■連載第7回■ 第四章 南辰が大津京に来て企んだことは何か?・前編

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マンガ版「覚くんの日記」第7話

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黒幕
黒幕は誰だ?
 
 南辰の計画的企み、五年先を見越した企み。その先は、大覚は大津京から姿を消す段取りをしていた。中小企業、零細企業の乗っ取り計画の見本。中小企業、零細企業は、本当に頑張っている会社が多い。いい会社はこのようにして悪徳企業に狙われている。あなたの企業も狙われていますよ。
 
(覚くんの回想)
 
 覚くんが考えれば考えるほど、南辰の悪だくみは奥が深い。普通の人はこれだけのことは考えられないと思う。綿密な計画的企みや犯行、陰謀、策略、初めから終わりまで、全部仕組まれ、段取りされていた。人の配置まで考えて、計画的・組織的にやっていた。マンションの図面が四冊もあり、契約書も初めから計画的に騙している。中小企業、零細企業の乗っ取りの手本だ。やり方がアクドすぎる。また、やり方が綿密、計画的な企みだ。
 
 考えれば、長期的に計画されている。現在、裁判は七年が過ぎた。南辰は、大津京ステーションプレイスを建築する前から、大覚を乗っ取る計画をしていたのだ。
『覚くんの日記』でこれまでいろいろ伝えてきたが、南辰から持ちかけられた大津京ステーションプレイスの四十九戸を買い取るという話に、覚くんが乗っていたら、大変なことになっていただろう。当時、南辰は、何回も「四十九戸を買いとる」と覚くんに連絡してきた。覚くんは、その提案をきっぱりと断っていた。しかし、南辰の子会社の不動産会社が、値踏みをしにステーションプレイスの周りをうろうろしていた。まだ手に入れる前からすでに売却を計画していたのだろう。南辰は、早く終わりにしたかったのだ。早く大覚に責任をなすりつけ、すべてを大覚の責任にしたかったのだ。そして自分らは被害者のふりをするつもりだったのだ。
 
 もし、大覚が南辰に四十九戸を売っていたら、確実に陥れられていたと思う。なぜならば、販売済みの五十九戸にこれらの四十九戸を加えれば、百八戸全てが販売済みとなるからだ。その頃、マンションに瑕疵や不具合が多く見つかったので、覚くんは途中で販売を中止した。多くの瑕疵や不具合について、南辰に「手直ししてください」と言っていた。南辰は、「必ず手直しします」と言っていたので、覚くんはその言葉を信じて契約済のお客様を入居させた。南辰は百八戸全てを入居させて、マンションが完成し、大覚に引き渡したという事実を作りたかったのだ。
 
 南辰が「必ず手直しします」と言っていたのは全くのウソだった。手直しは一回もされていない。南辰が、何故、「四十九戸を買いとる」と言ってきたのかが、今になってやっと分かって来た。残る四十九戸の買い取り話に乗っていれば、百八戸全てが販売済みとなり、南辰の悪だくみの計画通りになっていただろう。南辰は瑕疵の種を蒔いていた。五年後に芽を出してくる。その段取りが進行していた。そのまま成功していたかもしれない。五年後には瑕疵のオンパレードのマンションが明らかになる。そうなれば、必ず、大覚は倒産に追い込まれる。なぜかと言えば、百八戸の住民が、大覚に一斉に苦情を寄せてくる。千三百五十箇所の不具合箇所。屋根には二百五十トンの余分なコンクリートが載ったままだ。そして立体駐車場地下ピットには水が溜まったままだ(累計では深さ八メートルにも及ぶ)。電気室には、六千六百ボルトという高圧な電気が流れるすぐそばに水の配管が通っている。構造計算はデタラメ。ジャンカとクラックは三千箇所以上もある。サッシュのスペックダウン、勝手な門扉(もんぴ)の取りやめ、などなど、勝手なスペックダウンは五百五十箇所以上もある。その他にも多くの瑕疵がある無茶苦茶なマンションだ。
 
 このマンションを実際に建てたのは南辰だ。しかし、このマンションの実態が明らかになった時、南辰は知らん顔をするだろう。南辰は「マサプランニングと大覚がやったこと。うちはマサプランニングの指示通りの工事をやっただけ。分かりません」と逃げる段取りだ。その後、マスコミを使って、大覚の評判を地に叩きつけるのだ。今ならマサプランニング社長も亡くなっている。まさに死人に口なしだ。欠陥マンション問題として、騒ぎが大きくなれば、現場所長の金谷も不要となり、会社から追い出されていただろう。まさにトカゲのしっぽ切りだ。
 
