電気配線の不備 | 駐車場天井裏の場合
天井崩落の危険があるため、駐車場の天井裏も同様に調査してみた。 |
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工事の際に使用したとみられる仮設照明が撤去されずに放置されていた。 実際に忘れられたものなのか、もしくは必要な照明器具なのか判別できない。 |
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電気配線の不備 | バイク置き場天井裏の場合
同様に、バイク置き場の天井裏も調査してみた。 |
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天井照明器具の固定方法が、非常に不適切なものである事が発覚した。 |
本来、照明器具を設置する場合は、天井を吊っている下地金物に固定しなければならないが、その天井を吊っている下地金物が途中で切断され、代わりにベニヤ板を配置し、直接ビス止めしただけの、いつ落下してもおかしくない危険な設置方法をとっていた。 |
日本建築家協会が監修する『建築設備工事共通仕様書』によると、 「器具はボルト・ナット等により堅固に取付ける。」「1.5kgを超え3kg以下のものは脱落防止処置を施す。」 とある。 取り付けられている器具の重さは、3kgであった。 上記仕様がどちらも守られておらず、極めて不適切である。 |
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ベニヤ板もただボードの上に置かれただけのものであり、軽鉄下地金物に固定されているわけではない。 |
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また、ベニヤ板にさえビス止めされておらず、もろいボードに直接ビス止めしている箇所も見つかった。 |
これは火災報知機を固定したビスであり、こちらも火災報知機がいつ落下してもおかしくない。 居住者の身の安全を全く考えていない施工である。 |