(連載第43回)
目 次
■長面漁港(23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港災害復旧工事)
■震災復興事業の裏側で暗躍する某議員の影
困難な3漁港の工事が進む中、「さあこれから長面漁港の工事だ」というところにきて工事が取り上げられました。弊社はそれまで2年間待たされ準備をしてきましたが、突然海側ルートは中止になると告げられ、山側ルートも「1年以上かかる。目途がたたない」と言われました。弊社から工事を取り上げることが目的だったのです。弊社には地元との話し合いがついていないからと言っておきながら、弊社から工事を取り上げた直後に海側ルートも山側ルートも長面漁港も次々に他社に分配されていきました。弊社グループに対する嫌がらせはこれで終わりではありませんでした。北上保全では工事が完成しているのに約3億8700万円の残代金を支払ってもらえません。小島漁港は工事が96%完成していますが当初着手金1億1800万円(請負代金の12%)しか支払ってもらえず出来高検査も実施してもらえません。明神漁港でも同じように担当部署の監督員から嫌がらせが続き工事の進捗が妨害されています。
■長面漁港(23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港災害復旧工事)での理不尽な契約解除
長面漁港(23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港災害復旧工事)の工事では、弊社に対して工事材料及び測量など様々な段取りをさせておきながら、一方的に工事を中止し、それらにかかる費用について弊社は一切支払ってもらっていません。酷い話ですよ。
不可解な工事価格つり上げ!! 長面漁港の工事では、担当者に理不尽な対応を繰り返され、騙(だま)された挙句(あげく)、工事費が全体の約50パーセント近くの約6億8500万円減額され、弊社から取り上げた工事が4つに分割され、約3億円も水増しされて入札に出された!
●請負契約の締結
平成26年3月20日に、アルファー建設は(23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港災害復旧工事)の請負契約を締結しました。
工事現場 北上町十三浜字石生ほか地内
工 事 名 23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港災害復旧工事
工事概要 物揚場・船揚場・護岸・防波堤など工事
請負金額
当 初: 1,188,000,000円(税込)
第1回変更:増額 123,377,040円(税込)
第2回変更:増額 15,941,880円(税込)
第4回変更:増額 21,820,320円(税込)
第3回変更:減額 685,618,560円(税込)
工 期
当 初: 平成26年3月21日~平成28年3月31日
第2回変更: 平成26年3月21日~平成28年9月30日
第3回変更: 平成26年3月21日~平成28年5月31日
工事を増額したり、減額したり、工期を延長したり、縮めたり、工事を請け負った業者と話し合いもせずに、なんでも勝手にできるのですね。担当部署の担当者はよほど背後に力のある人がいるのですね?
施工規模の大きい長面漁港を最初に施工する段取りをしていたが、規模が小さい3地区(小滝・大指・小指)の困難な工事から着手するように指示され、仕方なく3地区から着手した。(Googleマップより)
●当初の増額と工期延長
北上漁港の小滝地区・大指地区・小指地区の3地区と長面漁港の計4か所の漁港における物揚場・船揚場・護岸・防波堤などの災害にあった施設を復旧する工事です。
・平成26年12月19日に設計変更に伴い、第1回変更契約として1億2337万7040円の増額がありました。
・平成28年2月26日に第2回変更契約として設計変更に伴う増額及び長面漁港の施工時期未確定の為に工期延長がありました。
・工期延長:当初竣工日平成28年2月26日から平成29年9月30日(1年6か月延長)
増額:1594万1880円
平成31年2月21日撮影の長面漁港。当初の工事の増額・工期延長によって弊社は3地区および長面漁港のすべての工事を弊社がするものだと思っていました。いまだ4年前と何も変わっていません。他社には何度も工期延長し、進捗について何も言わないのですね。某議員はよほど力があるのですね。某議員に頼めば何でもできるのですね。
ところが、3地区の困難な工事が完成に近づいてくると、突然に工事費を50パーセント近く減額され、弊社は予定していた長面漁港の工事を取り上げられた。難易度の高い3地区の工事を弊社にやらせておいて、1番大きな長面漁港を取り上げるのは酷過ぎますよ。長面漁港には5000㎥の生コン、2万7000㎥の捨石の工事があるからですか? 困難な3地区の工事が終わりかけ、2年間待ちに待って、さあこれから長面漁港の工事に取り掛かろうとしていた矢先に、仕事を取り上げるなんて酷すぎますよ。
●難易度の高い3漁港と施工規模の大きい長面漁港
