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エレベーターシャフト内のずさんな工事の実態

通常、人目につかない所に多くのコンクリート不備が見つかったため、エレベーターのピット内も問題がないか調査してみたところ、やはり多くの施工不良が発見された。

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コンクリート壁の広い範囲で、酷いジャンカが見られた。

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コンクリートが大きく削られている箇所も発見された。
断面欠損である。

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このような箇所が多く見つかった。
明らかに手を抜いたずさんな施工がなされていた事がわかる。

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壁に、「鉄筋斫り(はつり)」と書かれていた。
実際にコンクリート内部でどうなっているのかは分からないが、必要な鉄筋が無いとなれば、大きな問題である。
鉄筋は斫(はつ)ってはいけない。

※斫り(はつり):建設、建築、土木の現場などでコンクリートを削ったり、切ったり、壊したりすること。

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壁に大きな異物の跡が残っていた。
当然、この様な箇所は補修しておかなければならないが、それも放置されたままであった。
ずさんな工事であったことが分かる。

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