■連載第49回■ 上場企業は法律・裁判・弁護士を操り、中小企業・零細企業に時限爆弾を仕掛け、表はいい人を装い、裏では悪魔のように計画的企みで狙った獲物を食いものにする。

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(連載第49回)

目 次


●建物を凶器に変える耐震スリットの施工不備

●電鉄グループさんにとって安全性の確保とは何ですか?

●災害国日本で繰り返される悲劇

●裁判官に見抜かれた南辰のウソ

●「不具合が多いと建物が安全になる」という建築専門家

●控訴審の裏側で進んでいた企み

 
 
 マンションに耐震スリットの不具合があるということは隠れた時限爆弾を抱えている事と同じです。設計図通りに施工されていなくても建築行政は簡単に建物を容認します。被害者が瑕疵を立証できなければ一審判決で南辰が勝訴したように「瑕疵がない」という加害者のウソが通ってしまいます。地震で倒壊し犠牲者が出てからでないと欠陥建物であることが証明できないような国なのですか、日本は? 裁判では当事者自身が瑕疵を立証しなければなりません。弁護士は何もしませんよ。こちらが作成した証拠を提出するだけです。弁護士に頼ったら裁判には勝てませんよ! 自分自身が弁護士だと思って裁判に臨まなければなりませんよ!
 
 
●建物を凶器に変える耐震スリットの施工不備
 
 前回(連載第48回)に引き続き、耐震スリット問題について特集します。平成から令和に改まったばかりの6月22日、NHKのニュース7報道から始まり、国土交通大臣による実態調査の宣言など、にわかに耐震スリット問題がマスコミやネットで取り上げられるようになりました。なぜそんなことになったのか、仕組んだ人たちがいたことをブログで解説している人もいましたが、いずれにせよ、耐震スリット問題が注目を浴び、放置しておけない重大な問題として国(国交省)を動かしたことは欠陥住宅問題を日本から無くすための前進であることに変わりはありません。
 

滝のような雨漏り屋上防水施工の瑕疵による14階室内の雨漏り。屋上から漏れた雨水が滝のように天井から落下した。その後、14階住戸は全室水浸しとなり、カビ、コケ、キノコ類が大発生し悪臭を放つようになった。14階住居は誰も住めなくなってしまった。南辰さん、これでも「瑕疵がない」と言えるのですか?

 

amamori06雨漏りによって14階室内はプールのように水浸しになった。大覚社員は室内の水を処理するのに大変だった。南辰さん、これでも「瑕疵がない」と言えるのですか? 社員はマンション14階全室にビニールを敷き詰め、13階に雨漏りしないよう努力していたのですよ。電鉄さん、トンネルが水浸しになり、電車が雨漏りしても電車を走らせるのですか? これでも「瑕疵がない」と言うのですか? 電車で事故が発生したら、「電車が勝手に事故を起こした」というのですか? 電鉄さんには「何も責任がない」というのですか? 酷い話ですね!

 

fireengineb平成29年9月29日夜、台風による大雨の影響で14階室内の火災報知機が作動し、サイレンがマンション中に鳴り響き、消防隊が出動した。調査すると14階室内の電気配線不良と雨漏りによる誤作動が原因だったが、これも南辰の施工不良だ。南辰さん、これでも「瑕疵がない」と言えるのですか?

 

nikkeislit01日経xTECH(日経アーキテクチュア)電子版の2019(令和元)年7月25日付「構造スリット不備のマンション、国交省が実態調査」の冒頭に「石井啓一国土交通大臣は6月25日、NHKが報じた構造スリットに不備がある全国40以上のマンションについて、実態調査に乗り出すと発言した。閣議後の記者会見で、NHKの質問に答えた。」とある。構造スリット不備問題をこれまで通り放置しておくことはできない。
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/mag/na/18/00006/071800091/

 

006前回のブログ(連載第48回)でもお伝えしているように、大津京ステーションプレイスに存在するおびただしい数(そして種類)の瑕疵を前に、構造スリット施工不備は埋もれてしまいかねない。南辰がこのマンションに行ったことを殺人罪に置き換えて考えると、判決は死刑あるいは終身刑といったところが妥当だろう。もし仮に、それぞれの瑕疵に懲役が科せられるとした場合、耐震スリット施工不備を含む懲役年数の合計は優に100年を超えるだろう。しかしながら、本件は損害賠償事件であるため南辰が賠償金を支払うことで終結している。南辰の罪の重さ、弊社大覚がこの10年間に失ったものに比べると、南辰に科せられた賠償金額はあまりにも低すぎる。本件のような欠陥建物が無くならない要因の一つと思われる。

 

kumamaotoslit01Googleで「構造スリット」を画像検索してヒットした2016(平成28)年5月16日の中日新聞紙面。新聞見出しに「構造スリット有無で明暗」とある。熊本地震で被害に遭ったマンションを調査すると、「構造スリット」を取り入れていないマンションで大きな損傷が生じていたと報じている。

 

kimamoto2016(平成28)年4月14日の熊本地震で倒壊した家屋(ニュースサイトより)。
耐震スリットを取り入れていたとしても、大津京ステーションプレイスのように施工不良によって地震時にスリットの耐震機能が働かないどころか、施工不良が建物の構造耐力を損なう瑕疵であるならば地震時の被害は倍加する。地震に備えて施工したはずが、建物倒壊の要因となりかねない。

 

googleslit01正しく施工されていなければ地震の際に凶器に変わる耐震スリットの問題をこれまで放置してきたのは誰ですか? 南辰のように「安心・安全」と上辺だけは人命を尊重しているようなことを言う一方で、「耐震スリット」の施工方法も知らず、杜撰な工事を改めようとしない、悪質なゼネコンは日本にどれだけあるのでしょうか? 建築行政はそのようなゼネコンさんたちと仲良しのようですけど、地震で倒壊しやすい住居が無くならないのも頷けます。それがあなた方の施策でしょうか? 地方に限らず建築行政の幹部さんたちは建設業界のどこかに天下りすることの方が人の命よりも大切なのでしょうね。

 

amamori0414階室内に発生した滝のような雨漏り。こんな雨漏りのあるマンションはどこにもない。時間の経過によって、108戸全室がこのようになると思いますよ。南辰さん、これでも瑕疵がないのですか? 責任は全部南辰さんにありますよ。瑕疵がないと言って上告していますね。よく考えてみてください。時間の問題で大変なことになりますよ。それでは遅すぎますよ!

