(連載第56回)
目 次
●某議員からコロナのような病原菌が放たれた企み!
●某議員、T室長、工事部長の共通の目的
●工事部長の巧妙な手口
●工事部長の乱
●進んでいるはずの工事が…
●工事会議での工事部長
●工事部長の様子がおかしい!
●会社に工事から手を引かせ、横領を誤魔化そうと画策!
●覚くんの回想1:生コン自社プラントの建設と復興プラント
工事を止め、下請けを操り、請求書を捏造! 会社取締役の立場を利用した元取締役工事部長の怪しい動き! その影に、弊社を陥れようと画策する某議員と黒幕の密接なつながりが…!?
※本文中「元取締役工事部長」を「工事部長」と表記します。
●某議員からコロナのような病原菌が放たれた企み!
弊社は平成23年の東日本大震災の翌年、平成24年から宮城県で震災復旧工事を請け負ってきました。工事部長は、弊社が東北震災復興工事の応援に来た平成24年頃に某議員と知り合いになり、関係を深めていきました。某議員が弊社に向けて仕掛けた罠、計画的企みによって、某議員、黒幕らに取り込まれた工事部長自身が、弊社に企みの病原菌を撒き散らす役割を担いました。その後、病原菌はゆっくりと会社内部を侵してゆきました。会社内部では工事部長が病原菌をまき散らし、外部では某議員と黒幕に病原菌をまき散らされ、弊社は内からも外からも蝕まれていきました。それでも、弊社は必至に堪え、創意工夫し、努力しました。
北上保全(23年災北上漁港海岸保全施設災害復旧工事)は無事工期内に間に合ったが、水産基盤整備推進室の多くの嫌がらせは続いている。未だに北上保全の工事代金は支払われていない。酷い話です。
工事部長はもともと滋賀県の出身で、震災復興工事のために東北に赴任した当時は独身者でした。その後、東北の地元の女性と結婚しました。しかし、工事部長は東北に来た事で、滋賀県で働いていた頃とは想像できないほど変貌したのです。東北赴任後の某議員との接触、赴任地での結婚、震災復興工事における不可解な工事費の支出など、工事部長の足取りとこれらの出来事に何らかの因果関係があるように思えてなりません。
某議員、黒幕らに仕組まれた陰謀に加わった工事部長は、弊社が請負った震災復興工事で、ありとあらゆる病原菌を撒き散らし、会社の体力が徐々に奪われていくように画策しました。あまりにも巧妙に仕組まれ、問題が表面に現れてこなかったため、不正の中心に居たのが工事部長と某議員、黒幕さんであることが最近になってようやく分ってきたのです。
北上保全(23年災北上漁港海岸保全施設災害復旧工事)はすでに地元漁業関係者に利用されています。それでも水産基盤整備推進室は引き渡しを受けていないといって、工事代金を支払おうともしません。
●某議員、T室長、工事部長の共通の目的
弊社が請け負った北上保全、小島漁港、明神漁港、長面漁港の災害復旧工事において、この数年間、ありとあらゆる嫌がらせ、工事妨害を受けてきました。しかも、弊社に工事妨害を仕掛けていたのが、弊社が請負った工事の発注者である水産基盤整備推進室のT室長でした。T室長は部下である監督員、監督補助員を使ってありとあらゆる嫌がらせをしてきました。
かつて、弊社の現場代理人がT室長らのあまりの嫌がらせから、うつ病になり、一時現場を離れ、療養のために短期間ですが、滋賀県に帰っていた時のことです。現場代理人の不在を見計らって、T室長が部下の監督員、監督補助員を伴って北上保全(23年災北上漁港海岸保全施設災害復旧工事)の現場事務所を訪れたことがありました。その時、対応したのが工事部長でした。
振りかえれば、当時、某議員の手先としてT室長と工事部長が動き、弊社を陥れる段取りをしていたのです。工事が工期に間に合わないとして、T室長と工事部長が弊社の知らないところで協議を進めていました。工期はまだ4カ月以上あるにもかかわらず、工期に間に合わなければ、契約解除になるとT室長が言ってきました。さらに遅延損害金を請求することになると現場代理人に言っていました。ところが、某議員の指図により、T室長と工事部長が計画して弊社が工期に間に合わないように企み、現場代理人がうつ病を発症して不在だった2週間の間に勝手に工期に間に合わないという作り話をしていたのです。
現場代理人抜きで、T室長と工事部長が勝手に工期の話をすることはあり得ませんし、そのような権限を工事部長は持っていません。それなのに、工期の話を進めるのはおかしな話です。
現実に工事は工期に間に合いましたが、2年以上経つのに、いまだに北上保全(23年災北上漁港海岸保全施設災害復旧工事)の工事代金の約3億8000万円は支払われていません。他の工事現場についても、水産基盤整備推進室は難癖をつけ、10億円以上の工事代金を弊社に対して支払っていません。10億円以上の支払いがない為、現在、宮城県建設工事紛争審査会にて調停中です。
北上保全(23年災北上漁港海岸保全施設災害復旧工事)の工事はすでに完成し、地元の方に解放され、感謝もされています。これでも役所は完成を認めません。おかしな話です。
●工事部長の巧妙な手口
工事部長は多くの疑惑を残したまま会社を去りました。工事部長が複数の取引先と共謀して行っていた不正な支払いについては現在も調査が続いています。弊社は工事部長が関与した疑わしい請求書について、複数の下請け業者に質問状を送りました。工事部長が会社にいない今、工事部長と共謀して弊社に対して不正な請求を繰り返していた業者らは、工事部長と特別な繋がりがあったことを否定しています。工事部長と不正な行為をしていた下請け業者は「これまで続いていた取引はもともと工事部長と合意したことなので、請求書通りに支払ってほしい」と言ってきました。
