさか、上場会社、北海電鉄グループがこんな事をするとは、ゆめゆめ思いませんでした。「南辰も、金谷という大変な社員を抱えて大変だな」と思っていました。覚くんの人の良いところに付け込んで、金谷所長は、黒幕さん・仲間たちと、淡々と時間稼ぎの段取りを着々と進めていました。そんな事は知らずに、覚くんは何度も「早く直してください」、「住民さんが困っているのです」、「苦情が沢山来ています」、「すでに入居者さんがいるのですよ」、「雨漏りもするんですよ。不具合も早く直して下さい」と頼んでいました。金谷所長は、「はい、分かりました、一週間以内に必ず直します」と繰り返し頭を下げていました。これも全部ジェスチャーですか。そもそも、南辰は、内覧会と入居をすり替えて、住民さんを騙して入居させたのと違いますか? 瑕疵を直さないから、住民さんから大覚に苦情ばかり来ている。こんなことなら、内覧会もせずに、入居もしていただかずに、瑕疵の補修を最優先すべきだった。金谷は、「必ず直します」と言って、覚くんと住民さんを騙して、入居させたのだった。住民さんにウソばかりついて、誤魔化し、一度も瑕疵を直さなかった。これは、南辰の計画的な罠に大覚が嵌ってしまったのだ。完成もしていないのに、南辰の企みに嵌(はま)ってしまったのだ。
 
 そうこうしているうちに、南辰は、突然、現場を引き揚げました。完成もしていないマンションをほったらかしにして、上場会社である南辰が、完成もしていない現場から引き揚げると思いますか。その後すぐに、完成も引き渡しもしていないのに、裁判を仕掛けてくると、想像できますか。何度考えても、そんなデタラメな事をするなんて、想像できませんでした。一生懸命やっている中小企業を、計画的な罠に掛け、追い込み、仕留める、そんな悪どい事を、上場会社がしても良いんですか。まさか、北海電鉄グループ会社がそんなことすると思いますか。北海電鉄の会長さん、南辰の社長さん、恥ずかしいと思わないのですか。中小企業を罠にかけ、倒産に追い込み、仕留め、多くの方に迷惑をかけ、多くの方を陥れ、中小企業の多くの資産を乗っ取り、お金を儲けるためだったら何でもするのですか。南辰さんは、血も涙も無いのですね。上場会社として、また人として、恥ずかしいと思いませんか。北海電鉄の会長さん、よく足元を見てください。裸の王様になったらダメですよ。あなたの部下は、世の中をバカにし、デタラメな事ばかりしていますよ。みんな一生懸命仕事をしているのですよ。
 
sl12
壁側に設置されるべき耐震スリットが柱の方にめり込んでしまっている。そのため、柱のコンクリートに断面欠損(柱のコンクリート寸法が耐震スリット分小さくなっている)が生じ、建物を支える構造体である柱に必要な強度が得られない。非常に危険な状態だ。耐震スリットの施工不備は、南辰が品質管理、施工管理、検査を実施していないことに原因がある。
南辰さん、建設会社として恥ずかしくないのですか。これでも瑕疵がないと言い続けるのですか。施工がデタラメで、この建物は、倒壊の危険がありますよ。
 
 
 
<大覚の控訴を伝える南辰IR情報>
 
 第一審での敗訴を受けて大覚が控訴すると、南辰はIR情報を公開した(平成二十五年四月三十日)。一審判決の同社の勝利を前面に出した文面である。しかし、一審の裁判は初めからしまいまでおかしなことだらけだった。一審敗訴後、覚くんは建物に重大な瑕疵がまだまだあることを知っていた。莫大な調査費用と時間を費やし、覚くんは次々と重大な瑕疵を暴いていった。酷い建物です。
 
IR3
 
 
 株式会社大覚から同判決を不服として、控訴の提起を受けました。
 
  • ●第一審での大覚全面敗訴は初めからしまいまで仕組まれていた。
  •  
  • ●建物には重大な瑕疵が存在していることは明らかであり、それを証明するために大覚は控訴した。
  •  
  • ●建物には数々の瑕疵がある。一審では一遍弁護士と建築専門家の薮田氏に誘導され、「建て替え」一本の主張をしていたが、控訴審では全ての瑕疵を積み上げて立証している。
  •  
  • ●控訴審では一遍弁護士を代理人に立てず、苦労して新たな弁護士を探した。その結果、東京の鬼川弁護士をリーダーとする弁護士チームに控訴審の弁護を依頼した。
  •  
  • ●一審の一遍弁護士は酷い弁護士ですよ。このような弁護士には、気を付けてくださいね。自分の事しか考えていませんよ。依頼人の事は全く考えていませんよ。
 
 
 
