■連載第41回■ 震災復興に応援にきた企業を大切にしてください!多くの方の応援を無駄にしないでください!国民の心からの復興税を無駄にしないでください!

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震災復興に応援にきた企業を大切にしてください!多くの方の応援を無駄にしないでください!国民の心からの復興税を無駄にしないでください!

(連載第41回)

目 次


震災復興に応援にきた企業を大切にしてください!多くの方の応援を無駄にしないでください!国民の心からの復興税を無駄にしないでください!

<第1部>

■23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港(長面漁港)災害復旧工事について

<第2部>

■23年災北上漁港海岸保全施設災害復旧工事における工事妨害

<第3部>

■23年災小島漁港海岸保全施設災害復旧工事における不当な契約解除

 
 
震災復興に応援にきた企業を大切にしてください!多くの方の応援を無駄にしないでください!国民の心からの復興税を無駄にしないでください!
 
 
 
 東日本大震災の災害復旧工事は平成31年の現在でも続いています。大震災の直後、弊社は震災復興に貢献するために東北に腰を据え、現地の方々と協力しながら市民の生活を守る防潮堤建設などの復旧工事に従事してきました。他社が嫌がるような工事に率先して取り組み、社員一丸となって創意工夫し、材料不足・人材不足を始めとする数々の困難を乗り越えて震災復興に貢献してきたと自負しております。
 
 ところが、ここに至って震災復旧工事の発注元である市の一部の担当者からいじめともとれる数々の工事妨害を受け続け、会社が窮地に追い詰められています。市の検査に合格しているにもかかわらずいつまで経っても工事の請負代金を支払ってもらえない状況が続いています。他社が請け負った工事は1年、2年の工期延長が認められている一方で、弊社の工事は2、3か月の延長さえ認めてもらえません。市の担当者は弊社の工事進捗を妨害するような行為ばかりしています。工事を妨害し、工期までに工事が完成しないように仕向け、弊社に多くの嫌がらせをしました。工事に必要な道路占用許可も3カ月以上かかると言っていましたが、担当者から一切返答がなかったので弊社社員が直接河北警察署に確認に行くと「道路使用許可だけでよいです」と言われ、一週間後に工期最終日の1日だけ許可が下りました。弊社は社員を総動員して工事を完成させました。
 
 水道企業団発注の別途水道工事は業者間同士の話し合いで進めるように市の担当者から言われていましたが、いざ弊社が工事に入るように水道業者に依頼すると、「市から工事にかかるな。材料も購入するなと言われている」と言われました。こんなこどもみたいないじめはないと思いますよ。さらに水道業者から、「隣接するSOJVの工事が2年以上遅れており、水道本管工事がまだなので分岐できない」と知らされました。弊社は水道工事が未施工のため、幅2m長さ150mの舗装が未施工の状態です。平成30年12月中頃、水道企業団に相談に行くと「山側に通水口があるのでいつでも工事できますよ。早く水道工事ができるよう市と相談し、仲良く速やかに工事を進めてください」と言われました。市職員の担当者A氏に水道企業団から工事にすぐに着工できると聞いていることを伝えると、A氏は弊社に対して「検査に合格していないので水道管は通せない」と言ってきました。しかし55.3%の出来高検査時に検査は合格しており、水道本管の工事はできるのにA氏はおかしなことを言っています。さらに55.3%の検査に合格しているのにもかかわらず、代金を支払ってもらっていません。なおかつ、市の担当者B氏からは「指示書に押印すれば認定調書(支払いに必要な書類)を渡してやる」ととんでもないことを言われ、指示書が弊社を落とし入れる内容だと判断した弊社現場代理人は押印を断りました。その後、70.3%、85.3%と工事は進み、現在はほぼ100%完成しております。これまで弊社が工事代金を立て替えて工事を行ってきました。グループ全体で約14億8千万円の工事代金が支払われていません。早く検査をして工事代金を支払ってください。お隣のJVさんの現場では当初309億円もの工事に何度も追加が繰り返され、さらに何度も工期延長が認められ、現在では総額約691億円にも膨れ上がっています。それに比べ、弊社は平成30年10月31日の工期を守り、検査に合格しているにもかかわらず、未だに工事代金を支払ってもらえません。何を考えているのですか? こどものいじめよりも酷いですよ。市の一部の担当者さん、弊社に何を企み、何を目的として、弊社を苦しめ、弊社に何がしたいのですか?こんな酷いことをなぜするのですか?
 
 他の現場においても、困難な海の工事を完了させ、工事が飛躍的に進む陸の工事に「さあこれから着手するぞ」という時に工事を取り上げ、弊社から取り上げた工事を他社に請け負わせました。13億円の4つの漁港工事の内、大変な3地区(小滝地区・大指地区・小指地区)だけ弊社にさせて、残りの大きな長面漁港の工事着手に2年間以上待たされていました。ここでおかしな事が起こっています。2年間待たされて、突然、長面漁港に向かう海側ルートの工事が中止になり、市担当者から「山側ルートに変更にしてほしい」と指示されましたが、「着手には1年以上かかる」と言われました。弊社が「これ以上待てません」と言うと、平成28年12月5日に半強制的に6億8千万円も減額され、さらに平成29年9月30日まであった工期が平成29年5月31日に短縮されました。
 
 弊社には海側ルートは中止になったと言っておきながら、別工事として平成29年1月13日に入札公告されました。次に弊社から取り上げた長面漁港が平成29年4月17日に2つの工事に分けて入札公告が出されました。弊社には着手まで目途が立たず2年も待たされて、あと1年以上かかると言っていたのに山側ルートの工事が平成29年5月12日に入札公告されました。弊社がまだ施工中であるにもかかわらず、これらの4つの工事が入札公告されるのはおかしいと思いませんか? 今から思えば、市担当者は入札ありきで弊社の工事の打ち切りを仕組んでいたとしか思えません。
 
 現実に平成29年9月30日まで工期を延ばし、そして2回の増額を決定し、その後で、今度は平成28年12月5日に6億8千万円も減額され、工期は平成29年5月31日まで短縮されました。役所は工期を延ばしたり、縮めたり、増やしたり、減らしたり、好き勝手にできるのですね。弊社が異議を申し立てると、脅しともとれる言葉を返されました。弊社が工事中であるにもかかわらず、海側ルートの工事を平成29年1月13日に入札公告を出し、U工業が落札しました。次は長面漁港が平成29年4月17日に2件に分けて入札公告され、5月11日にその①がTK共同企業体に落札され、その②は中止されましたが、平成29年8月3日に同じTK共同企業体に落札されました。平成29年5月12日に山側ルートも入札公告され、5月31日にT建設に落札されました。弊社を締め出す段取りをして、弊社が工事をしている最中であるにもかかわらず、長面漁港を4つに分割し入札公告に出すなんて酷いとは思いませんか? 工期は9月30日まであったのに、何故12月5日に6億8千万円も減額するのですか? 弊社には困難な3漁港(大滝地区、大指地区、小指地区)の工事を平成29年3月30日に完成させておいて、締め出すなんておかしな話ですね。他社には31年3月31日まで工期延長を認めていますが、ほとんど出来ておりません。それをまた平成32年3月31日まで1年延ばすのですか? 他社にはいくらでも工期を延ばすのですね。「言うことを聞いたら、工期を延ばしてやる」と言っていた議員もいましたが、弊社は断りました。弊社は平成29年3月30日に工事を完成させているのですよ。北上漁港、小島漁港、明神漁港も全て市のT室長がかかわっています。Tさん、あなたの背後には誰がいるのですか? 他所で聞きましたけど、何年か前に弊社が迷惑をかけているそうですが、そんなことはありませんよ。弊社の初めての工事で初めての工期延長ですよ。Tさん、上の方に何を吹き込んでいるのですか? 弊社はあなたから仕事ができないようにありとあらゆる嫌がらせを受けています。
 