弊社は、規模の小さな難易度の高い3漁港と規模が大きく施工しやすい長面漁港の災害復旧工事を請負いました。当然弊社は3漁港と同時に長面漁港も着工する段取りをしていましたが、役所からは「長面漁港は地元との話がついていないので、3漁港から着工してください」と言われました。長面漁港は約2年間待たされました。役所が計画的企み、罠を仕掛けていたとは思っていませんでした。後で気が付き、大変な思いをしましたが、それらについては後で説明します。
契約後に担当者から長面漁港へ向かう工事用道路が震災によって寸断されており、すぐには長面漁港に着工できないことを伝えられました。担当者は長面漁港へ向かう工事用道路(海側ルート)については担当者の方で検討するとのことでした。その為、担当者から北上漁港3地区から着手するよう指示があり、弊社もそれに従いました。また、担当者から「平成30年度(平成31年3月末まで)に完了しなければお金をお支払することは出来ません」と言われました。
一方、長面漁港の工事においては施工規模が大きく請負金額の半分を占めていました。また、近隣がなく、漁港活動自体も停止していた為、施工性がよく、利益につながる工事でした。北上漁港3地区においては、規模が小さく、近隣もあり、さらには漁業活動もされていることから、作業時間の配慮や作業ヤード及び区分の規制などがあり工事の進捗が思うように伸びず、経費が重なるばかりで負担の大きい工事でした。
弊社が取り上げられた長面漁港の工事は地元と話がついていないと言われ2年間待たされました。役所から3漁港の工事を先にやってくださいと指示があり、長面漁港は地元と話がつき次第着工するように言われていました。それが、大きな計画的企みの罠であり落とし穴でした。
弊社の減額は約6億8500万円。弊社から取り上げた長面漁港は約3億円も水増しされて4つの工事に分割されて入札に出されました。その後、長面漁港の工事は工期延長が繰り返され、未だに完了する気配がない。
●準備した工事材料が一切の無駄に
これらの理由から、弊社としては長面漁港の早期着手をしたいので、工事用道路の設置を何度も申し入れました。平成27年8月19日に弊社は、長面漁港で使用する消波ブロックの製作だけでも行いたい旨を伝え、製作ヤード及び消波ブロックの最終決定図の提供を依頼しました。
その後、何度も何度もお願いし、平成28年1月8日になってようやく、担当者から長面漁港に使用する消波ブロックの図面と製作ヤードを提供され、消波ブロックを作成するよう指示がありました。弊社は製作ヤードの土地がそのままではどうにも利用できない為、土地を平らにし、土を盛り、整地を行いました。また、消波ブロックの製作に必要な資材として、型枠・鉄筋などを購入し施工に努力しました。
ところが、とんでもないことを担当者が言ってきました。平成28年3月、担当者より長面漁港の消波ブロックの使用がなくなったとして、唐突に申し出がありました。その為、型枠・鉄筋などの資材及び型枠・鉄筋の加工手間が一切無駄となり、さらには、請負金額が多い消波ブロックに使用するコンクリート工事を失いました。弊社に工事をやらせない計画的段取りをしていたと思います。そして、弊社から仕事を取り上げる段取りを着々と計画し、罠を仕掛けていたと思います。ほんとうに酷い話です。その裏付けとして平成28年12月5日に約6億8500万円が減額され、海側ルートは中止になったと言っておきながらその翌年平成29年1月13日に別工事として入札公告が出され、同年2月1日にU工業が約4億1950万円で落札しました。さらに弊社から取り上げた長面漁港が平成29年4月17日に2つの工事に分けて入札に出され、長面漁港(その1)を平成29年5月11日に約2億5740万円でTK共同企業体が落札し、長面漁港(その2)は中止になりましたが、その後平成29年8月3日に(その1)と同じTK共同企業体に約1億9880万円で落札されました。また、着手まで目途が立たず1年以上かかると言っていた山側ルートの工事が平成29年5月12日に入札に出され、TK共同企業体のメンバーであるT建設が同年5月31日に約9046万円で落札しました。
本当に酷い話ですよ。某議員に生コン、材料を断ったからこんな酷い仕打ちをするのですか? 某議員の機嫌をとらなければ仕事ができないのですか? 震災復興には国民の税金(復興税)が使われ、全国から応援があるのに、震災復興に一生懸命に取り組んでいる企業をなぜこんなにいじめるのですか? 材料を買わないと断ったら、こんな酷い仕打ちをするのですか? 弊社は生コンプラントを建てたくて建てたのではありません。1㎥の生コンも入らないから建てたのですよ。弊社の生コンプラントのすぐそばに復興プラントを建てましたね。どこで買ったプラントか知りませんが、随分古いプラントですね。でも、1㎥あたりの単価は3万6000円、日本で1番高い生コンなのではないですか? 弊社の生コンは1㎥あたり単価1万8000円ですから、復興プラントの生コンは倍の値段ですね。弊社は、弊社のプラントを災害復旧工事に使ってもらってもいいですよ、と言っていました。復興プラントは古いプラントなのに高い生コンを供給しているのですね。弊社の生コンを使えば、業者も助かり、役所も助かり、復興税も助かります。復興プラントの生コンを使って誰が得をするのでしょうね・・・?