 当社は、大覚より受注した分譲マンション「大津京ステーションプレイス」の請負代金の残代金1,581百万円の支払を求めて、平成22年1月7日付で大阪地方裁判所に請負代金請求訴訟を提起いたしました。
 
  • ●平成二十一年十二月の末に、南辰は不具合箇所の手直しもせず、工事途中でいきなり現場を引き揚げた。それから、一週間足らずの平成二十二年一月七日付で訴訟を提起する事自体、南辰による計画的企み、策略、謀略だ。
  •  
  • ●大覚は何度も工事増減の話し合いをしようと求めていたが、南辰は話し合いに一切応じることなく、請負代金を全額請求してくることはどう考えてもおかしい。覚くんが調べると、約三億円も勝手にスペックダウンや工事の取りやめを行っていた。明らかに詐欺行為だ。
  •  
  • ●三億円も減額し、品質を落とした工事をしておきながら、そのことには一切触れずに、IR情報に載せている。ウソ・デタラメの記載だ。
  •  
  • ●南辰は、裁判・法律・IR情報を悪用し、計画的な企みで、世の中を侮辱し、ウソばかりつき、周りに迷惑ばかりかけている。地元住民、役所、許認可機関を愚弄し、ウソをつき、法律を悪用する、とんでもない企業だ。
 
 
 
 大覚は、本物件には重大な瑕疵が存在するとして、当社に対し総額3,791百万円の損害賠償請求訴訟を提起しておりました。
 
  • ●重大な瑕疵は存在している。しかも、建物が倒壊する危険性のある瑕疵なのである。
 
※前回(連載第19回)から「構造的に問題のある瑕疵」について写真とともに解説していますので、是非ご覧ください。構造的に問題のある瑕疵はまだまだあります。今後も掲載していきます。
 
 
 
 平成25年2月26日大阪地裁において第一審判決の言い渡しがありました。判決では、当社の大覚に対する請負代金の請求に関して、補修費用約10百万円等を除く大部分が認められた一方、大覚の請求は棄却されました。
 
  • ●第一審では一遍弁護士と建築専門家薮田氏に先導され、覚くんは「建て替え」一本で十分に勝てます、という言葉に説得されてしまった。覚くんが首をひねっていたら、「こんな悪いマンションは初めて見た」と、薮田氏も一遍弁護士も言って、その言葉に、覚くんは騙されてしまった。「建て替え」一本の主張で闘ってしまった。主張として建て替えかどうかだけを求めたため、判決では「建て替えとまでは言えない」として、建て替えは認められないという結果になった。
  •  
  •  あのマンションが一千万円で直りますか。こんな判決はおかしいと思いませんか? 日本中の誰がみても、一審判決が不当であることが分かると思いますよ。
  •  
  •  後に、控訴審の鬼川弁護士に聞くと、建築訴訟では瑕疵のひとつひとつの積み重ねが大切であると言われた。現在の裁判では経済的損失が大きいという理由で「建て替え」はなかなか認められないのである。しかしながら、瑕疵をひとつひとつ立証し、その積み重ねによる補修費用の合計額が建て替え費用を上回るのであれば、建て替えた方が合理的であるとして、建て替え判決が出される可能性があるということなのだ。だからこそ、ひとつの瑕疵に捉われず、建物の全ての瑕疵を明らかにすることが大切なのである。
  •  
  • ●しかし、そのためには莫大な調査費用がかかる。大覚は三十人の住民の方々に約八億五千万円の買い戻しにも応じた。本来この約八億五千万円は、南辰が負担すべきお金だ。何度南辰を呼んでも、南辰は一度も住民説明会に来る事は無かった。そして話し合いにも応じなかった。そのような状況で、覚くんは困っている住民の方々や、全国の欠陥建物で困っている方々のためにも控訴審を闘っていく決意を新たにした。
  •  
  • ●これまでに裁判に要した費用は調査費などを含めて三十三億円にも及んでいる。
 
 
 
 当社といたしましては、大覚からの控訴に対して、引き続き第一審が維持されるよう法廷の場で適切に対応していく所存です。
 
  • ●南辰は控訴審が始まってすぐに「引き続き第一審が維持される」ことを法廷の場で主張していた。
  •  
  • ●控訴審で、大覚は新たに見つかったさまざまな瑕疵について証拠を出していったが、一審では審議されていない新たな瑕疵についても控訴審において審議されることになった。
  •  
  • ●南辰に有利な「第一審の維持」が危うくなってきたので、南辰は控訴審でもウソ・デタラメを言い続けている。計画的な企み・陰謀・謀略が、控訴審では、だんだんバレて来たので、学者さんを投入したり、弁護士さんを変えてきたり、瑕疵がないといって、三十冊の書類を裁判所に提出して来たり、ありとあらゆる屁理屈・デタラメを裁判所で述べている。いまだに瑕疵が無い、と学者さんは一生懸命言っている。おかしな話ですね。沢山のお金を貰ったのでしょうね。本来世の中の為になる研究をするべき学者さんにあまり無理難題を言ったらダメですよ、南辰さん。
 
