立体駐車場のパレットの隙間が広い。万一子供が落ちたら、死亡事故になる。パレットの下には池のように水が溜まっている。夏場にはボウフラが湧いて悪臭を放っている。住民さんからも「新築なのに駐車場が使えない」と、苦情がたくさん寄せられている。
大人の足(約三十センチ)でもスッポリと入る。躯体(くたい)の大きさと立体駐車場の大きさが合っておらず、隙間だらけである。本当に危険な立体駐車場だ。
<ウソとデタラメばかりのIR情報:第一審判決後>
南辰の企みと罠、そしてウソとデタラメばかりのIR情報を明らかにします。裁判と法律を悪用した第一審での判決内容を説明いたします。前回、①から⑦まで説明しましたので、今回は⑧から⑪まで説明します。
⑧ (1)大覚は、当社に対し、1,504,451,781円及びこれに対する遅延損害金を支払え。
- ●第一審判決は大覚にとって極めて不条理な判決内容だった。瑕疵だらけのマンションを建てたのは南辰なのに、その責任を一切負わず、逆に全ての責任を大覚に押し付けた判決には、到底納得できない。
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- ●一遍弁護士が覚くんに黙って勝手に相殺主張をしていたため、相殺の意思表示の翌日から一日当たり残代金約十五億円の一万分の四の割合(約六十万円)の遅延損害金の支払いが命じられた。遅延損害金の総額は現時点(平成二十九年三月)で約十三億円にも上る。
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- ●一審で敗訴したのは、一遍弁護士に「南辰は完成・引き渡しもせずに瑕疵も放ったらかしたまま勝手に現場を引き揚げたのに、突然裁判を起こしてきた。」と説明したにもかかわらず、一遍弁護士と薮田氏は大津京ステーションプレイスを見て、「こんなひどい建物は他にはない。」と言って、「建替え一本で必ず勝てます。」と覚くんを説得したからだ。
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- ●そもそも一遍弁護士が「建替え一本で闘いましょう」と覚くんを説得したのは、建築専門家の薮田氏が、「屋根に三百五十トンもの余分な構造計算外のコンクリートの増し打ちがあり、建築基準法違反である」と言ったからだ。二人には何かの思惑があったのだろうか・・・?
平成二十九年三月八日撮影。約一メートル水が溜まり、悪臭を放っている。夏になればさらに臭くなり、住民さんからの苦情も多く寄せられている。日本中探してもこんな立体駐車場は無い。
つい最近も検査の為に下に降りたが、その際、チェーンが錆びつき、パレットが外れてしまい、調査員三名が地下に閉じ込められてしまった。もう少しで大惨事になるところだった。
立体駐車場メーカーからは、「非常に危険な状態です。もう機械を一切動かさないでください」との要請があった。地下駐車場からの悪臭がひどく、住民さんからは苦情が多く来ている。
(覚くんの回想)
大覚が、裁判を有利に進めるために調査した、多数の瑕疵に関する書類を持っていったが、一遍弁護士は「論点がズレる」「何が言いたいの?」「結論は何?」と言って目もくれなかった。
「建替え一本で勝負するので、裁判で勝てる構造計算結果を早く持ってきてください」と言うばかりだった。
一遍弁護士が持ってくるよう催促するので、構造計算には約二千万円を費やし、建物の瑕疵を考慮した構造計算結果を持っていったが、のらりくらりとした返事ばかりで、どれも有効に使ってもらえなかった。三年間の一審裁判では、双方の弁護士はほとんど発言せず、裁判官だけが話していただけだった。裁判の時間はいつも五分か十分で終わっていた。裁判の内容は何もなかった。何かわからないが大切な時間が無駄に費やされていた。一遍弁護士は裁判が始まる時間ギリギリで来ることが多かった。裁判に遅れて来た事もあった。覚くんは「こんなことで勝てるのだろうか」といつも心配していたが、一遍弁護士が「勝てます」と言っていたので、その言葉に惑わされていたし、騙されていた。
立体駐車場装置の全景。地下ピットの漏水により、車は一台も停まっていない。駐車場全体がいびつになっている。躯体に合っておらず、危険な隙間が多すぎる立体駐車場である。
立体駐車場の躯体の一部。木材が埋まっており、打ち継ぎ部も目茶苦茶な施工だ。これでは躯体の精度が保てるはずがない。それが原因で隙間が多いのだ。この立体駐車場は、使用後一年足らずで使用不可能になった。パレットは外れ、チェーンは錆びつき、池のように水が溜まる。こんな立体駐車場は日本中探してもここ以外には無い。
一審では証人尋問も和解の話も一回もなかった。一度だけ裁判官に「大覚さん、補修工事をしますか?」と聞かれたので、覚くんは「補修工事をします」と答えると、裁判官は怒ったように「はい、この話はもう終わり!」と机を叩いた。覚くんが「南辰に補修工事は任せられないので、大手建設会社に任せたいと言っただけなのに、なぜ怒らはるのですか?」と言うと、裁判官は「はい、この話は終わり!」と席を立った。その日の夜、一遍弁護士の助手である成末弁護士から覚くんに電話がかかってきた。