 これらの長面漁港の工事は平成31年の現在でもほとんどできていません。今でも当時弊社が作ったブロックが放置されたままです。
 

googlemap1:長面漁港と3地区(大滝漁港、大指漁港、小指漁港)。(Googleマップより)

弊社は平成26年3月20日に貴市と「23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港災害復旧工事」における工事請負契約を11憶8千800万円で締結いたしました。
当工事は、北上漁港(小滝地区・大指地区・小指地区)及び長面漁港における漁港施設(物揚場・船揚場・護岸・防潮堤等)の災害復旧であり陸上及び海上からの多岐にわたる内容の難易度の高い大変な工事で、変更契約により約13億2千700万円にまで増額されました。私は現場代理人の補佐として約3年間現場に従事していましたが非常に大変な現場であり忘れることのできない現場の一つでした。

 
 
●長面漁港の現在(平成30年12月撮影)

●201812-32:未だ手付かずの長面漁港。長面漁港に関しては、当初契約時より漁港内に向かう海岸沿いの道路が寸断されており工事に着手できる状態ではありませんでした。その対処方法については、貴市のほうで検討するからしばらく待ってほしいとの依頼あり北上漁港の3地区より工事を着手するよう指示がありました。

 

●201812-23:北上漁港施工中も貴市に対し長面漁港の施工案や工程表を何度も提出し早期着手を促していましたが「着手の目途が立たない」と言われ続けました。今から思うと難易度の高い北上漁港3地区だけ施工させておいてより施工性の良い長面漁港の着手を意識的に遅らせようといろんな理由をつけて「着手の目途が立たない」と言っていたのでしょうか。

 

●201812-54:平成27年8月頃、長面漁港工事施工班の確保が出来ていたため、漁港内の着手が出来ないのであれば工事で使用するブロック製作からでも着手したい、併せてブロック製作ヤードの確保、ブロック製作図面等の提供を貴市に依頼しました。

 

●201812-65:平成28年1月頃、ようやく貴市よりブロック製作ヤード及び長面護岸部ブロック製作図面等の提供を受けブロック製作ヤード盛土より着手しました。盛土期間中にブロック製作に必要な型枠材等の購入、加工・組立に取り掛かりました。
ところが、ブロックのコンクリートを打設しようとした平成28年3月頃になって貴市より「長面護岸部をブロックで行わないため製作を中止してほしい」と突然言われ一方的に中止されました。製作に必要な型枠材等の資材及び加工・組立手間の補償もなく、全てが無駄となってしまいました。

 

RIMG03436:3年前に弊社が作ったブロックが放置されたままになっている。

 
 
●弊社がやり終えた3地区の漁港

googlemap3gyokou7:弊社が工事をやり終えた3地区(大滝漁港、大指漁港、小指漁港)
(googleマップより)

 
●小滝漁港

otakimap8:貴市から長面護岸部はブロックで行うと言われそれを信用して準備していたのにその気持ちをあざ笑うかのように土壇場になりキャンセルになってしまい自分自身が情けなくなり貴市に対しても信用がなくなりかけました。ただ、工事を受注している側としては不足の事態においても責任を持って取り組まなければならないと考え、別の施工方法による提案・工程を貴市に提供・協議し続けました。最終的に弊社として海沿いに捨石による仮設道路を設置していく案を提案したところ貴市も同意しました。

 

googleotaki9:上空から見た小滝漁港(googleマップより)

 

otaki20150210:弊社が苦労して完成させた小滝漁港は船の往来が多く、漁師さんから様々な要望があり、それらを丁寧に一つ一つ聞き対応しました。

 

otakigyokou11:弊社が苦労して完成させた小滝漁港。漁師さんと話し合いの上完成させました。

 
 
●大指漁港

osashimap12:大指漁港の地図

 

googleosashi13:上空から見た大指漁港(googleマップより)

 

20190112_osashi0114:弊社が苦労して完成させた大指漁港。漁船の往来が多く、漁師さんたちのじゃまをしないように気を配り、漁港に帰る船の妨げにならないように工事をしました。

 

20190112_osashi0215:弊社が苦労して完成させた大指漁港。3つの漁港を完成させるのは本当に大変でした。一日もはやく長面漁港の工事を着工できるように段取りをしていましたが、まさか3漁港だけを完成させ、長面漁港の工事を取り上げられるなんて思いもしませんでした。

 

20190112_osashi0316:弊社が苦労して完成させた大指漁港。弊社がまだ3漁港の工事をしているさなかに、弊社から減額した6億8千万円に3億円を上乗せして長面漁港を4つの工事に分割して工事公告が出されました。ひどい話ですね。

 
●小指漁港

kosashimap17:小指漁港の地図

 

googlekosashi18:上空から見た小指漁港(googleマップより)

 

kosashigyokou0019:弊社が苦労して完成させた小指漁港。漁師さんが仕事をし、船が出入りしている中、工事をするのは大変でした。

 

20190112_kosashi0220:弊社が苦労して完成させた小指漁港。漁師さんが船を漁港に行き来させる中、工事をするのは大変でした。

 

20190112_kosashi0321:弊社が苦労して完成させた小指漁港。震災復興のために弊社はどんな苦労も厭わず困難な工事をしてきました。

 
 市民が安全に安心して暮らせるように震災復興を推進しなければならないはずの市の一部の担当者が、応援に来た企業の工事を妨害し、その企業を大切にしないで、こんな嫌がらせばかりすることは普通では考えられません。全国から多くの方々が震災からの一日でも早い復興のため応援に来ています。創意工夫して努力しています。
 
 市の一部の担当者が韓国ドラマよりも酷い物語を作って、まじめに工事に取り組む企業に濡れ衣を着せて罠に嵌めるようなことをしてよいのでしょうか? 市民は許さないと思いますよ。多くの国民が復興税を納め、応援している震災復興工事を利用してこんなデタラメな事をしたらダメですよ。
 
 
 
<第1部>
 
■23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港(長面漁港)災害復旧工事について
 
●道路が寸断されており、やむなく3地区から工事着手
 
 平成26年3月20日に弊社は「23年災北上漁港(3地区)ほか1漁港(長面漁港)災害復旧工事」の工事請負契約を11億8千800万円で締結しました。
 当工事は、北上漁港の3地区(小滝地区・大指地区・小指地区)と長面(ながつら)漁港の漁港施設(物揚場・船揚場・護岸・防波堤等)の災害復旧工事であり、陸上及び海上からの施工内容が多岐に渡る、難易度が非常に高い工事でした。そのため、平成26年12月19日には、約1億2千340万円の工事の増額がありました。平成28年2月26日にはさらに約1千594万円の増額があり、工期も平成29年9月30日まで1年6か月間延長されました。震災による被害が甚大で広範囲の復旧が必要な地域であり、長面漁港へ向かう道路が寸断されていました。そのため、これらの工事の増額・工期延長によって3地区および長面漁港のすべての工事を弊社がするものだと思っていました。
 