 
 
 今後開示すべき事項が発生した場合はすみやかにお知らせいたします。
 
  • ●南辰はこれまで公開したIR情報でも虚偽の報告をしていた。
  •  
  • ●南辰は裁判においても本来なら開示すべき工事記録写真などを出していない。控訴審が始まって以来、防風スクリーンが落下した事件など自らの都合の悪いことはすべて隠している。
  •  
  • ●南辰は大津京ステーションプレイスの瑕疵工事のすべてを法廷で明らかにすべきだ。南辰は、大覚が何度も要求しても、工事途中の写真や書類を一切提出してこない。自分達に都合のよい写真だけを出している。工事写真は有って当たり前なのに、無いのは明らかにおかしい。南辰さん、少しだけ有りましたね。
 
 
sl01
本件建物は、「耐震スリット」と呼ばれる緩衝材で、構造体の柱が耐震時に損傷しないような構造体になっているが、南辰の施工不良により現在発覚しているだけでも、七十五箇所もの施工不良がある。耐震スリットの役割を南辰は分かって施工していない。そうでなければこのような莫大な数の施工不良をそのままの状態で、現場を引き揚げる事はない。
大きな地震がくれば、住民さんの生命が危険である。ずさんな工事、デタラメな工事と言うだけでは済まされない行為である。南辰さん、こんなデタラメな工事は、日本中探しても他に有りませんよ。
 
sl02
上の写真は、耐震スリットが正常な位置に存在していない。また、コンクリート打設時に耐震スリットが歪(ゆが)んでしまい、デタラメな位置に変形してコンクリートの中に埋まっている。その事により耐震スリットがコンクリートの異物となりクラックが発生している。建物の耐震性能を上げる為に設置するはずの耐震スリットが、逆に建物を危険なものにしている。
南辰はこれでも「瑕疵はない」とデタラメなことばかり言っている。
 
sl03
本件建物の構造体のクラック箇所を調査した。コアを抜いてクラック箇所を確認したところ、耐震スリットが変形し、歪んでコンクリート内部に異物として入っていた。
南辰が社内検査をしていなかった事がこれで明らかに分かる。上場している建設会社なら必ず耐震スリットの検査を行うからだ。
南辰さん、本当に社内検査や社内安全パトロールを行ったのですか? さらに、なぜこんなにも多い瑕疵を補修もせずほったらかして、現場を引き揚げたのですか? デタラメな工事ですね。
 
sl09
耐震スリットは柱と壁の取り合い部(接続部)の縁(えん)を切る為の部材であり、柔らかい素材で出来ている。鋏(はさみ)を突き刺すとスリット材の位置がよく分かる。間違った位置に柔らかい素材のスリットがあれば、コンクリートの異物となり、クラックが発生し、構造体に悪影響を及ぼす。さらには、外部からの雨水がそのクラックに入り込み、鉄筋が錆びる。構造耐力・耐久性が明らかに低下している。危険な建物である。
南辰さんはこの写真を裁判で見ても「瑕疵はない」と言い続けている。建築の知識が無いのだろうか。ウソとデタラメばかり言っている。
 
sl071
耐震スリットの調査を行う為、外壁のタイルをめくった。
やはり、構造スリットは柱の方に入りこんでいた。
構造体の柱の断面が欠損している。
建物とって非常に危険な問題だ。
 
sl066
耐震スリットの不備の一つに、最も建物とって悪い状態のものがある。それは、上の写真のように、耐震スリットがコンクリート打設により、構造体の柱にめり込んでしまい、柱にとって必要なコンクリート寸法が不足してしまっているのである。またその耐震スリットは柱の鉄筋に密接している為、柱の鉄筋に必要なかぶり厚さが確保できていない(コンクリートでまかれていない状態になっている)。つまり、鉄筋としての機能を果たしていない。
社内検査・安全パトロール・監理者検査を行っていたのであれば、このような酷い状態にはなっていない。やりすぎですよ。南辰さん。
鉄筋コンクリートの柱と床にドライバーを刺してみたら、何箇所も突き刺さった。コンクリートにドライバーが突き刺さるなんてことはあり得ないことですよね、南辰さん。そんな建物を南辰さんは、計画的な悪だくみをして造ったのですよ。これは計画的な悪だくみの罠ですか?
 
kaburiatsusa
 
 
 
(覚くんの回想)
 