「裁判官から『今日は言い過ぎました。覚さんに謝っておいてください』と連絡がありました。」
「わかりました」と覚くんは答えた。成末弁護士は「覚さん、補修する気はありますか?」と聞いてきたので、覚くんは「補修する気はあります」と答えると、成末弁護士はいきなり電話をプチッと切った。覚くんが裁判官や成末弁護士の望んでいる答えと違う事を答えたので、それ以上話が進まなかったのだろうか。一審はとても不思議な裁判だった。
十四階天井を調べてみると、梁底(はりぞこ)にコンクリート不良が見つかった。試しにドライバーで不具合箇所を触ってみると、先が突き刺さってしまった。明らかにコンクリートの強度不足である。
コンクリートの表面は砂地になっており、健全なコンクリート打設ではない。明らかに施工不良である。調査のために天井ボードを剥がして分かった。この様な瑕疵の隠ぺい箇所はまだ全て判明していないが、判明しているだけでも三千箇所以上ある。南辰は躯体工事がヘタクソなのか、それとも悪の種なのか・・・。
一遍弁護士は口を開けば「勝てます、勝てます」としか言わなかった。最終弁論や証人尋問も何もないまま、一審裁判はある日突然終わった。二千万円もかけた構造計算結果を証拠として提出したのが最後だった。覚くんが「構造計算結果を提出したのに、裁判所と南辰から何の反応も無いというのはどうなっているのですか?」と聞くと、一遍弁護士は「南辰が何も言って来ないのは、こちらの言い分を全て認めたからです。この裁判は勝ちました。今頃裁判官はうち(大覚)の勝訴の判決文を書いているでしょう」と言って、覚くんを安心させた。覚くんは一遍弁護士と握手し、「いろいろとありがとうございました」と言って別れた。
一審判決当日、一遍弁護士は裁判所に来なかった。助手の成末弁護士だけが来たので、「一遍弁護士はどうしたのですか?」と聞くと、「事務所で待機しています」と答えた。判決結果は大覚の全面敗訴だった。覚くんが想定外の判決に驚いて、一遍弁護士の事務所を訪ね、「全然話が違うじゃないですか。どういう事ですか」と問いただすと、一遍弁護士は自分の椅子にふんぞり返ったまま、「裁判に負けたのだからお金を支払いなさい。裁判とはそういうものです」と、手のひらを返したように言い放った。「遅延損害金って何ですか?」と覚くんが聞くと、一遍弁護士は「負けたのだから払いなさい。ただそれだけ。」と答えた。覚くんがもう一度「遅延損害金の事を聞いているんです」と言うと、「相殺主張をしたからです」と答えた。「相殺主張って何ですか? なぜ相殺主張をしたんですか? そんなこと私は聞いていません。なんで勝手にそんな事するんですか?」「印紙代が七十五万円安くなるからです」と、一遍弁護士は平然と答えた。一遍弁護士のふてぶてしい態度を見て、覚くんは頭に血が上り冷静さを失い、声が荒々しくなってきた。その様子を見た大覚社員は「一遍弁護士が覚くんを挑発している」と気付いた。大覚社員は「一遍弁護士の挑発に乗ってはダメです」と覚くんを止めた。覚くんも皆に説得され、なんとか冷静さを取り戻した。一遍弁護士の言っている事は、本当にひど過ぎる。世の中にはこんなひどい弁護士もいます。皆さん、気を付けてくださいね。
表面がいびつな屋上。コンクリートの増し打ちによってパターゴルフ場のような波打った形状になってしまった。このような屋上は見た事がない。
表面がいびつな屋上。コンクリートの増し打ちによってパターゴルフ場のような波打った形状になってしまった。このような屋上は見た事がない。地下ピットもいびつだが、屋上もいびつだ。ひどい建物だ。南辰の施工は本当にデタラメだ。
パラペットの立ち上がりが低すぎる。無いに等しい。計画性も何もない。デタラメなパラペットだ。手も入らない隙間で、どうやって防水工事をするのだ。このように隙間が狭いと、寝そべらないと施工できない。施工時には百七十度のアスファルトを溶かして使用するので、このような隙間しかなければ、全身大やけどしてしまう。施工がデタラメだ。こんなパラペットの立ち上がりは他には見た事が無い。
勝手に相殺主張をするという事は、引き渡しを受けた事を認めたことになる。初めから覚くんは、大津京ステーションプレイスは完成・引き渡しを受けていないと一遍弁護士に何度も説明していたのに、相殺していたことはおかしい。つまり、初めからこの裁判は負けていることを弁護士自身が認めていたことになる。工事が完成し、引き渡しを受けたという事を認めているという事である。初めから一遍弁護士のやっている事は、何かおかしい。五十数億円の裁判で、たった七十五万円の印紙代をケチるなどという事は、あり得ない。一体どちら側の弁護士かわからない。完成・引き渡しも受けていないし、鍵も貰っていないのに、なぜ相殺主張をするのだ。そんな事はおかしい。完成・引き渡しも受けていないし、千三百五十箇所の瑕疵も直してもらっていない。なぜ相殺主張をするのだ。一遍弁護士は本当に大覚側の弁護をしていたのだろうか。それとも・・・何か別の思惑があったのだろうか・・・?