 長面漁港の工事については、当初契約時より漁港に向かう海沿いの道路が寸断されており、工事に着手できる状態ではありませんでした。その対処方法については、市のほうで検討するからしばらく待っていてほしいとの依頼があり、弊社は3地区(小滝地区・大指地区・小指地区)からの工事着手を余儀なくされました。3地区の施工中も弊社は長面漁港の施工案・工程表を何度も市の担当者に提出し、早く長面漁港の工事に着手させてくださいと、繰り返しお願いしていましたが、その度に「着手の目途が立たない」と言われていました。
 

nagazura0422:弊社は測量・仮設計画を貴市に提出し、貴市からは「捨石による仮設道路設置の方向で行くから準備・段取りをしておいてほしい」と指示され、捨石25,000m3、漁港内で使用する生コン5,000m3、運搬車両・施工業者を確保して貴市からの連絡を待ち続けました。今回こそは弊社が提案した計画が採用され、いよいよ待ちに待った長面漁港の着手が目の前まで来ていることを確信していました。

 

nagazura0423:平成28年10月頃、貴市より「地元要望による長面漁港に向かう道路を海沿いではなく山側を通るルートにしてほしいとの話がある」と突然言われ、しばらくして捨石による仮設道路案が却下されました。
さらに平成28年11月頃、貴市より「長面漁港の山側ルート着手には1年以上かかる。早期着手の目途はたっていない」と言われ、弊社としては「すでに2年近く待っていてさらに1年以上待つことはできない」と言うと貴市から強制的に長面漁港の大部分を打ち切られました。

 

nagazura0124:平成28年11月14日に無理やり貴市は変更契約を締結させ、¥685,618,560の減額をしました。
10月頃から変更契約に至るまでの約2か月間は奈落の底に叩き落された気分でした。自分の会社生活、技術者生活が終わったとさえ思わされました。

 
 
●突然ブロック製作をストップされ、補償もなし!
 
 平成27年8月頃、長面漁港の施工準備が整ったので、漁港内の着手が出来ないのであれば「工事で使用するブロック製作からでも着手させていただきたい」と市の担当者にお願いしました。併せてブロック製作ヤードの確保、ブロック製作図面等の提供を依頼しました。
 約半年後の平成28年1月頃、市よりブロック製作ヤード及び長面護岸部ブロック製作図面等の提供を受けることができ、ようやくブロック製作ヤード盛土より着手することができました。盛土期間中にブロック製作に必要な型枠材等の購入、加工・組立に取り掛かりました。
 
 ところが、ようやく出来上がったブロックのコンクリートを打設しようとした矢先の平成28年3月頃、役所から突然、「長面護岸部の施工はブロックで行わないため製作をストップするように」との指示が出されました。用意していたブロック製作に必要な型枠材等の資材及び加工・組立手間が一切の無駄になり、補償も一切ありませんでした。悔しさを押し殺し、何度も市担当者と話し合いをし、「何とかしてください」と頼みましたが、何もしてくれませんでした。
 
 それでも弊社は、工事を受注している側として不測の事態においても責任を以て工事に取り組まなければならないと考え、別の施工方法による提案・工程を市担当者と協議し続けました。最終的に海沿いを捨石によって仮設道路を設置していく施工方法を弊社が提案すると、ようやく市担当者は弊社の提案を認めてくれました。
 

nagazura0225:海沿いの道路を作るための深浅測量を弊社は時間をかけて行った。波がきつく大変な思いをして図面を作ったのですよ。

 

nagazura0826:平成29年3月頃から、長面漁港における最終精算協議を行っていました。ところが平成29年4月17日に貴市より長面漁港の工事(弊社減額分)が2件に分けて入札公告開示されました。2年も待たされた挙句、長面漁港の精算が終わっていないのに入札公告が出ることは到底理解できるものではありません。結局、平成29年4月末には最終変更契約を無理やり締結させました。
平成29年5月11日にTK共同企業体に落札されました。

 

nagazura0627:貴市は最初から弊社に長面漁港の施工をさせるつもりはなかったのでしょう。上記入札の件があって確信しました。言葉には言い表せないこの感情。私は18年間建設業における施工管理業務をしてきましたがこんな思いをしたのは当然初めてです。自分の感情をコントロールすらできない状況でした。

 
 
●さんざん待たされた後で突然の工事打ち切り!
 
 長面(ながづら)漁港の工事にあたり弊社はそれまで2年間待たされ、何度も図面を作成し、測量もしていました。弊社の提案がようやく認められ、測量結果・仮設道路の施工計画書を提出すると、「捨石による仮設道路設置の方向で行くから工事の準備をしておいてください」と市担当者から言われました。
 弊社はいよいよ長面漁港の工事に着手できるものと、捨石27000m3、漁港内で使用する生コン5000m3、運搬車両・施工業者を確保して市担当者からの指示を待っておりました。今度こそ弊社が提案した計画が採用され、いよいよ待ちに待った長面漁港の工事着手が目の前まで来ていることを確信していました。
 ところが、これがとんでもないことになったのです。平成28年10月頃、弊社が提案していた捨石による仮設道路案は突然反故にされました。「地元要望により長面漁港に向かう道路を海沿いではなく、山側を通るルートにしてほしい」と市担当者から突然言われました。何が何だかわかりません。海側ルートの工事を段取りしておいてくださいと言っておきながら、突然山側ルートに変更になるなんておかしいと思いませんか? それまで、弊社は測量、工事の段取りなどいつでもできるように工事の準備に何カ月もかけてきたのですよ。さらに翌11月になると、今度は、「長面漁港の山側ルート着手には1年以上かかる。早期着手の目途はたっていない」と言われました。
 今から思えば、市担当者が着々と弊社に計画的企みを考えていたのでしょうか?
 「すでに2年近く待たされています。先が見えない工事をこれ以上待たされるのですか?」と市担当者に相談を持ちかけると、市担当者は待っていましたとばかりに、「まだ一年以上かかる。先が見えない、土地がまとまっていません。地元とも話し合いができていない」と言われ、半強制的に強引に長面漁港工事の大部分を打ち切られました。あまりにも一方的なやり方です(後でわかったことですが、その裏では全部話がまとまり、仕組まれていたようです)。平成28年12月5日、こちらの意見は全く聞いてもらえず、半強制的に勝手に約6億8千万円も減額され、さらに平成29年9月30日まであった工期が平成29年5月31日に短縮されました。それが、あっと驚く陰謀・謀略、落とし穴があったのです。平成29年1月13日に海側ルートの工事が入札公告され、4月17日に長面漁港が2件に分けて入札公告され、5月12日に山側ルートの工事が入札公告されました。これらの入札公告は弊社がまだ工事をしている最中に出されました。弊社からは6億8千万円も減額して、他社に工事を取らせるように根回ししていたのですか? 捨石27000m3、生コンは5000m3以上の工事が取りやめになりました。生コンが多ければ多いほど必ず何か問題が起きますね・・・???
 
 この裏で誰かが糸を引いているのですかねぇ・・・??? 一部の担当者だけでこんな企みが実行できるのですかねぇ・・・??? 誰のポケットに入るのですかねぇ・・・???
 

nagazura0528:弊社としてはこのような状況の中、難しく大変で施工能率の上がらない北上漁港の工区を全て完成しました。ところが、契約の中で一番大きな規模で施工能率の上がる長面漁港工事(捨石27,000m3、生コン5,000m3等)の大部分が打ち切りとなってしまい、1億円以上の赤字となってしまいました。貴市からの度重なる無理難題にも柔軟な対応をし、弊社からは様々な提案・協議をしてきたつもりです結果的に工事を取り上げられてすぐに別業者に発注されたことについて無念でならないのと同時に疑惑の念を抱いています。

 

nagazura0729:上述のやり取りについては貴市の担当職であったT室長からの指示であり、協議もT室長と行ってきました。入札について結果的に2件ともTKJV(復旧・復興建設工事共同企業体)となっています。何らかの因果関係や計画的企みがあるのでしょうか?
さらに、別工事である「23年災北上漁港海岸保全施設災害復旧工事」「23年災小島漁港海岸保全施設災害復旧工事」においても、度重なるいじめともとれることをT室長は行っています。
貴市におかれまして上述の状況を踏まえ発注者としてあるべき対応をしていただきたく心より願うばかりです。

 
 
●4つの入札公告!?
 