 NHKの人気者チコちゃんから「ぼーっと生きてんじゃねーよ」と言われても、多くの日本人は自分の身に迫る危険を他人事のように考えて日々過ごしているのではないでしょうか。大津京ステーションプレイスについて言えば、南辰のコンクリート工事があまりにもずさんであったため、耐震スリットは歪み、曲がり、ずれ、途切れ、在るべきところにありませんでした。耐震性を高めるためのスリットが役に立たないどころか、地震時に人の命を奪うかもしれない凶器に変えられていたのです。人が安心して住むための建物の安全性が確保されていないのです。こんな工事がまかり通り、問題が発覚してからも大津市建築行政は「民事不介入ですから…」と危険な建物を放置してきました。14階から重さ約50キロもの防風スクリーンが落ちてくるような欠陥マンションであっても行政は何もしません。市民を見殺しにして平気なのです。
 

rakka2013(平成25)年9月16日未明、台風の強風により14階(地上約40メートル)廊下に設置されていた約50kgの防風スクリーンが吹き飛ばされてマンション周辺に落下した。近隣マンション駐車場の車5台と飲食店の壁に直撃するなど、一歩間違えば大惨事になっていた。大覚はすぐに落下原因を調査し、報告書をまとめて大津市建築行政に陳情に行った。しかし、担当官はロボットのように「民事不介入です」と言い、人命にかかわる事故の危険性など全く意に介さなかった。

 
 
●電鉄グループさんにとって安全性の確保とは何ですか?
 
 令和元年8月24日の午後にJR神戸線の高架橋で、重さ1.3トンほどのコンクリートがはがれて落下しているのが見つかったと、NHKがニュース番組で報じていました。「JR西日本はコンクリート内部の鉄筋の腐食が原因とみて、同じような場所がないか点検を行うことにしています」と伝えています。南辰の親会社の電鉄さんはこの事故をどのように見ているのでしょうか? JR西日本は安全性確保のための極めて当然の返答をしていると思います。これがもし電鉄さんだったらどんな対応になるのかと考えると、JR西日本と同じものになるかどうか極めて疑わしいと感じます。なぜかと言いますと、重さ約50キロもの防風スクリーンガラス4枚が大津京ステーションプレイス14階から落下する事故があった際に、周辺に多大な損害をもたらし、一歩間違えば人身事故にもなりかねなかったにもかかわらず当時の南辰社長はマンション住民に言いました。
 「建物の安全性は確保されており、瑕疵はない」
 
 控訴審判決後も南辰は「瑕疵はない」と言い張り、現在最高裁に上告しています。電鉄さんの指導があって、南辰さんは住民を蔑ろにするような対応をしてきたのではないでしょうか? 電鉄さんは鉄道設備の周辺住民や乗客の安全性確保を蔑ろにしていると言わざるを得ません。そうでないと言うのなら、南辰が瑕疵だらけのマンションを建てた事実を電鉄さんはどのように説明するのでしょうか?
 

jr012019(令和元)年8月25日のNHKニュースウェブサイトは「JR神戸線高架下にコンクリート落下」についてニュース映像とともに記事を配信している。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190825/2000019496.html

 

jr042019(令和元)年8月25日のNHKニュースウェブサイトでは、剥がれ落ちたコンクリートは長さ約6.5メートル、幅約2.9メートル、重さ系約1.3トンにのぼると伝えている(同サイトのニュース映像より)。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190825/2000019496.html

 

jr022019(令和元)年8月25日のNHKニュースウェブサイトでは、きのう(8月24日)午後2時45分ごろ、JR神戸線の住吉~六甲道の高架橋でコンクリートがはがれて落下しているのが発見されたと伝えている(同サイトのニュース映像より)。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190825/2000019496.html

 

jr052019(令和元)年8月25日のNHKニュースウェブサイトでは、JR西日本は、コンクリート落下がコンクリート内部の鉄筋の腐食が原因とみており、ほかにも落下のおそれがある場所がないか点検を行うことにしていると伝えている(同サイトのニュース映像より)。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190825/2000019496.html

 

nikkeislit02日経xTECH(ケンプラッツ)電子版の2012(平成24年)年10月1日付「震災で160カ所瑕疵発覚、『構造スリット』問題(1)」の冒頭に「東日本大震災が建物の隠れた瑕疵を明らかにした。」とある。構造スリット問題は耐震性に関わるため、もし施工不良があれば、それが原因で建物が倒壊する危険性を孕んでいる。
https://tech.nikkeibp.co.jp/kn/article/building/news/20120913/583150/

 

douga01slit01南海辰村建設 大津欠陥マンション動画。地震の影響を分散するための部材「スリット」は通常なら柱と壁の「あいだ」にはさまれるが…。電鉄さん、電車の下の枕木がきちんと施工されていなければ、電車は安全に運行できません。それと同じですよ。
https://youtu.be/LT8afcRpqUU?t=630
(耐震スリット施工不備を取り扱った「問題②耐震スリットがおかしい」は10分30秒頃にスタート)

