悪臭の苦情があり、調査した結果、管理人室内に点検口があり、その下に汚水桝がある事が発覚した。

防臭対策を一切していないので、強烈な悪臭が充満している。また、部屋内にはこの様な汚水桝は通常設けない。

マンホール蓋を開けると、汚水が溜まっていた。
契約図では汚水桝ではなく、配管で外部の桝に接続して直接放流する計画であった。

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管理人室から出た配管は外部の汚水配管へ接続する図面であり、汚物を溜めるマスは無い。

タンクの深さを計測したところ、深さ120cmとごく浅いものであった。
容積から考えても、管理人室専用のタンクである事は間違いない。

原理は、昔で言うボットン便所と同じである。

マンホール蓋も錆びが発生している。
点検口の取っ手を収納する部分が、収納できないため、マンホールの周辺部に強引に現場合わせで穴を空けていた。
そこからも臭いが漏れ出している。
計画性が全くない証拠である。