屋根のコンクリート増し打ちのせいで、屋上防水が施工されていなかったため、十四階天井の樋からは雨漏りが発生した。現在その雨漏り部分は非常に汚い状態である。
図面にない、意味不明な地下空洞。なぜこんな空洞があるのだろうか。これも悪の種の一部だろうか・・・。しかもタラップは途中で切れている。
エレベーター下の部分が、漏水により非常に汚い状態になっている。この下は空洞になっており、非常に危険な状態である。デタラメな施工だ。
コンクリート内部の鉄筋を調査すると、鉄筋のかぶり厚さが通常三センチのところ、十二・五センチと非常に深い位置に施工されている。鉄筋を適正な位置に施工していない。コンクリート施工もデタラメだが、鉄筋工事もデタラメだ。
建築専門家の薮田氏が、「屋根に三百五十トンものコンクリートの増し打ちがされています。構造計算をすればこの建物は大きな地震で倒壊します。これは建築基準法違反だ。」と言って、「建替え一本で必ず勝てます」と、一遍弁護士といろいろ相談していた。すぐに薮田氏が三百五十トンの増し打ちを加味した構造計算をすると、構造計算上NGが出た。それを裁判所に提出すると、待っていたかのように、南辰から「三百五十トンもありません、二百四十五トンです。」と反論された。しかし、二百四十五トンでもNGであり、建築基準法違反であり、南辰は役所に変更届けを出していなかった。南辰は自分自身で墓穴(ぼけつ)を掘ったのだ。南辰は他の証拠書類を提出するのはいつも期限ギリギリなのに、このときの南辰の反論はとても早かった。あらかじめ準備でもしていたのだろうか・・・。「二百四十五トンでも建築基準法違反なんです。さらにスリットの不具合が三箇所以上あれば、構造計算上NGが出ます。スリットの不具合を三箇所以上探してください。そうすれば構造計算上のNGが必ず出ます。建物が危険な状態であることを立証できます。」と薮田氏が言った。「わかりました。スリットの不具合が三箇所以上あればいいんですね」と、覚くんと大覚社員とで、すぐに調査を行った。すると十七か所ものスリットの不具合が発見された。薮田氏に、不具合箇所の写真と調査報告書を渡した。しかし薮田氏は、「スリットの不具合箇所が多過ぎる。そんなに多くあったら、逆に建物が強くなってしまう。構造計算のNGが出なくなる。」と言った。覚くんが「薮田さん、おかしな事を言いますね。スリットの不具合を探せと言ったのはあなたでしょ。三箇所以上あればNGになると言ったでしょ。不具合箇所が多すぎると強くなるとはどういう事ですか。わけがわかりません。」すると薮田氏は「忙しいので、これ以上無理です」その言葉を聞いた覚くんは、「なんでそんな事を言うんだ。あなたの指導のもとでやったんだ。屋根の調査をしたのもあなたの指導のもとじゃないか。調査用の屋根のコア抜きもあなたの指導のもとでやったんじゃないか。スリットの不具合の調査も、全部あなたの指導のもとでやったんじゃないんですか」と言うと、薮田氏は黙り込んでしまった。スリットの不具合が三箇所以上あればNGになると言ったのに、おかしな話だ。このやり取りの最中に、南辰から、二百四十五トンでも大丈夫であるという構造計算書が証拠書類として提出された。何かタイミングが良過ぎる。
薮田氏と建築専門家数名、そして一遍弁護士と成末弁護士が現場を見に来て「こんなひどい建物は見た事が無い。必ずNGになる。建替え一本で勝てる」と言っていたのに・・・。ここまで主導してきたのは一遍弁護士と薮田氏ではないか。
後に分かった事だが、薮田氏は一審裁判と時を同じくして、南辰と仕事を共にしていたのだ。計画的企み、また、罠を仕掛けていたのだろうか。これは商道徳違反、契約違反である。大覚と契約し、同時に裁判相手である南辰と仕事をする事は、あり得ない。薮田氏にも、何か思惑があったのだろうか・・・。
エレベーター下に、人が入れる大きさの、空洞がある。しかも漏水している。通常はエレベーター下は荷重がかかるため、土で埋めておかなければならないが、大津京ステーションプレイスのエレベーター下はそうなっていない。非常に不思議な施工だ。
エレベーター下の空洞内部には漏水により水が溜まっている。通常は土で埋めておかなければならない。非常に危険な状態である。デタラメな施工だ。
⑨(2)当社のその余の請求及び大覚の請求を棄却する。
- ●大覚は、「瑕疵を直してください」と主張していたのであって、最初から「建て替え」は請求していなかった。「千三百五十箇所の瑕疵を直してください。その他の不具合も直してください。そうすれば代金を支払います」という考えであった。覚くんも、ここまで悪い建物だとは思っていなかった。まさか関西を代表する北海電鉄グループ傘下の上場企業が、こんな建物を建てるとは思っていなかった。
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- ●「建て替え」というのは一遍弁護士と薮田氏が言い始めたことである。屋根に三百五十トンもの増し打ちを見つけたのも薮田氏であり、屋根の厚みを測るためのコア抜きの指導をしたのも薮田氏である。スリットの不具合があればNGが出ると言ったのも薮田氏である。建て替えで勝てる、と言い始めたのも薮田氏と一遍弁護士である。一遍弁護士と薮田氏の考え方、誘導で、大覚の請求が「建て替え」一本になってしまったのである。結局、大覚の請求は「建て替え」一本だけになってしまったため、「建て替え」に関する判決しか出してもらえなかった。
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デタラメなコンクリート施工。南辰のコンクリート施工はデタラメなため、このような施工になるのだろう。JIS規格外の建築基準法違反のコンクリートを使用しているため、品質の保証は全く無い。しかもこのコンクリートを搬入した業者は竣工直後に倒産している。もし風邪を引いた(風化した)セメントを使用しているとしたら、大変な問題である。