消波ブロックの製作のために用意した型枠用のパネル。平成28年3月、消波ブロックの使用がなくなったと唐突に言われ、一切が無駄になった。
消波ブロックの製作のために用意した資材。平成28年3月、消波ブロックの使用がなくなったと唐突に言われ、一切が無駄になった。酷い話です。
消波ブロックの製作のために用意した鉄筋。平成28年3月、消波ブロックの使用がなくなったと唐突に言われ、鉄筋も型枠も、用意した全ての材料が一切無駄になった。しかも、担当者は何の前触れもなく突然言ってくるのですから、対応しきれませんよ。それでも、弊社は努力をしていましたよ。
消波ブロックの製作のために加工された鉄筋。平成28年3月、消波ブロックの使用がなくなったと唐突に言われ、一切が無駄になった。弊社に何の恨みがあって、担当者はこんな酷いことをするのでしょうか? これは背後に誰かがいて指示しているのだと思います。そうでなければ、担当者がこんな酷いことをするとは思えません。なぜ、こんなことをするのですか? 某議員さん、やりすぎですよ。分かりやす過ぎですよ。神様が黙っていませんよ。
長面漁港の現在。3年前に弊社が作ったブロックが放置されたままになっている。弊社が造ったブロックを別業者が使うなんて、デタラメな話ですね。
現在、長面漁港は工期延長が繰り返されている。いつ完成するのか全くわからない。他の業者でしたら、何度でも工期延長を繰り返すのですね。平成30年12月20日までの工事が平成31年3月29日まで工期延長され、さらに、平成31年9月30日まで延長が認められた。弊社には理由があっても初めての3か月間の工期延長を認めず、他社には何回も何回も認めるのですね。やりすぎですよ。
●段取りをさせるだけさせて、海側ルートの工事が突然中止に
契約してから2年が経過しても、長面漁港への工事用道路について明確な答えを得られず一向に長面漁港の工事が着工できない為、平成28年3月、弊社の方で海側ルートを捨石により復旧し利用する計画と台船による海上から施工を行う2案を提案しました。また、弊社から完成時期について、海側ルートでの施工であれば、平成30年3月末日までかかり、台船を利用して海上からの施工であれば、平成30年11月末日までかかることを伝えました。
平成28年6月頃から海側ルートの施工を行うべく、仮設道路の施工に必要な深浅測量をするために潜水士、潜水船、測量士の手配にかかりました。測量データーを基に海側ルートの仮設計画図を作成し、平成28年6月21日に担当者に提出すると、海側ルートの計画に同意するとの回答が届き、すぐに段取りするように指示が出されました。
弊社は、海側ルートの寸断された道路に利用する捨石2万7000㎥の内、5000㎥をストックし、同時に捨石の運搬業者、施工業者を確保しました。しかし、平成28年10月12日に担当者である監督員S氏から突然「地元要望により長面漁港に向かう道を、海沿いを通るルートではなく山側を通るルート(山側ルート)にして欲しい」と言われました。弊社は海側ルートの段取りが終わっていた為、弊社から「地元に弊社から説明するため、要望された方を教えてもらえませんか? 弊社が説得します」と何度も依頼しましたが、けんもほろろに断られました。担当者は「教えられない」として一方的に海側ルートの工事を中止しました。これも酷い話ですよ。段取りをさせるだけさせて、一刀両断にダメだと言うのですから、酷すぎます。その為、弊社はストックしていた捨石5000㎥及び運搬業者、施工業者の手配について多大な損害を被りました。
こんな酷い話はありませんよ。これは計画的企み、罠だと思います。これだけの段取りをするのにどれだけの費用がかかると思いますか。段取りをさせるだけさせて、唐突に中止にするのですから。これが1回、2回ではありませんよ。これは弊社を追い詰めるための陰謀・謀略ですよ。某議員は自分に従わない者にはなんでもするのですね。こんなことは世の中では通らないと思いますよ。
平成28年6月、弊社は時間をかけて、海側ルートの道路を作るために必要な深浅測量を行った。深浅測量にはたいへんな時間がかかりました。
深浅測量のデーターを基に海側ルートの仮設計画図を作成し、平成28年6月21日に提出した。弊社が作った測量図面で他社が工事をするなんて、おかしな話ですね。弊社が苦労して作った図面をいとも簡単に自分らが作ったようにして、人の図面を利用し、他社に工事をさせるなんて、担当者のやることは常識では考えられません。
