■連載第53回■ 大覚の訴訟に協力していただける方、法律に精通している方、世の中のために一緒に闘ってくれませんか!

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(連載第53回)

 
 
欠陥マンション訴訟では、依頼者である大覚の意向を無視して弁護士らが和解交渉を進め、何も確定していないのに、約2億6630万円もの報酬金の支払いを求めてきました。世の中には、訴訟が思うように進まず、意志疎通がはかれず、困っている方が沢山いると思います。困っている方のためにも立ちあがって闘いませんか!
 
 
●平成30年5月15日:和解条項骨子案
 
 平成30年5月15日に大阪高裁で4回目の和解期日が開かれ、裁判所から初めて和解案(和解条項骨子案)が示されました。しかし、その内容は「南辰が大覚に金銭を支払い、建物を引き取る」というものでした。大覚がそれまでの和解交渉で弁護士らに伝えていた建物の「解体・再築」(建替え)という条項はなぜか含まれていませんでした。
 

kosshian平成30年5月15日の和解期日において、裁判所から和解条項骨子案が示された。大覚が求めてきた建物の解体・再築の文言はどこにもなかった。

 
 大覚は蛇塚弁護士らが、クライアントの大覚に対して説明を怠り、いわば大覚を抜きにして単独で和解交渉を進めているのではないかと懸念しました。そこで、和解期日後の打合せの席で「今後、蛇塚さんは後ろに下がってくださいませんか? 次回以降の和解交渉は田村弁護士、森村弁護士と弊社2名で相談しながら進めたいと思います。蛇塚さんは2人の弁護士の後方支援をしてください。弁護士報酬はきちんと支払いますから」
 
 大覚の申し出について蛇塚弁護士は聞く耳を持たず、いきなり「この2人に出来るわけがない!」と、同僚の弁護士と相談することもなく憤然として答えました。さらには「クライアントだからといって何でも言っていいということはない!」と捨ゼリフを残して、席を立ち、結局その日の打合せは打ち切りになりました。
 
 その後も大覚は、3通の書面と2回の電話で弁護士らと交渉しましたが、蛇塚弁護士は大覚の申し出を聞き入れようとはしませんでした。その間、次の和解期日が近付いてくる中、弁護士らと和解交渉の話し合いも出来ず、弊社が困り果てていると、蛇塚弁護士らから一通の手紙が届きました。
 

nioku平成30年6月19日、弁護士らは蛇塚氏が後ろに下がることを条件に約2億6630万円の支払いの確約を求める通知書を大覚に送りつけてきた。

 
 なんと、蛇塚弁護士が2人の同僚弁護士らの後方支援に下がることを条件に、弁護士報酬として約2億6630万円を支払う確約を大覚に求めてきたのです。この約2億6630万円という報酬金額は蛇塚弁護士らが勝手に計算したものでまったく根拠はありません。しかも、大阪高裁での次の和解期日までわずか1週間しかなかったのです。会社の存続がかかった裁判において、大覚は約2億6630万円の支払いを承諾して蛇塚氏に支払うか、あるいはこれまで通り大覚を無視して物事を進める蛇塚氏に続投させるかの、大覚に選択の余地のない要求をしてきました。まだ何も確定していない裁判について、裁判所が示した和解案を自分らに都合よく解釈し、勝手に報酬金額を計算して、支払の確約を迫ってくる蛇塚弁護士らを信用することが出来なくなり、解任せざるを得ませんでした。
 
 そのため、大覚はやむをえず弁護士なしで自分たちだけの力で和解交渉を進めていくことを決心しました。
 
 初めて弁護士なしで和解期日に出席し、大覚は南辰が建物を引き取るという和解案を承諾することは出来ないと裁判長に伝えました。すると、裁判長は和解の進捗について「代理人から何も聞いていなかったのですか?」と驚いた表情で言いました。
 また蛇塚弁護士らが東京在住の弁護士であることに言及し、「(関西と関東では距離があるので)意志疎通が難しかったのですかねえ」とも言っていました。
 
 後になって、だんだんとはっきり分ってきたのですが、平成30年5月15日に裁判所から和解条項骨子案が提示される、何か月も前に裁判所から弁護士らに対して和解案が示されていました。
 

osaka平成31年4月12日に大阪高等裁判所にて控訴審判決が言い渡され、一審、二審と合わせて10年にも及ぶ裁判にピリオドが打たれた。

 
●平成29年9月21日進行協議期日
 
 平成29年7月に証人尋問が終了し、9月21日に進行協議期日が開かれました。進行協議とは、裁判をどのように進めていくかを相談する裁判所と弁護士だけの打合せです。進行協議が終わり、弁護士会館に移動して蛇塚弁護士らから裁判所と話し合った内容が報告されました。実はこの進行協議において、裁判長は弁護士らに対して、「南辰が金銭を支払い、建物を引き取る形での和解は可能かどうか検討してください」と伝えていました。
 
 裁判所による実質的な和解案ですから、当然当事者である大覚が検討しなければならないはずなのですが、なんと蛇塚弁護士らは進行協議後の打合せの席で裁判所の検討事項を、大覚関係者に一切説明しませんでした。意図的に裁判所から和解勧告があったことを大覚に伝えず、弁護士らだけで和解を進めていたのです。その後、和解交渉が始まって何か月も経つのに、和解が具体的に進まず、不審に思って大覚が蛇塚弁護士らに和解の進捗について質問すると、「和解については何も決まっていない。裁判所が何を考えているのかわからない」と弊社に答えていました。こうした蛇塚弁護士らの行為は、クライアントに対する説明義務違反であり、またクライアントの意志を無視した訴訟追行をしていたのですから、契約違反と言えます。弁護士としてあってはならない行為ではないでしょうか。
 
 弁護士なしの和解期日において、大覚は裁判所から、大覚の考える実現可能な「建替スキーム」を提出するように言われました。大覚は「建替スキーム」を陳述書として提出しましたが、南辰との和解交渉は決裂しました。そして平成31年4月12日に大阪高等裁判所にて控訴審判決が言い渡され、建物の安全性を回復するために建替えが認められました。控訴審で大覚は建替判決を勝ち取ったのですが、当初から入居していた23戸分については、解体再築費用が認められませんでした。
 
●平成30年12月18日、蛇塚弁護士らは弁護士報酬の支払いを求めて大覚を提訴、根拠もなく報酬金増額を繰り返す!
 