打ち継ぎ部でジャンカが大量発生している。南辰の施工には呆れるばかりだ。裁判ではコンクリートの施工は完璧だと主張していたが、南辰の「完璧」はこの程度なのだろうか。南辰は学者さんたちに、コンクリートの施工には問題が無い、と説明し、学者さんたちに「大津京ステーションプレイスには瑕疵は無い」と裁判で言わせている。本当にこれでも瑕疵は無いのだろうか・・・。
コンクリートの表面にはエフロレッセンス(コンクリート成分)が流れ出している。非常に汚く、デタラメな施工だ。しかもこの部分は、コンクリート打ち放し仕上げであるにも関わらず、このような不細工な施工だ。現場をきれいに仕上げようという努力は、明らかに見られない。
ジャンカ。コンクリートの施工不良個所は三千箇所以上もある。本当に日本一汚いコンクリートだ。南辰は本当に建設会社なのだろうか。建設会社なら、こんなコンクリート施工はしない。セメントもデタラメなものを使用しているのだろうか・・・。
(覚くんの回想)
覚くんは、初めから千三百五十箇所の瑕疵と不具合を直してもらったら代金をすぐに支払います、と話をしていました。例えば、南辰から元金を払ってくれたら一日六十万円の遅延損害金の金利を十四・六パーセントから三パーセントに引き下げる、と言ってきた。これは、控訴審の大覚側の鬼川弁護士と南辰弁護士の話し合いの結果だった。いろいろな問題はあったが、弁護士同士で、九月に六億円、そしてその翌年の四月に九億円支払う約束をした。六億円振り込む寸前に、南辰から四月の九億円を決算の関係で三月に前倒ししてくれ、そうでなければこの話は無かった事にする、と言ってきた。覚くんは、いろいろ問題はあったが三月に九億円を支払う事を了承した。しかし、支払う寸前にまた南辰の方から変更を要求してきた。次は六月に六億円、九月に三億円、十二月に三億円、翌年三月に三億円を支払えと言ってきた。それにはさすがに覚くんの我慢も限界を超えた。弁護士同士で約束したのに、平気で約束を反故にする。三回も反故にするのはおかしい。今回受け入れても、また平気で約束を破って来るだろう。なぜなら、南辰が大覚からお金を受け取ると、企んだ計画、陰謀・謀略がうまくいかなくなるからだ。南辰は計画的企み、罠を仕掛け、大覚を追い込み、陰謀・謀略を巡らせ、他に何かを考えていたのだろう。普通なら十五億円を支払うと言っているのだから受け取るはずだ。さらに、弁護士同士で決めたことなのだから、簡単には反故にはできない。弁護士同士が決めた約束でも簡単に反故にするのだから、我々の約束など平気で破っていた。それまでの、瑕疵を直すという約束を破るのもへっちゃらだった。大覚が代金を支払おうとしても、南辰の方がお金を受け取らないようにしている。これは何かおかしい。大覚は「お金を支払いますから、瑕疵を早く直してください」と何度も言っていた。残高証明まで見せて、「払いますから、早くなおしてください」と催促していた。
鉛直打ち継ぎ部から大量に漏水している。これでも裁判で「鉛直打ち継ぎ部には瑕疵は無い」と言い続けている。南辰にとって「瑕疵」とは一体何なのだろうか。南辰さん、これでも瑕疵は無いのですか?
クラック。コンクリートの問題の中で、一番重要なのは構造クラックである。JIS規格外のコンクリートを使用しているため、至る所でクラックが発生している。このマンションには二千箇所以上のクラックが存在する。非常にデタラメなコンクリート施工だ。
外壁部分にもクラックが発生している。漏水により部屋内に雨水が漏れてしまう。デタラメな施工だ。
南辰が裁判に持ち込んだ経緯は、初めからしまいまでおかし過ぎる。なぜならば、覚くんは北海電鉄グループ、その傘下の南辰がこんな悪い建物を建てるとは夢にも思わなかった。だから初めから、瑕疵と不具合を直してくれれば代金を支払うと言っていた。それをどこでどのようになったかわからないが、南辰は、唐突に平成二十二年一月七日に裁判を起こしてきたのだ。覚くんはそれまで南辰の社長宛てに手紙を出し、何度も「話し合いをしましょう、大覚も手伝うので、一緒にこの問題を解決しましょう。瑕疵や不具合を直してもらい、完成・引き渡しをしてくれたら必ず代金は支払います」と言っていました。南辰は、第二回施主検査直後には「直します、直します」と言っていたが、その一週間後、手のひらを返したように、建物は完成・引き渡しているとして話し合いの申し出を拒み続けました。結果として、話し合いは一度もできませんでした。千三百五十箇所の瑕疵も一切直してもらっていません。まさか、上場している北海電鉄グループの南辰が、こんなひどい建物を建てるとは夢にも思いませんでした。
南辰から裁判を唐突に起こされたので、こちらも弁護士を雇わざるを得なかった。裁判所が大阪で、事務所が大阪にあるということもあったので、一遍弁護士を雇った。一遍弁護士と話し合いをし、物件やいろいろな説明をしたところ、一遍弁護士から薮田氏とその他四名の建築専門家を紹介された。一遍弁護士の説明によると、その五名の専門家は、全員大阪の裁判所から信頼を得ている専門家だという事だった。一遍弁護士の助手の成末弁護士は、裁判官のタマゴで、裁判所から大きな信頼を得ているという事だった。「この布陣は、どこにも負けない布陣だ。必ず勝てます」と一遍弁護士から説明を受けた。
そして、専門家を大津京ステーションプレイスに案内した。すると、建築専門家も一遍弁護士も「こんな酷い建物は、他に無い。初めて見た」と言った。その後、弁護士費用も払い、調査費用も払い、「よろしくお願いします」と、一遍弁護士と建築専門家達に任せることにした。