 こんなマンションは、造ろうと思っても造れない。このマンションを建てたのは南辰だ。でも、南辰は、大覚に罪を被せるだろう。黒幕さん、南辰さん、やり過ぎやで。百八戸のマンション住民が騒いだら、大覚は、日本一とんでもない欠陥マンションを建てた会社だと、住民の罵倒(ばとう)にさらされる。テレビ、新聞、マスコミ、日本中で大覚の名前がでてくる。日本一悪いマンションを建てたと言われる。そうなれば、大津京ステーションプレイスのみならず、大覚が建てた他のマンションでも大騒ぎとなる。そこが、南辰の目的、狙いだ。南辰、黒幕、T社の狙いだ。大覚がどのようになるか、大覚は大変な目にあう。二度と立ち上がれない。
 
 覚くんはみなさんに、声を大きくして言いたい。「大津京ステーションプレイスの瑕疵の写真や動画(YouTube)を見ていただけましたか? こんなマンションを大覚が建てたとなれば、また販売したとなれば、地方の中小企業はひとたまりもありません。すぐに倒産に追いやられます。それが、南辰の陰謀・謀略・策略の目的なのです」
 
 南辰は、「大覚にはえらい目にあわされた」と加害者が被害者のふりをし、あらゆるマスコミを使い、ここぞとばかりに大覚を攻めて、嫌がらせし、大覚の評判を落とすPRをするだろう。
 
 一審の裁判では、一遍弁護士に、「勝つ、勝つ」といわれたが、大覚が主張していた瑕疵はほとんど認められなかった。その結果、南辰は欠陥だらけのマンションをさらに競売に掛け、本来三千五百万円以上の部屋が、三十五万円、高くても五百万円で落札された。さらに、大覚が所有していた他の不動産も競売にかけられて、とられてしまった。
 
 南辰は、手先のT社を使って皇子山公園の中の広大な土地を手に入れ、高さ約十メートル、全長約二百メートル以上の擁壁を建てて、公園の中に要塞を造っている。その他に、一日六十万円、ひと月千八百万円、一年で二億二千万円の遅延損害金を負わされた。この遅延損害金という言葉すら、覚くんは知らなかった。これまでに発生した遅延損害金は、約十三億円。こんなバカな話はありません。南辰さん、悪だくみしすぎやで。
 
 地方の中小企業さん、零細企業さん、あなたの企業もいつどこで狙われているか分かりませんよ。南辰は獲物を物色しています。

<引き渡しのトリック>

 今から六年前に南辰が大津京ステーションプレイスの住民に配布した文書がある(下に掲載)。この文書で、南辰はマンション住民に対して、マンション建物の引き渡しや、工事代金の支払い等に関して、問題のない建物を建てた南辰が被害者で、大覚が加害者であるかのように述べている。
 
 しかし、そこには南辰が企てた、五年後、八年後に大覚を闇から闇へ葬るための筋書きが読み取れる。自分たちこそが被害者であるかのように装ったこの文書には、逆に大覚を陥れようとする南辰の悪の企みがあったことを証明している。
 

南辰がマンション住民に配布した文書(南辰の悪の企み)

 南辰がこの配布文書に散りばめた数々のウソ(南辰のウソ①~⑨)は覚くんによってすでに見抜かれている。覚くんが暴いたこれらのウソをひとつずつ読み解いてみたい。
 
配布文書
 

◆南辰が企んだ悪のシナリオ:<南辰のウソ①> 

株式会社大覚様が選任された設計事務所 株式会社マサプラニング様の工事監理の下で指示・承認を頂くとともに事業主側の管理者にも報告し、確認を頂き工事を進めてまいりました。 

◆覚くんが見抜いた南辰のウソ:<暴かれたウソ①> 

  • ●設計監理事務所マサプランニングは大覚から選任されたというのは南辰のウソ。
  • ●マサプランニングの工事監理の下で南辰が指示・承認を得ていたのではない。それは体裁だけのことで、初めから両社は結託して大覚を陥れようと画策(かくさく)していた。
  • ●南辰が事業主(覚くん)側の管理者に報告し、確認を得て工事を進めていれば、南辰が二億六千万円もの不当な利益を得られるはずがない。南辰とマサプランニングが結託(けったく)して詐欺的行為を行っていたのだ。
 南辰がマンション住民に配布した文書によれば、設計監理事務所マサプランニングは大覚によって選任されたかのように書かれているが、事実は異なる。大覚が選任したのではなく、南辰とマサプランニングが一緒に「仕事をさせてください」と何度も覚くんに言ってきた。何度断っても何度も来ていた。南辰の役員も入れ替わり立ち替わり、マサプランニングと一緒に営業に来ていた。今になって調べると、南辰とマサプランニングは京都・滋賀で九件ものマンション建設を行っていた事実が明らかになった。
 
 マサプランニングは大覚が選任したのではない。東建物の下で南辰とマサプランニングが計画していた。大覚と東建物とは共同事業で取り組み、大覚は地元業者なので販売だけ東建物から請け負った。大覚が地元大津京で建てるマンションの外観はいつも茶色、おおよそコンセプトも固まっている。大津京ステーションプレイスのコンセプトとは全く異なる。
 