 大津京ステーションプレイスは、完成もしていないし、引き渡しも受けていないのですよ。話し合いを一度もしていないし、大覚からの呼び掛けに応じることすらなかったのですよ。どうして瑕疵を直さないのですか。屋根の二百五十四トンもの余分なコンクリートもどうして直さないのですか。立体駐車場には、池のように水が溜まっていますよ。住民さんが困っていますよ。子供が足を滑らせて落ちるまで待っているのですか。つい最近も1.2メートルも水が溜まっており、住民さんから、「子供が落ちたらどうするんですか」と苦情が来ました。子供は好奇心が強いから、近くに行って足を滑らせたら大変なことになりますね。南辰は事故が起きてからでないと何も動かないのですか。
 
 事故が起きたら、防風スクリーンが落下した時のようにコソコソと隠れて直すのですか。防風スクリーンは、管理組合が被害に遭われた店舗と車を直して済みましたが、金額にしたら二百万円を超えましたよ。「瑕疵が無い」という南辰さんのストーリーを押し通すために、お金も出さなかったのですね。もし子供さんがけがをしたら、大問題ですよ。南辰さん、北海電鉄の会長さん、これ以上住民さんに、また地元の方々に迷惑をかけたらダメですよ。
 
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落下した防風スクリーンの無残な残骸。一枚約五十キロの防風スクリーン四枚が十四階から落下した。マンションのすぐそばの京阪電鉄、JRの駅ホームに落下していたら大惨事になっていただろう。
 
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南辰社長がマンション管理組合の理事長に宛てた書面。南辰のずさんな施工によって防風スクリーン落下という大事故が引き起こされたにもかかわらず、南辰はその事実を真摯に受け止めようとせず、一審で勝訴判決をもらっているので、マンションに「瑕疵は存在せず」、建物は安全であると平然と述べている。瑕疵だらけの危険なマンションに住む住民の方々や近隣住民の不安をあざ笑うかのような言い分だ。
 
 法律、裁判、役所、許認可機関その他いろいろな機関に、迷惑をかけ、ウソをつき、罠を仕掛け、計画的企み、愚劣な事をしたらダメですよ。また、中小企業を計画的に倒産に追い込み、仕留め、中小企業の大切な資産、人材を乗っ取り、企業を騙したらダメですよ。計画的に企んで、相手の企業に人を送り込み、かく乱したらダメですよ。そして計画的企み、法律、裁判所の中で悪だくみをし、突然裁判を起こし、そんな段取りをしたら、どんな相手でも慌て、びっくりし、動転し、頭が真っ白になりますわね。何でも突然やるのですか? 危険な事はダメですよ。
 
 一方、自分達は、何年も計画しているのですから、十分準備出来ていますよね。南辰は中小企業の内部に人を送り込み、内側からも外側からも隙なく攻め、風評を流し、相手の社員まで買収し、弁護士・建築専門家・学者まで買収するんですね。南辰さんにありとあらゆる悪だくみを考えられたら、どんな会社もたまりませんし、もちませんわね。そんなことして、何か良い事があるのですか。北海電鉄の会長さん、あなたの会社は関西で指折りの会社じゃないんですか。我々中小企業を指導する立場で、模範となる会社じゃないんですか。なんでそんな悪どい事をするんですか。そんなことしたらダメですよ。一生懸命働いて蓄積した中小企業の資産、ノウハウ、人材を全て奪い取ったらダメですよ。また傘下の会社にそんな事をさせたらダメですよ。
 
 北海電鉄の会長さん、南辰の社長さん、学者さん、弁護士さん、ここまで事実が明らかになってきても、未だに「瑕疵はない」と言い続けるのですか。よく考えてください。事実と真摯に向き合ってください。
 
 
 
 
<構造的に問題のある瑕疵>
(※前回:第19回からの続きです)

⑥ 柱際(はしらぎわ)耐震スリットの施工不備

 
 耐震スリットが柱躯体に食い込んでおり、断面欠損状態になっている。地震時には重大な損傷が発生する。
 
 
sl04
どのような工事をすれば、耐震スリットを七十五箇所も不備にできるのだろうか?
南辰さんに付いている学者さん、耐震スリットの施工不備があっても瑕疵はないのですか? コンクリートの打ち継ぎが一体化していないのに、独自の理論を展開して現場を見に来ることもせず、建物に問題がないという書類を書いていますね。南辰さんの事を鵜呑みしないで、学者さんなら現場に足を運び確認しはったらどうですか。
現地見分のときも、来なかったですね。来ていたらまずい事でもあったのですか?
それとも、南辰さんが来なくてもいいと言われたのですか?
 