 

douga01slit02.施工不良によりスリットが柱や壁の「なか」に埋め込まれた場合、耐震機能を果たすことはできず、構造耐力を低下させている。電鉄さん、耐震スリットがずれていたり、きちんと並んでいなければ、電車は脱線してしまいますよ。マンションもスリットがデタラメであれば必ず倒壊しますよ!
https://youtu.be/LT8afcRpqUU?t=630
(耐震スリット施工不備を取り扱った「問題②耐震スリットがおかしい」は10分30秒頃にスタート)

 

sl06本件建物を調査すると多くの箇所で壁側にあるべきスリット材が歪んで柱のほうにめり込んでいた。柱にめり込んだ箇所は柱の断面欠損を引き起こし、構造耐力を低下させ、建物から耐震性を奪っている。安全性確保のための耐震スリットが正しく施工されていなければ、かえって建物は危険なものになってしまう。枕木を固定するボルトが緩んでいたら、レールが歪み、電車は安全に運行できません。脱線してしまいます。

 
 
●災害国日本で繰り返される悲劇
 
 地震国日本ではこれからも地震発生の際に未曽有の被害が人々を襲うことでしょうね。人が流され、放射能が漏れ、倒れた建物の下敷きになった人々のうめき声が消えた頃、瓦礫の上を市長さんや行政官らが某議員とその仲間と共に歩くのでしょうね。彼らがどんな表情を浮かべ、どんな言葉を市民に掛けるのかは分りません。しかし、これだけは分ります。「こんな危険な建物をどうにかしてください」と藁(わら)をもすがる思いで必死に訴える人々の声を行政は決して聞かなかったということです。行政が市民の声を聞き、何らかの対応をすれば助かったであろう人々は、危険な環境に置き去りにされたまま、やがて災害が発生し瓦礫の下で息絶えます。すぐに報道関係者がやってきます。彼らは災害現場をうろつき、被災者に近寄ります。瓦礫の下に埋まっているかもしれない肉親を捜し疲れて途方に暮れている被災者にマイクを突き付けて、心のゆとりがないままに取材を繰り返すのでしょうね。その横で某議員はいかにも被災者を憐れんでいるかのように振る舞うでしょうが、その裏では何を考えているか分かりませんよ。高額の生コンがまた売れるとほくそ笑んでいるかもしれませんね。
 
 日本で繰り返されるこのような悲劇はもうたくさんです。耐震スリット問題の調査に国交省が乗り出したということは、災害の度に人命がいとも簡単に失われていくことが国益を損なうという当たり前のことに国がやっと気付いたということなのでしょうか?
 

googleslit02Googleで「構造スリット」をニュース検索すると、全国各地で構造スリットの不備が報じられていることが分る。「構造スリットは放っておくと、新築から10年後に数千万円という負担に形を変えて、あなたのマンションを襲うかも知れない」とある。地震が発生し、構造スリットの瑕疵が原因でマンションが倒壊したとしても、倒壊した建物の下敷きになって死んでしまったら「死人に口なし」で片付けられてしまう。日本はそんなマンションだらけだ。

 

161地下ピット(基礎部)を調査すると、壁側にあるべきスリット材が柱にめり込んでいた。被害者が調査しなければ瑕疵は立証できない。南辰のような悪質な施工者はあらゆることを捻じ曲げ、隠蔽しようとする。隠れた瑕疵がどこに潜んでいるか気付かれないうちに地震で倒壊していく建物が日本中に溢れている。

 

shikaori2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災は甚大な被害をもたらし、日本の風景を変えてしまった。安全性の確保を蔑ろにする会社がこれ以上存在してはならない。

 

taiwan20182018年(平成30年)2月7日の台湾東部地震で大きく傾いた倒壊寸前のビル(ニュースサイトより)。

 
 遺体を調べて死因が分るように、震災後の建物被害を調べて初めてスリットの施工不備が多くのマンションに存在する事が明るみになりました。スリットを設置し地震に強い施工をしたはずの建物が、スリットの施工ミスが原因で地震の際に人の命を奪うような危険な建物が建てられました。南辰の社長さんは自社ホームページの挨拶文に「安全・安心」という言葉を使っていますが、人の命をどのように考えているのですか? 南辰の社長さんは控訴審判決を読んだのでしょうか? 未だに謝罪もないあなた方にはずさんな工事によって危険なマンションを建てたという認識はないのでしょうか? 反省もなく罪の意識もないあなた方に必要なのは社会的制裁です。世間はあなた方の言動をよく見ていますよ!
 

sl03耐震スリットの施工不備が原因でクラックが発生している。さらに、南辰は違法で粗悪な生コンを使っていたためジャンカ、コールドジョイントなどのコンクリート不良が多数発生している。生コンはJIS規格のない違法な生コンを使っていた。建築基準法違反である。

 

013耐震スリットがとんでもない箇所に入っていた。デタラメな施工だ。南辰の現場所長も社員、下請業者も耐震スリットの意味が分かっていない。このマンションには耐震スリットがまともに入っているところは一箇所もない。デタラメな施工だ。大津市役所の方もその危険性がわかっていない。よくこれで検査を通したものです!酷すぎますね!

 

sl07コンクリート打設も耐震スリットもデタラメに施工されている。これを電車に置き換えたら、枕木がデタラメに並べられ、ガタガタに設置されていることと同じだ。レールのジョイントもずれていたり、高架の電線が垂れていたり、きちんと配線されていなかったら、電車は安全に運行できませんよ。そんなマンションは必ず倒壊しますよ!