 大津京ステーションプレイスの建設は、東建物の主導で計画されていた。東建物が事業の見直しをし、東建物本社の決定により、関西の仕掛(しかか)りの物件については撤退することになった。そのため、大覚も共同事業から撤退し、東建物から懇願されてマンション用地を買い取った。大覚はその後、買い取った用地の利用について、商業施設を含めいろいろと検討していた。しかし、南辰役員、マサプランニング社長が何度も覚くんのもとを訪れ、「マンション建設を続行してください」と懇願してきた。南辰役員、マサプランニング社長が一緒に、「何処よりもいいマンションを建てます」「必ずお客様にご満足いただきます」と繰り返し言ってきた。南辰は上場会社でもあるし、覚くんはその熱意を信用してしまった。今から思えば、これが間違いの始まりだったのだ。本来は、施主の代理人として工事を監督すべき施工監理会社マサプランニングは、当初から南辰と結託していたのだった。
 
ロータリーマンションシリーズ1
大覚が地元大津京で開発してきたロータリーマンションシリーズの外壁は穏やかで落ち着いた雰囲気の茶色である。
 
ロータリーマンションシリーズ2
こちらも同じくロータリーマンションシリーズ。外壁は前掲のマンションと同様茶系である。
 
大津京ステーションプレイス
一方、大津京ステーションプレイスの外壁の色は白であり、これまで大覚が手掛けてきたマンションとは全くコンセプトが異なる。
 
 
 覚くんが呼んだ打ち合わせの場でも、南辰の金谷所長とマサプランニング社長は結託しているかのように、覚くんに対して横柄な態度だった。
 
 覚くんに対して、設計監理事務所マサプランニングからは工事の変更の説明はなかった。覚くんは、再三にわたり、変更図面を持ってくるよう依頼していた。現場監督に説明を求めたが、金谷は一向に答えなかった。再三にわたり説明を求めたが、説明できない理由があった。後で分かったことだが、このときすでに計画されていたのだ。説明もしない、現場監督に聞いても答えない、マサプランニング社長に聞いても何も答えない、こんなことはあり得ない。マサプランニング社長の部下もそれに右に倣(なら)えだった。このときすでに悪だくみの計画が進行していたのだ。覚くん、大覚社員はそのことには気付くことなく、金谷が「もうちょっと待ってください」というのにだまされ、ずるずると先送りにされていた。それに伴う図面の差し替え、増減工事について説明が一切されなかった。覚くんが「はやく増減の図面を持って来てくれ」と言っても、南辰は全く対応しなかった。「ちゃんとやります、ちゃんとやります」と繰り返すだけだった。南辰は、悪だくみが発覚することを恐れていたのだろう。
 南辰からも、施主である大覚に契約内容が変わったことの報告が一度もなかった。これは両社が結託していたことの何よりの証拠だ。
 
 覚くんが何度も、図面の変更などの話し合いをしましょうと呼びかけても、一度も話し合いの場に来なかった。増額工事が千九百万円、減額工事が二億六千万円もあった。マサプランニング社長が亡くなってから、裁判で南辰は、「増減に関して、マサプランニングを通じて大覚さんに伝え、大覚さんに承認してもらっていた」と言い始めた。これは全くのウソであり、大覚が承認・承諾した事実は一切ない。亡くなったマサプランニング社長に全ての罪をなすりつけて、まさに、死人に口なし、という状況だ。
 
スペックダウン
工事が進む中で、南辰は総額二億六千万円ものスペックダウンを事業主大覚に隠して行っていた。その内容は柱の鉄筋の本数を無断で減らすなど、全部で五百五十箇所ものスペックダウンが判明している。
(YouTube「大覚 VS 南■辰■建設 続・大津欠陥マンション動画」より     https://www.youtube.com/watch?v=nJipKcb-vvw  30:10頃から)
 
 契約図面を描いたマサプランニングの元社員朴(ぱく)氏は「私は杭工事の途中でやめたからわかりません」というが、朴が全ての図面を描いていたと聞いており、朴もかなりオイシイ想いをしたのではないだろうか。身の危険を考えて退職したのかもしれない。そうでなければ、世話になっている覚くんが、裁判に呼んでもまったく連絡もつかなかったのに、南辰が呼んだらすぐに来るなんて、おかしなことだ。杭の径を勝手に変更していたのも朴氏と南辰。朴氏と南辰こそが、杭、図面について一番よく知っているのかもしれない? 全ての責任をマサプランニング社長になすりつけているのだ。
 
 工事を監理していたマサプランニングの平沼氏は、「自分は、マサプランニング社長のメッセンジャーだった」というだけだった。契約図を描き、工事を監理していた人間が、何も知らない、というのはどう考えてもおかしい。黒幕さん、マサプランニング社長が亡くなったのは何故ですか。教えてもらえませんか? 大覚が、朴氏、平沼氏に何度も依頼しても裁判に来なかったのに、南辰が呼んだらすぐに出廷して、事実と反する、南辰側に有利なことをしゃべっていた。
 