sl05
歪んだ耐震スリットを鋏(はさみ)で刺すと柱の方に突き刺さった。構造スリットが柱の方にめり込んでいる証明である。柱が歪んで変形した耐震スリットで断面欠損や、柱の鉄筋のコンクリートのかぶり厚さが不足している。非常に危険な状態だ。
 
sl06
柱の方にめり込んだ耐震スリットが確認できる。しかも、十四階建ての、このマンション一階部分で耐震スリットの不具合が多数見つかった。
十三階分もの荷重を支える一階の柱において断面欠損や鉄筋のコンクリートのかぶり厚さ不足が起きており、非常に建物として危険な状態になっている。地震が起きて、建物が損傷や倒壊したら、南辰の社長さん責任を取って下さいね。
 
sl13
十四階建ての一階部分の耐震スリットの不具合箇所。十三階分もの荷重を支える一階の柱で断面欠損(だんめんけっそん)や柱の鉄筋のコンクリートのかぶり厚さ不足が起きており、非常に建物として危険な状態になっている。
南辰さん、いつまで「瑕疵はない」と言い続けるのですか?
住民さんの事を大切に考えてくださいね。
 
sl07
上の写真も、一階柱に耐震スリットがめり込んでいる。耐震スリットの不備により、一階の柱が断面欠損や鉄筋のコンクリートのかぶり厚さ不足になっている。ずさんな工事、デタラメな工事と言うだけでは済まされない行為である。
 
sl08
耐震スリットを調査するために、壁側に設置する耐震スリットの有無を確認したところ、壁ではなく、柱の方に耐震スリットがめり込んでいた。
上場している建設会社なら、多数にわたる検査を行い、このような施工は放置しない。耐震スリットの施工不備は、南辰が撒いた悪の種の一つであろう。計画的なウソ・デタラメを言ったらダメですよ。
 
sl14
耐震スリットを調査するため、ドライバーを刺して確認するとやはり柱の方に突き刺さった。正常な位置で耐震スリットが存在していれば、柱の方にドライバーが突き刺さることはない。明らかに耐震スリットの施工不備だ。
本当に、デタラメな工事だ。住民さんの事を一切無視し続けている南辰さんの行為は、おかしい。この裁判は最初から最後まで、南辰のウソ・デタラメで固められていた。でも、南辰さん、今となってはそのウソ・デタラメで固めていたメッキが剥(は)がれ落ちていますよ。
 
sl15
南辰は、壁内の耐震スリット施工箇所にドライバーを突き刺した写真を裁判所に提出し、設計通りに耐震スリットが施工されている事を証明しようとした。しかし、大覚があらためて調査するとドライバーは、解説図のように、壁の途中までしか入っていないことが明らかになった。これでは壁と床の縁が切れておらず、地震時に耐震スリットとしての機能を果たさない。
 
 ウソ・デタラメばかり言ったらダメですよ、南辰さん。計画的企み・罠を仕掛け、早く仕留めたかった意味がよく分かりました。ドライバーが突き刺さるようなコンクリートは、日本中探してもありませんわな。こんなことが世間にバレたらどうするのですか。でも、南辰さんはここまで来てもまだ「瑕疵が無い」と言っているのですよ。台風で防風スクリーンが飛んだ時も、「瑕疵は無い」と言って、近隣の方の被害に対して謝罪の言葉もなく、一円も弁償しなかったのです。これが上場会社の対応ですか。ウソとデタラメがひど過ぎますよ。
 
slitfubizu01
耐震スリットの欠落、施工不備箇所を示す図。耐震スリットの施工不備は全部で七十五カ所に及んだ。
 
slitfubizu02
耐震スリット、袖壁耐震スリットの欠落箇所を示す図。耐震スリットの不具合箇所は全部で七十五カ所ある。
 
slitfubizu03
柱に耐震スリットがめり込んでいる箇所を示す図。これだけ多くのスリットの不具合があり、デタラメだ。南辰の監督は建築を知っているのだろうか。全部で七十五箇所でスリットの不具合が見つかっている。
 

⑦ 基礎梁(きそばり)スターラップ(あばら筋)の重ね継手(かさねつぎて)部の施工不良

 
 基礎梁のスターラップ(あばら筋)を三~四分割して施工しているが、鉄筋同士が密着していない。密着していないとせん断補強の役目として有効に作用せず、構造耐力が低下している。
 