 

ngt地震で倒壊した集合住宅(ニュースサイトより)。南辰が施工した大津京ステーションプレイスには基礎杭がデタラメに施工されていたり、地盤に到達していなかったり、鉄筋が不足していたり、許可のない生コンを使ったりなど、多くの建築基準法違反があった。

 

001耐震スリットがずれて施工されているため、縦にクラックが発生した。地震によって建物が倒壊してしまってからでは遅すぎます。耐震スリットの施工不備は耐震機能を果たさないばかりか、クラックを発生させ建物の構造耐力を低下させているのです。建物を地震の餌食にしているのです。そんなマンションに住みたいと思いますか?

 
 
●裁判官に見抜かれた南辰のウソ
 
 一審、二審と合わせて10年もの年月をかけてあなた方の瑕疵が立証されたのですよ。裁判官は現地で南辰の社員が自らの手で抜いた基礎梁の水平打継ぎ部のコアが目の前で割れて、あなた方南辰が打継ぎ処理をしていなかったことを確認したのですよ。
 
 証人尋問が終わってしばらくして、裁判官は南辰の代理人に現地見分の前に南辰が提出したコア抜き実験に言及し、嫌悪感を顕わに言っていましたね。
 「南辰さんのコア抜き実験は証拠価値が無かったのですね」
 
 打継ぎ処理をちゃんとしていればコアは割れないから、本件建物の打継ぎ部も割れるはずがないと。その後も裁判ではうそをついていましたね。打継ぎ処理をしようがしまいが、打継ぎ部でコンクリートは分離するのが当たり前だと。現地見分でのコア抜き調査で抜き取った全てのコンクリートコアが打継ぎ部で分離したので、それまでの主張を変えたのですね。その時点で裁判官は見抜いていたのですよ。裁判所を愚弄するのもいい加減にしてください。
 

nantatsucore打継ぎ処理をきちんとしていればコアは割れないと主張していた頃の南辰の実験映像。「弊社のやり方であればコアは絶対割れません。大覚が割れるように小細工をしているから割れたのです」と南辰ネズミ部長は言っていた。しかし、弊社は「この建物の打継ぎ部は全部割れます。基礎がバラバラです」と主張していた。南辰は「割れない」と言ってこのビデオ映像を裁判所に提出したのです。「割れる」「割れない」という双方の意見の対立を聞き、裁判長は「それなら現地でコア抜き実験をしましょう」と提案した。

 さらに、裁判官は南辰の代理人に言いましたね。
 「南辰さんの証拠ビデオが信用できないとなると、他の証拠も信用できませんね」
 
 現地見分の後、南辰さんは自分らの嘘を言い繕(つくろ)い、瑕疵をごまかすために新たな建築専門家、権威のある大学教授らを動員して、基礎がバラバラであっても構造耐力が保たれ、安全性は確保されるという意見書を提出しましたね。そんなデタラメな理論が通ってしまったら、南辰のようは杜撰な工事が容認され、日本中どこもかしこも危険な建物が乱立することになります。
 
 南辰の親会社の電鉄グループは安全運行というものをどのように考えているのでしょうか?
 

029電車を安全に運行するためには、枕木をきちんと設計図通りに並べ、ボルトもキチンと締め、高架の電線もきちんと施工し、電車と電車の連結部もしっかりと繋がなければなりません。もし、外れたら大惨事になってしまいます。電車の溶接部もしっかり溶接していなければ大変なことになりませんか。電車の下のスプリングが折れていたり、ボルトがしっかり固定されていなければ電車が脱線し、大惨事になりますよ、電鉄さん!!

 

058ずさんな施工により壁側にあるべきはずの耐震スリットが柱にめりこんでしまっている。大津京ステーションプレイスには一か所としてスリットがまともに入っているところはありません。南辰さん、建築の経験のない下請業者に一括投げしたらダメですよ!電車の運転席に座ったことのない人、経験のない人に運転させたら大変な事故を引き起こしますよ!マンション建築の経験のない下請け業者に施工を丸投げして、まともなマンションが建つわけがありません。このマンションは耐震スリットの施工不備以外にも多くの瑕疵が存在します。危険極まりないマンションを建てて平気なのですか、電鉄さん、南辰さん!!

 

225南辰さんが大津京ステーションプレイスを建設することに他の目的があったのですか?そうでなければ、これだけ杜撰なマンション、デタラメなマンションを建築するのはなかなか出来ることではありませんよ。このマンションは駅前に建っているマンションですよ!こんなことをしてバレないと思っていたのですか? 何を計画的企み、陰謀・謀略を練り、弊社を追い込み、上場している南辰さんが中小企業の弊社に何をしたかったのですか? 目的は弊社の倒産ですか? 乗っ取りですか? 次々に弊社をいじめ、嫌がらせ、あらゆることをしてきましたね。韓国ドラマそのものですね!