波のきついところもあり、苦労して深浅測量を行った。苦労して、苦労して図面を作ったのに、2年以上待たされて、地元と話がつかないと言って断られ、6億8500円も減額された途端に工事を取り上げられ、弊社から取り上げた長面漁港を他社に工事をさせるなんて、酷いと思いませんか。
担当者からは弊社の提案した海側ルートの施工計画に同意すると回答があり、すぐに工事の段取りをするように指示が出たのだが・・・。弊社が海側ルートの工事をする段取りをし、すぐ近くの3漁港(小滝、大指、小指)を施工中であるにもかかわらず、長面漁港の工事を他社に発注するなんて酷い話ですね。2年間待たされ、工事着工の目途が立たないという理由で工事を取り上げておきながら、すぐに他社に発注するなんて、誰の指示ですか? 一担当者にそんなことができるとは思われません・・・。
海側ルートの寸断された道路に利用する捨石をストックしていたところ、突然監督員から「海側ルートではなく山側を通るルートにして欲しい」と言われた。
突然に海側ルートの中止を告げられ、ストックしていた捨石5000㎥及び運搬業者、施工業者の手配について多大な損害を被った。
工事が続いている長面漁港の現在。弊社から工事を取り上げなかったら、とっくに工事は完成していた。
6億8500万円もの大幅な減額をされた挙句、3漁港の工事がまだ施工中であるにもかかわらず、長面漁港が4つの工事に分割されて入札に出された。
●山側ルートへの変更、長面漁港の強制的な打ち切り、大幅減額
平成28年11月10日に担当者は山越えの新たなルート(山側ルート)で施工することを伝えてきました。しかし「山側ルートに関しては、今から設計を行い、用地買収を行う為1年以上はかかる。先の目途は立っていない」と告げられました。弊社は長面漁港の着工にこれまで2年以上待たされ、海側ルートの準備を進めていたので、「山側ルートの地主に弊社から直接説明し説得しますから、地主の方の住所と名前を教えてくれませんか」と担当者に何度も申し出ましたが、それも断られました。弊社としてもこれ以上理由もなしに、言葉だけで待てないのでもう一度地主の方の住所と名前を教えてもらえないかと申し出をしましたが、断られました。その後、一方的に長面漁港を打ち切ると告げられました。その時に「そんなことを言っていたら、北上保全(ブログ前半に記載)も仕事ができなくなるぞ」と脅され、ほとんど強制的に長面漁港の工事を取り上げられました。これ以上、言うことを聞かなかったら仕事ができなくなるぞと圧力をかけられました。こんなことを一担当者ができるものでしょうか? 背後に誰がいるのですか? 誰が指示しているのですか・・・? 生コンの問題(当時、生コンを入れてもらえなかった)から、ありとあらゆる嫌がらせを弊社は受けています。
平成28年12月5日に長面漁港の打ち切りによって、第3回変更契約として約6億8500万円を減額され、平成29年9月30日から平成29年5月31日に工期が短縮(4か月間)されました。増額したり、減額したり、工期を延ばしたり、縮めたり、請負業者と話し合いも一度もせずに勝手になんでもできるのですね。請負業者はそれに従わなければ酷い目に会うのですね。某議員が絡まなくては仕事ができないのですかね。
工事開始から担当者は何度も「長面漁港の工事完了は国からの指示や予算の関係で平成30年度には完了しなければならないので、材料、人員、台船等の手配を行っておくように」との指示があり、全て段取りをしていた。にもかかわらず平成28年12月5日の議決によって、半ば強制的に長面漁港の工事を取り上げられ、約6億8500万円も大幅減額され、工期も短縮された。平成30年度内に完成しなければならないと言っておきながら、現在も震災復興工事は完了しておりません。長面漁港(その1)(その2)も工期が何度も延長されています。弊社は減額され、工期を短縮され、わずか3か月の工期延長も認められません。他社は何度も工期延長が認められています。某議員の言うことを聞かなかったために弊社はこどものいじめより酷い嫌がらせを受けています。某議員の言うことを聞かなかったら、工事はできないのですかね・・・。