 
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コンクリートの打ち継ぎ部で一体化していないばかりか、コンクリート内部でも鉄筋が一体化していない。建築常識では鉄筋の継ぎ手部は鉄筋同士重ねて密着し、一本ものにするのがあたりまえだ。つまり、南辰の工事は最初からデタラメだったのだ。上の写真は裁判で「工事記録写真や施工計画書を出してほしい」と大覚が何度もお願いして、やっと提出された写真の一部である。しかし、その時、南辰は「(写真は)これ以上はもう無い」と言っていながら、裁判では都合が悪くなると次々と隠し持っていた工事記録の写真や施工計画書を小出しに提出してくる。本当に卑怯でウソ・デタラメが多い会社だ。
例えば、柱際の鉛直打ち継ぎの施工不良も、南辰が後から裁判に提出してきた証拠写真から発覚したのだ。そりゃ、工事がデタラメだから、ウソがバレて来ますよね。未だに全ての工事記録写真や施工計画書は出ていない。もうこれ以上ウソ・デタラメを言わないでくださいね、南辰さん。南辰さんが隠し持っていた写真や書類を提出するように裁判所から命令があっても、小出しにしてきた。証拠や書類はウソ・デタラメ・誤魔化しばかりだった。現場もデタラメだったが、書類もデタラメばかりですね、南辰さん。
 
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南辰から提出された写真以外の箇所を大覚が調査すると、あばら筋の重ね継手部において鉄筋同士が密着していない箇所が多数みつかった。まだまだこのマンションには見えない瑕疵が潜んでいるのだ。
南辰さん、どれだけ多くの悪の種を蒔いたのですか? やりすぎやで。この鉄筋工事はデタラメな施工だ。
 
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控訴審の現地見分の際に、南辰が打ち継ぎ部のコアを抜くために前日に鉄筋探査をした。すると、あばら筋が重ね継手部で密着していないことを自ら証明した。現地見分で南辰側は、バツの悪そうな顔をして、鉄筋の事には触れずに誤魔化していた。鉄筋もコンクリートもデタラメな施工だ。
 

⑧ 基礎梁(きそばり)スターラップ(あばら筋)の施工不備

 
 基礎梁のスターラップ(あばら筋)が設計図より、間隔が広く施工されていた。下に掲載した写真の例では、せん断補強筋の間隔が設計図では100ミリであるのに、実際には150ミリの間隔で施工されていた(南辰から提出された工事写真)。
 
 
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地下受水槽室の基礎小梁FB5Aのスターラップ(あばら筋)の種類及び間隔は、D13ピッチ100ミリであることが南辰から提出された工事写真に記載されているが、工事写真をよく見ると実際には150ミリで施工されておりスターラップが不足している。
南辰は施工中からウソをつき、デタラメな工事をしていたのだ。さすがに、これについては、「補修します」と言っているが、その補修方法は現実味がなく、誰が見てもきっちりと補修できない方法であった。直すと言う事を強調して、裁判所の印象をよくするためだけに言ってきたのだろう。本当に南辰はウソ・デタラメが多い会社だ。
 
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南辰はせん断補強筋の配筋間隔を間違えて、100ミリ間隔で配筋すべきところを実際には150ミリで施工していた。この施工ミスをごまかすために南辰は黒板の文字を150から100に書き換えていた。この意図的なごまかしは南辰の提出した工事記録写真から発覚した。南辰はウソ・デタラメ、ごまかしが好きな会社だ。
 
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鉄筋探査機で基礎梁の配筋間隔を調査したところ、間隔が設計より広くなっているところが何十カ所も発覚した。上の写真では、設計で100ミリ間隔で配筋すべきところが140ミリ、150ミリで施工されていたことを示している。コンクリート打設前に検査をしていなかったのだろう。南辰はお金を抜くことばかり考えて、品質管理を怠り、建物の安全性を無視している。デタラメな会社だ。
 
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控訴審の現地見分の際に、南辰が打ち継ぎ部のコアを抜くために前日に鉄筋探査をしたところ、あばら筋の間隔が十センチ以上広い箇所が多数あることを自ら証明してしまった。上の写真は南辰社員が間隔を測っているところだ。現地見分で南辰側はバツの悪そうな顔をして、鉄筋の事には触れずにごまかしていた。南辰の社長さん、北海電鉄の会長さん、現地見分でおたくの社員も現場で確認していましたよ。ちゃんと報告されていますか?
 

⑨ 基礎梁(きそばり)スターラップ(あばら筋)が切断されている

 
 基礎梁に設ける排水用の孔の位置を間違えて施工しており、孔を開け直す時に、スターラップ(あばら筋)を切断してそのまま放置している。基礎梁にはひび割れが発生し構造耐力が低下している。
 
 
あばら筋切断01
大津京ステーションプレイスの地下ピットには、排水孔(はいすいこう)の高さの間違いにより、至る所、鉄筋を切断して孔を開け直している。コンクリートを打設する前に、孔を開ける高さを確認しなかったのですか、南辰さん。南辰の学者さんは、平成二十九年二月二十二日の証人尋問で、「あばら筋を切断して、コアを抜いたことはなく、そんなことをしたらダメ」と言っていましたよ。それなのに、南辰さんは孔の高さを間違えて鉄筋を切断して多くの孔を開け直していますよ。学者さんもたいへんですね。南辰にいろいろ言われているんですか。でも、ホンネが出てしまったんですね。
南辰さんは、コンクリート打設、鉄筋施工、測量間違い、と本当にデタラメが多いですね。間違いだらけの会社ですね。
 