 
 
●「不具合が多いと建物が安全になる」という建築専門家
 

 他人の建築トラブルに首をつっこんで法外な調査費用を請求する人がいることは確かです。弊社大覚が第一審で建物調査を依頼した建築専門家集団はそんな人々の集まりだったのかもしれません。その中の一人は薮田と言う名前で小説「覚くんの日記」に登場している構造計算専門家です。

 薮田は覚くんたち大覚社員に言いました。

 「屋根に構造計算にない350トンものコンクリートが増し打ちされています。構造計算をすればこの建物は大きな地震で倒壊します。建築基準法違反の建物です」

 薮田氏が作成した構造計算書を裁判所に提出すると、南辰は増し打ちの事実を認めたものの、「350トンではなく、245トンの増し打ち」と言ってきた。100トンも生コン重量が軽くなったことに対して薮田は、待ち構えていたように言いました。
 「245トンでも建築基準法違反です。それに加えて、スリットの不具合が3箇所もあれば、構造計算上必ずNGになりますから、少なくとも3箇所以上の不具合を探してください」
 
 すぐに調査を実施すると、17か所のスリットの不具合が見つかりました。担当者が報告すると薮田は言いました。
 「不具合の箇所が多過ぎるなあ。そんなに多くあったら、剛性(ごうせい)が増して、構造計算上安全な建物ということになってしまう・・・」
 

210錆びついた立体駐車場のチェーン。立体駐車場地下ピットには基礎梁コンクリートの水平打継ぎ不良、鉛直打継ぎ不良による打継ぎ部の隙間、無数に存在する貫通クラックを通って地下水が侵入し続け、立体駐車場は新築間もなく使えなくなった。マンション住民はマンションから離れたところに駐車場を借りることを余儀なくされた。

 

sl12本来であれば柱と壁の間に設置されなければならない耐震スリットが柱にめり込んでいた。南辰は耐震スリットの意味が分かっていない。耐震スリットの施工不備がどれほど建物を危険なものにするかまるで分かっていない。

 

sl09南辰の施工不良により、耐震スリットが正常な位置から大きくずれた位置にあった。コンクリートの中に埋もれてしまえば、スリット材の位置は確かめようがなく、こうした瑕疵工事は隠蔽されてしまう。このマンションの地下ピットには耐震スリット以外にも多くの瑕疵が隠蔽されていた。

 
 不具合が多いと建物が安全になるという薮田の説明は明らかにおかしなものです。南辰ならば「こんなに瑕疵が多くても建物の安全性が確保されているから大丈夫です」ととんでもない理屈を言うのでしょうか(一審の判決文も似たようなものでした)。大きな嘘ほど人は騙されると言いますから、薮田と南辰には共通するものがあります。薮田はわざと妙な理屈をつけて、弊社から離れようとしていました。「建築基準法違反だから、必ず勝てます」などと、こちらを安心させて近づき、適当な建物調査が一通り終わり、1200万円もの調査費を受けとると、裁判に深入りする前に姿を消しました。後で自分のせいだと言われないように中途半端な調査だけして「ハイ、サヨナラ」なのです。薮田ら4名を紹介したのも一遍弁護士です。彼らにとって大覚はクライアントの一つでしかなく、裁判の結果がどうなろうと構わなかったのです。一審判決後、一遍は覚くんに「負けたのだから払いなさい。それだけ」と平然と言いました。弁護士はお金を請求する時はニコニコし、後は勝とうが負けようがどうでもいいのです。クライアントのことは度外視で、弁護士同士がお互いに利益を上げることだけに知恵を絞っているのです。自分たちの損得だけです。皆さん、裁判は自分自身が主張し、立証しなければなりませんよ。気を付けてくださいね。弁護士に頼ったら負けますよ。
 
 「必ず勝ちます」などと言う人を信じてはなりません。
 その後、薮田ら建築専門家集団は瑕疵を立証する手だてを欠き、急激にトーンダウンしていきました。その一方で彼らを連れてきた一遍(一審弁護士)は「南辰側から反論が出ていないので、大覚の勝訴です」などとその場しのぎの言葉を繰り返し、手練手管で最後まで覚くんを始めとする大覚社員を騙し続けました。
 

rich025立体駐車場地下ピットには貫通クラックや打継不良箇所から絶えず地下水が侵入し、池のようになっている。車を駐車するためのパレットが水没している。その上に何かがまるで死体のように浮かんでいる。

 

IMG_8644建物調査を開始した当初、地下ピットの外側、すなわち地中に埋もれた基礎周りの土を除いて穴を掘り、その中に緑色の水を溜めておいた。やがて地下ピット内部に緑色の水が侵入してきた。基礎梁の打ち継ぎ不良の隙間、貫通クラックを通って地下ピット内に漏水していることが確かめられた。

 

IMG_1674立体駐車場地下ピットはJIS規格外の違法な生コンが使われていた。品質の確保されないコンクリートは様々なコンクリート不良を発生させた。さらに、基礎梁の水平打ち継ぎ部、鉛直打ち継ぎ部のレイタンス処理がまったく行われておらず基礎コンクリートが一体化していないことが明らかになった。コンクリート不良による無数の貫通クラック、打ち継ぎ箇所の隙間などから外部の地下水が地下ピット内に侵入し、立体駐車場はすぐに使用禁止になった。池のように水の溜まった地下ピットから定期的にポンプで排水しなければならなくなった。こんなマンションが大津京ステーションプレイス以外にあるとは思えない。

 

1875地下ピットでは排水孔(はいすいこう)が逆勾配(ぎゃくこうばい)に施工されていたため、地下水が排出されない。排水溝には漏水によってエフロレッセンス(コンクリート成分)を含んだ地下水が溜まったままになっている。電鉄さん、南辰さん、この写真を見ても「瑕疵がない」と言うのですか?

 

IMG_8072立体駐車場地下ピットに、多くの貫通クラック、基礎梁の打ち継ぎ不良の隙間から地下水が侵入し続け、エフロレッセンス(コンクリート成分)がヘドロのように溜まっている。さらに南辰が施工した地下ピットの排水孔(はいすいこう)が逆勾配(ぎゃくこうばい)になっている為、溜まった地下水を排出することもできない。

 

IMG_8071南辰の工事の杜撰(ずさん)さを物語るかのようにコンクリートから不明な鉄筋が飛び出している。こんなデタラメな工事をした南辰が一審では勝訴した。一審、二審合わせて10年もの年月をかけなければ南辰工事の瑕疵を裁判所に認めてもらうことは出来なかった。この写真を見て、電鉄さん、南辰さん、上告して「瑕疵がない」と言えるのですか? 皆さん、どう思われますか?