大覚は、「南辰は千三百五十箇所の瑕疵を直していないし、その他の不具合も直していません。南辰には千三百五十箇所の瑕疵を直してくれたらお金は支払います、と何度も言っていました。しかし、南辰は唐突に裁判を起こしてきました」と一遍弁護士には説明していた。それが、どこでどうなったかわからないが、私たちの「直してください」という主張が、「建替え一本の請求でも勝てます」と言われたので、「建て替え」という考え方に誘導されてしまった。薮田氏が屋根を見て「かなりの量のコンクリートの増し打ちがある」と言うので、屋根の厚みを測るために十箇所のコアを抜く事になった。
調査の結果、三百五十トンのコンクリートが余分に載っていると、薮田氏が言った。そこから、薮田氏と一遍弁護士が「これなら建て替え一本で勝てます。」と言い出したのだ。大覚社員が主張している瑕疵の書類を一遍弁護士のところに持っていっても、「そんな細かい事は論点がズレる。NGの構造計算書を持ってきてください。そうすれば建て替え一本の請求で勝てます」と言うだけだった。千三百五十箇所の瑕疵については一切目もくれなかった。「勝てる、勝てる」と何度も言われたので、覚くんもその気になり、「建て替え」一本の請求になってしまったのだ。後で知った事だが、建築裁判では、経済的損失が大きいという理由で、建て替えはほとんど認められないのだ。弁護士や、裁判所に出入りしている建築専門家なら、その事を知っていて当たり前のはずだ。一遍弁護士も薮田氏も、知らないはずはない。知らなかったのは覚くんと大覚社員だけであった。これは計画的企みであり、罠を仕掛けられていたのではないか。南辰と一遍弁護士と薮田氏の考えたストーリー通りになったのだろうか・・・。大覚は計画的罠に嵌り、「建て替え」一本の請求をしてしまい、一審裁判では大変な目に遭ってしまった。弁護士と建築専門家の「勝てる、勝てる」という言葉に惑わされ、彼らの言う通りにしてしまったため、罠に嵌ってしまったのかなあ・・・。
建物にとって重要な部分である構造体の梁にも、大量のクラックが発生している。JIS規格外のコンクリートを使用しているために発生している可能性が非常に高い。さらに施工もヘタクソで、計画性もないので、クラックが発生しているのだろう。
隙間の広いクラックが多数存在する。構造体にとって非常に悪い。南辰は裁判で「不知(知らない)」と主張しているが、竣工前からクラックは発生しており、南辰がそれを知らないはずがない。覚くんは森副所長にも報告し、立ち会いの下、確認させている。それにも関わらず「不知」と主張する南辰は、ウソ・デタラメで凝り固まっている。
南辰は打継ぎ処理を行ったと言っているが、木くずがそのままになっているところを見れば、何もしてないことが一目了然だ。学者さん、南辰は打ち継ぎ処理をしていませんよ。騙されて南辰の良いように利用されたらダメですよ。
⑩ (3)訴訟費用は、当社と大覚との間においては、当社に生じた費用の50分の49を大覚の負担とし、大覚に生じた費用の400分の1を当社の負担とする。
- ●大覚は一審裁判のために莫大な調査費用を投じたが、一遍弁護士はその調査結果を一切使わず、それどころか、請求を「建て替え」一本にしてしまったため、大覚の敗訴になってしまった。その結果、調査にかかった莫大な費用も、一切認められず、大覚の負担額が膨れ上がってしまったのだ。
-
- ●建築裁判では、主張の立証は当事者が行わなければならないが、敗訴してしまえば自らの負担額が増えるのである。
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- ●建築裁判は、当事者が莫大な費用を負担して自らの主張を立証しなければならない。専門的な知識も必要となるし、膨大な時間もかかる。ほとんどの方は、それらを負担する事が出来ず、泣き寝入りしている。覚くんは、三回も倒れたが、自らを奮い立たせて今日まで何とか頑張ってきたのだ。
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(覚くんの回想)
南辰とその仲間、そして金谷所長らによって、初めからしまいまでストーリーが描かれていたのだと思う。その中で金谷所長とその仲間たちは、大津京ステーションプレイスでやりたい放題をやっていた。南辰は上場している建設会社だ。そんな会社が完成・引き渡しもしていない、また鍵も引き渡してもらっていない、共用部も見せてもらっていないマンションに、あらゆる計画的悪だくみをし、悪の種を蒔いていた。千三百五十箇所の瑕疵を作り、補修工事を一切せずに、ある日突然裁判に持っていく。そんな事は普通の会社はやらない。こんな悪い事は、計画的に企み、罠を仕掛け、陰謀・謀略を巡らせなければ、なかなかできるものではない。その証拠に、金谷所長は、第一回目の施主検査で見つかった五百箇所の瑕疵を「一週間以内に直す」と言ったが、直していない。第二回目の施主検査で八百五十箇所の瑕疵が見つかったが、それも「一週間以内に直す」と言って直していない。最後には合計千三百五十箇所を「十二月十日までに必ず直す」と言って大覚の社員をウソとデタラメを並べて翻弄し、裁判に持っていくための時間稼ぎをしていた。それも唐突に平成二十二年一月七日に裁判に持っていったのだ。裁判に持っていけば、当事者同士は話し合いができなくなる。弁護士同士でしか話ができなくなる。完成・引き渡しもしていないマンションを、話し合いも一度もせず、瑕疵も一切直さず、そんな状況で裁判を起こすという事は、普通では考えられない。しかし、南辰は初めから裁判に持っていく段取りをしていた。気付かなかったのは覚くん、そして大覚社員だけだった。完成もしていないマンションを裁判に持っていくとは、誰も考えもしない。ましてや南辰は上場している会社だ。そんな会社がこんな計画的企みをするなんて夢にも思わない。裁判所から訴状が届くまでは、覚くんもなんとか南辰と話し合いをしたいと思い、南辰社長に手紙を出していた。相手の弁護士にも連絡をした。そんな最中、裁判を起こされるとは誰も思わない。そんな計画的企みは、誰もできないし、誰も抵抗できない。やり方が卑劣だ。普通の人間の考える事ではない。南辰は他にもいろいろなところでこんな事をやっているのだろう。自らが作った瑕疵を利用して相手の会社を計画的企み、罠にかけ、倒産に追い込むとは誰も考えない。