 平成30年6月19日に約2億6630万円の弁護士報酬の支払確約を求めてきた蛇塚弁護士らは、その一ヶ月足らずのうちに、根拠もなく勝手に30パーセントも上乗せして報酬金額を計算し直し、平成30年7月13日に約3億4997万円の請求書を大覚に送ってきました。
 
 もともと大覚は弁護士らに「弁護士報酬の支払については控訴審判決後に話し合いましょう」と伝えていました。しかし、控訴審判決の4カ月前の平成30年12月18日、弁護士らは報酬金額を再び増やし、約4億3595万円の弁護士報酬の支払いを求めて大覚を提訴しました(東京地裁民事第●●部)。
 
 裁判が始まってからも、蛇塚弁護士らは報酬金額の増額を繰り返し、令和元年8月23日には請求金額を約4億4874万円に変更し現在に至っています。
 

tokyo東京地方裁判所民事第●●部と民事第▲▲部において、大覚と蛇塚弁護士らがそれぞれ原告になり裁判が行われている。2つの裁判は欠陥マンション訴訟の控訴審が根元にあり、切り離して考えることは出来ない。

 
 今振り返ると、控訴審では蛇塚弁護士らに多くの不審な点がありました。
 
・控訴審の要所において、蛇塚弁護士らはクライアント大覚からの相談・質問があった際、また法律専門家としての意見を求められた際に、真剣に取り組んではくれませんでした。その結果として大覚は控訴審判決で大きな損害を被ったのです。
 
・そのため、大覚は令和元年10月31日に弁護過誤によって損害を被ったとして蛇塚弁護士らを訴えました(東京地裁民事第▲▲部)。
 
・東京地裁の民事●●部と民事▲▲部の2つの裁判は南辰との控訴事件が根元にあり、切り離して考えることは出来ないので、併合して審理していただきたいとお願いする上申書を裁判所に提出しました。
 
・しかし、蛇塚弁護士らは併合を認めず、現在個別に審理が進められています。
 
・弊社が蛇塚弁護士らを弁護過誤で訴えると、蛇塚氏らは他に14人もの弁護士の名前を連ねた答弁書を送ってきました。この答弁書には、合計17人もの弁護士が一団となり、大覚に対して圧倒的優位に立ち、威圧的に訴訟を進めようとする態度がありありと見えます。大覚に対する脅しともとれます。
 
・大覚は現在、訴訟代理人を立てず、自分(個人)裁判として闘っています。自分達の納得できる結果を得るために創意工夫し努力しています。
 

tobensho蛇塚弁護士らから17人もの弁護士が名前を連ねた答弁書が送られてきた。

 

houtei01(法廷イメージ)法廷では蛇塚ら多数の弁護士に対し大覚は1人で対応しなければならない。

 
●蛇塚弁護士らとの裁判において、全国の知恵のある方、法律に精通された方の協力をお願い申し上げます。世の中の為に一緒に闘ってくださる人を求めています!
 
・弊社は法律に関して経験は乏しく、ひとつひとつ手さぐりで進めている状態です。法律専門家である弁護士に対してはとうてい敵わない素人集団であるのに、さらに総勢17人という集団でやってくる弁護士らは私たち大覚に脅威を与えているとしか考えられません。
 
・私たちは、法律知識が乏しいために様々な困難にぶち当たっています。その様な人たちを救うのが本来の弁護士の姿ではないでしょうか?どなたか法律的に対抗できるよい知恵を授けていただき、また力を貸していただける方はいないものでしょうか? もちろん、力を授けていただいたことに対しては、感謝の気持ちをもって心から対応させていただきます。
 
・皆さまのお力を借りてよりよい方法を探すことにより、同じような境遇にさらされている人の為、また世の中の為に役立つ裁判になると信じています。
 

lawtexts大覚は現在、民事訴訟の教科書を読むなど、ひとつひとつ手さぐりで裁判を進めています。

 
 世の中には裁判により四面楚歌に陥っている方が多くいます。
 良い知恵や質問その他、このブログを読んでいただいて関心を持ってくださった方は下記メールアドレスまでご連絡ください。
 
 皆様のご協力を心からお待ち申し上げます。

 saiban01@daikaku.co.jp

 

biwako琵琶湖沿いにシニア向けマンションを建設することが長年の大覚の夢です。日本一素晴しいシニアマンションで、シニアの方が静かで雄大な琵琶湖を眺めながら、快適に過ごせるお住まいをご提供したいと考えています。

 
 
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コメント

  1. 堀川雅裕 より:

    私も、かつて住宅裁判で8年近く、戦ったことがあるものです。私の場合は一戸建て住宅です。
    弁護士は一名解任。住宅裁判専門の切り替えて戦いました。高裁和解まで約 7年かかりました。
    納得いかないまでも、完全勝訴で決着つけました。
    地獄のような 7年でした。弁護士は、住宅問題に精通していなければ、とても戦えるものではないと実感しました。
    南辰の事案のように、大型の事案になりますと、さらに苦難でしょうね。

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