恐らく、工事部長は会社を去った後も、内通者と連絡を取り合い、互いの罪を隠蔽するように工作しているのです。
工事部長による巧妙な手口による、様々な不正行為をお伝えします。
下請業者が弊社に送ってくる請求書には、その業者がどれだけの工事を行ったのか示す工事内訳書が添付されています。工事内訳書通りの工事が行われていたかどうかは各工事の現場代理人がチェックし、請求書に間違いがないかを確認してから経理担当者に回されます。この工事内訳書は本来、実際に工事を行った下請業者が作成するのですが、後に支払の不正が見つかった下請業者については、工事部長自らが意図的に数量や単価を誤魔化して作成した不正な工事内訳書をメールで下請業者に送っていました。下請業者はその不正な工事内訳書を添付し、架空の請求書を送っていました。調査をすると、下請業者の請求書用紙や下請業者の印鑑、各現場代理人の印鑑が机の引き出しから出てきました。工事部長が隠し持っていたのです。工事部長は自ら不正な請求書を作成し、長年に渡り横領を続けていたのです。
清水浜道路の現場においても、工事部長は材料業者、下請業者らと結託し、架空請求を繰り返していた。
経理担当者は、工事予算に対して支払い金額が大きいと思いましたが、工事部長から「それについての事情は、私から社長に直接話をしますから、支払ってください」、「社長の許可を得ています」と言われて、その請求書通りに支払っていました。
このように、工事部長は会社における自分の地位を利用し、一部の下請業者と結託して巧妙に横領を続けていました。工事部長が関わった多くの工事において下請業者から架空の請求書が発行され、実際の工事代金よりも過剰な支払が繰り返されていました。
工事部長が担当していない工事でも、工事部長はその現場代理人に指示し、水増しさせた「工事発注書」を下請業者に送らせていました。下請業者は「工事発注書」通りに、初めから水増しされた工事代金を請求していました。工事部長と現場代理人、下請業者が結託しなければ出来ない不正です。
工事部長の巧妙な手口の為、経理担当者は不正な請求と思わず請求書通りに支払っていました。
●工事部長の乱
工事部長は、長年に渡り会社を巧妙に欺いてきました。計画的に企み、工事がまったく出来ていないのに、覚くんには工事が進んでいるように見せかけていました。また、周りの社員には会社の悪口ばかり言って会社を辞めさすよう仕向けていました。そのため、工事部長の下で工事に従事していた社員は、次々に会社を辞めていきました。
工事をする職人はいつの間にかいなくなっていました。工事部長と結託して長年に渡り不正な工事費の支払いを受けていた数社の下請会社の社員だけが残り、まともな下請業者は誰も残っていませんでした。
工事部長は自分の担当する工事を1年半以上ほったらかし、工事が進まないようにしていました。本当に酷い話ですよ。
荒砥地区海岸災害復旧工事が始まった平成26年、工事部長は既に某議員と密接な関係にあった。弊社を追い込む計画を練っていたのだろうか…? 梨木畑の現場で問題があり、某議員と仲良くなったみたいです・・・
そんな中、覚くんは、数か月後に工期を控えた現場の工事が全く出来ていないことに気付きました。工事を完成させるために、社員を集め、他の現場の職人を募りました。さらには、他の現場を止めさせ、会社を挙げて工事完成に向けて取り組みました。その甲斐もあり、なんとか工事が完成する目途がついてきました。
しかし、そんな中、いろいろな声が覚くんの耳にも届いてきました。
「まだ、工事を続けるのですか?との質問に工事部長は、もうこの工事はしないと言っていましたよ」
「工事部長は、人員不足なので工事を完成させることはできないと言っていましたよ」
「工事部長が取引先に対して、もううちの会社はダメです。取引を止めた方がいいですと言っていましたよ」
「弊社社員には「はやく会社を辞めた方がいい」と会社の評判をおとしめるような事ばかり言っていましたよ」と工事部長が発言していたことを覚くんは知りました。
工事部長は担当する現場の工事を1年半以上ほったらかし、工事が進まないようにしていたが、覚くんには工事が進んでいるように見せかけていた。1年半以上現場をほったらかしていたら、発注者の県が黙っているわけがない。それは、某議員、黒幕さんが後ろにいたからだ。その後、弊社はこの工事を辞退しなさいと県から言われた。計画的企みだと思います。おかしな話ですね。
会社の重要なポストにいながら、自分の会社を倒産に追い込むような企みを工事部長一人では出来ないと思いますよ。工事部長と某議員と黒幕さんが陰謀謀略を練り、罠を仕掛け、弊社を追い詰め、倒産に追い込む段取りをしていたのですかね? 工事部長は弊社を追い詰めた後に何かが約束されていたのですか? さぞ美味しいお餅を約束されていたのでしょうね。
工事部長が管理していた職人用宿舎はゴミだらけで足の踏み場もなく、ゴミの山と化していました。現場事務所も整理整頓は全くされていませんでした。宿舎と現場事務所のゴミを片付けるのに4トンダンプで3台以上往復しました。