 

045打ち継ぎ不良箇所の隙間や貫通クラックを通って絶えず地下水が侵入する地下ピット。孔(あな)の周りにはコンクリート内部の鉄筋の錆び汁と共にエフロレッセンス(コンクリート成分)がこびり付き鍾乳洞のように固まっている。電鉄さん、南辰さん、測量ミスで開けた穴を間違い、慌てて横に穴を開け直しましたが、逆勾配でしたね。これでも瑕疵がないと言って上告するのですか? その場しのぎのデタラメな施工ですよ!

 
 一審では、いつの時点からか裁判の当事者を置き去りにして裁判の帰着点が決められていたのかも知れません。つまり、裏で糸を引くものがあったのかもしれません。建築専門家も途中で調査から手を引いていきました。大覚が勝訴するための瑕疵の立証はまだ不十分であるというのに・・・。

以上は、大覚が全面敗訴した第一審での出来事です。

 
 控訴審でも同じようなことがありました。控訴審では、控訴手続きこそ一遍弁護士にやってもらいましたが、新たな弁護士を探して代理人契約をしました。
控訴審でもいつの時点からか裁判の帰着点が決められていたのかも知れません。スタート時点からかも知れませんし、証人尋問終了後、裁判が和解の話合いに移行した時かも知れません。裏話を聞けば、本当にビックリするようなストーリーですよ! 皆さん、気を付けてくださいよ!
 

IMG_1742水没した立体駐車場地下ピット。車を載せるパレットが水に浸かってしまった。もはや駐車場として使用することはできない。地下ピットには異様な匂いが漂い、衛生上問題があるので、2カ月に1回はポンプで水を抜かなければならない。立体駐車場の近くに行くと、異様な匂いがするので住民の皆さんは大変迷惑しています。

 

072地下ピットに溜まっている水をポンプで排水し、内部を調査すると、打ち継ぎ不良の隙間に大人の手が簡単に入った。これでは外部から絶えず地下水が侵入してきてもおかしくない。建物の基礎のみならず、各階の打ち継ぎ部も施工不良だった。基礎もバラバラ、各階もバラバラだった。こんな施工をしていながら、南辰は「この建物には瑕疵がない」と言って、今でもどこかで工事を続けている。

 

028地下ピット排水後の調査にて撮影。基礎梁に無数に存在する貫通クラックから漏水とともにコンクリート内部のエフロレッセンスが流れ出て、地下ピット床にヘドロのように堆積している。電車の通るトンネルにクラック、ジャンカが多くあり、トンネルが漏水で水浸しになったらどのように電車を走らせるのですか? また、鉄橋の溶接不良やボルトが外れていたら電車の事故が発生し、大惨事になりますよ! 電鉄さん、南辰さん、それでも瑕疵がないといえるのですか?

 

107受水槽(じゅすいそう)地下ピットの床一面に漏水とともにコンクリート内部から流れ出たエフロレッセンスが堆積し、鍾乳洞のように固まっている。異様な匂いがする。衛生上問題があるので、はやく取り除かなければならない。地下ピットの漏水が原因で住民が病気になったら大変です。電鉄さん、南辰さん、責任を取ってください。

 

pit277こちらは基礎梁コンクリート鉛直打ち継ぎ部の施工不良により、コンクリートの隙間から大量の地下水が漏水している箇所。ポンプで地下ピットの水を抜くと、ヘドロのようなエフロレッセンスが壁にこびりつき、床に堆積していた。建物がこんなにひどい状態なのに一審判決で裁判所は南辰の瑕疵を認めず「瑕疵とまでは言えない」と結論付けた。その後も弊社は訴訟を諦めず、南辰工事の瑕疵を立証するまでに一審、二審と合わせて合計10年を費やした。こんな工事をして「瑕疵がない」と言っていた南辰は控訴審判決を認めようとせず、最高裁に上告している。これで「瑕疵がない」と言っている南辰が今でも建設業を続けているということは国民にとって好ましいことだろうか?

 

IMG_1689控訴審が始まり、大覚は基礎コンクリートの水平打継ぎ部、鉛直打継ぎ部を調査した。すると、抜き取ったコンクリートコアはどれも一体化しておらず、基礎がバラバラであることが分かった。

 

IMG_8060地下ピットに施工した排水用の孔(あな)の位置が間違っていた(下の孔)。その後、基礎梁に新たに孔を開ける際に(上の孔)、あばら筋を切断していた。切断したあばら筋が錆びて膨張すればコンクリート破壊が起こる。こんな杜撰(ずさん)な工事しか出来ないのに南辰の社長は自社ホームページに「安心・安全」という言葉を使っている。もう世間を騙し続けることはできませんよ、南辰の社長さん! 間違って孔を開け、鉄筋を切断し、逆勾配の排水溝の施工をして、これでも「瑕疵がない」と言うのですか? 地下ピットの漏水はポンプで抜き取っても、漏水が止まらないのですよ。これで瑕疵がないというのは南辰の社長さん、電鉄の会長さんだけですよ!!