さらに裁判になれば、全部自分で立証しなければならない。莫大な裁判費用もかかる。弁護士も思う通りには動いてくれない。口ばかりだ。なにかあれば「NGの構造計算結果を早く持って来てください」と言うだけだ。おかしな話だ。初めから計画している南辰には、到底勝てない。南辰は初めからストーリーを描いていたのだ。相手は裁判のための準備を周到に行っている。裁判に負けた場合、遅延損害金はかかるし、四百分の三百九十九の訴訟費用も負担しなければならない。さらに相手方の訴訟費用のうち五十分の四十九まで、全部こちらが負担しなくてはならない。仮執行宣言を付けられれば、関係ない土地や資産まで全部競売にかけられる。こちらがお金を支払うと言っても南辰は受け取らない。これも南辰の計画的企みだ。大覚は何度もお金を支払うと言って準備していたが、その都度、南辰は要求を変更し、かたくなに受け取らなかったのだ。
このマンションには、なんでこんなにクラックが多いのだろう。JIS規格外のコンクリートを使ったらダメですよ、南辰さん。
建物の構造にとって重要な、基礎、梁、柱の全てに、大量のクラックが発生している。非常に危険な状態である。大きな地震が来た時のことを考えると、住民さんが心配だ。
そして南辰は競売にかけた大覚の物件を、自分の傘下の会社に落札させた。相手の会社に良い資産や土地があれば、それを奪い取る段取りをするのだ。そして加害者であるにもかかわらずそれを隠し、素知らぬ顔をしてそれを浄化し、落札した資産を売って金儲けをする。とんでもないハゲタカの手口だ。そんな事を裁判・法律の中でパーフェクトにやりこなすということは、罠を仕掛ける事や計画的悪だくみに慣れた会社、卑劣な人間がいる会社しかできない。罠の段取りをし、時間をかけて追い込む、とんでもない組織だと思う。普通の企業にはこんなことはできない。
⑪ (4)この判決は、(1)に限り、仮に執行することができる。
- ●南辰は第一審勝訴の後、仮差押えしていた大覚の物件を次々に競売に掛けてきた。まず、京都市山科区の薬科大学前にある希少な土地。大覚が学生向けのワンルームマンションを建てる予定だった、大変資産価値の高い土地だ。さらに、大津市の皇子が丘公園の中にある、山上町の三千坪の土地。現在は、資材置き場と偽って役所の許可をとって、高さ十メートル、長さ二百メートルの擁壁を建てて、大掛かりな造成工事をしている。つぎに南辰が狙ったのは、調べてもなかなか見つからない、マンションの一室。駅から一分の、資産価値も下がらない物件。ここまで競売にかけて手に入れた。
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- ●大津京ステーションプレイスに瑕疵が無いと言うのなら、その部屋を競売にかければ良いだけの話ではないか。一室三千万円で四十九室、それだけで約十五億円になる。それなのに、大覚のその他の物件を競売にかけるというのはおかしな話だ。これは大津京ステーションプレイスには瑕疵が多くあり、売り物にならないと分かっていたという証拠である。だから他の資産価値のある土地から競売にかけたのだ。南辰は、良い資産を持っている会社を計画的に企み、罠に嵌め、トドメを刺し、仕留めるとんでもない会社だ。
(覚くんの回想)
南辰さん、黒幕さん、その仲間さん、もうみんなバレましたよ。南辰の社長初め、いまだに瑕疵がないといっていますよ。大津京ステーションプレイスを南辰さんが何度も覚くんのところに「マンションを建てさせて下さい」と頼みに来て、説得しにきましたね。覚くんは何度も断りましたね。その都度、この物件は、「駅から一分なので、即日完売します」「良いマンションを建てますので、是非やらせてください」「仕事が無いのです」「大津京ステーションプレイスは、すでに当社の売り上げ計画に入っているのです」「お願いします」と何度も営業に来られましたね。この時、すでに、悪の企みが進行していたのですね。さらに、施主検査で覚くんがエントランスホールの不具合箇所を見つけたので、金谷所長に手直し依頼するための会議をした時、金谷所長は、覚くんに対して手のひらを返したような横柄な態度をとりましたよね。覚くんが金谷所長に「あなたは自分の会社でもそんな態度をとるんですか? 会議をする態度ではありませんね。そんないやな仕事をしているんでしたら、ここでこの事業を清算しましょう。他の会社に引き継いでもらいます」と言ったら、また手のひらを返したように、「ちゃんとやります」「やらせてください」と泣きそうになりながら言っていましたよね。覚くんもそれを聞いて、「ちゃんとやってください」とお願いしましたよね。十月十三日、十四日の第一回施主検査で見つかった五百箇所の不具合箇所の手直しについても、金谷所長は、「必ず直します」と言っていました。それなのに、お客様への鍵の引き渡しの前日まで、鍵を渡してもらえませんでした。大覚は、結局お客様の部屋を一切検査させてもらえませんでした。それも金谷所長は、大覚社員をウソとデタラメで翻弄していましたよね。これも全部、裁判の為の時間稼ぎをしていたのですか。計画的企みで時間稼ぎをしていたのですね。酷い話ですね。でもこの時は、覚くんは上場会社、北海電鉄グループを信用していました。十一月二十六日、二十七日の第二回施主検査。この時はさらに八百五十箇所の不具合箇所が見つかりました。合計千三百五十箇所になりましたね。この時、覚くんは金谷所長を呼んで「前の五百箇所と合わせて千三百五十箇所。どうしてくれるのですか?」と聞くと、金谷所長は、「十二月十日までに直します。必ず直します。これらの不具合は、十二月十日までに全部直します」と言って、覚くんと約束しましたよね。それなのに、手直しを完了させるどころか、一切着手すらせずに、唐突に現場を引き揚げましたよね。本当にひどい話ですね。これが十二月二十五日の事でした。あまりの無責任な対応に、驚き、呆れ、言葉を失いました。