数か所の工事現場で何億円とあった工事予算は、工事部長が長年に渡って経理担当員を巧妙にごまかして使い果たし、工期を目前に控えて、全く残っていませんでした。現在はいろいろな方々と相談し、どのように解決したらよいかを創意工夫して考えています。
荒砥地区海岸災害復旧工事が始まった平成26年、工事部長は某議員と黒幕さんと企み、弊社に計画的に罠を仕掛け、3人でどのように弊社を追い込み、仕留めるかを段取りしていた・・・
●進んでいるはずの工事が…
平成30年も暮に近づき、弊社が請負っている多くの工事で工期が残すところあと数か月というところで、工事部長は、工事が完成しないように計画的企みを画策し、工事進捗を遅らせていました。取締役工事部長という立場であれば、先頭に立って社員を指導し、工事を完成に導かなければならないはずなのに、工事部長は正反対の事をしていました。工事をほったらかし、某議員、黒幕と共謀し、弊社を倒産に追い込む段取りをしていました。さらに、社員だけでなく、下請会社や材料取引先にまで弊社の評判をおとしめる噂を流していました。
工事期間中、工事部長は荒砥地区海岸の工事を1年半もほったらかにしたまま、ほとんど進めていなかったのですが、発注元である県は何も言ってきませんでした。普通では考えられないことです。なぜそのようなことが可能だったのでしょうか? 某議員と黒幕さんが背後にいて県の関係者に根回しをしていたからだと思います。つまり、県の方から何も言われていなかったので、荒砥地区海岸の工事が全く進んでいないことが社内で問題にならなかったのです。しかも、それまで荒砥地区海岸では一切問題が起きていませんでしたから、会社も覚くんも、滞りなく工事は完成に向かって進んでいるとばかり思っていました。
ところが、その後、工事部長から県の土木事務所に同行してほしいと言われました。覚くんが県の土木事務所に行くと、13名程の職員が待ち構えていました。そして、突然に3つの工事(荒砥地区海岸、清水浜道路、津谷川河川)を辞退しなさいと言われました。工事部長には説明済みであり、承諾も得ていると言われました。覚くんは「工事部長に工事を辞退する権限はありません。私が責任を以て工事を続行し完成致します。今後においては工事の責任は私がとりますし、工事部長が勝手に辞退する権限はありません」と返答しました。その後、土木事務所からはいろいろな事を言われましたが、覚くんは「最後まで工事をやり遂げます。」と言って、土木事務所を後にしました。
工事部長が現場代理人をしていた荒砥地区海岸の工事では、工期の延長が意図的に何度も何度も繰り返され、(12回工事延長され)工事が進まないようにしていた。1年半も現場をほったらかしにしていたのに、某議員、黒幕が背後で根回しし、工事の遅れが表面化しないように工作しなければできない話だ。弊社の現場においては、工事部長が担当していた荒砥地区海岸工事だけが工期を何度も延長されていた。この現場以外の工期延長は認めてもらえず、某議員と黒幕さんが根回して発注者に圧力をかけなければ出来ない事です。
工事部長は自分の周りの部下を使ってウソの報告ばかりしていました。頭の中は重ねてきたウソを如何にして隠蔽するかを考えるのに必死でした。覚くんの運転手を兼ねていた事務員を自分の手足として使い、覚くんが宮城県内の各工事現場を移動する際に、その動向を逐一連絡させていました。工事部長はいつも先回りし、覚くんをだますために、悪知恵を働かせ、進捗状態が進んでいる現場だけを見せ、工事の実態が覚くんに伝わらないように、そして分からないように仕組んでいました。工事部長はどの現場の工事もはかどっているかのように見せかけ、覚くんに虚偽の報告ばかりしていたのです。
●工事会議での工事部長
年明けの平成31年1月、3か月後に完工が控えた為、社内の工事会議を行ました。そこで工事部長は他の現場代理人を前に、突然話を切り出しました。
「工期に工事が間に合わない」
おかしな事に工事部長は自分の現場である荒砥地区海岸ではなく、気仙沼漁港、袖浜、清水浜道路、津谷川河川など他の現場の工事が遅れていると言っていました。工事部長は自分の現場の遅れを隠すために、また不正が発覚するのを恐れて、他の現場代理人には、「現場が遅れて大変だな」と、いかにも部下を思いやるような言葉をかけ、肝心の自分の現場が遅れていることは目立たないようにしていました。その実は自分の現場が一番遅れており、部下も1人もいないし、現場作業員も運転手も仕事ができる下請けがいませんでした。工事部長は現場を1年半もほったらかしていましたが、役所から一言も苦情も催促もなかったということは、某議員と黒幕と役所さらに工事部長がつるんで計画的企みをしていたからなのです。
さらに工事部長が不正を行った現場の予算は全く残っていませんでした。仕事が進んでいないのに毎月支払いが発生していたのは、工事部長の息のかかった仕事をしない下請け業者に、架空請求を行わせ、横領を繰り返していたからです。こんな事は工事部長1人ではできません。某議員と黒幕が手を貸さなければ、実現不可能です。
荒砥地区海岸。工事部長は、某議員の指示に従い、一部の県土木事務所職員と口裏を合わせて弊社に工事から手を引かせる段取りを進めていた。こんな事は震災委員の某議員だからこそ出来る事であった。某議員と工事部長は何を企んでいたのでしょう?
