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天井裏で電線が切れている | 駐輪場天井裏の場合

駐輪場の天井裏を調査したところ、電気配線の不備や、天井ボードの施工が正しくなされていなかった

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電気配線が切断され、むき出しのまま放置されていた。
実際に電気が通っているかは不明であるが、仮に使われていない配線であったとしても、この様な状態で放置せず、適切に処理をするべきである。

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電気配線がボックスに収まりきらず、乱雑に施工されたまま放置されている。

これは電線を保護、絶縁するために必要なもので、通常はボックス内にきちんと収め、蓋をしなければならない。

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天井吊り金具の間隔が、185cmにしなければいけないが272cmもあり、100cm以上広く施工されている。

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間隔が広く、一点にかかる荷重も増すため、安全性に問題がある。

不適切な施工で、天井崩落の危険がある。

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南海辰村建設㈱は、天井吊り金具の取り付け間隔について、
「185cmまでなら強度的に問題ない」との証拠を裁判所に提出している。

発見された取り付け間隔は272cmとなっており、100cm以上広い間隔で施工されている。
南海辰村建設㈱の計算を大きく上回るもので施工されている。


高さ(H)19mmの天井下地材が使われている。

この駐輪場は外部であるため、通常高さ(H)25mmの外部仕様バーが使用されるべきである。

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大量のケーブルを強引に天井に吊っている金具に固定したせいで、天井を吊っている吊り金具が抜け落ち折れ曲がってしまっている。

天井を吊っている吊り金具の機能を果たしておらず、このままでは天井崩落の危険性が高まる。

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電気配線の不備 | 駐車場天井裏の場合

天井崩落の危険があるため、駐車場の天井裏も同様に調査してみた。

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工事の際に使用したとみられる仮設照明が撤去されずに放置されていた。
実際に忘れられたものなのか、もしくは必要な照明器具なのか判別できない。

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電気配線の不備 | バイク置き場天井裏の場合

同様に、バイク置き場の天井裏も調査してみた。

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天井照明器具の固定方法が、非常に不適切なものである事が発覚した。

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本来、照明器具を設置する場合は、天井を吊っている下地金物に固定しなければならないが、その天井を吊っている下地金物が途中で切断され、代わりにベニヤ板を配置し、直接ビス止めしただけの、いつ落下してもおかしくない危険な設置方法をとっていた。

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日本建築家協会が監修する『建築設備工事共通仕様書』によると、
「器具はボルト・ナット等により堅固に取付ける。」「1.5kgを超え3kg以下のものは脱落防止処置を施す。」
とある。
取り付けられている器具の重さは、3kgであった。
上記仕様がどちらも守られておらず、極めて不適切である。

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ベニヤ板もただボードの上に置かれただけのものであり、軽鉄下地金物に固定されているわけではない。

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また、ベニヤ板にさえビス止めされておらず、もろいボードに直接ビス止めしている箇所も見つかった。

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これは火災報知機を固定したビスであり、こちらも火災報知機がいつ落下してもおかしくない。
居住者の身の安全を全く考えていない施工である。

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