 それまで弊社は長面漁港の工事着手に2年間も待たされ、それでも弊社は辛抱強く長面漁港周辺を丹念に測量し、市担当者と施工方法について提案し協議を続けてきました。入札公告が出された平成29年1月、弊社は困難な3地区(小滝地区・大指地区・小指地区)の工事に取り組んでいました。にもかかわらず、市の担当者は弊社を弄(もてあそ)ぶかのように、提案をさせるだけさせ、図面を作らせるだけ作らせ、段取りをさせるだけさせておいて最後には木で鼻をくくるように工事を取り上げました。平成28年12月5日に半ば強引に弊社の請負契約を約6億8千万円も減額して弊社から工事を取り上げると間もなく、弊社には海側ルートは中止になったと言っておきながら、別工事として平成29年1月13日に入札公告され、2月1日にU工業が約4億1千950万円で落札しました。これまで長期に渡って我慢を強いられてきた弊社には、一方的に減額され、工事を取り上げられ、市の担当者だけでこんなことは出来ないと思いますよ。背後に誰かがいて指示をしているのですか?(弊社もだいたい分かっていますが・・・、少しやりすぎですよ、某先生。)
 
 さらに追い打ちをかけるように同地区の工事が入札に出され、市担当者から裏切られたという悔しさだけが残りました。この入札は初めから弊社を排除する目的で市担当者が計画的に企んでいたとしか思えません。U工業が落札した工事では弊社が市担当者に提出していた測量図面、提案していた施工方法が使われていると思いますよ・・・? この海側ルートの工事はまさに弊社が提案した施工計画に基づいていると思いますねぇ。市担当者は、弊社のこれまでの苦労を利用するだけ利用して、図面から測量、海の深浅などあらゆる調査を弊社にさせ、2回も工事を増額しておいて約6億8千万円も減額し、9月30日まであった工期を5月31日まで縮め、最後には崖から突き落とすように工事を取り上げました。市の担当者がこんな酷いことをしてよいのですか?
 
 次に弊社から取り上げた長面漁港が平成29年4月17日に2つの工事に分けて入札公告されました。弊社との工事精算が終わってもいないのに入札公告が出ること自体到底納得できるものではありませんでしたが、平成29年4月末には最終変更契約を半強制的に示され、竣工検査が半ば強引に実施されました。平成29年4月17日に入札公告が出され、長面その①が平成29年5月11日に約2億5千740万円でTK共同企業体に落札されました。工期は平成30年12月20日でしたが、現在平成31年3月29日まで工期延長されています。工事はあまり進んでおりません。弊社が3年前に作ったテトラポットがそのまま置いてありました。
 

enchou30:他社の工期延長は簡単に認められている。弊社の平成29年9月30日までの工期が5月31日までに短縮された一方で、他社が落札した工事には平成31年3月29日まで工期延長が認められている。平成32年3月まで工期延長してもこの工事は出来ないでしょう。弊社から6億8千万円も減額して取り上げた工事に3億円も上乗せして発注された。普通では考えられない酷い話ですね。

 

●DSCF637031:長面漁港の工事現場に3年前に弊社が作ったテトラポットが放置されたままだ。工事を延ばしたり縮めたり、減額したり、増額したりなんでもできるのですね。誰のポケットに入るのですかね・・・? 勝手に市長の名前を使って市の担当者が文書を作ったりしたらダメだと思いますよ。

 
 また、弊社には着手まで目途が立たず1年以上かかると言っていたのに山側ルートの工事が平成29年5月12日に入札公告され、T建設が平成29年5月31日に約9千46万円で落札しました。
 
 さらに、長面その②が平成29年8月3日にその①と同じTK共同企業体に約1億9千880万円で落札されました。この工事も工期は平成30年12月20日でしたが、平成31年3月29日まで工期延長されています。この工事もあまり進んでおりません。平成31年3月29日までにはおそらく完成しないでしょうし、また1年以上延長するのですか?
 
 弊社がまだ施工中であるにもかかわらず、これらの4つの工事が入札公告されるのはどう考えても理不尽だと思いませんか? 今から思えば、市担当者は入札ありきで弊社の工事打ち切りを計画的に企み、仕組んだのですか? 弊社には工期延長を認めず、他社は100パーセント認めているのですね。弊社から取り上げた工事は未だに出来ていませんね。
 
 現在、全く同じことが次の第2部でお伝えする「23年災北上漁港海岸保全施設災害復旧工事」、第3部でお伝えする「23年災小島漁港海岸保全施設災害復旧工事」、さらに次回ブログにてお伝えする「23年災明神漁港海岸保全施設災害復旧工事」で起こっています。震災復興工事の実話は韓国ドラマよりも濃いシナリオですよ。こんな韓国ドラマのようなことが震災工事の裏側で実際に行われているのです。酷い話だと思いませんか?
 
 
 
<第2部>
 
■23年災北上漁港海岸保全施設災害復旧工事における工事妨害の数々
 
●工事請負金額がつぎつぎに減額されていった
 
 弊社が請け負った23年災北上漁港海岸保全施設災害復旧工事は、平成28年6月14日に契約し、当初金額は約8億8千万円でした。ところが、役所から平成30年8月31日に突然に請負契約を変更する通知が届き、約3千400万円減額され、請負金額は約8億3千349万円に減らされました。協議の余地すらなく、あまりにも一方的な減額でした。
 
 その後、弊社の現場代理人が増額の要素をまとめた資料を市の担当者に提出すると、市の担当者は現場事務所に何の前触れもなく突然訪れ、「増額の話をするなら、こちらも徹底的に減額の要素を探しますよ」と脅され、現場代理人が工事の増額について改めて協議をお願いしましたが、こちらの話は一切聞いてもらえませんでした。それどころか、前回と同様に協議もないまま、平成30年10月31日突然に請負契約を変更する通知が届き、わけが分からないまま約百十万円減額され、請負金額は8億3千237万円に減らされました。これは弊社現場代理人が増額の相談に行ったことへのしっぺ返しでした。「増額の話をするのなら、こちら(市側)も徹底的に減額する。増額は一切受け付けない」と言われました。市の担当者から送られた通知書には市が減額を決定することが、さも当然のことであるかのように「下記の通り決定します」と一方的なものでした。市担当者の態度はあまりにも横柄であり、嫌がらせとしか思えません。他社の現場でしたらどんな増額もすんなり通るみたいですよ・・・? 市担当者はなぜ震災復興の応援に来た弊社に嫌がらせをするのでしょうか? こどものいじめのようなことはしないでください。
 

tsuchisho32:請負契約の変更についての通知書には市が減額決定することが当然であるかのように決定事項が記載されていた。

 
 