その席で工事部長は「他の現場の工事が遅れているせいで、荒砥地区海岸の工事完成を諦めなければならない」とさえ言っていました。工事の遅れを他の現場のせいにし、自分の現場が止まっていることが発覚しないように画策していたからです。本当に虚偽の発言ばかりしており、自分勝手な解釈で物事を進めて他人に責任転換ばかりしていたのです。
「人もいないし、材料も入らないし、機械も思うように現場に来ないし、役所との打合せも上手くいっていない。これでは工事が遅れるのも仕方がない。すべては会社の責任だ」と言っていました。工事部長が巧みな理由を持ち出して、周りの社員に虚偽の話ばかりしていました。
こんなことが工事部長1人でできる事はありません。工事部長は某議員と黒幕と陰謀謀略を練り、会社を倒産に追い込む段取りをしていました。荒砥地区海岸、清水浜道路の予算は工事部長が自らの不正で全部使い果たし、その他の工事の予算も底をついてきました。以前から工事部長が怪しいと会社と経理部が気付き始めたので、この頃から工事部長の不正を調べました。その結果、工事部長の不正があり、覚くんに報告され、本格的に調査することになりました。
それにもかかわらず、工事部長は工事の遅れは自分のせいではないと言い、他の現場代理人らに「無理をしないように」とねぎらいの言葉をかけていました。この日の工事会議では工事の進捗が遅れていることが問題だったのに、言い訳ばかり聞かされ、工事の遅れを取り戻すには、どうしたらいいかという話合いを一切させませんでした。
工事部長の現場、荒砥地区海岸は順調に工事が進んでいることを、社内では誰もが疑わなかった。工事会議では「工事は遅れていません。順調に進んでいます」と報告していた。全体会議でも自分の現場は順調に進んでいると平然とウソの報告をしていた。実際は1年半もほったらかしの状態だった。
●工事部長の様子がおかしい!
当時、工事部長は会社での立場を利用し、周りを信用させていました。会社では事務員の多くが工事部長に騙されていたため、覚くんの運転手さえも取り込まれ、覚くんの動向が逐一工事部長に伝わっていました。
そんな中、工事部長の様子がおかしいと覚くんに報告する社員がいました。その社員によれば、実際に工事部長の現場は長期に渡って全く進んでいないという事でした。
覚くんは「それはへんだなあ。工事部長の現場にも、ちょくちょく行っているけれど、人手もかなりいて、現場では重機も動き回っていたし、工事は順調に進んでいるように見えたけどねえ」と不思議に思いました。
何か裏があると思い、本店から宮城県に移動した際、宮城県に到着したことは、誰にも言わず、仙台空港から直接、工事部長の現場である荒砥地区海岸に車を走らせました。念には念を入れ、運転はいつもの事務員ではなく、本店から同行した社員にさせました。
工事部長が現場代理人をしていた荒砥地区海岸の工事は、某議員との繋がりがあったため、当初3年だった工事が5年に延長された。12回の延長があり、1億1000万円の減額があった。縮めたり、延ばしたり、某議員の関わりがなければ出来ることではない。
荒砥海岸の現場に到着した覚くんは自分の目を疑いました。いつもとは全く現場の様子が違います。重機が動いていないどころか、いつもの職人たちの姿がありません。
現場事務所のドアを開けると、工事部長の他には事務員が一人しかおらず、工事部長はパソコンの画面をじっと眺めていました。覚くんが工事部長に声をかけたら、覚くんの顔を見てびっくりして驚いていました。
「工事部長、現場に誰も作業していないし、重機も動いていないというのはどういうことですか? 今日は現場が休みですか?」
覚くんの不意の訪問に動揺を隠せない工事部長は、しどろもどろに返答しました。
工事部長「…いやぁ…、今日はですね…、たまたま…、下請けの職人さんたちが一斉に休んでしまいまして…。めったにないことなのですが…」
見え透いたウソだと思いつつも、それ以上は問い詰めませんでした。
覚くん「そうですか。他の現場とちゃんと調整して工事が止まらないようにしなさい」
一言だけ注意して去ろうとした覚くんは、現場事務所の隣の休憩室兼食堂を見てびっくりしました。休憩室兼食堂の面影がなく、そこはゴミの山と化していました。さらに現場事務所の裏にある材料置き場をみると、材料の上にゴミが置かれ、何がどこにあるのか全く分からない状態でした。整理整頓が一切されておらず、材料もゴミも山のようになっていました。その風景を見ただけで、1年半の間現場を何もしてこなかったというのが、覚くんにはよく分かりました。
腹立しい気持ちを抑えて、覚くんが立ち去ろうとすると、工事部長が周りをきょろきょろしているのに気付きました。
「何をきょろきょろしているのか?」と覚くんが聞くと、工事部長が言いました。
「いやあ、社長がお見えになっているということは…、事務員の●●さんも一緒じゃないのかなと思いまして…。社長が現場にお越しになるときは、いつも●●さんが運転手をしていましたから…」