 マサプランニング社長が亡くなった後、南辰は覚くんが見たことも聞いたこともない最終合意図面(甲一三三号証)を出してきた。裁判でもこの最終合意図面を朴氏が描いたと主張している。だから、朴氏が減額要素を知らないはずがない。まさに、死人に口なし。亡くなった人に罪をかぶせて知らぬふりをするのは、良くない。明らかに、南辰がマサプランニングを使って、大覚を陥れようとしていたのだ。これが、一つ目のトリックだ。
 
133号証
南辰は記名も押印もない書面(写真右側)を「最終合意図面」といって裁判所に提出してきた。これは一体何・・・?
 
 

◆南辰が企んだ悪のシナリオ:<南辰のウソ②> 

諸官庁の建物完了検査済証も問題なく全て取得完了致しました。 

◆覚くんが見抜いた南辰のウソ:<暴かれたウソ②> 

  • ●南辰は関西電力の検査が終わった後に電気室に排水管を設置した。
  • ●南辰は屋根に二百四十五トンもの余分なコンクリートを増し打ちするという変更の届け出を建築確認機関にしなかった。建築基準法に違反していることを知っていたからだ。
  • ●JIS規格外のコンクリートを使用していたことについて、南辰は確認検査機関や大津市建築指導課に承認してもらったかのような主張をしていたが、そのような事実はなかった。
 電気室の関西電力の検査のときには、直径二十五センチの水の配管はなかった。関西電力の検査の後に、水の配管工事をした。この電気室には六千六百ボルトもの高圧電流が流れている。南辰は、水の配管があれば関西電力の検査を通過しないことを知っていて、検査の後に水の配管を設置したのだ。その結果、危険で違法な電気室になってしまった。これは建築業者として絶対にしてはならないことだ。というのは、常識で考えてもわかるが、六千六百ボルトの電圧の上に、水の配管を通すなどということは聞いたこともない。これこそが、南辰が大覚に仕掛けた大きな企みの一つだ。悪の種だ。この種を五年、八年後に刈り取る段取りだったのだ。世間が知ったら、「大覚はどんな会社だ、人殺しの会社か、この電気室の上に百八戸の住まいがある。常識のない会社だ」と言われ、マンション事業から抹消される。本当にあくどいやり方だ。南辰さん、あくどすぎまっせ。やりすぎやで。
 
 屋根には、当初の建築確認にはなかった二百四十五トンもの余分なコンクリートが載っている。これは建築確認機関に黙って、市役所にも覚くんにも黙って、しいてはお客さんにも黙ってやった、南辰とマサプランニングが結託した違法行為だ。
 
 覚くんが屋根荷重に関して、確認検査機関と大津市役所に確認しに行ったら、役所の方は、「そんな屋根荷重があるのなら、安全性が確保されていなければ、建築はできない。二百四十五トンもあれば、設計変更の届け出は必ずしなければならない。こんな危険な建物と知っていれば許可は絶対下ろしません」との回答だった。南辰はマサプランニングと結託し、役所、住民、覚くん、全てをだましていたのだ。
 
確認検査機関
裁判での南辰の主張と、覚くんが関係機関に確認した結果は全く異なる。南辰が言っているのは・・・?
(YouTube「大覚 VS 南■辰■建設 続・大津欠陥マンション動画」より     https://www.youtube.com/watch?v=nJipKcb-vvw  29:55頃から)
 
 JIS規格外の生コンが使用されている。このこと自体が建築基準法に違反する重大な問題だ。JIS規格外の生コンを使う場合には大臣認定を受けなければならないが、南辰は当然大臣認定を受けていない。その言い訳として、さらにおかしなことを言い始めた。「大津市と確認検査機関に電話によるヒアリングで許可を受けた」と言い始めたのだ。
 
 覚くんはそのことについて、大津市と確認検査機関に確認した。南辰は、この生コンを使うことについても電話で役所の許可を得たと言っていたが、役所の方からは、「水セメント比の生コンってなんですか?」と逆に質問された。「そんな話ならこの建物の許可はしません」と言っていた。南辰は、ウソばかり言っている。役所でもどこでもウソばかり言っている。まともなことは一回も言っていない。企みをしすぎてウソばかりついているから何が本当で何がウソか分からないのではないだろうか。誰が指示しているのか知らないが、金谷の頭がついて来ないのではないだろうか。ウソの辻褄(つじつま)が合わなくなっている。二億六千万円の金が欲しいから一生懸命画策しているが、お金を抜くことばかり考えているので、支離滅裂だ。とうとう綻びがでて、企み、陰謀が明らかになって来たのだ。黒幕さん、あなたのやっていることは無茶苦茶やで。いい加減にしなあかんわなあ。やり過ぎやで。これ以上親会社と会社に迷惑かけたらアカンで。北海電鉄グループの会長さん、南辰の社長さん、自分の足元をよく見た方がいいですよ。
 
