多くの箇所において、施主である弊社に断り無く施工方法や材料、品質を変更していた事が判明しております。
2階集会室においても、大幅な変更・取り止めが無断で行われ、設計時の仕様とは驚くほど別物になっておりました。
集会室には当初、3台のカウンターを設置する様に設計されていた。 |
設計時には、この様なラウンド型のカウンターが設置される予定であった。 |
集会室の床フローリングが、ピュアハード塗装品から標準品に無断で変更されていた。 |
ピュアハード品と標準品の相違点は、フローリング表面に、耐摩耗、抗菌仕様を施して、傷が付きにくくしている点にある。 椅子や机等を配置する際にも傷が付きやすく、品質低下してしまっている。また、この部屋はキッズルームとしても利用される。 抗菌仕様でないため、子供を遊ばせるには配慮の足りない仕様変更となっている。 |
この部屋では、壁面に鏡とステンレス手摺の設置が設計されていたが、それもことごとく取り止められている。 |
計画では、フィットネス関連の活動が可能な様に、設備が考えられていた。 これらが、どういう経緯で取り止められていたのかは、打ち合わせ議事録では、記録が無い。 |
普段、両壁沿いに折りたたまれているパーテーションは、広げると部屋を2分割する仕切り壁となっている。 |
集会室の間仕切り壁を広げたところ、隙間が出来る様な作りであった。 隣の部屋が覗けてしまい、音も漏れるため、間仕切りの機能を果たしていない。 |
計測すると、約2cmの隙間であった。 |
いいかげんな作りであるというだけでなく、子供が手を挟む事も考えられ、危険である。 |