●工事請負代金は未払いのまま
 
 平成30年6月5日に23年災北上漁港海岸保全施設災害復旧工事の進捗率が55.3%以上に達し、その後の出来高検査にも合格しました。請負代金の支払いが確定したので市の担当者から、「支払い手続きをするので印鑑を持ってきてください」と弊社現場代理人に連絡がありました。通常ならすぐに支払ってもらえるはずでした。ところが、現場代理人が支払いに必要な書類(認定調書)を受け取りに行くと、認定調書と指示書を並べて突き付けられました。
 
 「この指示書に押印すれば、認定調書を渡してやる」と言われました。現場代理人はわけがわからず頭の中が真っ白になりました。工期がまだ半年残っているにもかかわらず、「平成30年10月31日の工期に間に合わないので2.8パーセントの遅延損害金を支払うことに同意する」という内容の指示書でした。現場代理人は市担当者の理不尽な要求に納得できず、押印しませんでした。そのため認定調書はもらえず、現在まで支払いを受けていません。
 
 その後、市担当者よりその指示書を撤回したいと申し入れがありました。指示書の返却後、支払いをしてもらえると思っていたのですが、何度催促しても支払いはありませんでした。そうこうしている内に1ヶ月が過ぎ、市担当者の上司であるT室長から「契約書34条に基づいて支払うことができない」と言われました。現場代理人は「支払えないのでしたら、その理由を明確に書面で回答してください」と伝えましたが、未だ返答もなく、支払いもありません。弊社は支払いがなくても契約通り工事を継続し、工事を完成させました。70.3%と85.3%の出来高に到達した時も市担当者から難癖をつけられ、検査もなく支払いもありません。市担当者と上司のT室長が何を企んでいるのか理解できません。工事は何の問題もなく行われていたにもかかわらず、市担当者からは何の説明もありませんでした。しかしこの時、水面下では、工事を妨害し弊社を陥れようとする準備が着々と進んでいました。弊社の工事が完成に近づくと市担当者は工事妨害に拍車をかけてきました。例えば、道路工事のための道路使用許可を取得するには市担当者と警察署の協議に3カ月以上かかると言っていましたが、市担当者は一度も河北警察署と協議をしていませんでした。さらに、「水道工事は水道工事業者との話し合いで進めてください」と市担当者は言っていましたが、その裏で水道業者に工事に着手しないように言っていました。後に、工事を妨害していたのは市担当者であることが分ってきました。こどものいじめのように市担当者は次から次に弊社の工事を妨害し、工期に間に合わせないように仕向けていたのです。詳しくは次をお読みください。
 

●DSCF607933:変更協議については一切話し合いの場がなく、協議については行っておりません。増額の話をすると、貴市から「徹底的に減額するぞ」と脅されました。減額の話を承諾しておりませんし、勝手にことを決めて決定しないでください。

 

●DSCF608934:進捗率55.3%の中間前払精算金において、請求書は平成30年6月5日に貴市に提出しています。その後、同年6月21日に検査は終了し合格しました。それが貴市から支払いの書類に押印が必要であるため、印鑑持参の上、来所するよう依頼があったので、書類を取りにいくと、支払いの書類ではなく支払いとは全く関係のない指示書に押印すれば支払いの書類を渡すという交換条件を付けられました。指示書の内容があまりにも不適切であったため、押印を断りました。

 
 
●道路使用許可申請における妨害
 
 契約当時より市担当者から市道の施工については「市と警察が協議をします。協議が終わり次第、施工してください」と言われていました。さらに、市担当者からは「協議は3か月以上かかる、警察署と協議は進んでいる」との返答をもらっていました。弊社は平成30年7月上旬より「市道の施工を開始しますが、警察との協議はどうなっていますか?」と市担当者に伝えていました。しかし、工期が迫っても市担当者が警察署と協議を進めている様子がなかったので、こちらで直接河北警察署に行き、確認したところ、「市からこの道路の切り替えについての協議は来られていません」と驚くべき事実に耳を疑いました。
 
 弊社が工事内容を警察の方に説明すると、「この方法であれば、市との協議は必要ありません。道路の使用許可だけを取ってください。ただし、手続上すぐにはだせませんよ。事情はわかりました。こちらとしても何とか早く許可をおろすようにします」との返答でした。道路使用許可は工期最終日平成30年10月31日の1日のみ許可されました。弊社は工事を完成させるため、2交代制で深夜を問わず社員を結集してなんとか舗装工事を完成させました。市担当者は協議を進めていると嘘をついていました。市の担当者は工事を妨害し、わざと工事を遅らせ、工期内に弊社が工事を完成できなかったという事実を作りたかったのです。市の職員が嘘をつくなんて考えられますか? 弊社が警察署に確認に行かなければ、市担当者が弊社を騙していたことも分からなかったかも知れません。
 

●DSCF608535:平成30年8月8日に進捗率70.3%の清算金について、工事出来高検査願いを貴市に提出しましたが、何度も書類の理不尽なやり直しを命じられ、検査をしてもらえない状況に陥っています。70.3%の支払いもされていません。

 

●DSCF609136:平成30年9月2日に平成30年8月8日進捗率85.3%の中間前払金認定請求を貴市(I氏)に提出しました。その後、貴市に3回ほど検査の依頼をしていました。その内の1回は数量計算書をI氏に提出したときに検査をお願いしていました。しかし、未だに検査すら行ってくれません。

 
 
●水道工事の妨害
 
 市道及び臨港道路に埋設する水道工事(別途発注)について、「水道工事は別途発注なので直接施工業者と打合せをして工事をして下さい」という市担当者からの指示に基づき、平成30年7月上旬より水道企業団及び施工業者と工程の打合せ行いました。水道業者は弊社の施工に合わせて、いつでも水道工事の段取りをしますと言っていました。
 
 ところが、水道業者に工事に着手して下さいと連絡したところ、着手できないと言ってきました。何故なのか尋ねると、「水道企業団と市役所との話し合いの後、市の方から工事に手をかけるのをやめてくださいと言われました。発注者(市)の指示がなければ私どもは動けません。材料も発注しないように言われました」と返答されました。市担当者は「水道工事は施工者同士の打合せで実施してください」と言っていたのに、いきなり市の担当者が介入し、工事を妨害されたのです。なにがなんでも工期に工事が完成しないように、市の担当者が画策していることは確かです。市の担当者がなぜ弊社の工事を完成しないように計画的企みで妨害するのでしょうか? 弊社が完成すると都合が悪いのでしょうか? 弊社が水道業者のY組と話をすると、早く市と仲良く速く話をつけてください。市の担当者は「材料を買うなとは言っていません」ととぼけたことを言っていました。しばらくしてY組に行ってとりあえず速く水道工事をしてくださいと頼みに行くと、隣接するS建設とO組の共同企業体の約309億円の工事(追加で約691億円になり、3年以上工期延長されています)が遅れており、「本管工事が出来ていないので枝線がつなげられず、御社の現場の水道工事ができないのです」と言われました。弊社も困り、何とか枝線だけ入れて、本管と繋ぐ箇所だけを残す施工案を携えて水道企業団に相談に行きました。水道企業団の班長と担当者と話をすると、「山側の通水口から繋げば、水道工事はできます。工事はひと月もあればできます。市の方と仲良くし相談して早く工事をしてください」と言われました。
 
 なぜ市の担当者は嘘ばかりつくのでしょうか? 警察との協議が出来ていないと嘘をつき、弊社に道路工事をさせないようにしていました。水道工事については市担当者の嘘から一転、二転しました。当初は水道業者に「工事に入るな、材料を買うな」と嘘をつかれました。次に弊社が水道事業団に相談に行くと、「山側の通水口から繋げば水道工事は可能です」と言われました。
 
 市の担当者はなぜ嘘までついて弊社の工事を妨害するのでしょか? 弊社は4箇所の現場で一生けん命工事をしてきましたが、市担当者に無理難題を言われて、検査もしてもらえず、合計で14億8千万円もの工事代金が未だに支払われていません。市職員がなぜこのような嫌がらせしてくるのか、その理由は何なのか? しいて言えば、弊社は地元の某議員に材料購入を強要されたことがありましたが、その時は丁重にお断りしたつもりでした。弊社が断ると某議員はテーブルをバンバン叩き、弊社に対してとんでもない罵詈雑言を発していました???
 