 なぜか、この工事が終わった後に生コン業者は倒産している。倒産直前の業者から納入された生コンで品質にも大きな不安がある。さらに、金谷はその生コン業者から約二百万円の裏金を貰っていた。
 
フライデー
平成二十六年五月十六日発売の週刊誌『フライデー』(FRIDAY)に大津京ステーションプレイスの欠陥問題が「北海電鉄の大欠陥マンション」として掲載された。現場所長の裏金問題の存在が初めて世間に公表された。
(FRIDAYデジタルに記事が掲載されています。
 
 その他にも書ききれないほどの多くの建築基準法などの法令違反がある。これらについても、本来要求される変更届を行わず、諸官庁および建築確認機関をだまして、建物完了検査済証を受領していただけだ。南辰は役所をだまし、世間をだます、とんでもない会社だ。

◆南辰が企んだ悪のシナリオ:<南辰のウソ③> 

平成21年10月には事業主検査およびマンション購入者様の内覧会を行い工事の手直しを完了させました。

◆覚くんが見抜いた南辰のウソ:<暴かれたウソ③> 

  • ●事業主検査は完了していない。事業主大覚は建物全てを南辰に見せてもらっていない。
  • ●南辰は、北海電鉄グループのブランドを持ち出して、大覚社員を信用させて、内覧会に立ち会わせなかった。
  • ●内覧会を行ったことを手直し工事が完了したことにすり替えている。
  • ●全住戸と共用部の事業主検査が完了していないのに、手直し工事が完了したと言うのは順序が間違っている。本末転倒だ。
  • ●平成21年11月に、第二回施主検査が行われている。「10月に事業主検査を完了させた」というのは全くのデタラメ。
 そもそも南辰の工事が遅れていたから中途半端な状態でしか検査ができなかった。南辰は何度も、大丈夫だと言うから、覚くんはそれを信じていた。そういう状況の中で、内覧会が十月二十四日、二十五日、お客様への引き渡しが十一月十四日に決まっていたので、五十九戸しか施主検査を行えなかった。工事が進んでいないので内覧会の開催も拒んでいた。大覚は、内覧会の開催を延期し、きちんとした状況でお客様にご覧いただけるよう求めていたが、お客様の子供さんの学校、ご主人の仕事への影響を最小限にするため、やむを得ず、お客様をご案内した。南辰は人の心を踏みにじる会社だ。
 
 南辰は、十月に事業主検査、内覧会、手直し工事が完了したというが、手直し工事どころか、未だに四十九戸の住戸、共用部(キッズルーム、電気室、屋上、立体駐車場など)の施主検査すら完了していない。千三百五十箇所の不具合箇所の手直しに着手すらされていない。
 
手直し
事業主検査の日、手直しが必要な箇所に紙テープが貼られたが、南辰は未だに手直しに着手すらしていない。
 
床材のへこみ
手直しが必要な箇所は一戸あたり十箇所程度であり、普通の施工会社であれば十分に対応できる数だ。写真は床材のへこみ
 
 実際には、十一月二十六日、二十七日に第二回の施主検査を行った。その時には、大覚、南辰それぞれ十人が参加し、八百五十箇所の不具合箇所が見つかった。一回目の施主検査では五百箇所の不具合箇所があった。一回目、二回目を合計すると千三百五十箇所の不具合箇所がある。それの対応すらしていない。覚くんが手直し工事をするように言うと、金谷は「一週間から十日待ってください。必ずやります」と言っていた。
 
 十一月に行った第二回施主検査において双方が立ち会って、手直しが必要な箇所を記入したチェックリストがあり、南辰がいう「平成21年10月には事業主検査およびマンション購入者様の内覧会を行い工事の手直しを完了させました(南辰のウソ③)というのは、全くウソであり矛盾している。金谷の頭の中では、何が嘘で何が事実か分からなくなっているのだろう。二回目の検査を十一月に実施したことすら忘れてしまったのだろうか。力でねじ伏せようとするにも、黒幕さん、無理がありすぎやで。そりゃあ、弁護士も裁判官も全部自分ところの味方だと思ったら、大間違いやで。
 
チェックリスト
平成二十一年十一月二十六日の施主検査では手直しが必要な箇所を、大覚、南辰の両社が立会って、完成検査チェックリストに記入した。南辰が手直し工事を行なっていないので、事業主大覚による手直し確認は未だに行われていない。そのため、(手直しの)確認日の欄は空白のままだ。
 