 
 
●控訴審の裏側で進んでいた企み
 
 一審判決後、大覚は控訴を申し立てると同時に、代理人を通して南辰と残代金支払いの交渉を始めた。支払いの取り決めが南辰によって3回も反故にされてしまった。南辰側からの「これでもか!これでもか!」と繰り返される子供のいじめのような変更の要求に対して、なぜ弁護士らはこれほどまでに簡単に押し切られてしまうのか? とうとう交渉が決裂したまま、南辰が一審で仮差押えしていた大覚の不動産物件が仮執行(強制競売)されることに決まってしまった。
 
 一審で敗訴した大覚は、残代金約15億円と遅延損害金約5億円を南辰に支払うように命じられた。残代金を支払わなければ遅延損害金は無くならない。1日約60万円、ひと月で約1800万円、1年間で約2億2000万円も増え続けていく遅延損害金を抱えて裁判を闘うのは自分たちのストレスになるので、残代金を支払ってほしいと弁護士らから説得された。
 

manga01控訴審が始まって間もなく、南辰の計画的陰謀、落とし穴に追い込まれ、大覚はその企みに嵌まり、次々に資産を奪われていった(劇画版『新・覚くんの日記』 第4話)。
http://daikaku-saiban.com/manga/post-708/

 
 火事が発生して家が燃えている。これ以上遅延損害金という炎が燃え広がらないようにしたいと鬼川弁護士らは言っていた。しかし、まずやらなければならなかったことはこの火事で大覚の資産が焼失しないようにすることだった。このままでは南辰が仮差押えしていた大覚の不動産が強制競売に掛けられてしまう。一審の判決を受けて、大覚がまずしなければならなかったことは、控訴の提起とともに、強制執行停止の申立てをすることだった。しかし、燃え広がる遅延損害金という炎の勢いに圧倒され、弁護士らが何を考えていたかは分からないが、南辰と無益な交渉を始めてしまった。弁護士らは自分たちに膨れ上がる遅延損害金のストレスがのしかかってくるから、残代金を支払ってくださいと何回も何回も覚くんに言ってきた。覚くんは根負けしてしまった。
 

manga02大覚が残代金を支払う段取りをしていると南辰は1回、2回、3回と支払期日を一方的に変えてきた(劇画版『新・覚くんの日記』 第6話)。
http://daikaku-saiban.com/manga/post-726/

 
 「勝ったら全部戻ってきますから」という弁護士らの言葉に騙されてしまった。残代金約15億円を払うことになり、1回目の支払いの取り決めが反故にされ、2回目も支払う直前に反故にされ、これで最後と思っていた3回目も反故にされてしまった。何度も反故にされ、4回目は、これ以上南辰に騙されるわけにはいかなかった。競売執行停止の手続きをするには時間がなかった。これらはすべて弁護士らによる時間稼ぎだったのではないだろうか?
 
 弁護士同士の取り決めなのに、なぜこんなに反故にされなければならないのか。結局時間切れになってしまい、強制競売を止めることは出来なかった。鬼川弁護士は涼しい顔をしていた。
 

189漏水により水没した地下ピット。電鉄さん、トンネルが漏水して水が池のように溜まっていたら、電車は走れますか? 鉄橋のボルトが外れていたり、溶接が外れていたり、コンクリートにクラックやジャンカが出来ていても、その上に電車を走らせるのですか? 大惨事になりますよ!!

 

chika32地下ピット床に堆積して固くなったエフロレッセンス。およそ8年前に撮影されたものだが、こんなマンションを建てた南辰は今でも建設業を営んでいる。こんなに危険な住居を建てた南辰の親会社は電鉄会社だ。毎日、通勤通学する人々を乗せて運行する電車に安全性の確保は不可欠だ。簡単には引越しできないマンション住人に対して、このマンションは安全であると、果たして控訴審判決が言い渡された今でも南辰は堂々と「瑕疵がない」と言えるのだろうか?

 

IMG_1710基礎梁の鉛直打ち継ぎ部には大きな隙間があった。こんな工事はあり得ない。南辰はどうせ地下だからと瑕疵工事を隠蔽できると思っていたのだろうか。基礎が隙間だらけだと、やがて外部から地下水が侵入しくるのだから、隠しようもない。一審で南辰は地下ピットに水が溜まるのはメンテナンスが悪いからだと言っていた。そんなウソとデタラメを10年間裁判で言い続けていた。孔の位置を間違え、もう1度孔をあけその際に鉄筋を切断していた。その孔は逆勾配で排水されない。それでも瑕疵がないと言うのですか? このマンションに瑕疵がないというのは南辰さんだけですよ。デタラメな施工です。マンション建設の経験がない業者に一括施工(丸投げ)したらダメですよ!! 建設業法違反ですよ!

 

209立体駐車場地下ピットは池のようになり、水に浸かっていたチェーンは錆びついていた。このチェーンを動かしたら、どうなると思いますか? 電鉄さん、レールが錆び、ボルトが錆び、溶接が錆び、鉄骨が錆びていても、電車を走らせますか? 大惨事になりますよ! このチェーンを見ても、瑕疵がないというのですか? 南辰さん、これが車を載せるパレットのチェーンですか?

 

127基礎梁の貫通クラックから絶えず漏水しているので、コンクリート内部の鉄筋が錆びてコンクリート成分とともに錆が流れ出て、鍾乳洞のように固まっている。

 控訴審が始まって間もなく、南辰の計画的陰謀、落とし穴に追い込まれ、大覚はその企みに嵌められ資産を南辰に乗っ取られていった。南辰はこの裁判とは関係のない物件まで競売に掛けてきた。弊社の社員を買収し、会社内部の情報を得て、陰謀謀略の落とし穴を仕掛けていったのだ。
 
 双方の弁護士による交渉の当初、15億円を支払えば、14.5パーセントだった遅延損害金の金利が3パーセントに引き下げられ、仮差押えされている不動産物件の仮執行(競売)も止めることになった。その支払方法について、15億円を2回に分け、その年の6月に6億円、残りの9億円を翌年4月に支払うことで合意した。
 ところが、支払いの直前に「翌年4月の支払いを1か月前倒しの3月に変更しろ。従わなければこの話はなかった事にする」と南辰が言ってきた。やむなく変更を承諾して支払うことになった。ところが、南辰は再び変更を要求してきた。
 