地元の要望で海側ルートの工事がなくなったと告げられ、「地元に弊社から説明しますから、要望された方を教えてもらえませんか? 弊社が説得します」と何度も依頼したが、担当者は全く取り合ってくれなかった。
ブロックが置き去りにされたままの長面漁港。弊社は市担当者らの計画的企みで、長面漁港を取り上げられた。こんないじめは弊社に限ったことではないと思いますよ。他の会社も黙ってないと思いますよ。
担当者は弊社に段取りをさせるだけさせておきながら、簡単に工事を変更するのですから、酷すぎます。これは計画的企み、罠を仕掛け、陰某某略を巡らせ、弊社を追い詰め、最後には何を考え、何をしたいのですか? 某議員さん。こんなことを一担当者ができるわけがありません。仕事をしたのですから、お金は支払ってください。検査が完了したにもかかわらず、弊社への支払いを一切止めていますね。こんなことは社会通念上通りませんよ。
●地元の要望で出来ないと言っていた海側ルートが入札公告に
ところが、平成28年12月5日に長面漁港を打ち切った1か月後に弊社の工事期間中にもかかわらず、平成29年1月13日に海側ルートの一部が別工事として入札に出されました。弊社には海側ルートの入札に関して一切の知らせがありませんでした。また、地元要望で海側ルートができないと言っておきながら、海側ルートの入札を行っているのですから、弊社は虚偽の説明を受けていたことになります。平成29年2月1日にその工事をU工業が4億1950万円で落札しました。この工事は弊社が海側ルートに関して測量したデーターを基に設計したものだと推測できます。これらにかかった費用について弊社は一切の支払いを受けていません。結局のところ、この入札をもって弊社が施工すべき海側ルートが事実上取り上げられたこととなりました。
平成29年4月24日に第4回変更契約として最終清算が行われましたが、弊社は長面漁港の一方的な打ち切りに対して到底承服できるものではありませんでした。
地元要望で工事ができないと言っておきながら入札に出された海側ルートの工事を平成29年2月1日にU工業が4億1950万円で落札した。海側ルートの工事も2年以上待たされ、山側ルートの工事も先が見えないと弊社には言っておきながら、すぐに他社に発注されました。弊社から取り上げた工事が分割され、しかも工事費全体で3億円も上乗せされて入札に出されました。この3億円はどこに行ったのでしょうか?
地元要望で海側ルートができないと弊社に言っておきながら、海側ルートの入札を行った。弊社は担当者に騙されていたのだ。皆さんも長面漁港の現場を見に行ってください。弊社の作ったブロックも放置されたままです。
弊社に嘘を言って、他社に落札させた海側ルートの工事は、もともと弊社が測量したデーターを基に設計されている。これらにかかった費用について一切支払ってもらっていない。長面漁港の工事は全く進んでいない。弊社の作ったブロックも放置されたままです。
困難な3漁港を完成させ、深浅測量も道路計画もすべて段取りを終え、「さあこれから長面漁港の工事だ」というところにきて、工事が取り上げられました。嘘ばかり担当者に言われ、2年間待たされ、山側ルートも「1年以上かかる。目途がたたない」と言われました。弊社が3漁港の工事を一生懸命やっている最中に、弊社から取り上げた長面漁港が4つの工事に分割されて入札に出されました。弊社は工期を短縮されました。本当に酷い話ですよ。震災復旧工事に応援に来た業者がなんでこんな酷い目にあうのでしょうか。弊社だけではないと思いますよ。担当者さん、やりすぎですよ。
弊社に対して山側ルートは「着工の目途が立たず1年以上かかる」と言っていたのは、弊社から長面漁港を取り上げるための嘘だった。現在でも長面漁港の工事はほとんど進んでおりません。
●弊社から取り上げた工事が分割されて入札公告に
さらに第4回変更契約として最終精算中、まだ工事中であるにもかかわらず、弊社に長面漁港にいく山側ルートの着手に1年以上かかり目途が立っていないとして弊社から取り上げた長面漁港が平成29年4月17日に(その1)と(その2)として2つに分けて入札に出されました。そもそも、(その1)と(その2)工事の分け方が不自然でした。(その1)工事を両端とし、(その2)工事を中央部とする分け方であり、(その1)と(その2)の両方を別会社が同時に工事できるような分け方ではありませんでした。(その2)工事は入札が中止となりましたが意図的に決められた会社が受注するように計画されていたことは明白です。平成29年5月11日に長面漁港(その1)をTK共同企業体が約2億5740万円で落札しました。また、中止になった(その2)工事は平成29年7月14日に再度入札に出され、結局同じTK共同企業体が8月3日に約1億9880万円で落札しました。