 一審では、一遍弁護士が大覚代理人だったので上手くいったが、控訴審はそうはいきませんわなぁ。南辰側の藤野弁護士と一遍弁護士は、どうなっていたのだろう? 一審で負けたのはホントに不思議だ。一審で負けたのは、弁護士に「勝つ、勝つ」と五十回以上、打ち合わせの都度、会うたびに言われ、それに惑わされていた。みなさん良く考えてみてください。弁護士が、「勝つ、勝つ」と言ったら信じてしまいませんか。また裁判には莫大なお金がかかります。そして、裁判の主張・立証は本人がしなければならないのだが、弁護士が「勝つ、勝つ」と言えば、つい、その言葉を信じてしまい、その通りになると思い、その言葉にほだされ、だまされました。
 
「こんなことで負けるわけがありません。NGの構造計算を持って来てください」。
 一遍弁護士の言葉に惑わされ、結局他の書類は一切見てもらえなかった。負けたら大変なので、一遍弁護士の指示に従ってしまったのだった。施主検査のチェックリストを持っていくと、「論点がずれる」と取り合ってもらえなかった。ところが、控訴審の弁護士に相談すると、このチェックリストこそ手直し工事が完了していないことを示す大切な証拠だと指摘され、さっそく控訴審に提出することになった。
 
 一審で負けると、一遍弁護士はまったく悪びれる様子もなく、「負けたのだから、お金を払いなさい。裁判とはそういうもの」というだけだった。一遍弁護士は大覚が裁判で負けたら、何かいいことがあったのかなぁ?

◆南辰が企んだ悪のシナリオ:<南辰のウソ④> 

マンション工事のルールに基づいて工事を完了させ、事業主・株式会社大覚様への引き渡し日(平成21年11月13日)を迎えることとなりました。 

◆覚くんが見抜いた南辰のウソ:<暴かれたウソ④> 

  • ●南辰の工事自体に数多くのコンプライアンス(法令遵守)違反が存在する。社会のルールを守らない南辰の「マンション工事のルール」とは世間を欺くための名目だけのルールだった。
  • ●工事は完了していない。
  • ●配布文書の中で、南辰は大覚への引き渡し日を平成21年11月13日としているが、建築請負契約で定められた大覚への引き渡し日は、10月31日だった。工事は大幅に遅れていたのだ。
 南辰は「マンション工事のルールに基づいて」と述べているが、これまで述べてきたように設計監理会社マサプランニングは南辰と結託し、南辰の言いなりになって数多くの違法な工事、減額工事、契約違反を施主大覚に報告せず南辰の違法な工事を黙認していた。また、本来必要である変更届を行わず、諸官庁および建築確認検査機関をだまして、建物完了検査済証を取得していた。そして、南辰によって謀略的に行われた内覧会を以て手直し工事が完了したことにすり替えていた。
 
 以上のように、数々のコンプライアンス違反を犯しておきながら、あたかもルールを守る会社であるかのように世間を欺(あざむ)いているのが南辰の正体だ。
 
 引渡しの前に事業主が全住戸と共用部を検査し、手直しが必要な不具合箇所をリストアップし、施工者がリストにある手直し工事を実施し、事業主が手直しの出来ていることを全て確認して初めて完了と言える。これらの一連の作業が必要なのは、言うまでもなくお客様に安心してマンションに住んでいただくためであり、マンション事業主がマンションを購入していただいたお客様である契約者に対して果たすべき責任であるからだ。
 
 事業主である大覚は共用部を含む建物全ての施主検査をさせてもらっていない。施主検査が未完了、手直し確認(施主検査で指摘した手直し工事が出来ていることを施主が確認すること)が未完了の建物を前にして、工事が完了したとは到底言えない。
 
 建築請負契約で定められた大覚への引き渡し日は、十月三十一日だったが、南辰は大覚への引き渡しを二週間後の十一月十三日としている。これはお客様への鍵引渡しの前日であった。日にちがあれば、覚くんが現場を見に来て手抜きがばれる。お客様からの断りも想定される。だから、覚くんや大覚が調べられないようにし、入居が決まっている部屋の鍵がなくては大覚が大変なことになることも見越して、大覚への引き渡しをお客様への引渡日の前日に仕組んだのだ。
 
築請負契約
建築請負契約で定められた大覚への引き渡し日は、そもそも十月三十一日だった。
 
 そもそも、鍵の引き渡しは必ず二週間前にあるものだ。その後で各部屋を隅から隅まで大覚がチェックし、お客様を迎える段取りをするものだ。そのため、南辰に大覚は何度もその話をしていた。「十月三十一日までの工期を守ってください。鍵の引き渡しを十月三十一日にしてください。お客様に迷惑がかかります」と言っていた。
 
 ところが、南辰にうまく言い逃れをされ、引き延ばされ、うそをつかれ、その結果大覚への引渡が十一月十三日になってしまったのだ。南辰は手抜き工事、手直し工事をしていないことが覚くんにばれないように画策(かくさく)していたのだ。
 