DSCF6069〇37:取り付け道路工事において、貴市のI氏から何度も「警察協議が必要である」と言われ続けられました。私は工事を進めたいので何度も「貴市と警察の協議を進めてください」と伝えていました。工期が迫っても貴市が警察署と協議を進めている様子がなかったので、弊社社員にて警察署に確認したところ、「この道路の切り替えについての協議は来られていない」「聞いている話とは違う」「貴社の工事の方法であれば95条申請は必要ない」「道路使用許可だけでよい」との返答でした。

 

●DSCF608338:私は、平成30年7月頃から、道路協議の依頼をしており、その都度、貴市(I氏)から「3か月以上協議がかかる、警察署と協議は進んでいる」との返答でした。
貴市は私に対して虚偽の報告をしており、貴市が工事の進捗を遅らせています。

 
 
●理不尽な遅延損害金の請求
 
 平成30年11月26日に再度水道工事を施工してほしいと水道業者にお願いすると、とんでもない事実を知らされました。
 
 「御社の現場に隣接するSOJV(大手ゼネコン共同企業体)の道路工事が3年も遅れていて水道本管の通水時期が未定です。本管からの通水がないと漁港への分水ができず、民家に水を供給することもできません。したがって御社の現場で水道工事に着手できず、現在埋設されている仮設配管を撤去する工事もできません」
 
 隣接する工事を請け負っている大手ゼネコンのJVに対しては、工事が3年以上遅れているのに市の担当者からは何も知らされていませんでした。弊社はそのせいで水道工事ができないでいるのに、市の担当者は弊社に伝えるどころか、工事を遅らせるために道路使用許可の取得を妨害していました。その結果、工期最終日の平成30年10月31日の1日のみの道路使用許可を使って弊社は何とか舗装工事を完成させなければなりませんでした。だだし、水道工事が止められた幅約2メートル全長150メートルの舗装工事と仮設配管撤去工事に着手できない状態です。
 
 にもかかわらず、市担当者は工事が完成していないとして、弊社に遅延損害金を請求してきました。これまで工事進捗を妨害していたのは市の担当者なのですから、遅延損害金の請求はあまりにも理不尽です。
 
 工事請負代金の未払いについては前払金、精算金も含めて3億8千700万円にもなっていますが、弊社からの請求は全く無視されたままです。弊社は工期を守り、平成30年10月31日に工事を完成させ、検査のための書類も提出済です。弊社としては速やかにこの現状を解決していただきたいと願っています。出来高55.3%の検査に合格しているにもかかわらず、工事代金を支払ってもらえません。まだ半年の工期があるのにもかかわらず、2.8%の遅延損害金を請求されたり、工期が間に合わないという指示書への押印を求められたり、市担当者は理不尽な事ばかり言って来ます。70.3%、85.3%の検査に必要な書類も全て提出していますが、未だ検査は行って貰えません。話をはぐらかされ、何度お願いをしても検査は実施されません。工事は完成しておりますが、支払いはして頂けません。指示書への押印と引き換えに認定調書を渡してやるなど、聞いた事がありません。酷い話だと思いませんか? 弊社を追い込む企みと罠でしょうか?
 
 平成30年11月26日に再度水道工事を施工してほしいと水道業者にお願いすると、とんでもない事実を知らされました。
 
 
●別ルートから分岐させれば水道工事は可能だった
 
 手つかずの仮設配管撤去と舗装工事を完成させるためには、なんとか水道工事に着手できるようにしなければなりません。弊社が水道企業団に相談に行くと、またもや驚くべき事実を知らされました。
 
 「弊社の現場に隣接する大手ゼネコン共同事業体の工事が大幅に遅れているため水道本管の通水ができないことは事実ですが、山側を通っている別の水道本管から分岐させれば工事は可能です」と水道企業団の班長は説明し、最後に言いました。隣接するSOJVの工事では、約690億円の工事の工期が3年間延長されています。本管工事はこのSOJVの工事であり、枝線である弊社の工事は「本管工事が出来ないと枝線には繋げられない」と水道工事業者Y組から聞いておりましたが、実際は山側から通水することが可能であると水道企業団の班長から聞きました。水道企業団から市の担当者へも協議はされているとも聞きました。「工事は1カ月もあれば出来ますので、早く市と話し合いをしてください」と言われました。
 
 水道企業団の言うように、別ルートから分岐させれば水道工事は可能であることを市の担当者が知らないはずはありません。工期までに工事を完成させないように、市の担当者があの手この手で弊社を妨害していたのです。

suidou39:貴市は別途水道工事においては関与しないと言っていました。その後、別途水道業者及び企業局と私が何度も協議し、水道業者はいつでも入れる段取りをしてくれていました。

 

●DSCF609340:平成30年10月27日に別途水道工事業者のY組に工事に着手するよう連絡したところ、Y組から工事に着手できない旨を伝えられました。
理由について聞くと「企業団と市役所にて話し合いがあった」「工事に手をかけるのをやめてくださいと言われています」「市役所と企業団が話しあった結果、まだ手をかけるなと言われています」と返答されました。工事をしてもらうようお願いしましたが「発注者の指示がなければ動けません、材料も発注しないでくださいと言われた」と再度返答されました。Y組の方からも「話し合ったらどうですかと」と言われ心配してくれていました。

 
 
 
<第3部>
 
■23年災小島漁港海岸保全施設災害復旧工事における不当な契約解除
 
●市担当者からの度重なる妨害行為
 
 弊社は平成28年9月2日に「23年災小島漁港海岸保全施設災害復旧工事」を受注しましたが、手続きの遅延など市担当者から度重なる妨害行為を受け、ようやく工事に着手できたのは契約日から半年後のことでした。
 
●漁連との話し合いなど地元説明会開催が平成28年12月14日。 平成28年10月25日に説明会資料提出後、市の担当者に何度も修正を求められた後、放置され、地元説明会開催までに2か月かかりました。
 
●道路使用許可が下りたのが平成29年1月28日。平成28年11月4日に市の担当者に道路占用資料提出後、市の担当者の不手際により道路使用許可取得までに2か月半かかりました。
 
●施工計画書が承認されたのが平成29年1月31日でした。 平成28年11月1日に資料提出後、市の担当者に2カ月半放置されました。何度も催促して平成29年1月28日にやっと修正の依頼がきました。弊社は直ぐに対応しましたが、施工計画書の審査・承認までに3か月かかりました。しかも、市の担当者は不手際を隠すために、施工計画書の承認日を平成28年11月15日に遡って押印しました。
 
●その他にも、地元漁連からは10月から12月にかけてホタテ漁・定置網漁による工事の一部中止の要望がありその間約3か月工事が進みませんでした。つまり、平成29年も平成30年も10月から12月にかけて工事の一部を中止しなければならず、工事は進みませんでした。
 