不自然な分け方の長面漁港(その1)と(その2)工事。意図的に決められた会社が受注するように計画されていたとしか思えない。
長面漁港(その1)は平成29年5月11日にTK共同企業体が約2億5740万円で落札した。
入札が中止になった長面漁港(その2)は平成29年7月14日に再度入札に出され、平成29年8月3日に同じTK共同企業体が約1億9880万円で落札した。長面漁港工事をTK共同企業体が独占する形になった。
●着手の目途が立たないと言っていた山側ルートが入札公告に
次に「1年以上かかり目途が立っていない」と説明していた山側ルートの工事が平成29年5月12日に入札に出され、平成29年5月31日にT建設が約9046万円で落札しました。T建設は長面漁港(その1)、(その2)を独占したTK共同企業体の一方のメンバーです。
弊社が工事をやり終えた難易度の高い3地区(小滝漁港、大指漁港、小指漁港)では漁船が行き来し、その都度地元と協議しながら工事を進めてきました。この工事入札は何度も流れて弊社が落札しました。3地区は難易度が高い工事でしたが、それに比べ長面漁港は漁港として使われておらず、工事のしやすい漁港でした。深浅測量も道路計画も弊社がすべて段取りをし、実施しました。当然、困難な3漁港を完成させ、「さあこれから長面の工事だ」というところにきて、弊社は工事を取り上げられました。弊社には海側ルートに2年間待たせ、山側ルートでは「目途が立たず1年以上かかる」と言い、地元の方と話ができないと言っておきなら、すぐに別の会社、それもあらかじめ決められていたと思われる会社に工事を発注しています。これには何か裏があると思わずにはいられません。
山側ルートの工事は平成29年5月31日にT建設が約9046万円で落札した。弊社には「目途が立たず1年以上かかる」と言っておきながらすぐに入札に出された経緯から、初めから弊社を騙して工事を取り上げ、他社に請け負わせる計画的企みだったと思われる。
山側ルートの道は、現在でもアスファルト舗装されていない箇所が多く、とりあえず通れるようにしたくらいで全く工事が進んでいない。
山側ルートの道は、通行は可能だがアスファルト舗装が中途半端にしかできていない。工事はほとんど進んでいません。山側ルートの工事は誰が考えても1億円もの工事だとは思えません。
山側ルートの工期は平成29年10月末だったのに工事はほとんど進んでいない。
●不透明な工事費の水増し
長面漁港の工事には5000㎥以上の生コンが使われます。弊社の生コン代は1㎥あたり単価1万8000円です。一方、生コン組合の生コンは1㎥あたり単価3万6000円です。この工事は復興プラントの生コンを使う条件はついていませんから、弊社の生コンを使えば生コン代は9000万円で済みます。しかも弊社の生コンはJIS規格品です。一方、復興プラントの生コンはJIS規格品ではありません。このプラントをどこから購入したのでしょうか??? よく調べてみてください。古いプラントです。弊社の生コンプラントでは品質管理がしっかりしています。品質管理については弊社のプラントと復興プラントでは比べ物になりません。にもかかわらず単価が倍違います。捨石27000㎥が約1億2150万円、捨石整地代が約1890万円、その他、既防潮堤などの取壊し撤去費用もありますが、弊社が工事をしていれば、工事費が膨れ上がることはありませんでした。
弊社から約6億8500万円の減額をし、長面漁港として(その1)を約2億5740万円、(その2)を約1億9880万円、海側ルートが約4億1950万円、山側ルートが9046万円の合計約9億6600万円で発注しており、約3億円以上高い金額で長面漁港の工事を発注したこととなります。何か釈然としない不透明なお金の動きがあるように思えてなりません。弊社には減額ばかりし、他社には増額と工期延長ばかりするのですね。おかしな話ですね。水産基盤推進部の担当者は何を考えているんですかね?