 今度は6月に6億、12月に3億、翌年3月に6億円を支払えと言ってきた。
 しかしこれで終わりではなかった、次も南辰は、6月に6億円、9月に3億円、12月に3億円、翌年3月に3億円支払えと変更を言ってきた。
 大覚が支払う段取りをしていると南辰は1回、2回、3回と支払期日を一方的に変えてきた。弁護士同士の話し合いですよ。弊社が3回も支払う段取りをしていたのに、両社の弁護士は何を考えていたのだろうか? 3回も反故にされ、4回目は我慢の限界だった。大覚が支払いたくても、南辰が阻止を繰り返すという無駄な交渉をこれ以上続けることは出来なかった。
 覚くんは支払うはずだった15億円を軍資金にして控訴審を闘う決意を新たにした。
 

manga03「幽霊マンションに住んでいると言われ、子供が学校でいじめられてます」と、マンション住民が覚くんに相談に来た(マンガ版「覚くんの日記」第10話)。
http://daikaku-saiban.com/manga/post-523/

 代理人同士で交渉しているように見せかけて、南辰は時間稼ぎをしていたのだった。競売執行停止の手続きは間に合わず、大覚の不動産が次々に競売に掛けられてしまった。大覚社員が買収され、会社内部の情報が南辰に漏れていた。
 
 次々に強制競売が始まり、大津市山上町土地、京都市山科区厨子奥のマンション用地、大津京ステーションプレイス49戸、大津京駅前のマンション一室が大覚から奪われていった。弁護士らがしていたことは火事場泥棒の手助けでしかなかった。鬼川弁護士らは南辰に時間稼ぎをさせてしまった。弊社の資産がすっかり南辰に奪われてしまった。鬼川弁護士のとんでもない指導によって大覚は大変な目に会ってしまった。
 
 控訴審での最初の躓き(つまづき)によって大覚は多くのものを失った。
 
 強制競売については次のようなエピソードもある。
 ある時、大津京ステーションプレイスの住民の方が大覚にやって来た。覚くんにお願いがあるという。
 「幽霊マンションに住んでいる」と言われ子供が学校でいじめられているので、是非住戸を買取ってほしいと言ってきた。
 覚くんは「そんなことをしたら、すぐに南辰が差押えをして、競売に掛けますから、裁判が終わるまで何とか我慢していただけませんか」とその申入れを断っていたが、「お願いですから」と涙まで流されて、とうとう断り切れず、販売価格で買取った。
 覚くんが予想していた通りだった。この合意解除の情報がすぐに南辰側に流れ、南辰はこの住戸を競売に掛けてきた。
 南辰に内通する者がいたことに思い至ったが、時すでに遅し。その内通者は仮差押えを止める手続きさえも怠っていた。後に、「うっかりしていました」と言い訳を繰り返していたが、意図的だったことは明らかだ。住民から買取った約30室も競売に掛けられる寸前だった。
 

gmap大津京ステーションプレイスは街のど真ん中、しかも駅前に建っています。このマンションが倒れたら大惨事になり、多くの犠牲者がでますよ。マンション住民のみならず、周辺住民、通勤通学の方々も危険に晒されています。電鉄さん、南辰さん、街のど真ん中にこんなデタラメなマンションを建てていいのですか? こんな危険な建物を放置していていいのですか? これは計画的企み、陰謀・謀略以外のなにものでもありませんよ!!

 

★012毎日これだけ多くの方々が利用する駅前ですよ。その横に大津京ステーションプレイスが建っているのですよ! お金儲けのためなら、人がどんな危険な目に会おうとお構いなしなのですか? 電鉄さんも人の命を預かって毎日電車を走らせているのでしょう? こんな危険な建物を建てたらダメですよ!

 

toukai大津京ステーションプレイスは倒壊寸前の危険な状態にある。南辰さんはこれでも「瑕疵がない」と言って上告したのですね?

 しかし、証人尋問が終わり、和解の話が裁判所から出てきた頃から、この裁判がどの様な形で解決するのかが問題なのに、弁護士らはクライアントである大覚と相談もせず、自分の考えで早く和解を成立させようとしていた。和解について、クライアントの話を一切聞かず、早く裁判を終わらせ、報酬金を得ることばかりを考えていた。「裁判所が何を考えているかわかりません。何も言ってきません」と言っていたが、それはウソだった。和解の話が始まった頃、裁判所は「南辰に建物を引き渡す形で和解を進められるか検討してください」と言っていたことが後になって分かった。しかし、当時弁護士らは意図的に裁判所の意向をクライアントの大覚に隠し続けていた。大覚の意向は解体再築が大前提だったが、その話は裁判所にも南辰にも届いていなかった。弊社を除けものにして、相手方の弁護士と勝手に和解の話を進めていた。弁護士にあるまじき行動だった。弁護士らは5年間も裁判を一緒に闘ってきたのに、「大覚は従業員もほとんどおらず、見るべき資産もない。賠償金を得たら直ちに事業を散逸(さんいつ)する」ととんでもないウソばかり言っていた。
 
 代理人として裁判所の意向を大覚に伝えなければならないはずの鬼川弁護士らが、クライアントに対する誠実義務を果たしていなかったのです。次回、鬼川弁護士らの言動について詳しくお伝えします。
 裁判所が主導し鬼川弁護士らが密かに進めていた和解案に乗っていたらどうなっていたか・・・。韓国ドラマよりも酷いストーリーですよ。
 
 乞うご期待ください!!
 
 
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