エントランスの東側にペット足洗い場が配置されている。当地は、大津市により、琵琶湖の水質を保全する目的で、雨水排水と汚水排水の系統を分ける「分流式下水道」を整備する地域として指定されている。
「分流式下水道」とは、雨による雨水と家庭などの汚水を、別々の管路で水再生センターまで送る方式 |
「合流式下水道」とは、降雨による雨水と家庭などの汚水を、ひとつの管路で水再生センターまで送る方式
※分流式と合流式の説明は横浜市ホームページより一部抜粋させていただきました。 |
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ペット足洗い場では石鹸やシャンプーを使用するため、本来雨水排水系統に接続されてはならず、汚水排水系統に接続されなければならないものである。 しかし、現在ペット足洗い場の排水を雨水排水系統に接続しているため、汚染された排水が雨水排水系統に流入している状態であり、流末の水路を汚し、結果として琵琶湖の水質を悪化させる事から、大津市の排水規制に抵触している。 |
大津市の排水規制を遵守し雨水排水と汚水排水を分けるためには、
1) ペット足洗い場の排水に雨水が流入しないように屋根を設置する。 |
2) 雨水排水系統に接続され、雨水貯水槽に放流されている現在のペット足洗い場の排水路の接続を断ち、新たに汚水排水系統に接続する排水ルートを設置する。 |
■現状の排水ルート
■本来あるべき排水ルート