現状の雨水貯水槽タラップ(はしご)
写真でわかる様に雨水排水管とタラップ(はしご)の位置がお互いに干渉していて、タラップ(はしご)の位置を移動する必要があります。 |
タラップが途中で途切れており、仮設のはしごが括り付けてある |
仮設のはしご(木と針金でくくりつけただけの危険な施工) |
イメージ写真①(合成写真)
イメージ写真①は、第一審裁判で南海辰村建設が示してきた補修方法を合成写真にてイメージ化したものです。 外部雨水排水管のある場所にタラップ(はしご)を取り付ける補修方法のため、イメージ写真②の示すように雨天時にタラップ(はしご)を使用する事ができません。 |
下のイメージ写真③は、合成写真にてイメージ化したものです。
通水パイプを取り付け、下までスムーズに水を流せる様にしなければ、爆音の問題は解消されません。
しかし、点検口中央にタラップ(はしご)を付けるという南海辰村建設の計画では、マンション住人から苦情の出ている爆音の問題は考慮されていません。
また、タラップ(はしご)はガード付きのものを使用すると契約図、甲133号証でも明記されていましたが、それも補修計画には反映されていませんでした。
第一審裁判において「例えば、雨水放流配管に接続した排水管を点検口の位置から左右に曲げるなどの方法を採用すれば、既存の点検口を利用することができる」旨の判決が下されていますが、 排水管の位置とタラップ(はしご)の位置は全く同一であり、左右に曲げたとしても、その配管が昇降の支障となって、タラップ(はしご)の用をなさないのは写真を見ても明白です。
左:イメージ写真③(合成写真)、右:説明イラスト(※エルボ : ダクトや配管の曲がり)