本当に金谷所長はウソとデタラメで凝り固まっているのですか。その時は、「私はやりたいのですが、本社からストップがかかっているのです」と、よく言っていましたよね。覚くんが「本社の誰ですか? 私が直接電話します」と言うと、金谷所長は黙り込んでいました。
このマンションは、完成も引き渡しも一切行われていませんね。表示登記を完成・引き渡しにすり替え、鍵と完成引き渡しとをすり替え、全部、ウソとデタラメばかりですやん。もしこのマンションで大きな事故が起きたら、北海電鉄の会長さん、南辰の社長さん、必ず責任を取ってくださいね。一度十四階に上がってみてください。特急電車が通ると揺れますよ。こんなマンションはありませんよ。このマンションは打ち継ぎ不良のオンパレードです。コンクリートはバラバラですよ。さらにJIS規格外の生コンが使われているのですよ。これは建築基準法違反ですよ。この生コン業者も倒産していますよ。風邪引いたセメント(風化したセメント)を使ったら、大変な事が起きるそうですね。このマンションから南辰さんが引き揚げたと同時に、生コン業者が倒産しているのって、なにか関係があるのですか? 覚くんがコンクリートの検査をしてみたら、生コンの配合もおかしかったですよ。覚くんは住民さんの事が心配で心配で、夜も寝られない毎日が続いているのですよ。それは、住民さんに何か起きたら大変だからですよ。大覚を信用して買っていただいた住民さんには、心から申し訳ないと思っています。南辰さん、七年間もよくデタラメとウソが続きますね。誰が見ても、このマンションはお化け屋敷ですよ。瑕疵、危険、不安がいっぱいで、住民さんが大変困っておられます。北海電鉄の会長さん、南辰の社長さん、住民さんに対して、何か思う事は無いのですか? 心が痛まないのですか? まだ瑕疵が無いと言い続けるのですか?
打ち継ぎ部には針金が埋まっている。コンクリートを一体化させるための打ち継ぎ部の処理をしていない証拠だ。もし打ち継ぎ部の処理をしていたら、このような異物が存在するはずがない。それでも南辰は裁判で「打ち継ぎ部の処理は行った」と主張している。しかし、その証拠写真を未だに一切提出しておらず、口頭で主張するのみである。口だけで主張するのは誰でもできる。南辰は裁判を愚弄している。
コンクリート打ち継ぎ部に、木くずや針金などの異物が存在している。打ち継ぎ部の処理どころか、清掃すら全く行われていない。南辰の施工は本当にヘタクソだ。コンクリートを一体化させる、ということを知らないのだろうか。
さらに、年明け一月七日付の訴状が裁判所から送られてきました。今から思えば、これは、本当に計画的な企み、陰謀・謀略、罠だったのですね。契約から、デタラメな建設工事、そして裁判に持っていく手口は、本当に鮮やかでした。南辰さん、黒幕さん、相当慣れているのですね。
さらに、裁判では、なぜか、一審の一遍弁護士と建築専門家の薮田氏は、建て替え主張一本で闘う事を先導しました。建築裁判では、経済的損失が大き過ぎるため、これほど大きな物件に対して建て替えの判決が出る事はありません。それなのに、その事を何も説明せずに、「勝てます、勝てます」と言って、覚くんを説得していたのです。
そして、一審判決後、遅延損害金を止めるために弁護士同士で話し合って合意した支払い条件も金額も、南辰は三度も反故にしてきた。覚くんは、何度も南辰には、支払う事を伝えて来ました。それには、一つは、南辰が四十九室を十億円で買い取ると言ってきたときに、「買い取ってもらわなくて結構です」と断って、残高証明も見せましたよね。「瑕疵を直してもらったらすぐにお金は払います」とも、言いました。そして弁護士から請求書が来た時にも、南辰側弁護士に電話をし、「直してもらったらすぐにお金を払います」と説明しました。南辰側弁護士さんも「会社から聞いている事情と違いますね。確認します」と言っていました。そして金谷にも、千三百五十箇所の不具合を直してくれたらすぐにお金を払う、と言っていました。そして、瑕疵が発覚してから、南辰は一度も住民説明会に来ませんでしたね。覚くんは南辰が来ないので、困り果てて、どうしたらいいのか悩んで悩んだ末に、大覚社員と相談した結果、買い戻す決断をしました。二十八室を合計八億円で買い戻し、その後、お客様から要望があった二室も買い戻しに応じました。本当は南辰さんが対応しなければならなかったのですよ。弁護士同士で決めた支払い条件も、三回も反故にしましたよね。大覚は、何度もお金を払う事を説明していました。なのに、それを受け取らないようにしていたのは、いつも南辰さんでした。南辰さんも、北海電鉄さんも上場していますよね。北海電鉄さんは関西ではトップクラスの企業で、我々を引っ張っていってもらわないといけない企業ですよ。また、中小企業の模範となる企業、なくてはならない企業と違いますか。大覚は、何度も支払うと言って、残高証明まで見せていたのですよ。それなのにお金を支払わせないように仕向けていたのは南辰さんですよ。未だに瑕疵が無いと言い続け、裁判をどうするつもりですか。まだ計画的企みを仕掛けるつもりですか。もうこれ以上は、やったらダメですよ。この欠陥マンションの実情をお伝えしているホームページ、ブログも百三十万人の方にご覧いただいています。覚くんの日記、マンガもたくさんの方にご覧いただいています。瑕疵についても参考にしてもらっています。マンガも楽しく読んで頂いています。分かりやすいという声をたくさん頂いています。南辰さん、その仲間さん、もうすべてバレたのですから、これ以上危険な事はしないでください・・・・。北海電鉄の会長さん、足元をよく見てください。裸の王様になったらダメですよ・・・。