あばら筋切断00
この写真について説明します。
①排水孔(はいすいこう)を開ける為にコンクリート打設前にスリーブと呼ばれる管(くだ)を設置するのだが、紙製のスリーブを使ったため、コンクリートの重量に耐え切れず潰れて、コンクリートが埋まってしまったのだ。本来はコンクリートの重量に耐えられるように塩ビ製の強度のある管を使う。基礎最下部の一番コンクリート荷重のかかるところに紙製のものを使えば、潰れることくらい子供でも分かると思いますよ。
②結局潰れた最初の孔(あな)を放置して、鉄筋を切断して排水孔を開け直したが、ずさんな施工によって排水孔が逆勾配(ぎゃくこうばい)になってしまい、水が排水されることなく溜まり続けている。
つまり、ここの排水孔工事は完了していない。この状態で、工事途中のまま、南辰は現場をほったらかして引き揚げたのだ。排水孔の測量・位置を間違えるなんて、明らかにデタラメな施工だ。
 
あばら筋切断03
構造体の鉄筋である「あばら筋」を切断した事により、鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートにクラック(亀裂)が入る。それらのクラックが構造耐力を低下させている。これは明らかに南辰の故意的な瑕疵だ。だから、覚くんたちに地下ピットなどの共用部の検査をさせなかったのだ。計画的な罠・企みですね。
 

⑩ JIS規格外のコンクリートの使用

 
 南辰はJIS規格に適合していないコンクリートを大臣認定も取得せずに打設した(基礎~11階)。建築基準法違反並びに契約違反であり、コンクリートの品質保証は無く、マンションを建て替える必要がある。
 
 
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JIS規格外の納入伝票からは、JISマークが消されている(左側伝票)。建築基準法違反だ。品質も保証されていないコンクリートを使用し、耐久性・耐震性に大きな問題がある。本件建物は非常に問題が多い。コンクリートに問題があり、ジャンカ、クラックなどのコンクリート不良が非常に多い。ひび割れ箇所からは絶えず漏水している。このマンションは屋上から地下まで漏水だらけだ。こんな漏水の多いマンションはどこにもない。裁判で南辰は大津市と確認申請機関で確認を貰ったと言っているが、覚くんが確かめに行くと「そんなことは許可していない」という返事だった。南辰はウソとデタラメばかり言っている。大津市と確認申請機関を騙して検査済証を取得していたのだ。その事を盾に「建物は大丈夫だ」と未だに言っている。南辰は本当に卑劣で悪どい会社だ。本当にこんなことが今の世の中にある事自体、覚くんもびっくりしている。法令遵守という言葉を南辰は知らないのだろうか。また法律というものを悪用することしか頭にないのだろうか。南辰は本当にデタラメな会社だ。
 
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JIS規格外の生コンを納入していた生コン業者の告発により金谷所長の裏金問題が発覚した。金谷は、生コン業者に対して架空の請求書を提出させ、三百九十八万円水増しした代金を南辰から生コン業者に振り込ませ、そのうちの百九十五万円を金谷個人の口座に振り込ませていたのだ。
 
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金谷所長の個人口座に生コン会社社長が四十万円を振込んだときの「振込金受取書」
 
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金谷所長の個人口座に生コン会社社長が百五十万円を振込んだときの「振込金受取書」。これら二枚の受取書を合わせると、金谷は二度に渡り約二百万円ものキャッシュバックを受けていた事が確認できる。
 
fridayuragane
平成二十六年五月十六日発売の週刊誌『フライデー』(FRIDAY)に大津京ステーションプレイスが大欠陥マンションとして掲載され、悪徳工事を現場で指揮した金谷所長の裏金問題についても報じられた。
金谷所長が、未だに、南辰に雇われている事は本当におかしな話だ。
南辰は、金谷所長に何か弱みでも握られているのだろうか。または、南辰は、金谷所長を何かに利用しようとしているのだろうか?
(FRIDAYデジタルに記事が掲載されています。
 
