屋上から続く雨水配管のひとつが、2階植栽花壇の土の中に埋まっていた。
あえて地中を通す必要性は全く無く、行き当たりばったりの施工である事が伺える。 また、雨水配管の側に、筒状の点検口の様なものがあった。
こちらも地中に埋まっており、内部を見たところ、底に砂利が溜まっており、その下にはドレインが設けられていた。 |
|
地中に埋まった配管の経路が不明であったため、土を掘り起こし調査してみた。 すると驚く事に、点検口の様な筒の方向に続いていた配管は、途中で途切れており、雨水排水も地中にそのまま放流されている状態であった。 |
|
途切れていた配管の内部を見てみると、中にまで土が入り込んでいた。 |
|
現状を図式化すると、この様になっている。 |
下図のように、雨水配管が筒の中にまで接続されており、中のドレインから更に水が排水される仕組みであれば、まだ理解できなくもない。
しかし現状は筒の手前で配管が途切れており、このドレインは何の意味もなしていない。
|
|