南辰のあまりにも傲慢な態度に、覚くんは我慢の限界を超え、徹底的に闘う決意をした。建築裁判では、悪徳企業の横暴に困っている方もたくさんいらっしゃる。是非、真実を明らかにして、南辰の責任を追及したい、と決意したのだった。
しかし、南辰は、悪の計画的手口を止めることなく、大覚の優良な資産・土地を手に入れる為に、仮差し押さえしていた物件を、次々に競売に掛けていったのだ。本当に南辰はあくど過ぎる。上場会社がこんな事をして良いのだろうか。法律・裁判・弁護士を徹底的に研究し、ウソ・デタラメで塗り固めて、世間を欺き、自らの欲望を満たすために、加害者が被害者のふりをする、それが南辰なのだ。このIR情報に載っている仮執行についての記載についても、ほとんどの方が、「南辰が裁判に勝ったのだから」と思った事でしょう。でもそれは違うのです。この裁判は、本当におかしな裁判で、初めから企みの上で進められていたのです。その証拠に、一室三千万円で四十九室を売れば、約十五億円になる。これだけで、工事残代金を回収できるはずだ。しかし、南辰は、大津京ステーションプレイスに悪の種を蒔いて、瑕疵を作り、住民さんを困らせ、さらに覚くんや近隣の方、世間の方にもウソとデタラメを蒔き散らし、建物がいかにも大丈夫であるかのように見せかけている。でも、世間の方は、皆さんもう気が付いているのですよ。そう、あのマンションは欠陥だらけのマンション、欠陥の塊なのです。南辰さん、黒幕さん、その仲間さん、そろそろ、真実を認めたらどうですか。世間の方が見ていますよ。あのマンションはすでにお化け屋敷ですよ。そのマンションを未だに瑕疵が無い、と言い続けていますね。何が言いたいのですか。南辰さんが建てたお化け屋敷ですよ。日本一危険なマンションですよ。南辰の社長さん、北海電鉄の会長さん、マンションで事故が起こらない限り、ウソをつき通すのですか。大きな事故が起きない限りウソをつき続けるのですね。そのうち大きな事故が起きるかもしれませんよ。最近は、JRの特急電車が通るとマンションが揺れていますよ。
基礎梁(きそばり)の上から下まで貫通(かんつう)クラックが発生している。建物は非常に危険な状態である。南辰はこれでも「不知(知らない)」と言い続けるのか。
この建物の基礎部分やコンクリートの打ち継ぎ部の施工不良により、コンクリートが一体化しておらず、さらに大量のクラックが発生しており、漏水によりコンクリート内部の鉄筋が錆びつき、錆び汁が表面に流れ出ている。コンクリートだけではなく、内部の鉄筋にも大量に問題がある。南辰さん、これでも瑕疵は無いのですか?
完成・引き渡しをしてもらっていないのに、唐突に裁判に持って行かれた。覚くんは「お金を払うから、瑕疵と不具合を直してください」と、何回も頼んでいた。弁護士同士のお金の支払いの約束を、振り込む直前に三回も反故にされた。大覚社員も南辰の弁護士に「直していただければ代金を支払います」と、言っていた。「十億円で四十九室を買い取ります」と南辰が言って来た時も、残高証明を見せて「売りません」と断り、「瑕疵を直してくれたら支払います」と言っていた。合計十回以上「支払います」と言っていた。
南辰さん、黒幕さん、その仲間さん、金谷所長に計画的に企み、罠を仕掛け、陰謀・謀略を巡らせ、水面下で静かに何を刈り取ろうとしているのですか。何をトドメをさそうとしているのですか。そんな危険なことを金谷所長にさせたらダメですよ。皆さん家族がいるのですよ。これ以上、悪の種を蒔いたらダメですよ。住民さんにこれ以上迷惑をかけたらダメですよ。
南辰は何を企み、金谷所長に何をさせようとしているのだろう。
次回、南辰、黒幕がどんな罠を仕掛けているのかを明らかにします。
乞うご期待!
コメント
地裁判事って頭がおかしいか、馬鹿なお蔭で高裁判事や最高裁判事などに出世できないので、鬱憤溜まっている方もいらっしゃるので、時折基地外じみた判決を出す事もあるようです。
裁判所ウォッチしているとよくわかりますよ。こういう事は法務担当を在籍させ、常日頃☑させましょう。
さて、この弁護士は南辰からのバックマージンを約束されているか、大手の事務所ではあるものの、裁判経験の無い新人さんか、基本は和解を担当している腐れ(法律ゴロ)なのではないかと勘繰らずにはいられませんね。
そして、弁護士と言うのは正義の味方ではありません。如何に法文に抜け穴があるか、法文に従って相手に瑕疵を求め、金の引き出すかのゴキブリです。
ですので、弁護士に過度な期待はせず、自分の主張が法文のどこにどう合致し、相手にどの様な瑕疵があるかを見極めておいた上で、相手に過失があることを認めさせておき、その上で弁護士というゴキブリに代理人を背負わせることが良いのです。
私もその様な手法を使い、相手に過失や瑕疵を認めさせ、損害賠償請求権を用いて損賠請求し、支払ってもらっております。
結局、日本というのはその程度の土民人治国家なのです。欧米列強の先進国家とは超えられない壁があり、我々日本民族の一蓮托生の盟友はレイピスト金メダリストの韓国人や地球環境破壊民族中国人なのです。