 お客様の入居(引越し)が決まっていたため、手直し確認も完了していない状態であったが、お客様に住戸を引き渡さなければならなかった。南辰に確認したところ、「責任もって工事します。大丈夫です」と繰り返し言ってきた。その言葉を信じて、大覚はやむなく五十九戸のみ鍵の引き渡しを受けた。南辰はこの五十九戸の部分的仮引渡しを以て建物の引き渡しが全戸完了したことにすり替えたのだ。これは企み、陰謀、謀略だ。千三百五十箇所の手直しもしてない、共用部の検査もしていない、電気室、地下ピットも直してない。屋根の二百四十五トン増し打ちも直してない。四十九室の鍵の引渡も受けていない。五十九室の手直し確認もしていない。それで、建物を引渡ししたと言えるのですか? 南辰さん。いいかげんにせなあかんわなあ。やりすぎやで。

◆南辰が企んだ悪のシナリオ:<南辰のウソ⑤>

引き渡し当日になって事業主・株式会社大覚様は当マンションに問題があると主張し、販売済み住戸のみ引き取り、販売できていない住戸は引き取れないと申され、建物に関わる工事代金(約15億6千万円)、オプション工事費、追加工事費の支払いを拒否されました。 

◆覚くんが見抜いた南辰のウソ:<暴かれたウソ⑤> 

  • ●大覚は「当マンションに問題がある」と主張したのではない。施主検査と手直し確認をさせてもらえなかった。したがって、工事が完了したことにはならず、請負代金を支払う状況ではなかった。
  • ●大覚は「販売済み住戸のみ引き取り、販売できていない住戸は引き取れない」とは言っていない。工事が完了すれば、請負代金を支払うと言っているだけである。
  • ●追加工事費の支払いについて、話し合いの場を何度も求めたが、南辰は全く話し合いの場を持とうとしなかった。
 販売出来ていない住戸の引き取りを拒んでいない。大覚は販売できたか出来ていないかにかかわらず、工事が完了していれば、代金は支払う。当然、販売済みかということは、大覚の請負代金支払いとは関係がない。南辰は、工事が遅れていたことなどのもっともらしい理由をつけて、大覚に計画的・意図的に施主検査をさせなかった。
 
 通常であれば施主検査をし、そこでみつかった不具合箇所の手直しの完了を施主が確認してからでなければ請負代金は支払われないものだ。大覚は、施主検査すらさせてもらっていない。これは、計画的企みであって、この建物が完成した事実は一切ない。工事を完了させずにだらだらと引き延ばしていたのは南辰。未完成のまま引渡そうとして、悪の種を蒔いていたのだ。五年から八年後に刈り取ろうとしていたのは南辰の黒幕だ。大覚を闇から闇に葬ろうとしていたのだ。このマンションは未だに完成していない。
 
 十一月二十六日、二十七日に見つかった八百五十箇所の手直し工事が一切されていない。「一週間から十日待ってください」と金谷は言っていた。
 金谷は、「十二月十日までには千三百五十箇所(第一回施主検査、第二回施主検査で見つかった不具合箇所の合計)、全部の手直し工事を完了させます」と言っておきながら、十二月十日になっても手直し工事に着手していなかった。南辰はこの時点で訴訟提起を決定していて、実際の訴訟提起は十二月二十八日の支払い期限後となるため、その時間稼ぎをしていたのだ。当然、手直しをする気など、初めからなかったのだ。これは企み、陰謀だ。南辰は、初めから計画的に悪の企みをしていたからだ。
 
 十二月十七日に南辰から支払を求める最後の書面が届いた。覚くんは十二月二十日頃までには南辰が訴訟提起を決定していたことなど知らなかった。その後、四回も話し合いを求める手紙を南辰に送り、電話もしていたが、何も返答がなかった。
 
手紙
覚くんは、南辰の社長宛に事態の早期解決に努力していただきたい旨をお願いする手紙を送り、電話もしていたが、南辰からは何も返答がなかった。
 
 十二月後半には、南辰は現場に来なくなった。年明けの一月七日に南辰は訴訟を提起してきた。裁判をする日にちを稼いでいただけだ。裁判をする段取りをしていたのだ。裁判の段取りが全部出来たから、現場を引き揚げた。これは、南辰が大津京を手の中に収める段取りがこれで全部できたということだ。これで大覚を抹殺できる。裁判にうまくもっていける、と南辰は思ったのだろう。計画的犯行の第一歩だ。これで大覚は大津京で仕事もできないし、評判も悪くなるだろう。あとは、裁判をうまく進め、大覚を弱体化して大覚はひどい会社だと、世間に思わせるのだ。時間をかけて攻めれば、大覚は必ず倒産する。
 
訴訟
南辰は年明けの一月七日に唐突に訴訟を提起してきた。
 
 その後、南辰がどのようにして大津京をたいらげるか、そして、大津京から大覚がいなくなった後、正義の味方のような顔をして、「倒産をした大覚に我社は迷惑をかけられた、遅延損害金、請負代金も払ってもらってない」と言って、大覚に罪を被せて、加害者が被害者に入れ替わり、大津京を仕切る。金谷とそのグループは二億六千万円に目が眩んでいるだけだ。黒幕は、金谷所長に対して、このマンションに欠陥があっても、また出来が悪くても何も言わなかった。その方が、大覚に責任をなすり付けて、大覚を抹殺できるからだ…? 悪の種をばら蒔き、五年、八年後には刈り取れるように悪の企みを考えていたのではないか。
 南辰さん、やりすぎやで。
 