謎の3億円増額?! 工事費全体の約50パーセント近くの約6億8500万円が減額され、弊社から取り上げた長面漁港が4つに分割され、約3億円も増額されて入札に出された。弊社グループが請け負った他の工事で14億円もの支払いをしないのは、このような増額分を埋め合わせするためでしょうか? 弊社に支払うべきお金を他社の工事に振り替えないでください。そんな酷いことをしないでください。弊社には、減額を繰り返し、支払いもストップし、他社には増額を繰り返しています。
全く工事が進んでいない長面漁港の現在。弊社から取り上げた工事は工期延長を繰り返している。弊社には厳しく、某議員に従う者にはいろいろな便宜をはかってもらえるんですね
他社の工期延長は簡単に認められている。弊社の平成29年9月30日までの工期が5月31日までに短縮された一方で、他社が落札した工事には平成31年3月29日まで工期延長が認められ、さらに、再延長が認められようとしている。
●弊社には減額と工期短縮、他社には増額と工期延長の繰り返し
弊社に長面漁港の工事を続行させていれば、契約の工期は平成29年9月でしたから、平成30年3月末までに工事は完成しています。「平成30年度(平成31年3月末まで)に完了しなければ工事代金をお支払することは出来ません」と弊社には言っていましたが、弊社から取り上げた後、長面漁港は何回も工期延長が繰り返されています。長面漁港(その1)及び(その2)において、両工事の竣工日は平成30年12月20日迄であったところ、平成31年3月29日まで工期延長が行われ、さらに平成31年9月30日まで工期が再延長されています。弊社には減額し、工期を短縮し、他社には増額し、何度も工期延長を認めるのですね。平成31年4月現在、長面漁港の工事は全く進んでおらず、このままでは工期内に完成することはありません。
弊社に工事を継続させていれば、税金が無駄使いされることもありませんでした。貴い命を守る大切な復興予算は心のある使い方をしてください。弊社ならば長面漁港を工期内に完成させ、震災復興に貢献できていました。これらの経緯からもわかるとおり、弊社は意図的に長面漁港を取り上げられました。当時の事を思い出し、弊社の現場代理人は今でも悔しい思いをしています。某議員に生コンの取引を断ったばかりに弊社はこんな酷い仕打ちを受けているのですね。
弊社は二転三転する担当者の指示によって工事材料が一切の無駄となった損害を請求するため、平成31年2月28日に宮城県建設工事紛争審査会に調停を申し立てました。
平成31年2月に確認に行くと工期がさらに延長されていた。当初、平成30年12月20日までの工期が平成31年3月29日に延長され、さらに平成31年9月30日まで再延長されていた。某議員に従えば増額も工期延長もいくらでも認められるのですね。某議員は県の震災復興に関係する委員会の委員もしているようです?
長面漁港の現場に3年前に弊社が作ったテトラポットが放置されたままだ。工事が進んでいなことを物語っている。
■震災復興事業の裏側で暗躍する某議員の影
弊社が震災復興工事を受注し始めた平成24年当時、生コンクリートが供給されないという状況が続いていました。平成24年9月頃のことです。宮城県の某議員から電話があり弊社会長に面会の申入れがありました。
その日の夕方、宿泊先のホテルのレストランで会うことになりました。震災復旧工事に関係する県の委員会で委員をしていると自己紹介があり、生コンが入らなくて困っているなら相談してくださいと言われました。その後、しばらく雑談を交わしましたが、突然、態度を変え高圧的に話しを切り出しました。
「お前のところはフロント企業だろ。なんで私に挨拶に来ないんだ。このあたりで仕事がしたかったら、私を通さなければできないんだ。あそこも、あそこも私のところに挨拶に来ている」と反社会勢力に関係しているらしい企業の名前を次々に挙げました。フロント企業とは反社会勢力を背景とした企業活動を行い、その利益を反社会勢力に提供している企業のことを言います。
弊社会長があっけにとられて黙っていると、議員は一枚の文書を取り出しテーブルの上に置きました。「覚書(おぼえがき)」とあり、すでに議員の署名と押印がありました。ろくに説明もなく、「仕事がしたいのならここにサインしろ」と脅されました。覚書には某議員を通せば役所に融通が効くこと、止まっている生コンクリートの供給を受けたければ、指定する販売店を通すこと、値上げに従うことなどが書かれていました。しかし、弊社会長はこのような条件に応じるわけにはいかないことを伝え、覚書へのサインを断りました。