「何が言いたいのだ」と覚くんが言うと、工事部長はバツが悪そうな顔をしました。それを見て覚くんは「やはりコイツは何かがおかしい。すぐに工事部長の調査を進めなければならない」と思いました。
覚くんの東北滞在中を見計らって、工事部長は経理担当者に連絡をいれ、「今、社長の了承を得たから、下請業者に支払ってくれ」と言っていた。このように、工事部長は、長年に渡って経理担当者を手練手管でごまかし、不正な支払を続けていた。覚くんの居場所を部下に連絡させ、不正な企みを実行していた。手懐けた運転手から覚くんの行き先を連絡させ、先回りしていた。
覚くんは、工事部長には行先を告げず、荒砥地区海岸の現場事務所を後にしました。次に車を走らせたのは本社でした。
気仙沼の本社に到着し、事務所に顔を出すと、いつも覚くんの運転手を務める女子事務員が、突然覚くんが現れたというのに、驚いた様子もなく、いつもの笑顔で挨拶してきました。
事務員「社長、おつかれさまです」
覚くん「ご苦労様でした。何か変わった事はありませんか?・・」
事務員「・・・・」
よそよそしい態度で何も返答がありませんでした。しかし、事務員の表情が急激に曇っていくのが分りました。おそらく工事部長が知らせたのでしょう。現場事務所での工事部長の慌て振り、事務員の不自然な対応から、二人が密に連絡を取り合っていることが覗えました。つまり、覚くんの動向はこの事務員を通して逐一工事部長に伝わっていたのです。覚くんは早く手を打たなければ、大変なことになると考えました。
荒砥地区海岸。工事の完成を目指し、平成31年3月末の工期に間に合うように他の社員が創意工夫して努力している一方で、工事部長は正反対のことを企んでいた。
●会社に工事から手を引かせ、横領を誤魔化そうと画策!
県から請け負っていた工事の工期が一斉に迫ってくる中、工事部長は3つの工事の工事費支出を全部うやむやにし、下請業者らと結託して架空請求を繰り返す一方で、これまでの横領が発覚しないようにすることに必死でした。工事部長は某議員と共謀し、何がなんでも工事完成前に工事が打ち切られ、自分たちの不正が表に出ないように企みました。すなわち、弊社を倒産に追い込み、すべてが闇に葬られるように画策していました。そのため、地元の地主、住民、材料業者、下請業者、商社などありとあらゆるところに弊社の信用を貶めるための悪評を流していました。
「うちの会社は倒産する」と噂を流し、材料も入らないように画策していました。本当に酷い話ですよ。
さらに、某議員と繋がりのある水産基盤整備推進室のT室長までが工事部長に加担し、保険会社に直接電話を入れ「この会社は債務不履行しています」と言い、弊社の工事保証枠の300億円がなくなり、弊社は工事履行保証が受けられなくなりました。
さらに、下請業者、材料業者、ゲート製作会社、その他多くの弊社取引先に電話を入れ、弊社に対して契約解除したと告げ、弊社が債務不履行をし、あたかも倒産寸前であるかのように弊社を貶める風評を広めました。
工事部長は、工期が迫ってきた工事を完成させないようにすることだけを考えていました。そして、工事部長は某議員、黒幕らと、弊社が請負っている全ての工事をどのようにして覚くんに辞退させるか企んでいました。
会社の代表者である覚くんが全ての工事から撤退する決断をすれば、中途半端に終わる工事の清算を理由に、これまでの支払いの不正がうやむやに処理されると考えたのです。そうなれば、すべての悪事が闇に葬られ、これまでの横領をもみ消すことが出来ると思ったのです。
津谷川河川工事の現場代理人は工事部長の言いなりになっていた。この工事でも下請業者への不正な支払が多数発覚している。
工事部長は某議員、黒幕らと共謀し、計画的企み、罠を仕掛け、弊社を追い込もうとしました。黒幕さん、やり過ぎですよ・・・・??? 以下は、数名の者から覚くんにもたらされた密告です。
1 某現場が完成間近になって、「契約していたゲートが納入されていません。発注先の担当者がつかまりません。なにもわかりません」と会社に報告されたのが工期のわずか1週間前でした。
2 工期が迫っており追加工事を断ろうとすると、工事部長が「ブロックの製作・搬入だけだから、工期には関係ない」と言って勝手に追加工事を受けました。結局ブロックの搬入が工期に間に合わなく遅延損害金と大幅な減点になりました。話が違うと現場代理人が役所の担当者に詰めると「あなたの上司の工事部長が受けたのだから、工期に間に合わなければ、遅延損害金が発生するし減点するのは当たり前だ。」と言われました。これも工事部長の企みでした。
3 荒砥海岸地区の現場では、12回も工期延長があったにもかかわらず、1億1000万円も減額されました。こんな事は工事の中ではありえません。
4 某現場では、工事部長と関係があった某議員と黒幕により指示された役所が、書類を放置していたことなどで地元説明会開催が遅れ、また、道路使用許可取得・施工計画書の審査・承認をわざと遅らせ弊社の工事に着手出来ないようにされていました。