 工事が完了もしていないし、鍵の引渡しも受けていない、千三百五十箇所の手直し工事もしていない、共用部も検査させてもらっていない、残りの四十九室の手直し工事もやっていないし、検査もしていない、こんな状況で、どうやって工事代金を支払うんですか、おかしなことばっかり言っていますね。南辰さん、悪すぎますねぇ。南辰の社長さんにも手紙を出して話し合おうとしていたにもかかわらず、大覚も手伝う、協力して解決していこうと呼び掛けていたのに、仕事が完了してもいないのに、金を払えと突然裁判を起こしてくるのは、どういうことですか。北海電鉄さん、あなたのグループ会社ではこんなことをしているんですよ。二億六千万円、何処に行ったのですか? 企業としての姿勢を問われますよ。
 
 さらに、南辰は「オプション工事費、追加工事費の支払いを拒否されました」というが、このマンションの工事には、増額分が千九百万円、減額分が二億六千万円もある。こんな話はありませんで。何処から見ても減額分が多い。大覚は何度も話し合いを提案しました。一向に南辰は応じようとしませんでした。南辰が裁判を唐突に起こしてきたのは、こういうところに理由があるのですよ。それは、二億六千万円の減額を隠そうとしたから、裁判をして、大覚を倒産に追い込み、全てを闇から闇に葬ろうとしていたのです。だから、裁判をはやく進めたかったのは黒幕さん、あなたでしょう。本当に、南辰さん、悪すぎるで。やりすぎやで。北海電鉄の会長さん、南辰の社長さん、自分の会社の足元をよく見た方が良いですよ。いつの日か、大覚に感謝する日が来ると思いますよ。私も北海電鉄の会長さん、南辰の社長さんといつの日か会える日を楽しみに待っています。その日は、私はあなた方に感謝してもらえると思いますよ。大きい小さいはありますが、同じ企業人として、感謝してもらえる日が来ると思います。
 
 南辰は、大覚が増額分の支払いを拒んだと言っている。大覚は減額分・増額分の対応について何度も話し合うよう求めていたのに、南辰が全く応じなかったというのが真相だ。逆に、増額分の約十五倍もある減額については一切触れない南辰の姿勢は悪意に満ちている。南辰はいつも自分の都合のよいことだけを言っている。
 
追加工事
南辰は裁判の準備書面で約千九百万円のオプション工事費、追加工事費の支払を求めてきたが、二億六千万円にも上る減額工事費については一切触れていなかった。(下に赤枠線で囲んだ箇所の拡大図あり)
 
拡大
オプション工事費、追加工事費についての南辰の書面(前掲写真の拡大)
 
 大覚が支払いたくても支払えないようにしていた。大覚は建物を早く完成してもらい、早く販売したいと思っていたが、このような状況では支払いたくても支払えない。このような状況を全て隠し、世間を欺くために、支払いをしていないことだけを取り上げ、事実を捻じ曲げ、世間の評判を自分らに都合よく導こうとしていたのだ。
 
 大覚は、工事が完了したらお金を支払うことを、何度も金谷所長と南辰に言っていた。しかし、建物の完成を引き延ばしていたのは南辰だ。大覚が金を支払えないようにしているのも南辰。
 
 よく考えてみてください。早く完成して早く販売した方が大覚にとっても良い。初めからしまいまでウソばっかり。計画的なウソだ。あんまりやったらあかんで。やりすぎやでぇ。
 
 
(覚くんの想い)

 全国の中小企業、零細企業さん。あなたの会社も狙われていますよ。

 中小企業、零細企業の会社は努力に努力を重ねて、汗水たらしてやっているんですよ。創意工夫して努力している会社を、悪だくみして罠にはめたらだめですよ。バチが当たりますよ。中小企業も一生懸命技術を磨いているのですよ。その良い技術を盗んだらだめですよ。
 
 中小企業、零細企業のみなさん。悪徳業者は、三年、五年、八年とかけて、会社を乗っ取る計画をするのですよ。あなたの会社に良いものがあれば、必ず狙われますよ。嵌(は)められますよ。優しい言葉には気をつけなければなりませんよ。計画的に企みを仕掛けられたら、気がついたときには大変なことになっていますよ。普段から気を配り、自分の会社の足元をよく見る事も大切ですよ。
 
 これからの経済はさらに不透明になっていきますよ。『覚くんの日記』を読んで参考にしてください。
 
 南辰の文書に潜んでいる悪の種を次回、明らかにしていきます。
 乞うご期待!!
 
 
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