 弊社からは何カ月も前に市の担当者に資料を送っていましたが、必要以上に修正を求められたり、修正しても放置されたりと工事着手までに半年もかかったのです。市の担当者の対応の遅れによって工事着手が遅れたのですから、その分の遅れとして当然、工期を半年間延長してもらえるものと思っていました。そのための協議もしていましたが、後になって「そんな協議はしていない」と市の担当者から言われましたが、協議が行われていた裏付けは市担当者からのメールや工程表の受付印、漁連からの要望に関わる資料があります。全て市担当者も把握していることです。市担当者から弊社へ漁連からの要望について要請があった指示書もあります。
 
 平成28年9月2日契約のこの工事に道路使用許可が下りたのは翌年の平成29年1月28日でした。施工計画書が承認されましたのも平成29年1月31日でした。しかし、市から提供された資材置場はウナギの寝床のように使いにくく、進入路の設置等の整備に半月を要しました。海岸沿いでの作業のため道路に工事車両を停めなければならず片側通行で防潮堤の取壊し、ヘドロの撤去、捨石の投棄等の作業を強いられ、困難な工事が続きました。
 

douro41:工期内に間に合うように材料を手配するのが当たり前です。矢板工事は直営で作業します。矢板打ち施工に関する機械、技術はすべて直営で施工します。
材料承認に関しては、常識の範疇であり、このような指示を受けること自体、心外でなりません。

 

kizon42:下請け業者に関しては、下請けが必要な場合は適時、届け出を提出しています。材料に関しては、残り少ない工期内に完了しようと、購入努力をしています。前向きに工程を進めるなかで、このような不合理な指示は意図的な嫌がらせと受け止められる行為に外なりません。

 

setsudan43:汚濁防止膜については、貴市からの強い要望および指示で設置することになりました。それにも関らず、いかにも当社から申し入れたかのような内容になっており、事実と異なります。
捨石については、工期内に作業する手配をしていますので、施工時期を指定されることは心外でなりません。

 

sumitomo44:土止め擁壁(どどめようへき)は契約および設計図書にありません。したがって変更することもありません。県道工事の部分は、貴市と県との話し合いであり、当社には関係ありません。しかも、業者同士での話は、7月5日に初めてありました。取り合いがあれば、業者同士で調整して施工することは常識の範疇です。

 

kensa45:工期内に終了できるよう工程を組んで工事をしています。貴市より受注し仕事をしていますが、陸閘(りっこう)を発注せずに工事を終わらせることはできません。品質管理をして設置しますので問題ありません。

 
 
●突然の「催告書」ファックス
 
 当初は、既設防潮堤400mの撤去作業、鉄筋切断、被覆石撤去、堆積ヘドロの清掃、ダイバーが水中で石を一つ一つ丁寧に並べていく2000m3の捨石ならし(10トンダンプ約330台分)など海岸沿いや水中での困難な工事が続き、工事はなかなか進捗しませんでした。技術的に困難な水中での工事がやっと完了し陸上の防潮堤本体工事を順調に施工していたところ、平成30年10月24日に突然「催告書」のファックスが届きました。平成30年10月31日までに工事が完成しなければ契約解除すると言ってきました。
 
 「催告書」が届いてから一週間後の平成30年11月1日、「本市は、これまで工期の延長を前提とする対応をしたことはない」と言ってきました。しかし、実際には現場代理人は工期延長を前提として平成30年8月1日から何度も市の担当者と打合せを重ねてきました。工事着手までにずれ込んだ6か月の遅れやホタテ漁・定置網漁によって工事を一部中止しなければならなかった3か月の遅れに対して、そのすべての期間を延長してほしいとお願いしていたのではありません。平成30年10月31日以降の約3か月間だけ補填してほしいと協議をしていたのです。今まで工期延長の契約変更は、工事内容の変更も含めて1度もなく、今回が初めての工期延長の協議でした。平成30年8月1日の打合せにおいて、市の担当者から工期延長の契約を締結するまでは防潮堤以外の工事をしないように言われました。
 
 現場代理人は平成30年9月19日に工期延長を前提として平成31年1月末日まで工期を3ヶ月延長した工程表を市に提出しました。その翌日に市の担当者は現場代理人に、「昨日の来庁打合せで提出された工程表について受付印を捺印し返送します」とメールに書き、より詳しい資料を提出するように指示していました。市の担当者はさらに、平成30年9月25日に「陸閘(りっこう)のコンクリートを打ちこんだ場合、工期の延長はありません」と脅しとも取れる発言をしています。

ojima1046:小島漁港の防潮堤工事。

 

suicyucon47:「被覆ブロック…(中略)現地で作るものとして考えており」と記載されていますが、そもそも二次製品購入の設計です。宮城県が指定している種類の中から、弊社はブロックを提案していますので何の問題もありません。材料承認をしたならば最後まで施工させるべきであり、一部施工して見栄え判断をして確認するとのことですが、施工を中断させる為の理由として記載しているように受け取れます。換言すれば、工期内施工を妨害しりための文章と思う他ありません。

 

47277024_1934269849997531_7340112453327388672_o48:貴市の文面には「ブロックを変えることは考えていませんし、…(中略)、事実上ありえないと考えております」と記載されていますが、明らかに独占禁止法に違反するのではないでしょうか。

 

ojimanew0149:工期内完成のために施工していますので、残存パネルの購入も問題ありません。品質管理はどの材料にも行っています。
すでに写真でパターンは提出していますので、それで判断は可能と考えます。
現場代理人も誠実に工事施工に取り組んでおります。貴市においては誠実で早急な対応をお願いします。

 

kouteihyou50:平成31年1月末日まで工期を3ヶ月延長した工程表には市の受付印がある。

 
 
●まるで騙し討ち
 
 平成30年10月22日に現場代理人が陸閘(りっこう)のコンクリート打設を打診すると、市の担当者は「市としては(平成31年)1月末日では工事完了が難しいと考えている。1年、2年の工期延長は論外であるが、工程を見直してはどうか。(中略)これは私個人でなく水産基盤整備室の意見です」と述べています。つまり、1年、2年の工期延長は認められないが、工期を平成31年1月末日からもう少し延長するように提案していることがわかります。このように工期延長に前向きであるように思わせておきながら、2日後の平成30年10月24日に突然「催告書」が届き、平成30年10月31日までに工事が完成していなければ契約を解除すると言ってきました。
 
 これまで施工してはならないと言っておきながら、突然残り6日間で陸閘(りっこう)、樋門(ひもん)を含めて工事を完成するように言ってきたのです。現場代理人は頭の中が真っ白になりました。平成30年8月以降、工期延長協議と引き換えに、工事を止めるように指示し、工事を妨げていたのは市担当者なのです。
 
 「これではまるで騙し討ちではないか!」
 

rikkou0151:材料に工程に基づき適時使用していきます。保管に関しても、弊社規定どおり適正に保管していますので、貴市から必要以上に指示されることではないと考えております。
工期内で工事を終了するために会社一丸となって作業しております。貴市においても、早期工事終了にご協力をお願いします。

 

ojima0752:材料に関してもこれ以上に材料を購入させないような内容になっています。さらに、現材料の保管方法についても、材料を使用できない前提で記載されており、弊社に対して、工事を進行させていような内容になっています。換言すれば、工事を意図的に遅延させる行為と言わざるを得ません。

 

rikkou53:工期延長の協議をしている一方で、市担当者は陸閘(りっこう)や水門の工事を止めるように指示していた。

 

ojima0954:海側から見た防潮堤。

 

ojima0255:平成30年10月24日に突然「催告書」が届き、平成30年10月31日までに小島漁港の工事が完成していなければ工事請負契約を解除すると言ってきた。