さらに、ホタテ貝・定置網漁などの影響で工事が出来ない期間が約半年間あったことなど工期延長の理由が多数あるにもかかわらず、1度も工期延長が認められず、弊社が債務不履行していると悪い噂を流し、契約解除されました(小島漁港工事・明神漁港工事)。
弊社は何度も抗議を行いました。しかし、水産基盤整備推進室は頑なに認めず、一方的に契約を打ち切ったのです。
これは初めから弊社から工事を取り上げる為に、弊社に計画的企みで罠を仕掛け、追い込んだのです。工事部長一人では出来ないことであり、某議員と黒幕の段取りだと思います。
小島漁港の防潮堤は完成間近にして、正当な理由もないのに、弊社は工事を取り上げました。理不尽なことばかりです。役所の責任で半年間工事に着手できなかったため3カ月間の工期延長をお願いしましたが、他の現場では2年以上延期されているのもかかわらず、3カ月間すら工期延期を認めませんでした。そして弊社から工事を取り上げたのです。酷い話です。
5 某現場では役所のT室長によって、保証会社に弊社が「債務不履行している」と電話で言われ、保証会社による弊社の300億円の保証枠が無くなり、工事履行保証が受けられなくなりました。(小島漁港・明神漁港)
この悪質な行為により、300億円の保証枠がなくなったことで、工事の入札が一切できなくなり、多大な損害を被っています。役所の一職員であるT室長が、独断でこのようなことはできません。某議員と黒幕が指示をして、弊社を倒産に追い込む段取りだったのです。
弊社は様々な嫌がらせを受けました。水産基盤整備推進室の職員の指示通りに弊社の社員が工事を行っていたにもかかわらず、「おまえは、ヤクザか、チンピラか!!」 と罵倒をあびせられることが多々ありました。本当に酷い話ですよ。水産基盤整備推進室の職員の方がよほど酷いですよ。
6 北上保全(23年災北上漁港海岸保全施設災害復旧工事)の現場では、55.3パーセントの出来高検査に合格したにもかかわらず、工事代金を支払ってもらえませんでした。支払いに必要な認定調書のかわりに、指示書へのサインを求められました。その指示書には工期がまだ半年以上残っているにもかかわらず、「工事が遅延した場合、年2.8%の割合で遅延損害金を請求します」と書いてありました。サインを断わると、その後一切検査も支払いもされませんでした。この裏には、別途発注の水道工事を止めて、工事完成を阻止する計画的企みがあったのです。
北上保全の工事では、弊社の行う舗装工事の前に、別途水道業者が水道管を埋設しなければならないが、水産基盤整備推進室は舗装工事が出来ないように水道工事を止めさせた。水産基盤整備推進室は、初めから弊社の工事を完成出来ないように仕組んでいたのである。その為に写真右側の部分の舗装が出来なかった。
工事部長は、覚くんに虚偽の報告をし、書類上は工事の出来高が上がっているように見せかけていました。
工事部長は下請業者と結託し、工事費を膨らませた請求書及び内訳書を自分で作成し、その請求書及び内訳書を下請業者担当者にメールし、弊社に請求するよう指示していました。
いかにも工事ができているように段取りをし、契約もしておらず、自分の担当現場でもないのに、下請業者のA社やB社の契約を架空で作り、お金を着服していました。
工事部長による不正な請求はおよそ1億円以上にもなります。
当初は自分の現場でのみ架空請求を続けていましたが、架空請求をし続けた結果、だんだんと予算が減り、使えるお金が無くなってきたので、自分が担当していない現場にまで手を回し、さらなる架空請求をでっちあげました。それにしても会社の工事予算には限度があるため、やがては会社にウソが続かなくなっていきました。
その為、工事部長は予算を使い果たしたことにより、部下を意図的にいなくなるように計画的に段取りし、どの工事も工期に間に合わないように仕向けました。
覚くんがこれらの不正を察知し、調べている最中に工事部長は某議員と陰謀・謀略を練り、最終的な手段として、請負っている全工事から弊社を撤退させる目論みをしていたのです。
その為、覚くんを罠に仕掛け、追い込む段取りを某議員と黒幕が練り、工事部長に実行させていたのです。
工事が完成せずに清算に移行すれば、工事部長は自分が主導して下請業者らに行わせた架空請求による横領が全てうやむやにできると考えました。そして、会社が倒産すると言って、生コンプラントを売りに出していると、でっち上げて、噂を流していたのです。とんでもない企みを某議員と黒幕が計画し、それを実行していたのが工事部長です。そうすれば工事部長の不正も隠せるし、某議員と黒幕も自分達のほしい物が手に入る為です。三人の悪企みは果てしなく、どこまで続くのでしょうねえ。
荒砥地区海岸に隣接する清水浜道路の工事でも、工事部長が実質的に工事予算を管理していたため、不正な支払が行われていた。自分の荒砥地区海岸の工事予算が底をついたため、隣の清水浜道路の工事予算にまで手をつけたのです。工事部長の横領は、留まることがありませんでした。こんな何億という工事予算を操作できるのは一人ではできないでしょうね・・某議員さん!