「弊社はフロント企業ではありませんし、他社との取引もありますので、サインはできません」
弊社はフロント企業ではなく、ましてや反社会勢力とは何の関係もない。某議員の脅しに屈して、わけのわからない覚書にサインすることはなかった。
すると、議員は周囲の迷惑などお構いなしにテーブルをバンバン叩き、大声をあげて弊社会長に罵詈雑言を浴びせました。しばらくすると、いくら大声で脅しても弊社会長が動じないことが分ったのか、席を立ち、帰っていきました。
某議員の発言や覚書への署名を迫る行為を裏返せば、役所から嫌がらせを受け、生コンクリートが供給されないということになります。覚書への署名を断った結果としてその後、弊社は様々な嫌がらせを受け続けることになりました。今回のブログでお伝えした2つの工事における担当者からの度重なる嫌がらせなどの工事妨害はその一端でしかありません。
弊社から取り上げた長面漁港の工事は分割されて入札に出され、他社が請負った。しかし、現在でも工事は全く進んでおらず、いまだに震災の傷跡を色濃く残したままだ。
平成24年に弊社が震災復興の工事を受注すると、工事をしていく中で一番必要な生コンが供給されませんでした。その頃、某議員から呼び出しがあり、某議員の指定する某商社と取引したら生コンや材料を出してあげると言われ、書面にサインするように強要されました。さらに某議員に従えば、工事もスムーズに進むし、工事が遅れた場合には工期延長の話を役所とつけることができるとも言われましたが、弊社は丁重にサインを断りました。
弊社は生コンプラントを建てたくて建てたわけではありません。地元の生コンプラントが生コンを入れてくれないので、2つの生コンプラントを建てたのです。弊社は自社プラントの生コンを工事で使用してきましたが、災害復旧工事を続ける中で様々な工事妨害を受けてきました。多くの工事でコンクリートを施工する段階になると、市担当者からあからさまな工事妨害を受けたり、減額されたり、工期延長が認められず契約解除されることがありました。法外な価格の生コンを斡旋(あっせん)する某議員に従わなかったことで弊社は現在たいへんな目に遭っています。
自社プラントの近くに復興プラントが建設され、弊社の生コンプラントを使うことができなくなりました。工事の特記仕様書に復興プラントの生コンを使うように書かれているので、復興プラントの生コンを使わざる得なくなりました。
弊社の生コンプラントの生コン代は1㎥あたり単価1万8000円です。復興プラントの生コン代は1㎥あたり単価3万6000円です。復興プラントより弊社のプラントの方が先に稼働しており、「弊社のプラントを利用したらどうですか」と持ちかけたこともありました。弊社は生コン代が倍以上する復興プラントを使わざるを得なくなりました。これでは何のために生コンプラントを建てたのかわからなくなりました。自社プラントを建てた後で復興プラントが建てられたのですよ。皆さん、どう思われますか? これはまさに生コン組合からの嫌がらせ以外のなにものでもないと思いますよ。某議員の言うことを聞かなかったため、ここまで嫌がらせをするのですか?
災害復旧工事に弊社のプラントを使っていただければ、工事が安価にできるのです。それなのに、なぜ震災復興の工事をしている会社がこんな高い生コンを使わなければならないのですか? 弊社の生コンを使えば、皆助かるのではないですか? 業者も納税者も皆が助かると思います。国民の税金が助かるのではないですか? 弊社は生コンプラントを建てて利益を得ようとしたのではありません。震災復興工事ができないから建てたのです。なぜ皆が助かるプラントを組合が使ってくれないのですかね。
平成25年12月11日に竣工した東北コンクリート南三陸工場は、震災復興の工事に不可欠な生コンの不足を補うため弊社が南三陸町に建設した生コンプラントである。
東北コンクリート気仙沼工場。弊社の生コンプラントが出荷する生コンはJIS規格の生コンだが、復興プラントの生コンはJIS規格品ではない。それにもかかわらず、復興生コンというだけで弊社の生コンの倍の金額で納入されている。誰のための震災復興なのだろう・・・?
公共工事の名の元に、災害復旧事業の裏側では嫌がらせ、工事妨害、企業へのいじめが続いています。弊社も、謂(いわ)れのない誹謗中傷を浴びせられ、理不尽とも言えるいじめ・嫌がらせに涙を呑んだことも多くあり困っています。弊社が工事をした15億円もの工事代金が未だ支払ってもらえません。速やかに支払ってもらえませんか、市の担当者さん!
次回も乞うご期待!!