 
 
●市担当者によるあからさまな工事妨害
 
 その後も防潮堤完成を目指して工事を行っていたさ中、契約していた生コン会社から突然電話があり「生コンを供給できない」と言われました。現場代理人が工場長に理由を聞くと、「市の担当者から貴社に生コンを出荷しないように指示がありました」と言われました。
 
 市の担当者は弊社の取引先の陸閘(りっこう)、樋門(ひもん)を製作している北海道の業者に「契約解除しました。陸閘(りっこう)、樋門(ひもん)が完成しても受け取れません」と脅迫じみた電話をしていました。なぜ民間同士の契約に市の担当者が介入して、製作を止めるようなことを言い、工事を妨げるのでしょうか。さらに「明神漁港の工事も同じようになります」と言っていました。小島漁港に隣接する明神漁港の工事についても、工事期間が終了していないのにもかかわらず、市担当者が製作中断の指示をし、工事を妨害しているのです。こんなことがあってもよいのでしょうか?
 
 さらに、T室長は、「この建設会社は債務不履行しています。小島漁港の工事契約を解除しました」と保証会社に勝手に電話をかけ、弊社があたかも施工能力がなく、弊社の倒産を示唆し、保証会社に損害金の請求をするようなことを言っていました。T室長は保証会社の事故受付センターへ連絡を入れていました。保証会社の支店長の話によれば「債務不履行とは会社が倒産するという意味があります」と言われました。保証会社の役員から支店長へは、「債務不履行と聞いたけれども、本当なのか?」と確認が入り、支店長は「昨日会社にお伺いし、話もしていましたよ。債務不履行なんて考えられません」と役員には回答したとも聞きました。民間企業同士の契約であるのに、T室長が市に都合のいい一方的な連絡をしたため、保証会社による300億円の補償枠が無くなりました。弊社の信用を傷つける行為は断じて許せません。
 

●DSC_431856:小島漁港の防潮堤はもうすぐ完成する。

 

●DSC_432457:陸閘(りっこう)躯体工事完了!

 

kutai58:陸閘(りっこう)コンクリート打設完了!

 

躯体0259:陸閘(りっこう)躯体工事完了!

 

ojimagyokou60:小島漁港の美しい海岸線。この工事の裏側でとんでもないドラマが繰り広げられている。国民の税金が無駄に使われてはいけない。

 
 
●弊社は話し合いによる解決を望んでいます
 
 工事代金については、現在までに請負代金9億4千400万円のうちのわずか12%である当初着手金1億1千800万円しか頂いていません。平成28年度精算金(25%)、平成29年度前払金(25%)、平成29年度中間前払金(45%)、平成29年度精算金(65.01%)、平成30年度前払金(65.01%)を支払ってもらっていません。これまで工事材料などの支払いは弊社が全て立て替え、大きな負担を強いられて工事を続けてきました。市には速やかに出来高検査を実施し、支払っていただくようにお願いしています。
 
 平成30年12月で出来高は90%に達しています。但し、陸閘(りっこう)、樋門(ひもん)については市の担当者が製作会社に引き取れないと電話したため、設置が止められています。平成31年2月末には100%完成します。弊社は今でも話し合いによる解決を望んでいます。
 
 平成30年12月6日の市の発表を受けて、翌日7日の河北新報などの新聞紙上に「工期大幅に遅れ業者と契約解除」「1年間の指名停止にした」と報じられました。ある日突然契約解除されることは国内で初めてのことです(契約解除するということは施工不可能、倒産、契約を守らない会社などという意味です)。T室長はこんなことを言いふらしてもよいのでしょうか? 実際には工期は大幅に遅れていません。平成31年2月末日には完成します。工期を遅らせようとしているのは市の担当者です。
 
 弊社の社員は皆まじめな社員です。迷惑をかけたことはありません。弊社は震災復興に役に立つ会社であり、必ず役に立つ会社になりたいと思っております。弊社は特殊な技術を持っています。素晴らしい技術を持った社員が多数おります。もうこんな巧妙な落とし穴には嵌めないでください。誰か分かりませんが裏で糸を引いている方、一体何がしたいのですか? 弊社を計画的企みで倒産に追い込みたいのですか? 弊社は迷惑をかけたことは一切ありません。T室長にも迷惑をかけたことはありません。長面漁港・北上漁港の工事も一生懸命工事に取り組みました。T室長の後ろには一体誰がいるのですか?誰の指図でこんな酷いことをしているのですか? 市の担当職員にこんな大それたことはできないと思いますよ。合計金額14億8千万円もの工事代金を支払わないなどということを一部の職員でできるわけがありません。カルヤードグループは4つの工事全てで工事妨害を受けています。担当職員が誰かの指図に従がって・・・? 弊社はある方に挨拶に来ないと怒鳴られ、材料を買わないと言ったら罵詈雑言を浴び、大変な目に遭った事があります。その方が弊社を排除することを考えているのですか? 弊社の生コンプラントは作りたくて作ったプラントではありません。当初生コン組合から弊社に生コンが供給されず、やむなく作ったプラントなのですよ。その生コンプラントのすぐ近くに震災プラントが建てられましたね。「なぜ建てるのかな?」と弊社は震災プラント建設前に「弊社のプラントを使ってもらっても結構ですよ」と言っていましたが、それでも震災プラントは建設されました。震災プラントから出荷される生コンは単価3万6千円です(通常は1万5~8千円)。弊社もその生コンを使うようにと指示があり、震災プラントの生コンを工事に使っていました。ところがある日、T室長が生コン組合に電話をして弊社が請け負った工事の生コン出荷が止められました。生コン組合はどうなっているのですかね? 民民の契約になぜ行政が介入するのですかねえ? T室長さん、生コン組合に電話を入れたり、保証会社に電話を入れたり、弊社の取引先に電話をして工事に必要な製作物を止めたり、契約解除したことを他の取引先に連絡したりなど、弊社に対して何かを企んでいるのですかねえ? T室長さん、震災復興のために頑張ってくださいね・・・???
 

kiji61:平成30年12月7日の河北新報の記事。「工期大幅に遅れ」というのは市の一方的な見解だ。新聞社さん、市の発表を鵜呑みにしないでくださいね。事実は異なるのですよ!

 

shimeiteishi62:指名停止通知書。平成30年12月5日から12カ月の指名停止を受けた。弊社を悪者にして締め出すという魂胆だ。

 

kitagami0163 63:夜の北上漁港。工事は完成しているのに工事代金は支払われていない。

 

myoujin64:夜の明神漁港。現在も工事は続いているが、市担当者から妨害を受け続けている

 

ojima0165:夜の小島漁港。工事陸閘(りっこう)、樋門(ひもん)以外の工事は2月末までに100パーセント完成する。

 

ojima0266:夜の小島漁港。市担当者と工期延長の協議をしていたにもかかわらず、市から突然「催告書」が届いた。

 

ojima0367:夜の小島漁港。グループ全体で約14億8千万円もの工事代金が支払われていない。話し合いによる解決は出来ないのだろうか?

 
 
 震災復興工事の裏側で韓国ドラマのようなとんでもない物語が繰り広げられています。今回のブログでお伝えしたことも、弊社が経験したことの一部でしかありません。次回もまた、震災復興の裏側で行われている韓国ドラマのような物語をお伝えします。
 乞うご期待!
 
 
 
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