工事部長は横領の事実を闇から闇に葬るために某議員、黒幕と相談し、覚くんの知らないところで宮城県土木事務所の一部の職員に根回ししました。
「人員もいないし、現場代理人は誰もがやる気をなくしています。会社も何も応援してくれません。私一人では何もできません。」と県土木事務所の一部の職員と勝手に話を進め、自分が深くかかわっていた荒砥地区海岸・清水浜道路・津谷川河川の3工事を覚くんに放棄させ、清算する段取りを進めていました。
清算とは工事から手を引くということです。工事部長は、役所と口裏を合わせて何とか覚くんに工事撤退を納得させるための話を組み立てていました。覚くんを裏切り、某議員の指示通りに動いていました。
工事部長は「3現場の打合せがあります」と虚偽の報告をし、覚くんを宮城県土木事務所に連れて行きました。すると、約13名の職員が会議室で覚くんの到着を待っていました。打合せと聞いていたのに、覚くんは人数の多さにビックリしました。工事部長の企んだ落とし穴が待ち構えていたのです。
会議が始まると、県土木事務所側からとんでもない話が出ました。
「御社の工事部長から工期に間に合わない、現場には人もいないし、下請業者もいないので工事が出来ないと聞いています」
さらに、「今、辞退すれば御社に対してペナルティや指名停止等はしませんから、現時点で工事から手を引いてもらえませんか」と言われました。
当時、3現場を含めて10箇所の現場が稼働していました。
「3つの現場を辞退するように」と県土木事務所側は丁寧な言葉使いをしていましたが、中身はトゲのあるものでした。唐突に工事からの撤退を勧められ、覚くんは頭の中が真っ白になりました。しかし、すぐに冷静さを取り戻すと、「他の現場も次々に撤退するように言ってくるに違いない」と察知しました。本当に怖い、奈落の底に突き落とされるような恐ろしさを感じました。
●覚くんの回想1:生コン自社プラントの建設と復興プラント
その時、覚くんの頭をよぎったのは、平成24年に弊社が災害復旧工事を受注し始めた当時、生コンが1㎥も入らなかった頃の事でした。
弊社の生コンプラント(気仙沼工場)。弊社が製造する生コンはJIS規格品だが、周辺の復興プラントが製造する生コンはJIS規格品ではない。ところが、復興プラントの生コンは倍の値段で取り引きされている。弊社の自社プラントが建設された半年後に復興プラントが建てられた。これはまさに嫌がらせである。
当時、覚くんが役所に相談に行くと担当者から「E興業に相談したらどうですか」と言われました。役所の人がよくそんなことを言えるものだと思いました。
それからしばらくして、工事部長が生コン供給の件で、「某議員が覚くんに会いたい」という話を持ってきました。レストランで某議員に会うと、某議員は「なぜ今まで挨拶に来なかったんだ。お前のところはフロント企業だろう。私に挨拶にこなければ、ここでは仕事はできないぞ」と次々にフロント企業の名前を挙げました。
さらに、某議員は生コンの供給について覚書(おぼえがき)を覚くんに突き付け、サインするように言って来ました。
「ここにサインすれば生コンも入れてやる、工事もうまくいくし、役所と問題が出てくれば私が話をつけてやる」と言われました。覚くんは丁寧にサインを断りましたが、その後、弊社は子供のいじめのような酷い嫌がらせを受け続けています。
某議員の差し出した覚書(おぼえがき)にサインを断った為、一切生コン組合から生コンが供給されなくなり、弊社は工事を続けることができなくなりました。その後、生コンを入れてもらうように、組合や生コン会社に何度も足を運びましたが、いろいろな理由を並べられ、どこからも供給を断られました。しかし1社だけ少量であれば供給しますと言われました。
覚くんは工事に必要な生コンが手に入らず、いろいろ悩みました。このまま震災工事から撤退するか、また仕事をどこに引き継がせるか、いろいろ模索しましたが弊社の仕事を引き継ぐところはありませんでした。そうなると工事を辞退し、手を挙げるしか選択がありませんでした。覚くんは悩みに悩みました。このまま震災工事を続け、さらに弊社が生き延びるためには、自社で生コンプラントを作るしかありませんでした。そして覚くんは、自社で生コンプラントを建設することにしたのです。生コンプラント建設にも色々な大変な苦労がありました。
弊社の生コンプラント(南三陸工場)。震災後の災害復旧工事では深刻な生コン不足が続いていた。弊社は生コン不足を解消し、震災復興事業を促進させるために自社で生コンプラントを建設した。