ichibuhoudou
平成二十六年五月十六日、週刊誌『フライデー』(FRIDAY)の発売日当日に南辰は自社ホームページにフライデー報道についてコメントを公開した。その中で、金谷所長の裏金問題について、「現在調査中」であり、「事実関係が明らかになり次第・・・厳正に対処する」と明言している。しかし、その後、南辰が金谷所長の裏金問題をどのように対処したかは、同社のホームページで伝えられておらず、未だに不明のままだ。金谷は、未だに裁判に出席し続けている。この裏金問題は、平成二十三年九月に発覚し、すでに六年近く経過しているが、金谷は欠かさず裁判に出席している。金谷が南辰のどんな弱みを握っているのだろう・・・? 黒幕や乗っ取り・ハゲタカの組織が南辰の中にある事を知っているのだろうか? 南辰の弱みを握っているので、金谷を退職させられないのだろうか? どこかの時点で金谷に罪を被せ、トカゲのしっぽのように切り捨てるのだろうか? そして金谷に全ての泥を被せようとしているのだろうか?
さらに、とんでもない事を考えているのかもしれない。南辰さん、そんな事をしたらダメですよ。そう言えば、マサプランニングの社長はどうなったのでしょうね? なぜ一度も裁判に出て来れなかったのでしょうね・・・?
 
news
金谷所長の裏金問題は、ニュース番組の報道特集でも取り上げられた。南辰は、テレビ取材に対し、「社内規則にのっとり厳正に対応する」と回答しているが、その後、南辰がこの問題についてどのように対応したかは不明のままだ。
 
interview
裏金問題について金谷所長に問いかけると、「会社のことなので何もいうな」と言われていると返答した。南辰さん、黒幕さん、その仲間さん、この工事で抜いた約三億円のお金をどのように山分けするつもりだったんですか? 未だに金谷所長を裁判に出席させていますね。何か企みがあるんですか。
法令違反の安価で粗悪なコンクリートを使い、クラックだらけの建物に住んでいる住民さんは本当に困っていますよ。いろいろとスペックダウンされていますよね。大覚が何も知らずに建物の引き渡しを受けていたら、現在どうなっていたでしょうね・・・。悪の種を蒔き過ぎやで、南辰さん。
(YouTube「大覚 VS 南■辰■建設 続・大津欠陥マンション動画」より
https://www.youtube.com/watch?v=nJipKcb-vvw  27:30頃から)
 
 
(覚くんの想い)
 
 一審では、一遍弁護士と建築専門家薮田氏の「勝つ、勝つ」という口車に踊らされ、裁判では「建て替え」の判決が出ると信じて疑いませんでした。ところが、一遍弁護士らに誘導された戦術は、一審では全く通用せず全面敗訴という結果でした。一審敗訴を受け、大覚は請負残代金約十五億円とこれに対する年間十四・六パーセントの遅延損害金の支払いを命じられました。これまでの遅延損害金の合計は十三億円五千万円以上になります。さらに現在でも一日約六十万円の遅延損害金が覚くんの肩にのしかかっています。膨大な負担を押し付けられ、心労から覚くんは二回も倒れ、生死をさまよう経験もしました。南辰のような大企業ならともかく、中小企業には裁判を闘うノウハウがありません。そもそも長年掛けて計画的に大覚を罠に嵌めようと企んでいた南辰に、勝てる見込みなどほとんどありません。南辰の計画的企み・悪だくみは酷すぎると思いませんか。人のやることではないと思いますよ。こんな卑劣なことをしたらダメですよ!!
 
 大津京ステーションプレイスには、明らかに瑕疵が存在します。でも、一審では負けました。南辰は、大企業である事を笠に着て、さらに一審で勝訴した事を以って、自分達が正しかったような振りをしています。加害者が被害者に成りすましています。明らかに間違っています!!  事実として、大津京の駅前には、南辰のずさんな施工によって建てられた瑕疵だらけのマンションが存在しているのです。
 
 このような目に遭っているのは当社だけではありません。横暴なゼネコンの被害に遭って泣き寝入りしている方々はたくさんいると思います。裁判にも正しい闘い方があるはずです。南辰による瑕疵工事の事実を事実として裁判所に認めてもらわなければいけません。住民さんのためにも、また全国で欠陥建物の被害に遭いながらも、莫大な調査費用、裁判費用の負担に耐えられず、裁判を諦め、泣き寝入りしている多くの方々のためにも、この裁判を闘っていく決意です。
 
 裁判、建築、弁護士について、徹底的に研究し、弊社が南辰との裁判を闘う中で得た経験をもとに、そのノウハウを欠陥建物で困っている全国の被害者の皆さんに提供していきたいと思っています。このことは、長年にわたって地元大津京で多くのお客様にマンション、住宅を供給してきた大覚の責務であり、覚くんの使命であると考えます。
 
 
 南辰さん、裁判が始まって七年以上経っていますよ。なぜ、裁判所の中でも、外でも、ウソとデタラメばかり言うんですか?
 
 この建物は地震が起きたら崩壊すると思いますよ。その時は、南辰さん、きちんと責任を取ってくださいね。
 
 この建物が崩壊する根拠を次回以降も出していきたいと思います。
 
 乞うご期待!
 
 
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