まず、南三陸町にプラント1基を完成しましたが、1基だけでは宮城県内各所に存在する工事現場に生コンを供給することができないため、気仙沼にもう1基建設しました。しかし、当初は生コンの材料が手に入らず、他県まで出かけて材料を入手し、なんとか生コンを製造することが出来ました。本当に苦労の連続でした。社員がよく頑張って何とか生コンプラントを2基完成することができました。
弊社が2基目の生コンプラントを建設すると、その半年後、弊社の生コンプラントのすぐそばに生コン組合の仮設生コンプラント(復興プラント)が建てられ、弊社の請け負っている工事に使う生コンを、仮設生コンプラントから5万㎥買うように指示されました。本当に酷い話です。役所の言うことですから、受け入れるしかありませんでした。それも1㎥あたり約3万7000円の生コンです。弊社の生コンなら1㎥あたり約1万7000円ですから、2万円も高い生コンになります。
生コンクリート仮設プラントの概要(宮城県生コンクリート工業組合)。弊社が自社プラントをこの地図の南三陸町と気仙沼本吉地区にそれぞれ建設すると、数か月後には弊社プラントのすぐそばに組合の仮設プラントが建てられた。
復興プラント(一昔前のプラント)。なぜ1㎥の単価が3万7000円もする復興プラントの生コンを震災復興事業に使わなければならないのか?
至るところ錆びており、15年以上前のプラントである。
北上・雄勝地区の復興プラント。震災復興事業が終われば、仮設プラントである復興プラントは閉鎖される。看板も仮設である。
なぜ弊社が生コンプラントを建てる前に、復興生コンプラントを建てることを教えてくれなかったのですか? 「せっかく建てたのですから、弊社の生コンプラントを使ってください」と申し出ましたが、それも無視されました。
結局、弊社が自社生コンプラントを建てる必要もなかったのです。意図的に弊社の生コンプラントのすぐそばに仮設生コンプラントが建てられ、弊社は仮設生コンプラントから5万㎥もの生コンを購入させられたのです。
弊社は8年間、震災で大変な被害に遭われた方々の為にも震災復興の工事を一生懸命にさせていただきました。この8年間で、多くのこと学び、得るものもありましたが、失うものもあまりにも多くありました。そのことによって、弊社は大変な思いをしています。震災復興に応援にきた会社にこんな酷いことをしてはいけませんよ。弊社は4つの現場(小島漁港、明神漁港、北上保全、長面漁港)において、未だに工事代金は支払ってもらっていません。また、ありとあらゆる嫌がらせを受けました。
役所の責任で半年間以上工事が出来ませんでした。地元説明会、道路許可、施工計画書などの手続きを作為的に遅らせ、工事着手を妨害されたことに加えて、ホタテ貝養殖・定置網の工事中断期間もありました。さらに、工事が出来ないように別途水道工事を妨害し、工期延長の協議中だからとコンクリート工事を中断させられたことなど、水産基盤整備推進室の職員による数々の嫌がらせがありました。
弊社から取り上げた、長面漁港は地元共同企業が受注したが、未だ完成はしていない。何度も工期が延長になっています。これは、弊社に対する差別ですか?
長面漁港の海側の道路は、弊社が復旧する予定であったが、名古屋市の業者が落札した。
一番酷い嫌がらせは長面漁港の時です。弊社の工事を取り上げる為に水産基盤整備推進室は虚偽の説明をしました。さらに、取り上げた工事を弊社の工事期間中にもかかわらず、名古屋の業者や地元の共同事業体に落札させました。
弊社は涙を飲んで、その取り上げられた工事をじっと見ていましたよ。
弊社の工期中に、役所が弊社から取り上げた工事を行わせたということは、何か意図があってやった事なのでしょうか? 某議員さん。
親切な地元業者から覚くんに「これには罠が仕掛けられていますよ」との連絡がありました。弊社は「おしん」のように我慢をしました。某議員さん、こんなことしたらダメですよ!
第2部を乞うご期待!!
コメント
結論言ってしまえば
田舎の村社会ならではのよくやってる手口ですよ。
もっと北の地区はもっとひどい人種多いです。秋田の医療問題とかいい例ですよ。
青森の奇妙なイントネーションの方言とか、他者との距離感、コミュニケーションの取り方とか。
色々見てるとやっぱりちょっと違うんです。
こういう文化分かってる田舎の優秀な若者は嫌でしょうがなくて大体中央に行くんですよ。
そして戻ってきません。
震災復興として工事に参画した志とても尊敬します。
でも、田舎の価値観と、東西の洗練された価値観のギャップはまず埋まらないし、
冷たいように思われるかも知れないですけど、ダメな田舎とかかわっちゃいけない。
無駄にコストかかるばっかりです。
正直最初から放置しておけばよかったのかなと思います。